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第9話 ヒーロー見参!(柿のヒーロー)

食育をテーマに歌を作っています。有坂卓訊と音楽サイトで調べていただくと各キャラクターの曲がありますので、それを踏まえて聞いていただけると幸いです。

ここはやさいたちが住む島。【ベジアイランド】

 今日もやさいたちは楽しく、ゆかいにくらしております。


挿絵(By みてみん)


まめの野菜ピスオは今日ものんびり、空を眺めていました。

「平和が一番まめ」

そこに果物の柿のかきくんがお空をパトロールしていました。


挿絵(By みてみん)



「柿くんは偉いまめ。いつもみんなのために動いているまめ平和なのも柿くんの

おかげまめね」

その時、森の方から「助けて〜」と声が聞こえてきました。

「むむむ何事だぁ!」


柿くんは急いで声のする方へ飛んで行きました。

ピスオは柿くんが飛んでいく方をずっとみて

「面白そうだから行くまめ」と森の方へ向かうことにしました。


森の奥深くまで行くとニンニク忍者のニクくんが蔓に絡まっていました。

「助けてでござる〜」


挿絵(By みてみん)



ピスオは少し呆れてしまいました。

「忍者さんなのに、助けを求めてはいけないまめ」

ピスオとは逆に柿くんは真剣な表情。

「ニク君! 今助けるからね!」

「木よ! 覚悟するんだな」

とお空を飛び、蔓からニクくんを助けようとするが動くニクくんのせいで、

どんどん絡まっていきます。

「ニク君大人しくするまめ」

「拙者これでも忍者の端くれ、拙者も力になりたいでござる」

「力になるまめに捕まっているまめよ」

「もう少しもう少しだから!」


と柿くんは解こうとするけど、どんどん柿くんも蔓に絡まっていきます。

そしてふたりとも。

「絡まった〜」「絡まったでござる」

ピスは大きなため息をつきました。

「ニクくんが悪いまめよ」

「くそ〜いつもこうでござる! 修行が足りないでござるね」

「修行以前の問題まめよ。仕方がないまめ、ピスオが助けるまめ」

「ふふふははははは」


柿くんは大きく笑いました。

「ヒーローはピンチこそチャンス! このピンチはチャンスなんだ」

「これはピンチでしかないまめよ」

「奥の手を使うしかないね」

「奥の手でござるか!」

「まだ何もしてないのに奥の手は早いまめ」

「現れろ! 干し柿ング!」


柿くんが叫ぶとシューとお空から音がします。

「何まめか!」

太陽を多い、現れたのは干し柿の頭をしたロボットです。

「ヨボヨボまめね」

「干し柿ング! 僕たちを助けてくれ!」

「任せろじゃ」


そういうと干し柿ングは木に近づきパンチします。

「イタタタ」

干し柿ングは手を痛そうにしてます。

「干し柿ング!!!!!!!」

柿くんは心配そうに干し柿ングを見ています。

「僕たちはもうここまでか!」

「諦めるのが早いまめ」

「無念でござる」

「だから諦めるのが早いまめ」

干し柿ングも真っ白くなってます。

「わかったまめ、ピスオが助けるまめ」

「ピスオくん、気持ちは嬉しいが、君には何も出来ない」


ピスオは木さんに近づき、トントンと木を叩きます。

「木さん、みんなが木さんの寝ているところを邪魔して悪かったまめ

 みんなに注意しとくまめだから降ろしてあげてほしいまめ」


というと木さんはゆっくり柿くんとニクくんを降ろしました。

その光景に柿くんは驚いた様子。

「魔法か!」

「違うまめ。お願いまめ」

「そんなことが出来るのか!」

「君には無理まめね」

「どういうことなの?」

「それは自分で少し考えるまめ」


とピスオはおうちに帰っていきました。

ピスオがおうちに着きお昼寝をしようと枝豆のベッドに横になりました。

「今日は疲れたまめ」

その数秒後、柿くんがピスオのおうちに入ってきました。

「ピスオくん!」

「柿くんどうしたまめか」

「あれから考えたんだけど」

「早いまめ、全然考えてないまめよ」

「わかったんだ。聞いてほしい」

「……わかった聞くまめ」

「僕はね、力が足りなかったと思うんだ」

「力まめか?」

「みんなを守る力、それがあればすぐに助けられた」


ピスオは困った顔をしました。

「それは違うまめ」

「違うことはない。力は正義なんだ」

「たしかに力があれば色んなことが出来るまめ、でも力だけでは何も解決しないまめ」

「でもあの状況は!」

「寄り添う心まめ」

「寄り添う心?」

「木さんは迷惑してたまめ、お昼寝したくても毎日ニクくんが修行をするから寝れなかったまめ

 だからいたずらをしただけまめよ」

「でも」

「それを悪いって言ってしまって力で木さんを倒してしまったら、他の木さんからまたいたずらされる

 まめよ」

「その時はまた助ければいいでしょ!」

「そしたら森さんだって怒っちゃうまめよ。お互いにどうしてすれ違いが生まれたのかをわからないと

 ダメまめ。力で解決することが全ての正義ではないまめよ」

「なるほど! 勉強になったよ。ピスオありがとう」

「分かってくれたなら嬉しいまめ」

「これからは寄り添う気持ちを大切にしてみる」

「そうまめね。ではピスオは寝るまめ」

「教えてくれてありがとう」

「いいまめよ。ふぁぁぁぁ」

ピスオは眠そうな顔をして横になります。

その時、森の方からニクくんの助けて〜の声が聞こえます。

「池に落ちた〜」

柿くんは真剣な表情をして

「クッソ〜今度は池さんか! 今度こそ僕の力で救ってやる!」

と意気込んで柿くんは飛んでいきました。


ピスオは大きなため息を吐き。

「今日も平和まめね」

といい眠りについたとさ。


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