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破天荒なにんじんくん

見つけていただきありがとうございます。

皆さんに楽しいんでいただけるように書いていきますので、評価よろしくお願いします。

 ここはやさいたちが住む島。【ベジアイランド】

 今日もやさいたちは楽しく、ゆかいにくらしております。


 ピスオは畑の公園に行き蔓のぶらんこで遊んでいると

 馬に乗ってパカパカと走ってくるにんじんくんが畑に

 入ってきました。



挿絵(By みてみん)


「どけどけどけ、にんじんくんのお通りだ!」

「騒がしいまめね」

「この畑は俺のものだぜ! 俺に感謝して使うといいぜ」


 ピスオはみんなの畑を自分のもののように言うにんじんくんに

 それは違うよって言うために近づいていきます。


「ちょっといいまめか?」

「なんだい?」

「ここはみんなの畑まめ、にんじんくんだけのものじゃないまめ」

「ふっライバルってことだな」

「ライバル? 違うまめ」

「照れなくてもいいぜ! 俺と戦いたくてウズウズしているんだろ?」

「違うまめ」

「いいだろう。その勝負受けて立つ」

「だから違うまめ」


 話が噛み合わないにんじんくんにピスオは勝負をすることにしました。

「何をするまめか?」

「まずは蔓のジャングルジムをどっちが先に登れるか勝負だぜ」

「蔓上りまめか。いいまめよ」


 ピスオは蔓上りが大の得意です。ですがにんじんくんは土の中で育つため

 本当に登れるのか、ピスオは少し心配していました。


「よ〜し行くぜ! よ〜いスタート」

 ピスオは順調に蔓を上っています。

「よいしょ よいしょ よいしょ よいしょ」

 ではにんじんくんはどうでしょう?


 にんじんくんは馬から降りていません。

「どうしたまめか? 早く登ってこないと負けちゃうまめよ」

「ピスオー」

 にんじんくんは少し泣き声でピスオの名前を呼びます。

「馬から降りれない」


 ピスオはびっくりしました。まずどうやって乗ったのか、

 降りれないのにどうして乗ろうと思ったのかピスオにはわかりませんでした。

 でも勝負にならなければ仕方ないので、ピスオは一度降りて

 にんじんくんを馬から降ろしてあげました。


「ピスオ、ありがとうだぜ」

「いいまめよ。これで勝負が出来るまめね」

「いいのかな。ライバルに塩を送る真似をして」

「勝負は平等まめだから」


 とピスオは1から蔓を上り始めました。

「よいしょ よいしょ よいしょ よいしょ」

 ではにんじんくんはどうでしょう?


 蔓を持って一歩も登って来ません。

「どうしたまめか?」

「俺、蔓登れないんだよ〜」


(ならどうして蔓上りの勝負をしようって言ったまめか!)


 とツッコミたかったのですが、それは言わないことにしました。

 ピスオは蔓から降りて、にんじんくんの前に行きます。

「次の勝負をするまめ」

「勝負内容変えてくれるの?」

「勝負をするならちゃんとしたいまめ」


 にんじんくんはフッと自慢げな顔をします。

「その発言が後悔することになるぜ」

「それでもいいまめよ」

「さすがライバルだぜ」

「違うまめ。次はなんの勝負まめか?」

「次は旗取りゲームだぜ」

「旗取りゲームまめか?」

「ああちょっと離れたところから、旗を先に取った方が勝ちだぜ」

「いいまめよ」


 ピスオとにんじんくんは砂場に旗を差し、少し離れたところにいきました。

「よ〜し行くぜ、よーいどん!」


 ピスオはえっほえっほと走ります。でもにんじんくんが追ってくるような気配が

 ありません。

 ピスオが後ろを振り返ると、にんじんくんは馬に乗って走ってきました。

「それはずるいまめ」

「馬がダメだなんて言ってないぜ。この勝負俺の勝ちだぜ」

 とにんじんくんは馬に乗りながら旗の近くまで行くとそのまま通りすぎていきました。


「あ〜れ〜」

「当たり前まめ。馬に乗りながら取れるわけないまめ」

「助けて〜」

 今度は馬を止められずに困っているみたいです。


 ピスオは心の中で

(馬を止められないのにどうして馬に乗って来たのか不思議でしかありませんでした)


「仕方ないまめね」

 とピスオは藁を用意して、手を振りました。


「お馬さん、ご飯の時間まめ」

 とお馬さんは藁の方に近づいてきて、むしゃむしゃ食べ始めました。

 ピスオはにんじんくんが少し心配になりました。

「大丈夫まめか?」

「うん、まずは降ろして」


(世話にかかるにんじんまめね)

 などと言えることなくにんじんくんを馬から降ろしてあげました。


 続く。


書いててこの物語が小説化出来ることを夢見ています。

少しでも応援お願いいたします。


にんじんくんのおうた 有坂卓訊で検索すると今日が出てきます。

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