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Ðrop out  作者: 夜姫砅
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序章

 いつだってそうだ。力を持つものが生き残り、力無き者は地に伏せる。


 そんな光景を()()()()()()()()()


 朝日がまぶしい。眠い目をこすりながら今が朝だということを認識する。時計の針は既に八時を過ぎていた。

 「遅刻だ…」

 最悪の気分で朝の支度を始める。朝飯を食う時間はない。代わりに()()()()()()()()()()()

 

 僕の名は神崎双樹(かんざきそうじゅ)。十六歳。この春から風陰(ふういん)高校の生徒である。

 家から学校まで()()()()()()三十分かかる。普通なら遅刻確定だが、僕は違う。八時五分に自宅を出て八時七分に学校に到着した。

 この異常な速さは、さっき朝食代わりに食べた青いドロップ。スキルドロップだ。

 

 中学一年の夏に突然、左手の手のひらに紋様が現れて、そこからドロップが生み出せるようになった。

 最初はよくわからなくて、食べてみたがこのドロップの効果を僕はすぐに理解した。足が異様に軽い。

 外を走ると百メートルぐらいを三秒ほどで走り終えていた。しかも五割ほどの走りで。


 このことから寝坊しても焦るには焦るが実際に遅刻することはない。学校の門に到着すると同じ制 服を着た人がたくさんいる。よっかた場所は間違えていない。

 クラスを確認し、教室に入る。一年B組だ。教室に入って右から二番目の一番後ろ席に座る。ここが僕の席だ。

 やがてHRが始まると後ろのドアがそっと空き一人の女の子が入ってきた、彼女は口に人差し指を当てシーっと、アクションをとる。僕は笑顔で小さく手を振る。

 無事に教室に入った彼女は僕の右隣の空いた席に座る。

 「私緑川沙羅、よろしくね」

 

 この時から僕の地獄は再び始まった



初めて小説を書いたので、至らない点が沢山ありますが楽しんで貰えると嬉しいです

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