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ゲームクリエイター ~とある少女の冒険譚~  作者: メープル
グレイシア領編
7/94

7.これからどうしよう……

「んで、お前これからどうするつもりだ?身よりもねぇんだろ?」

「そうですね……しばらくこの周辺の街を見て回ろうかと……」

「どこになにがあるかも分からないのに、か?」

「それは……」


たしかにそうだ。

この辺りに街があるとも限らないし、第一そこまで体力がある方でもない。

安定した生活が送れるまで、無駄な体力消費は避けていかないと……


「……あんたさえよけりゃ、この村に少し滞在してかねぇか?」


……なんですと?

この村に滞在しても良いと申すか?

ホントにええのんか?


「良いんですか?私みたいなのがいても…」

「あぁ、ちょうど人手も足りてなくて困ってたんだよ。働いてくれるなら、この村にいてもいいぜ。」

「いえ、こちらこそ、よろしくお願いします…!」

「決まりだな。なら、住む場所用意しなきゃだよな。」


そこまでしてくれるの……?

なんか……裏があるような気がしてならない……


「家なんて良いんですか?」

「あぁ、空き家もいくつかあるしな。まぁ、タダって訳にもいかねぇがよ。」


おっと、もう条件提示ですか……


「……なんでしょう。」

「いや、別に難しいことを頼もうってんじゃねぇんだ。」

「……といいますと……?」

「……単刀直入に言わせてもらう。息子の友達になってやってほしい。」


……へ?

それだけ?

それ、もはや私へのご褒美なような気がするんだけど?


おじさま曰く、この村にはアッシュ君と同じくらいの年齢の子が(前後10歳含めて)いないらしく、アッシュ君には同年代の友達がいないとのこと。


「そんなことでよければ……喜んでお受けいたします。」

「おう。あと、敬語は無しで頼む。むず痒くてたまらん。」

「……分かりました。」


敬語ダメって言われたけど、目上の方だから敬語使わないのは失礼でしょ……


というわけで、安定した生活をあっという間にゲットしたのであった。

……安定した生活はうれしいけど……

これからどうしよう……

高評価よろしくです(*´∀`)

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