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第38話 覚醒するもの2

「やったやった~」

アイノは双剣を取り返して、るんるん気分で踊っていた。

「その剣お気に入りだったもんな」

「アルヤさんに買って貰ったプレゼントですもん!」

アイノは双剣を大事に抱きしめている。

いや、そんなことよりも聞きたいことがある。

牢獄を脱出して宿に戻ってきた俺たちはさっきの現象についてアイノに問い詰めた。


「なあ、アイノ。さっきのあれはなんだったんだ?」

手錠と鍵を外し、見張りを何もさせずに無力化、ムカデっぽい悪魔を言葉一つで爆散させた。

「あれはですね、、、」

そうしてアイノはゆっくりと話し出した。

「私は今まで何の加護かもわからないちっぽけな加護だったんですけど、急に頭の中に使い方が浮かんできたんです。それでそれの通りに動かしたらさっきみたいなことになりました。」

それにアルヤさんに会ってから、体も昔より格段に動きやすくなりました。

「そうだったのか。」


「ねえ、一つ聞いても良い~」

「あ、どうぞ」

「アイノって悪魔族だよね。なのにさっき能力を使ってたとき、私の霊子を微量に感じたんだけどなにか心辺りはある?」

「えーーと、、、もしかしたらあれかもしれません、、、」

「なにかあるなら教えて?」

あれ?どうしてそんなにレイさん怖い顔してるのかなー?

隣で聞いてるだけの俺もビビっちゃう!

「初めて会った日にアルヤさんと二人で寝たときに少し精気を頂いたんですよね、、、」

ああ、俺から精気を取ったから次の日、あんな美少女に成長していたのね。納得納得。

ってそんな話初めて聞いたわ!言えよ!

あれ、一気に部屋が寒くなった気がする。一体どこから冷気がでてるんだろうな~とその原因になるものからは目を逸らした。

「でもなんで俺から取った精気にレイの霊子が入ってるんだ?」

「それは、私とアルヤが契約して加護を受けてるからよ。契約したときに霊力の半分を契約者に譲渡しているの」

そんなに貰っていたのか。

「きっと私の霊子がアイノの中にある何かを目覚めさせたのかもしれないわね」

そうだったのか。それにしてもこれから重要な力になるだろう。

「私の加護の名前は支配です。自分より弱い者に命令して思うがままに動かすことが出来ます。それは無機物でも関係ありません。」

もしその力を味方に向けられたら、大変な事になるんじゃないか、、

諸刃の剣だな、、使い方は慎重にだ。

そんな俺の心配をくみ取ったのか、

「安心してください。この力はアルヤさんの為だけに使うので!」

全く、なんて良い子なんだ。

「今の言葉に清々しいくらい嘘はないです。」

ミズキも苦笑いを浮かべていた。


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