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最強魔女は護衛します!  作者: SaSo
転入&生徒会編
1/4

最初の一歩を踏み出す

これは私の初めての小説です、下手ですがご了承ください。

「うわーーーーん! マク、ミーセ、フリィー!」


私の目の前で呑気におやつを食べている三匹の猫型使い魔に叫ぶ。


「セザール王国から、第三王子の護衛依頼が来てるよーーー! 私、人間怖いのにーーー! 最強の魔女なんて、ならなければよかったよーーー!」


思いのままに本音がこぼれる。なにせ私、ノナ・ラゼンドは人間が怖いのだ。


……なのに、護衛依頼次から次へとやってくる。


「助けてよーーー!」


三匹の使い魔は、見事に声を揃えて答えた。


「無理!」


私たちがそんなことで言い争っていたとき、コン、コン、と小さく扉が叩かれた。


 この山奥に人が来るなんて、めったにない。


 恐る恐る扉を開けると、そこには、セザール王国の王が立っていた。


私ははてなを浮かべていた、数秒考えた後私は一国の王を家の前で待たせるわけにもいかず、慌てて中へと招いた。


 王は暖炉の前に腰を下ろすと、深く頭を下げて言った。


「お願いです、ノナ様。どうか第三王子、リンの護衛をお引き受けください。私は、彼こそが次の王にふさわしいと信じています。ですが、世間はそうは思っておりません。第一王子の派閥と、リンの派閥が争い合っているのです。このままでは、暗殺される可能性もあります。……どうか、お願いします。」


 王の声は震えていた。




♢ ♦︎ ♢ ♦︎ ♢




今、私は涙目になりながら荷物を詰めている。


この世界では、魔法使いは位が上がるほど杖が長くなる。そして、世界最強の魔女――この私、ノナ・ラゼンドの杖は、なんと2メートル。そう、私の身長よりも55センチも高い。


もちろん、そんなもの鞄に入るはずがない。だから私は、いつものように圧縮魔法を使った。


私は世界最強の魔女。


世界で唯一の無詠唱魔術と無属性魔術の使い手。


……なのに、いまだにお城へ行くのが怖くてたまらない。


荷造りを終えて外に出ると、朝だった空がいつの間にか夕暮れ色に染まっていた、


このまま行けば、城に着くのは夜ごろだろう。


「行かないのか?」


私の足元で、マクが尻尾をゆらりと揺らした。


「……行く。」


その一言を言い終えると同時に、私は飛行魔術を使用した。


風が足元を抜け、身体がふわりと浮き上がる。


私は夕暮れの空へと飛び出した。


これからも頑張りますのでよろしくお願いします。

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