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運命

作者: 月夜 梨花

自己満足。

心の闇。

不快にさせる事があります。

興味本位で読むのはお控えください。

誹謗中傷は受け付けません。

あくまで読むのは自己責任でお願いします。
















 学生時代、否定され続け、誰も味方がいない環境。誰も認めてくれない。どんなに努力し話しかけても無視され、死ねと、バカにされ続ける日々。

 ああ、人生はなんて残酷なのだろうと、所詮そんなものなのか、と。

 どんなに人が好きで、どんなに人に優しくしても、それをうざいと思われ煙たがれ良い子ぶるな偽善者と言われる日々。

 過去に縛られ、苦しみ、悲しみ、何度もフラッシュバックし、『消えたい』と思ったことか。


 ──さぁ、吠えようか。

 お前らいじめっ子なんかに負けないと。私は何も悪いことをした覚えはない。

何度も聞いた。だが、お前らは何も答えず無視し、バカにし続けた。

 どんなに優しく接しても、どんなに友好的にしようとも、気持ち悪がられ煙たがれ続けた。


 言い返せない人間だったから、虐めたんだろ。

 ストレスのはけ口だったんだよな? よかったな、ストレスのはけ口に僕がいてさ。

 お前らのお陰で今も苦しいし悲しいんだよ。


 でもな、僕はお前たちを恨みはしないよ。そんなん人生の無駄だし、くだらないこと。

 それよりも、僕は、お前らより人に優しく強くなってやる。

 お前らに受けたこの傷は、この苦しみは、お前らには決して理解できないもの。

 それなら、同じような傷を抱えた人たちに希望を与える存在になってやる。


 苦しい運命なんて打ち破ってやる。何度も何度も失敗しようと、何度も何度も消えたいと思っても、立ち上がり、また誰かを救う為に動いてやる。


 心根の腐ったお前らよりも、強く優しく温かい存在になってやるよ。

 最悪の運命を、最高の運命にしてやるよ。お前らが一生できないような、最高の運命に。

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