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第一話 一匹、いや一人の猫の始まり

※注意※ 

初投稿なのでうまく行かない部分があるかもしれません。

不定期投稿です。。。ご了承ください

「えっと......ここ、どこ?」

第一声はそこから始まった。

今、水を飲んだ泉は自分の目の前にあるが、あたりが全く違う。

さっきまでいたところは、木々や雑草が生い茂って全く手入れされていない感じだった。そのおかげか、雀やメジロがたくさん泉によってきていた。私が来ると逃げてしまったけれど。

しかし、今いるところは違う。少なくとも雑草がちゃんと切られていて、膝のあたりまであった草はすべて靴の下まで下がっていることに気づいた。

水を飲んでいた時間は1分か2分程度だ。その時間だけでこんなたくさんの草を切ることができるだろうか。いや、そんな魔法みたいなことできるわけがない。

魔法や術とか言ったものはおおかた嘘。それが()の人間の常識だ。出てくると言っても大体小説や漫画、アニメ、映画などといったものの中だけでしか出てこない。占い師、呪い師(まじないし)というのも偽者だろう。

本当に現実で魔法や術というものが使えるなら、使ってみたい。傷を簡単に治す魔法、敵の動きを封印できる術......そういうものに、誰しも憧れたことがあるはずだ。

厨二病思考で考えていると、ザクッザクッと何かが歩いている音が聞こえた。音は大きくなってくる。私はさっと木の陰に隠れた。

私の動きに気づいたらしい、こっちへ来る速度が早くなった気がする。

私は木に寄って、何かが来るのを待った。

ザクッザクッという音が聞こえなくなった。

しばらくすると、私が隠れている木に向かってくるのにまたザクザクと音がする。

そして——

「誰かいるのか?」

木の陰を覗いてきた〈それ〉はそこに隠れていた私と目が合った。

目が合った瞬間———

......私は悲鳴をあげた。

読んでくださった方へ


初投稿の第一話、読んでくださりありがとうございます!

まだまだわからないことも多いですが、頑張って行きますので、応援してくださると幸いです。

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