仲間が増えました
それから一人で剣を振り続けていると何故か飽きもせずにそれをエレナはずっと見ていた。
「あのどうしたんですか?」たまらず聞くがいや気にするなの一点張りだ。
それから少しするとエレナはわからん!と言い出して俺に近づいてきた。
「どうしてだ、なんでその歳で闘気を使いこなして素振りなんかしてる、スキルか!」
そんな事を言われても人生8年を費やして努力していただけなので何も言えない…そうここで努力ですと言い切るのは簡単だが、それでは明らかに納得しない雰囲気なのだ。
「あの努力の成果です、スキルなんか持ってませんよ」仕方なく素直にそう答えた。
「努力か私の5年ではやはり足りなかったと言うことか」
妙に納得しているので、5年もあれば才能があれば使える様になると思うとは言えない。
「やはり私に教えてくれないか?闘気の使い方を金がほしいのなら用意する」
「じゃあ俺が冒険者になったら仲間になってください約束してくれたら努力します」これなら断ると思い俺はそう切り出した。
だが「わかった」エレナはそう即答してしまった。
やはり小説を書く方が読書感想文より全然楽ですね。小説も掛けているのかすら分かりませんが…