ほんとに努力は報われました
あれから3年現在俺は13歳を迎えていた。既に修行していた森は8割が更地になっている。
「はぁやっと完成した」
俺の持つ木の棒には魔力の白い光では無くもっと赤い禍々しい光が宿っていた。
「これが闘気か、やっぱ魔力とは桁違いの強さだな」
実際魔力だけの時でも木を1本切り倒すくらいなら簡単にできた。だが闘気なら一気に10数本を切り倒すことができる。
俺は闘気に満足してその日は家に帰った。冒険者になるまでの2年間で次は何を使いこなすかを考えて昼過ぎには眠りに着いた。
(ここはどこだ?)
夢の中俺は白い何も無い空間にいた。するとどこからともなく1人の少女がやってくる。
(やあ努力は報われただろ?)
その言葉を聞いて目の前に居るのが神だと気づいた。
(おいなんで俺にはスキルをくれなかったんだよ)問いただすと少女は…神はこう言った。
(君には必要無いし君じゃもてないと思うよ)
(そんなわけ!)無いだろうそう言おうとしたが少女が酷く泣きそうな事に気づき抑える。
(君はね…神の祝福を受けられないんだもう他の物が詰まり過ぎているんだよ)そう言われた所で夢は覚めた。
全身から魔力と汗が溢れている。昼に寝た筈なのにすっかり日は上りきってしまっていた。
「なんか変な夢だったなてかもう朝だし」
『詰まり過ぎている』その言葉が多少気にはなったが俺は少しいつもより遅い日課の魔力操作の練習を始めた。
気になる展開にしていきたい!そんな事ばかり考えて小説を書いてます正直続きはその時考える(・ω・`)