魔力チート
転生ネタの鉄板の一つが魔力チート。
かの「無職転生(2012/2/11~)」から始まる歴史あるネタで、他にも有名どころ「八男(2013/6/1~)」といった作品でも「主人公の魔力が非常に大きい」というのは、なろう主人公の基本だと思います。
私もやりましたけどね、あれはシステム範囲内ですので。
私の話は横に置き、「魔力チート」は幼少期の訓練によって育まれるといったのも転生ネタの鉄板なんですよね。
こういった魔力お化け主人公は近接戦闘に適性を持たないとされる一般人な我々の常識を覆さないように、どちらかと言えば剣よりも魔法に憧れる人間への共感を生む作用があるのです。単純に、剣を振るう自分が想像しにくいというか、剣で戦いたくない、遠距離が良いって人が多いとも言いますが。
幼少期の訓練というと、MP限界まで魔法を使っては休むことで超回復的な成長を促すことが多いようです。
中には多い魔力はデフォルトで与えてもらったけど、それを一切使わなかった例も存在しますが。
例外は例外と切り捨ててしまいましょう(ォィ
他のエッセイで少し書きましたが、主人公が「死んで生き返る」というプロセスを経たからこそ魔力チートを持ったという可能性もあります。
中国には屍解仙というものがありまして。死を経験することで自分の器を広げ、人よりも上の存在になるという邪法ですね。細部は違いますけど、おおよそそんなものがあるのですよ。
他にもジャンプの「シャーマンキング」でも似たような話があり、巫力強化の切っ掛けになっていましたな。
単純に幼少期から鍛えていたから強くなったでもいいですけど、他との差別化として何らかの追加要素を加えるのがなろう流。
才能って言葉を嫌っているようにも思えるのは私の気のせいでしょうかね?