エピローグ
魔法
それはかつてこの宇宙が生まれたとき、同時に生まれた神々によって創り出されたものである。
使い方は多種多様。戦うもよし、仕事にするもよし。勿論、楽して生きるためでも。
だが、魔法には弱点があった。
それはあまりにも強大過ぎること。
これに人類は困らない。だが、魔法を創り出した神々が困るのだ。
理由は一つ、自分たちより強い人類がいたらどうする?負けてしまうだろう。
自分の創ったもので負けてしまうなど、笑い話では済まされない。
神としての地位を失い、この世界から存在を消されてしまう。
だから、決して負けぬよう、神々は上限を設けた。
だが、神々が設けたのは数字的な上限。魔力の上限では無かったのだ。
そして、創造神との約束を破るものでもあった。
上限を設ける、すなわちそれは資源が枯渇してしまうのである。
よって、創造神は罰として光と闇、発生と消滅の魔法を創り上げ、創造神自らの限界を∞とした。
本来は 炎 氷 大気 地面 電気 治癒 をもとに、
火属性 水属性 風属性 土属性 雷属性 回復属性が創られた。
そこに光属性と闇属性を付け足したのである。
属性は、一人に一つ適するものが必ずある。適性属性が無かったものはいない。
更に上限を取り払ったのである。なので自然に最高値は∞となった。
そして創造神は、眠りについた。現在、139億年間眠っている。はずだった。
創造神が目を覚ましたなんて誰も気付きもしなかった。
しかし、神々はバレないように上限のようなものを再び設けた。すなわち、人類を騙したのだ。
現在、9999が最高とされている。
なので、最高値は9999である。まぁそんな数値を叩き出した人類は5~10人ぐらいだった。
なぜ9999なのかというと、10000を越えるとその属性は覚醒してしまうからである。
覚醒すると、文字通りの神の領域に達するのである。
それを恐れて上限を設けた。
だが創造神は目を覚ました。そしてこの世界を知らないものに自分の持つ力を与え、偵察させるのだ。
ちゃんとやってるか、自分以外で見てみるのである。