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とある学生の日常

作者: 咲庸

 


 カンコンといつものように授業の終わりの鐘が鳴り響くと生徒たちは部活や帰宅をする準備をする。玄関からはまばらながらも既に出ている生徒もいる。そんな風景を見ながら自分も帰宅の準備を進める。

 時刻は午後4時2月、日も徐々に暮れ始める時間のためイツト・ルーツは素早く玄関に向かう。


 全校人数2000人以上、小中高、専門分野で分かれるこの学園は国が作ったもので敷地もかなり広く設備も最新のものが揃っているのに学費が国負担してくれるため他に比べると高くはないことで有名だ。また専門分野といって、魔法学、医療学、経営学に大きく分かれその下に魔導科や刻印科など細かく分かれる。イツトは医療学治療科の学生だ、成績は平均よりできる方である。

 この学園には寮もあるのだが、抽選で外れてしまったため近いところに部屋をかりている。そのため食費などの他にも部屋代も稼がなくてはならないため予定よりも多くバイトを掛け持ちしている。午後5時から午後7時まで飲食店でのバイト、午後8時から午後10時までギルドの書類整理という具合に働いているのだ。しかし一応奨学生であるため学費のみ免除されているのは唯一の救いである。


 今日も特に問題もなくバイトを終え、自分の部屋に戻るため帰路に着く。薄暗い道を歩き公園の前を通り過ぎる。しかし、この時間帯に居てはいけない子供が一人で遊んでいるのを見つけ足を止める。

 声をかけるか、いやもしかしたら親が近くにいるのかも知れない、不審者に間違われるかもしないい……。色々な考えが頭を過ったが、周りには人影すらも見えないため声をかけることにした。近くに寄ると子供はどうやら女の子のようだ。そして怖がらせないようにゆっくり優しく声をかける。


「こんばんは、こんな時間に何をしてるの?」


 少女は少しビクッと動き緊張した顔でこちらを向いた。


「ぱ、パパとママがお仕事終わるまでここで待ってるの」


「そうなんだ、でも一人でここにいると危ないからお父さんとお母さんの仕事場で待たせてもらった方がいいよ。近くまで送るよ?」


 少女は慌てた表情で大丈夫といい走ってどこかへ行ってしまう、少し追いかけたがすぐに見失ってしまった。心配だが多分大丈夫だろう。自分もとっとと帰って予習と復習をしないとなと思いながらその場を去った。



 翌日、今日の授業も問題なく終え先生がそろそろテストがあるという事を言うとクラスメイトは今後の計画を立てているのか思案顔になる人が多い。そんな自分もバイト先にそろそろ休みの話をしようと考えていると後ろから肩を叩かれ振り向く。


「ね~イツト、テストも近い訳だからいつものいい?」


 明るい感じで話し掛けてきたのは、同じクラスのレイル・ホワイトだ。『いつもの』とは俺が彼女に勉強を教えるという毎回やっている勉強会だ。こいつが赤点を回避してるのは俺のおかげと言っても過言ではないだろう、それに自分の勉強にもなるため特に断りはしない。


「逆に断ったらどうするのか気になるが……。で、いつから教えればいいんだ?」


「イツトが断るわけないじゃん。えっとね、明日からでもいいかな」


 俺にだって断る時だってあるかもしれないだろ、考えたがやっぱりないな。


「そいつは急だな、いつもなら2週間前に始めるのにまだ1か月も前だぞ」


「……実はさ、私だけじゃなくてもう1人呼んだんだけど大丈夫だよね……?」


 もう1人か、こいつ以上のバカじゃない限り何とかなるだろうし問題ないだろう。やばいな急いでバイト先に連絡入れないとな。


「たぶん大丈夫じゃないか、ただいつも通りのスピードは変えないから予め言っておけよ」


「うん、分かった! それじゃあよろしくね」


 レイルはもう1人の所に行くのか荷物を持って早々に行ってしまった。

 全く……なんて眩しい笑顔だ。あんな笑顔されたら断れる男子なんていないだろうよ。――――バイト先への連絡という言葉を思い出し、自分も急いで荷物をまとめ教室を出た。



無事バイトの休みを獲得した俺は少し安心しながら帰路についている。毎年この時期にテストという事もあってか簡単に休めた。学園様様だなと思いながら公園の前を通り過ぎる――――ことは出来ず、また昨日の少女が公園で一人遊んでいた。

 おいおい、あの子の両親は何をやってるんだよ。昨日俺が話かけた時点で危ないとか思って近くに置いとくだろ……。または昨日のあの子の発言は嘘という事になるか、だが嘘をつくメリットはないはずだ。俺に関わられたくないならこの公園にはいないだろうしな。

 さて、声をかけてみるか――――――――そう思い足を運ぼうとすると既に少女の元に男性が近づいて話し掛けていた。父親か知り合いの誰かだろうし、今日は大丈夫そうだから黙って帰りますか。

 再びいつもの帰り道に戻ろうとした時、少女の叫び声が聞こえた。

 急いで公園に戻り、駆け寄ってみると先ほどの男性がズボンを下げながら少女を抑え込んでいた。

 え、ちょっとあれはないわー。マジドン引きなんですけどー。などと考えながら男の背中を全力で蹴る。すると男性は少女から離れ何が起こったか分からない表情と背中の痛みで混乱していた。

 はぁ、仕方ない。一旦この子を俺の部屋まで避難させて明日の朝にでも少女の親元に行って謝ってこよう。そう決断し少女の手を取り、逃げるぞと言いながらいつもの道を少女と走った。


 部屋に着き荷物を置きながら電気を点ける。改めて少女の姿を見ると髪や服などしばらく洗っていないのか薄汚れていた。ケガの方は特になかったのでよかった。心のケアが最優先で必要だが男の俺が話すとさらに怯えてしまうかもしれないのでレイルに電話をし至急来てほしいと連絡を入れる。レイルが来る間、温かいココアを作り少女に渡して距離を置いておく。少女はどこか一点を見つめたまま少しも動かない。

 不味いな……、レイル頼むから早く来てくれないかと自分には何もできないと責めながら彼女の到着を待つ。


 呼び鈴がなり急いで玄関に向かい扉を開けるとレイルが息を切らしながら中に入ってくる。


「……はぁ…急いで来たけど……はぁはぁ…ちょっと運動不足で……少し待って…」


 レイルの息が整うのを待ちながら、先ほど起こったことを説明し少女と話すついでにお風呂に入ってほしいと伝える。

 レイルは話を聞きながらかなり驚いていたが話をすると分かったとすぐに返事をしてくれ少女の隣に座り話し始めた。少し、本当に少しずつだが少女も話始めていた。俺は邪魔してはいけないと思い2人だけにする。


 これでなんとかなったと安心しながら、風呂の準備をする。しかしここで問題が一つあった。

 ――――2人の服どうしよう。


「お、おいレイル! お前らの服どうしよう!?」


 実年齢=彼女いない歴の俺は慌ててしまったのか勢いよく2人のいる部屋に入ってしまった。先ほどまで無表情で動かなかった少女が笑顔で話していた、が俺のせいか驚いた表情と少し怯えた様にしていた。


「悪い、邪魔したみたいだな……」


「ノエルちゃんあのお兄さんは大丈夫だからね~。イツトのTシャツとジャージとかで別にいいよ、ノエルちゃんもそれでいいかも。明日は学校休みだし1日くらいなら大丈夫でしょ?」


 了解の返事をしながら着替えを出しておく。あれよくよく考えたら下着はどうすんだ? 落ち着け大丈夫だ。なかったらないとその時に言われるはずだ。その時のことはその時に考えるんだ。


「イツト~、じゃあ入ってくるからね。あと動揺しすぎだよ」


 レイルは少女と風呂場に消えていった。うん、動揺してんのやっぱりばれてたな。……恥ずかしい。


 2人が一時期的にだがいなくなったことでかなり緊張が解け肩の荷がおりた。ソファの上で今後のことを考える。

 まずあの少女――――ノエルを家に送り届ないといけないし謝罪の言葉を考えておかないといけないかもな。レイルと一緒に行ってそのまま勉強会をすれば問題はないだろう。


「お風呂あがったよ~。イツトも次どうぞ」


 ここは俺の部屋なんだがな……。

 風呂場から出てきた2人を見て顔が自然と熱くなる。レイルはいつもの事ながら眩しいのだが、ノエルが綺麗になったことで輝きがいつもの2倍になっている。

 今日はきちんと眠れるかなと考えながら風呂場に向かう。





 午前8時

 いつも通りの時刻で目が覚める。ただいつもと違うのはソファで寝ている事、そして今もベッドで寝ている2人がいる事。

 2人を起こさないように朝食の支度をする。

 フライパンを火にかけ油をひいておき、冷蔵庫から卵を3つ取り出し割ってフライパンの上に落していく。少しの水を入れ蓋をかぶせておきながら食パンの準備を進める。他にも冷蔵庫の中からレタスとトマトを取り出していると、トテトテとこちらに来る足音が聞こえ振り向くとノエルがもじもじとしていた。


「手伝ってくれるか?」


 笑顔で問いかけると恥ずかしそうに近くに寄り、何をすればいいの? と目で語り掛けてくる。レタスを何枚か洗って皿に盛りつけてくれと指示すると、初めてなのか上手くできていないが何とかやってくれている。その間にトマトを切ってノエルが盛り付けた皿に添えていく。

 会話は無いがなぜかノエルと打ち解けられたような気がする。


 2人で朝食を運び終え寝坊助を起こしに行く。ノエルはよくレイルの抱き着きから抜けて起きてきたな。正直、それでも起きないあいつがこの先不安になってきた。


「おい、レイル起きろ! 飯の準備できたぞ。ノエルはとっくの昔に起きて手伝ってくれたのにお前は……」


 ノエルは俺に名前を呼ばれてなんで知ってるのみたいな表情をしているが気にしないでおこう。


「え、嘘!? 私が離さないように抱き着いてたはずなのに……。あ、おはよう~イツト」


「おう、おはよう寝坊助。飯食うから早く起きろ」


 3人で朝食を食べ、この後の事を話しあう。そういえばノエルについて全く聞いてなかったな。


「さて、ノエルの事についてだがこの後両親のもとに行って謝罪をと考えているんだが――――――――」


 レイルがその事なんだけど、と急に声をあげる。ノエルは顔を下に向き始めた。


「あのね、ノエルちゃん実は両親が既に亡くなってるんだって……」


「お、おい。それはどういうことだよ……。なら何でこの都市にいるんだよ、中学生以下は保護者がいないと滞在できないはずだろ」


 するとノエルが立ち上がり泣きそうな顔になりながらあとは私が話すと言い、話し始めた。

 最初の方はつまりつまりだが話せていたが途中から泣き始めてしまうともう何を言っているか分からなくなってしまった。途中途中レイルが補足していてくれて何とか話が理解できた。彼女の話そうとしてくれた気持ちだけで十分胸が締め付けられたが泣いた途端にこちらもつられて少し涙が出てしまった。勿論、ばれないように誤魔化したつもりだ。


 ノエルの事をまとめると、ノエルの故郷はここから近くの村だそうだ。両親は3か月前に病気で亡くなってしまい病気の時に母親が親戚に自分の先がないことを悟りノエルを学校に通わせてほしいと伝えており、親戚の家でお世話になった。だが学校に通わせてもらったのは1か月のみ、その後は昼間は家から出してもらえず家事をすべて押し付けられ、ミスをすれば暴言を吐かれる。同い年の子がいたらしいがその子は我が子だからと我が儘を許し自由に育てる一方、ノエルはご飯が1日1回と夜中にしか外出できなかった。


 人が3人もいるはずなのに静まり返る部屋で、俺はノエルにかなり同情している。ただ暴力を受けていないのは女の子として傷がつかなくて良かった少しほっとしたが心の傷はかなりひどい物だと思う。

 ここはノエル自身に決めさせるのが1番なのかもしれない。今のノエルには難しく厳しいのかもしれないがこの問題は長引かせればノエル自身が自立できなくなってしまう。


「ノエルはこれからどうしたいんだ。あの家に帰りたいか?」


 泣き止んだが相変わらず目をはらしながら俯いているノエルに問いかけてみるが、迷いどうしたらいいのか分からないため答えられないでいるようだ。


「ノエルちゃんはさ、昨日お泊りして楽しかった?」


 レイルが優しい声でノエルに聞く。ノエルは顔を上げ楽しかったと笑顔で言った。俺はこの笑顔を見た時、なぜか失敗したと感じてしまった。

 ノエルは昨日と今日の出来事の感想を楽しげに語った。


「レイルとのお話も楽しかったし一緒にお風呂入ったのも楽しかった。あと……、イツトに助けてもらったのも嬉しかったし、一緒に朝ごはん作ったのも楽しかった」


「それじゃあさ、ノエルちゃんはどうしたいか分かるんじゃない?」


 レイルにそう言われ自分の意思にに気付いたようだ。そしてどうしたいか決断できたようだ。


「私は……、ここにいる時みたいに楽しく過ごしたい!」



 俺はその決断を聞き、任せておけと返しノエルの頭を撫でてやって。




 午前10時

 一旦レイルの家でレイルとノエルの着替えをした。流石にTシャツにジャージは部屋着にしかならないとレイルが言ったからだ。

 ノエルの案内の元その親戚の家に向かう。ノエルは覚悟ができた顔をしていたが徐々に距離が近づいてくると不安な顔をし始めてきていた。


 そして、目的地についた。


「ノエル安心しろ、俺とレイルがついてきているんだ。そんなに不安そうな顔をするな」


「そうだよノエルちゃん、一緒に頑張ろう!」


 うんと先ほどまでの不安を飛ばすくらいのいい返事が返ってきた。

 さて、どうなるか分からんが全力は尽くしてみるか……。

 呼び鈴を鳴らすと、はーいと声が聞こえ女性が出てきた。


「貴方達は……それとどんな関係で?」


 笑顔で出てきたのだがノエルを見た途端、表情が一変した。しかもノエルをそれ扱いとはやはりノエルの言葉は真実のようだな。


「昨日、この子が男に襲われている所を助けたものです」


 お金が取れるくらいの笑顔と美声で答えると、小さい声でどうして助けたんだかなどと聞こえた。


「それはありがとうございます、でも生憎うちにお金とか無くてね。あげられるものは何もないよ、それを置いて帰ってもらえますか」


 なるほど、どうやらノエルをもう捨てたいようだな。ならこれを使わせてもらおうか。


「そうですか、ではこの子を引き取ってもよろしいでしょうか?」


 引き取るという言葉に一瞬顔が喜びに変わったが、何を思ったか考え始めた。


「そうなんですか……、でも見知らぬ人にそれをねぇ。これでも預かっている立場なので、分かるでしょ?」


 なるほどな、用はノエルを売れば金が入ると思っていたのだろう。つまりはその子が欲しければ買えという事か。

 しかし、困った。俺は常に金には厳しい状態だ。そんな俺が金なんて持っているはずなんてないし、借金もできるほど余裕もない。

 もうここまでかと思っていると、レイルが一枚の紙を出した。


「こちらの金額でどうでしょうか? これでノエルちゃんの親権をこちらに渡し今後一切の関係を断ち切る。とても美味しい条件だと思いますが……。勿論、無理でしたらいいんですよ。無理しなくても親戚から預かった大切なお子さんですもんね」


 まさかレイルに助けられるとはな。だがこれでもう大丈夫だろう、レイルが本気を出せば取引では負けはないんだから……。

 予想外の額だったのか紙に書かれた額を何度も見直し、本当なのかという目で見ていた。


「申し遅れました、私レイル・ホワイトと言います。あのホワイト家ので間違いございませんよ」


 レイルの実家、ホワイト家はこの辺一体の商業系すべてを管理しているのだ。学園の経営学の学部長を務めるほどの技術と知恵がある有名な家だ。

 レイルが俺にこの事を話したが、俺はド田舎から来たためその事すらも知らなかった。説明されてようやく凄さが分かったが特には気にしないで接してきた。彼女もそれでいいと言っていたし。



 その後、もう少し金額を上げれるのではと思った女性は交渉をするが一流の交渉に歯が立たず結局最初の額で契約書にサインした。





 ノエルの今後を話すためにと再びレイルの家にやってきた。

 そこまではいいのだが、女性2人と親父さんはソファに座っているのに俺だけ正座なのだろう。

 そしてなぜ親父さんまでいるのだろう。


「君がイツト君か、娘がいつも世話になっているようですまないな」


 彼がレイルの親父さんにしてホワイト家当主のブレイル・ホワイトだ。


「いえ自分は世話なんて特には。それにブレイルさんにはこの度多額の資金を出して頂きありがとうございます」


 はっはっはと軽く笑いながら気にするなと言った。


「君は正しいことをしたと私は思う。それにこれからこの子の面倒を見るのは君なのだろう? 安心したまえこの子はうちの養子といたからかかる費用の方はうちが出す。だから君はレイルとこの子の面倒をみてくれるだけでいい」


 手続きは既に完了しているとは流石は大企業の社長というべきか……。

 あれ? レイルとノエルの面倒を見る?


「あ、あのノエルは分かるんですが……レイルもとはどういう事でしょうか?」


「ん、言葉通りだが何か可笑しいか? てっきりレイルを欲しいのかと思って言ったのだが違うのか?」


 あの親父さん……、目が、目がマジで怖いんですけど……。


「はっはっは、冗談じゃよ。もし本気なら一人でくるようにな。では、残りの手続きはこちらでやっておくからもう帰ってもいいぞ」


 失礼しますと言い部屋を出る。レイルは終始ニヤケ顔で俺を見てくるしノエルは笑顔で見てくるし、もう田舎に帰りたくなってきた……。



 余談だが、この後テスト勉強会は無事に開かれレイルともう一人の女子に勉強を教えた。一々家に帰るの面倒だからこうすれば楽じゃんとレイルも俺の部屋に住み始めた。これで俺も世間一般で言うリア充の仲間入りだ。ヘタレで何もしてないしがな。


 この日を境に色々と変化した日常だが、基本的には何も変わっていない。


 

 午後10時

 今日もバイトが終わり帰路に着く。一人とぼとぼと歩くと自分の部屋に近づくにつれて前までは消えていた部屋の電気が点いている。


「ただいま~」


「おかえり!」

 

「おかえり、苦学生!」


 一人の小さな少女と、頼りになるが抜けてる彼女が俺を迎えてくれた。




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