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ゲームクリエイター ~とある少女の冒険譚~  作者: メープル
グレイシア領編
6/94

6.アッシュ君の村

アッシュ君が、村へ連れて行くと言いだした。

断ろうとしたけど、「お金もないだろうし、ごはんどうするの?」……と言いくるめられてしまった。


そして、15分ほど歩いて、アッシュ君が住んでいる村 ー以降、アッシュ村(仮)と呼ぶことにするー に到着した。


うわぁ……なんというか……THE、村!って感じするなぁ……

そりゃ村だけどさ……

テンプレでしょってくらいRPGの村なんだよなぁ……

なんか柵で囲んであるし……、魔物よけかな?


「僕のお父さん、この村の村長なんだよ!」


ほう、村長さんの息子さんでいらっしゃったか。

この様子なら、さぞ温厚な人なんだろうなぁ~


……と思っていた時期が、私にもありました。

現実は非情でした。


「おう!よく来たな!まあ、そこ座れや!」

「は、はい……」


目の前にいるのは、筋骨隆々な40歳くらいのおじさn……おじさま。

あの子もこんな風に……


絶対に嫌だ。

こんなになって欲しくない。

こんなって失礼かもしれないけど。


「んで、なんでそんな平原のど真ん中に突っ立ってたんだ?あの辺りは魔物も多いし、そんなスライムと戦ったこともないような奴がいるとこじゃねぇぞ?」


……なんだろ……凄い辛辣に感じてしまう。

それともあれか?奥さんと同じくらいの歳に見えて、心配してるとかか?

……そう考えることにしよ……


「え、えっと……道に迷ってしまって……気がついたら平原のど真ん中に……」


あながち嘘でもない。

気がついたら平原のど真ん中にいたっていうのは本当だし。


「まぁな……。あの辺りは整備されてないから、草が伸び放題になってるからなぁ……。そりゃ道も分かんなくなるか……」


お、なんか良い方に解釈してくれた。

背丈ぐらいの草だったから、多分迷わないだろう。


「そうなんですよ……。しかも、この辺りの地理にも弱くて……。この周辺の国もはっきり分からなくて……」


これは本当。

私、地理だけは凄く苦手なの。

本当、某緑髪の剣士ぐらいの方向音痴。

国名も適当に「設定」したから、はっきり覚えてない。


「へぇ……そんなんでよく旅に出ようと思ったな。」


グサッ!

凄い……辛辣だけど……っ!

事実だから言い返せない……っ!


「い、いやぁ……実は……実家追い出されちゃいまして……。家名を名乗ることも禁じられて……」

「そうか……それは大変だったな……」


……どうやら、こういう情に訴えかけるものは、この世界でも効き目抜群のようです。


しばらく不定期投稿になりそうです。

理由としては、体調面やリアルの忙しさなど

です。

投稿は続けていこうと思っているので、

高評価で応援していただけるとうれしいです!


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― 新着の感想 ―
[良い点] ナツのことが少しづつわかってくるのは楽しみ [気になる点] 村がどんな大きさかとか柵の大きさも書いたほうが良いかも
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