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91話 『プロローグ:世界創世記』

第2章始まりました!皆さんぜひ評価感想ブクマをよろしくお願いします!

 ――10万年前


 何もないこの世界に1人の神が現れた。

 その神は何もない世界に退屈を感じて人間と魔獣を作り出した。


 しかし人間と魔獣はのちに領域の争いを行うようになった。

 魔獣は生まれつき持っている力を、人間は生まれつき持っている知能を武器にして争った。


 数万年にも及ぶ戦争によって人間が勝利し、魔獣を別世界に封印することに成功したのだ。


 人間は魔獣と争うことによって文明を一気に発展していったのだが、その魔獣がいなくなったことによってそこで文明は数万年にも及び停滞した。



 ――1万年前


 神はまたもや退屈に感じて、2人の人間を生み出した。

 一人は善意に満ち溢れた人間、もう1人は悪意に満ち溢れた人間、その考えの違う2人は対立し、それぞれの文明を発展させた。


 善意に満ち溢れた人間が立ち上げた国を聖霊王国、悪意に満ち溢れた人間が立ち上げた国を悪魔帝国ができ、全ての人間がそのどちらかの勢力に属する形になった。


 聖霊王国、悪魔帝国、2人の王は時を経てやがてそれぞれ聖霊王、魔王となった。

 聖霊王は聖霊と呼ばれる部下を率いて聖霊軍をつくり、魔王は悪魔と呼ばれる部下を率いて悪魔軍をつくり、2つの軍は数千年に渡る戦争を始めた。




 ――1000年前


 ついにその長い戦争は終結した。

 勝者は聖霊王国、敗北した悪魔帝国は魔王の一族を滅ぼして戦争中に出会った争いの好まない悪魔の一族を新たな魔王にして、別世界に追放した。


 聖霊王国も自分たちの力が強すぎるためにこの世界の秩序を乱していることに気づき、聖霊王国も新たな別世界を創りあげて、移住した。


 聖霊が住む世界を聖霊界、悪魔が住む世界を悪魔界と呼ばれるようになった。


 しかしその頃に、数万年前に別世界に封印した魔獣たちの封印が弱まっていたのだ。


 それを知った2つの世界は魔獣が封印されている世界、魔獣界を互いの力をぶつけ合って永遠の封印をした。




 ――現在


「それから現在までずっと魔獣たちが出現することはなかったんだ」


 フリックは黒板に下手くそな図を描きながら説明した。どれほど下手な絵かというと点と実線だけを用いた絵描き歌よりもクオリティの低い、幼稚園児の落書きのような絵である。


「みんなちゃんと理解できたかい?」


「先生の説明は分かりやすくていいね! その下手な絵さえなければの話だけどね!」


 フリックの問いかけに颯太はニヤニヤと黒板の絵をバカにしながら答える。

 フリックは怒りを我慢しながら作り笑いを浮かべながら聞いていた。


「だってそうだろ? あの絵じゃどっちが聖霊でどっちが悪魔かわかんねーじゃん!」


 黒板に描かれている聖霊と悪魔にはそれぞれ矢印で説明書きされているから一応見分けがつく。

 だが、その絵は壊滅的に酷く、確かに同じ絵のようにしか見えない。

 フリックは平常心を保とうと必死にニコニコしながら颯太の話を聞いていたが、額には怒筋が浮かび上がっていた。

 それに気づいたリーナは小さい声で


「颯太、いい加減これ以上先生を挑発するな!」


と注意を促していたのだが、この馬鹿は彼女の話を全く聞かず、


「終いにはなんだあ? あの魔獣の絵は! プクク! 魔獣はゆるキャラじゃないんだぞ!」


とほとんど笑いを隠せていない顔でさらに煽った。

 他の生徒もそう他の言葉で吹き出しそうになっていたが、後が怖いから必死に(こら)えていた。


「とにかく先生の絵は酷い。一度幼稚園にでも行って園児たちと一緒に絵でも……」


 颯太がそう言った瞬間、颯太はフリックの魔力が一気に上がっていることに気づいた。


「雨宮くん……」


「どうしたの? 先生……なんか目がすげえ怖いんだけど……」


「廊下にトゥワットケェェェェェ!!!!!」


 バキーーーーーン!!!!!!


 颯太はフリックに光の速度で殴られて廊下にぶっ飛ばされた。

 ロゼは今の一撃がジェンダーウロスを倒したときの攻撃よりも高いのではないかと思っていた。

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