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時空魔法と2丁の銃

はぁ。だるいな。このステータスまずかったか?

俺がオッサンについて行ってると近くにいた冒険者がひそひそ話していた。


「アイツやべえよな。ギルドマスターのコークさんに呼び出しくらってるぜ」

「ああ」


もろに聞こえてんだが……。まあいいけど。


「さて着いたぞ。さぁここで魔法を使ってくれ」


え?まじ?どの魔法だ?


「えーと、どの魔法使えばいい?」

「とりあえず火球とロックブレイクとユニークスキルを頼む」

「わかった」


ロックブレイク?岩を前に飛ばせば良いのか。


「火球!」


轟!っととんでいってーーー。パチン‼っと。

バゴォ!うわっなんか不味い音が………。


「………無詠唱!?しかも杖無しでか!?しかもなんだあの爆発‼」

「まずかったか?」

「いっいや。続けてくれ」

「それじゃあ…………ロックブレイク!」


ガガガガガ!!!

35cmくらいの土塊が30個くらいとんでいった。地面が少々えぐれたが………球数多すぎたか?


「これは………おい、お前どこ出身だ?こんな高威力で無詠唱の魔法は見たことねぇ」


出身?日本って答えたらまずいだろうな。ならば森の奥深くに住んでたということにしとくか。


「森の奥深くに住んでたから人を見たのは初めてだ」

「………は?じゃあなんで俺と話せるんだ?」

「コークさん。ハヤテさんは言語魔法を覚えていましたよね?」

「ああ、そういうことか」

「……次の魔法は金属操師か?」

「ああ。その金属何とかを頼む」


とりあえずからだを鉄に変えるか。で、解除して銀の剣出してそれを変形して鉄球を作ろ。


「変体 鉄」


パキパキという音とともにところどころ棘のようになり、鉄になった。


「解除。生成 銀剣。変形 銀球」


この一連の動作をしおえて、コークと呼ばれる男へと視線を傾ける。


「………………………すごい。すごいぞ!頼む!ぜひこの町の冒険者になってくれないか!」

「………わかった。後からギルドに行くと思うから待っててくれ」

「ああ、わかった」


よし。ようやく一人だ。とりあえずもうステータスカード見せたから入るか。


ーー今日も賑わっているギルドの前の商店街。そこに人混みに紛れている一人の小柄な男がいた。その男は真っ黒に染まったローブを羽織っており、商店街のど真ん中を歩いていた。


「あれがギルドか」


そこにはギルドらしきものがあった。ギルドに入ると周囲にいた冒険者のうちの数名が絡んできた。


「おい。お前。お前だよ」

「……………」

「おい‼このDランク冒険者である俺達を無視しやがったな!?」

「っふ……」

「てめえ今鼻で笑いやがったな?くそ‼ぶちのめしてやる!」


何してるんだこいつ。まぁ自分のステータスを試せるからいいか。


「いいだろう。どっからでもかかってこい」

「くそ‼おい!一対一だ!周りの奴退け!……よし。いくぞ!おらぁぁぁ!!!」

「時空魔法 タイムストップ」


時を止めて奴の後ろに回り込む。


「解除」

「な!?奴はどこに行…グフォ‼」



あれ?気絶した。頭を軽くチョップしただけなんだが……。


「これがDランクか?弱すぎだろ」

「なんだあいつ!?化け物だ!」

「あ?何つった?」

「ぐぁぁ!」


時空魔法でチョップして気絶。うん。さっきと同じだ。魔力減ったか?鑑定。


ーーー

五十嵐颯


魔力 150000000/149999900


案外減るもんだな。まぁギルドに行って来るか。



ギルドに行って数分後、無事手続きを終えて俺は試したいことがあったので門の外に出ていった。

風魔法でとんでいったからそこまで時間が掛からなかった。


「ふぅ。とりあえず一目につかないところまできたぞ」


そう。俺は金属操師である武器を造ろうとしていたのだ。


「魔石アイテムボックスの中に……あった」


火魔石 中

氷魔石 中


これと………


「生成 銀銃3丁」


すると俺が思い描いていた3丁の銃が出てきた。


「変形 魔石埋め込み」


そういって2つの魔石を埋め込み、そのうちの火魔石を埋め込んだほうを持って魔力を込める。そして引き金をひくと銃頭からものすごい勢いで火がふきだした。


「火炎放射器だな」


そして次に氷魔石を埋め込んだほうを持って魔力を込める。そして引き金をひくと銃弾の形をした氷がとんでいった。そしてその弾が当たったらその当たったところが凍り始めた。


「氷結銃か」

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