表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/29

連行

一週間ぶりの更新。

はぁ…なんか文がどんどんひどくなってく気がする。

ではではどうぞ~

恐怖の沈黙は、頼んだエッグトーストを食べ終えてからしばらくたつまで続いた。


…どうしてこうなった?!


そしてファングさんこぇぇ…


「では…そろそろ先ほどの続きを」


ファングさんが沈黙を破る。

あくまで事務的な口調のまま


「はぁ…先に言っておくけど俺はスパイでもましてや…アンティークリーダー?だっけ?でもなんでもないからね?」


なんかもう…どうにでもなれや…


「では、貴方のバックの中身を見せてください。」


「べつにいいよ…」


そう言って俺はリュックの中身を全部出した。


中身は変わらず。…当たり前か…


「やはり…古代文字アンティークスペルじゃないですか!」


「はぃい?…パドゥン?」


「?…やはり古代文字アンティークスペルじゃないですか?」


「…俺にはこの字とメニューの字は同じにしか見えないのだが…?」


「何を妄言を」


あるぇ?…何言われてるのかよくわからないなぁ…日本語ってむつかしい…


「とにかく…証拠がでたのですし…まだスパイ疑惑も解けていません。一度城まで来てもらうほかありませんね。」


「な…なんですと?」


その瞬間俺の頭によぎる嫌な予感。


「…ちなみに黒だったらどうなります?」


それを口に出して聞いてみる。


「…処刑<デス>。」


ちょ?!振り仮名おかしい!

駄菓子、菓子スパイではないから心配するのはそこではなく…


「…白だって確信に至らなかったら?」


「疑わしきは…処刑<デス>。」


「罰せずじゃないの?!」


思わず突っ込んじゃったよ?!

いや異世界なのはわかるけど!


「死刑<デス>。」


「字変わってるよ?!ってか死ぬんじゃん!?」


「どの国でもスパイは確信がなくとも即処刑なのは決定事項ですから。…奴隷の刻印のこともありますし。そのために紹介状や身分証明するためのものは基本必ず一つは持ち歩くものです。貴方にはそれが見受けられませんでした。」


「Oh……」


詰んでんじゃん…


「おとなしく城までついて来てください。」


大人しく城までついて逝くことにした




















とりあえず、色々言い訳を考えつつも、ファングさんの後をついていく。


するとあっという間に城までついて、ファングさんに門番が「隊長!ご苦労様です!」と敬礼しながら言った時は結構驚いた。


普通に事情聴取とかされるとか思ってたら、何故か謁見の間で王様とご対面することに…


本当にどうしてこうなった…


「不自然な動きをしたら即、貴方を斬りますのでそのつもりで」


「はい…」


死刑囚の気持ちってこんな感じかなぁとか考えながらとりあえず言い訳を考えなおす。


と言っても良い言い訳が思いついたわけではなかったので同じことだが。


やはりすぐに謁見の間につく。

だが王様はまだ着ていないので待つことに

もちろん片膝をついて頭を下げるのも忘れない。


しばらく待って王様の入場。


ハッキリ言って、俺の目にはそこらへんのおっさんが王様のコスプレしてるようにしか見えませんでした。


なんかタロットとかに出てきそうなまんま王様の格好なんだもんしょうがないじゃん。


そういえばこの世界って本名名乗るんじゃないんだよな…?王様ってどういう風に名乗るんだろ?なんて疑問を持った。


王様はゆっくりと玉座まで近寄り、そして座った。


「警備隊隊長ファングです。森での件について報告に来ました。」


王様が玉座に座るのを見計らってファングさんが言う。


「うむ。御苦労、して…そこにおる男は?」


「はい、そちらも合わせてご報告を」


森の件…あぁなんか奴隷と勘違いされた時のやつか


あれ…結局何だったんだろう…?


「被害者は貴族のものであるとしかわかりませんでした…犯人は、その貴族の元奴隷であると思われます。爆心地付近で奴隷と思われる男の死体を見つけたので間違いはないかと…死因は貴族、奴隷共に爆死。ですが、念のため捜査はまだ続けています。」


そうだったのか…


「うむ、わかった」


「この男は、現場付近から走って逃亡しているのを見つけここまで連れてきた次第です。出身地はニホンのトウキョーでルカイと名乗っています。また魔法やユーギルド、またユーギルド周辺国の知識については皆無でした。この男の荷物を調べたところ古代文字<アンティークスペル>と思われる文書を発見、また、身分などの確認をとれるものは皆無、スパイの疑いがあるとして連れてきた次第です。この男の処分はどうなさいますか?恐れながら私の意見を述べさせていただきますと拷問の後処刑が妥当かと…」


なんかひどさが明らかにレベルアップしてる?!

いや…我慢だ…突っ込みは我慢だ…即処刑よりかははるかにましだ…


王様はそれらを聞いて顔をしかめた。


「いかがなさいましたか?」


ファングさんは王様に聞く


「ふむ…いや…まだ確定したわけでは…」


王様はその言葉が耳に入っていないようで


「王様!」


と再度ファングさんから声をかけられるまでぶつぶつと呟いていた。


「おっと…すまんな…よし…ではそのものの処分について…我が直接そのもののと対話ののち決めるとする。」


は…?

俺は驚いて声も出ない。


「はっ…………は……?王様!そのような処分は王様の危険もあり私は反対させていt」


「ファングよ…さがれ」


ファングさんも慌てて反論するも王様の一言で


「…はっ……失礼しました」


と言い謁見の間から出る。



次回から色々登場する予定。

誰か俺にネーミングセンスを分けてくれ~!

そして名前(国名)を分けてくれた友達に|。・゜゜・(>_<;)・゜゜・。<泣きながら>感謝

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ