異世界(※願望です)にきたー!
さぁ…真のプロローグはこれからd(ry
プロローグについての話はかなり後に出す予定だから今はスルースキルでも発動しといて下さい(^-^;
目が覚めるとそこは……
……森だった。
おかしい…昨日はちゃんとベットに横になり、明日なにしようかなぁとか考えながら眠りについたはずだ…
こんな森の中で目覚めるわけがない。
…俺は小倉啓祐16才
高校1年生軽音楽部ドラマー兼イラスト部
ただいま一人暮らし
彼女イナイ歴=年齢
音ゲーをこよなく愛する普通の男だ
…重度の厨二病を患っていることを抜いて…
よし記憶は大丈夫なようだ。
何かデジャビュを感じる気もするが…
まぁとりあえず…現状にいたる仮説をいくつかたててみようか…
一に夢オチ、これが1番可能性として高いだろう。
二に何らかの形で異世界に飛ばされてしまった。これは仮説というか願望
三に誘拐、これは俺を誘拐する意味が解らない…
はぁ…ろくなこと思い付かないな…
まぁとりあえず…寝よ…
だって眠いし…夢オチに決まってるし…
そう考えて俺は目をつむる。
そして深い眠りに………………
………つけるわけがなく、何をしようか考える。
結果ウロウロしてみることにした。
まぁもちろん当てなんてあるはずもなく、ただただ歩き回っても疲れるだけでそれじゃ意味がないと思い、回りを見回すため木を登ってみることに
…だがしかし、ただの学生に木を登るような力はなく、途中で諦めて歩き回ることにした。
すると、先程寝ていたすぐ近くに、俺がいつも使っているバックが置いてあった。
アブネェ…もう少しで気付かずに通り過ぎるところだった…
とりあえず、バックの中身を確認する。
中にあったのは
筆記用具、教科書、PSP、USBケーブル、イヤホンと…
…ノーパソ…?
持ってないはずのノーパソがバックの中に入っているのを見て、首を傾げる。
とりあえず、こんな森のなかじゃ電波なんてあるはずがないので、確認するために出したバックの中身を全てしまい、その場から離れることに
その時
ドォーン
遠くから、爆発音のようなものが聞こえてくる。
なので、その音の発生源であろう場所の反対側へ走った。
爆発が起こってるということは、何かしらのアクシデントがあったって事だ…野次馬精神でそっちに行くのも良いが、それじゃそのアクシデントに巻き込まれる可能性がある…そしたら安全の保障はない。
ならば異世界(※願望です)に来たばっかの俺が生き残れる確率も少なくなるという事だ。
それは困る。
せっかく異世界(※願望です)に来たのだから、楽しむまでは死ぬわけには行かないのだよ!
そう考えながら、俺は走った。
走る理由?何となくさ!
走っている途中で、何人かとすれ違ったが、きにせず進んだ。
ここまで来れば大丈夫だよな、という所まで来たので、そこからは歩いて、森の外を目指した。
かなり長く歩いたが、いっこうに森の外にたどり着く気配もせず、さらには疲れて来たので、休憩することにした。
しばらく休憩していると、先程すれ違った人の一人が、走ってどこかへと向かっていた。
何だろうな〜とか考えながら見守っていると、その人はこちらに気付き、こちらに向かって走って来た。
「あの…」
「はい?」
何やら俺にようがあるようだ…てか話通じてよかった…
そう安堵する。
「向こうで爆発があったのですが…何か知りませんか?」
「いや…知らないけど?」
そう答えたらその人…鎧で身を固めた…声の高さから恐らく女性(顔は見えない)は何か考え始めた。
なんだか嫌な予感しかしないのだが…?
「あなたはさっき、私とすれ違いましたよね?」
「んと…まぁそうだけど」
「しかも走ってましたよね?」
「走ってたね」
「えっと…失礼ですが名前は?」
「小倉啓祐だけd―――」
ジャキ!
自分の名前を言った瞬間、凄い速さで剣を首に突き付けられた。
「な…なッ?!」
何故?!ってか怖いよ?!
「私の質問にたいして、嘘をついた瞬間、あなたの命はないと思ってください!」
「は?!…え…ちょ?!」
どういうこと?!
首筋に、明確な死を感じ、パニックに陥る。
首に剣が当たり一筋の血が流れる。
「っ?!」
体が強張る。
それと同時に、何故か少しだけ冷静になれた。
「いきなりなんなんだ!」
「あなたに質問する権利などありません」
「はぁ?どういう―――」
ジャキン!
ひっ?!
「もう一度だけ言います。あなたに質問する権利などありません」
「最初の質問です。あなたが犯人ですか?」
「…一体なんの事だ?」
「…質問を変えましょう。あの貴族らしき人物を殺ったのはあなたですか?」
…貴族らしき人…?…殺った?!
「なんだよそれ?!どういう事だよ?!俺が人なんか殺すわけないだろう!だいたいなんd――」
「うるさい」
「っ!」
くっ何がどうなってんだ…まてよ?…あの爆発のような音…まさかっ?!
「ご、誤解だ!俺は何もしてない!たd―――」
「うるさいと言ったはずですよ?」
「ッ!…」
いやぁっ!剣食い込んでる!ちょ!洒落になんないって!
「もう一度言います。あなたが殺ったのですか?」
「違う!俺はそんなk―――」
「余計な事は言わなくて結構です。」
「っ?!……」
「…では…あなたは誰の奴隷ですか?」
「………は?」
俺はあまりに急な言葉にポカーンとなる。
「いや…ですから…あなたは誰の奴隷ですかと?」
素の反応で返したので、なんか戸惑ってるっぽい。
てかなんて言ったこの人?奴隷?
「は?奴隷?…ナニそれ怖い…」
「えっと…その…はぁ……わかりました…ではあなたの出身は?」
「…東京の江戸川区だ」
「トウキョウ?…何処ですかそれは?」
「…?…日本の首都だが?」
まさか…地名が違うのか?あぁ…そういえばここ異世界(※願望です)だったわ
「ニホン?……」
やっぱりかぁ…
「えっと…つまり、結構遠いとこから旅をしてきたって事。」
異世界からきました〜、なんて言ったら殺されそうなんでやめといた。
「では何故逃げていたんです?」
「面倒ごとに巻き込まれたくなかったから」
事実です。
「では何故フルネームで答えたのですか?」
「俺がいた国では、名前を聞かれたらフルネームで答えるのが礼儀なの!というかその剣を早くどけてくれ!めっさ怖い!」
てか微妙に刺さってるし!
「…わかりました…すみません…」
そういって、女性は剣を下げた。
「怖かった…」
おっと…安堵からつい言葉がでてしまった。
「では二つ質問させて下さい。」
「別にいいけど…」
「本当にあの爆発はあなたではないと?」
「だから違うと言ってるでしょうが」
「そうですか…疑って申し訳ありませんでした…ではもうひとつ質問です。」
「どうぞ?」
もうなんでもこいやぁ!
「あなたの国では名前はフルネームで答えると言いましたよね?ではあなたの国ではどうやって区別するのですか?…首輪以外で」
あぁ…それか…
「そのことだけどさ…奴隷って何?」
「…?…といいますと?」
「いや…奴隷については、おおまかには知ってるけど。詳しくは知らないんだよね…俺がいた国では奴隷制度がなかったから。」
「奴隷制度がない?!じゃあ犯罪者はどうするの?!」
うん、流石にここまで驚かれるとは思わなかった。しかも、敬語じゃなくなってるし。
「えっとそれは…」
俺は日本について覚えている限り詳しく話した。
ふぅ…ちょい指が疲れた…
実際書いてる途中小説を毎日投稿してる人とか凄いな〜てよく思う
では次話をお楽しみに〜