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特殊犯罪対策課第6班  作者: ヒトノモドキ


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7/14

-7- 偶像が歌う絵空事(4)

時は少し遡ってイベント開催事務所と警備についての話し合い。

 会社の代表と役員たちが参加する中、警察側は四宮局長と本部の職員...そして遠隔で会議を聞いている羽ケ崎。

 共有された情報を自分のデスクで作業をする中、四宮局長が会社側に要求をした。


『rasaさんが配信等でイベントの発言がかなり多いですが、警備情報の詳細については伏せてください。万全をアピールしたいかもしれませんが、かえって危険になりますから』


四宮局長の言葉はその通りであり、会社側も納得している。

 そして、そのことに関して社長が席を立って謝罪した。


『申し訳ございません...こちらからもrasaには伝えていますが...お恥ずかしながら聞き入れて貰えない状態です』

『そうですか...そちらの事情について深入りするつもりはございませんが、統制が難しいのであればこちらからの情報は出し渋ることになります。そこはご了承ください』


会議の議題で話したことなどを踏まえても会社側とrasaとのパワーバランスが大きく崩壊していることがよく分かる。

 会社では色々な活動者が所属しているが、rasa程の有名な人はおらず...実質rasaの活動だけで会社を支えている状態。

 彼の機嫌次第で会社が大きく傾くのは目に見えている。


「何となく予想はしてたけどね...」


四宮局長から今回の件を受けた時から矢崎と一緒に調べてはいたが、会社とrasaの関係性の異常。

 今回のイベントもrasaが強く押し進めているため、会社とし延期も中止も出来なくなっている。

 そして、彼の配信での発言等で延期も中止全否定していることから、会社も彼もあとに引けなくなっている。


「(そこまでするのには必ず何かしらの理由はある...尻尾は見えてるけど...)」


羽ケ崎と四宮局長が裏で動いているものは当日まで間に合わないのは確実。

 そのため、何か起こることは確実であり、起こった時に被害を最小限にするしかない。

 資料をまとめて席を立つ羽ケ崎...その資料の中にはrasaが誰かと密会している写真が挟まれていた。


※※※


時間は戻り開催日前日...設備の方はおおむね準備を終え、撤収作業に入るスタッフも多い昼過ぎ。

 事前の警備配置と、設置型の能力を持っているものが事前の準備を固める中数名のスタッフを引きつれてサングラスをかけて歩く高身長の男性の姿が見える。

 彼こそがrasa、かなり稼いで羽振りがいいのか、腕には数千万する時計をつけ、シンプルな服装でもアクセサリー等の高級品が見え隠れするコーデ。

 道行くスタッフたちは慌てて道を開けて邪魔にならないようにする中、ライブ会場近くに近づく。


「いい感じじゃん、今日はもう準備終わってる感じ?」

「はい、もうあとは制御システムに繋げる作業だけなので、夕方までには完全撤収予定です」


連れ歩いているスタッフが答えると、rasaは満足そうに手を叩いて次にカメラを持っているスタッフに声をかけた。


「ここでOP撮ってもいいかな、一旦撮ってみてどうか見てみようか。試し撮りで10秒いける?」

「はい、立ち位置そこで大丈夫ですか?」

「いいよ、ちょっと待って」


rasaは手鏡を取り出して少し髪型を整えると、ライブ会場を背景にして動画の撮影を始めようとした。

 その時、警察官とブリンガーが近づいてカメラの前に立ち撮影を中止させる。


「ちょっとお巡りさん?カメラの前に立たないでもらえる?」

「前日の様子の撮影許可は出ていません、施設状況が事前に分かると危険となりますのでご遠慮ください」

「いや、今撮っても後から出せばいいから。今日とって今日すぐ出さなければいいんでしょ?」


と、rasaがそれっぽいことを言うが...これまでも警察との連携と特殊犯罪対策課が警備に加わることも全てベラベラと喋っているため、警察としてはこれ以上彼になんの情報も与えたくないというのが本音。

 しかし、今日撮ったものを後日公開することは別に問題ではないのも事実...彼の行動からそうしないということは分かりきっているが、あまり強く出れないでいると――


「あ、お巡りさんも一緒に撮る?インタビューさせてよ、その方が面白そうだし」

「いえ、そういうのは――」

「まあまあ緊張せず、俺のチャンネルに出れるなんてお金払っても無理よ?ほらほら前向いて」


無理やり撮影を始めようとするrasaをブリンガーが止めに入ろうとするが、スタッフたちが無理やり押しのけてこけそうになったところに突然、羽ケ崎が露われブリンガー支える。


「大丈夫、ほらしっかり」

「は、羽ケ崎さん...?」


驚いているブリンガーを他所に羽ケ崎はスタッフたちに気づかれないまま瞬時にカメラを没収してrasaの前に立った。


「警備責任者として今回の撮影は許可出来ませんのでお引き取りください」

「はい?警備責任者ってあんた警察でも――」


rasaが食って掛かろうとした時、羽ケ崎は腕につけた腕章を見せた。


「特殊犯罪対策課です。お引き取りください」

「つっ――」


羽ケ崎が現場にいるという事実はまだ知らせるわけにはいかない。

 特にこのrasaにはあまり情報を上げたくないため、羽ケ崎はあえて名乗ることはしなかった。


「いや、ちょっと撮影しようとしてただけですよ。これ俺のイベントですから宣伝していっぱい来てもらわないと」

「事前販売のチケットは完売、当日券大混雑が予想される程ですので十分だと思いますが」

「は...はあ?」

「rasaさんのイベントと仰いますが、主催しているrasaさんの事務所と警備会社、そして警察庁との取り決めで警備指揮権は警察庁側に委ねられています。必要に応じて会場にいる人を退場させる権限も付与されていますので、撮影は許可致しかねます。お引き取りください」

「俺は出演者だぞ?!」

「現在は設営準備中ですので、出演者の方は必要ないかと。お引き取りください」


rasaの言葉にも表情一つ変えず対応する羽ケ崎に彼は少しイラ立ちを覚えた。

 彼の周りは彼の言う事を聞かない人は存在しないため、羽ケ崎のようなタイプは天敵...羽ケ崎を揺さぶろうとしたrasaは自分が冷静を失っていることには気が付かなかった。


「警察に会場を追い出されたと言えばどうなるか知らないぞ」

「お好きにどうぞ、ちなみに業務上のことなので後で問題にならないよう全ての発言は記録されていますので、そこだけはご了承ください」

「は、カメラも何もないのに何を――」


rasaが羽ケ崎に近づく前にスタッフの1人が出てきて彼を止める。


「rasaさん...あの人の言ってることほんとです。前に駅の暴動事件があった時...警察の対応が横暴だったとデモ隊が訴えましたが、警察側から当時の音声や映像が色んな角度で映し出されているものが提出されて棄却さりたんです。おそらく警察関係者にそういう能力を持っている人がいるんです...」

「そんな能力持ってるやつがなんで警察なんかに...」


映像関係の職につけば今のrasa以上に稼げるのは間違いないような能力。

 だが、最近の重要事件で容疑者などが警察の対応に対して抗議することがあっても複数の視点からとられた完璧な映像により訴えが9割ほど棄却されている。


「分かりました、分かりました。はい、帰るよ」


rasaは仕方なくそのままスタッフを連れて会場を後にした。

 羽ケ崎は自分の名前等を知らせず自体を収められたことに安堵しつつ、警察官に近づく。


「連絡ありがとうございます」

「すみません羽ケ崎さん...事情聴取の途中でしたのに」

「もうほとんど終わっているので、大丈夫です。また何かあれば連絡を」


羽ケ崎は警察官に啓礼すると、警察も啓礼を返しそのまま警備に戻る。

 時間を確認しつつ羽ケ崎が戻ると、ちょうどリスト全ての人物にIDの発行を終えた尾長と早見が部屋から出てきた。


「羽ケ崎さん!」

「お疲れ様。尾長さん、静。こっちも片付いたからお昼入っていいよ」

「羽ケ崎さんは一緒じゃあないんですかー?」


早見の顔色を見ながら尾長がいうと、羽ケ崎は2人の頭を撫でて答えた。


「ごめん、ちょっと矢崎くんの様子見するから。今日は我慢して」

「まあ...矢崎くん頑張ってますからね」

「昨日もほとんど寝てないみたいでしたよ...」


昨日は羽ケ崎が頼んでいるものの作業、本日は会場全体の監視カメラのシステムの設定等を行なっており、実際現場で動いている人以上に働いている矢崎。

 頑張り過ぎる彼を見張るのも羽ケ崎の仕事なため、羽ケ崎は2人に惜しまれつつも矢崎が作業している特殊車両に向かった。


「お疲れ様」


停車中の車両の近くには見張りの警官が2名おり、羽ケ崎を見るとキョトンとした表情で見つめる。

 オシャレな若い女性が挨拶してきたと思った2人だが、羽ケ崎がメガネと帽子を取ると、驚いた様子で慌てて啓礼をした。


「は、羽ケ崎さんでしたか」

「し、私服オシャレですね」

「私のセンスではないんだけどね...2人ともお昼休憩行っていいよ。矢崎くんは私が見るから」

「「ありがとうございます!」」


警官はそのまま休憩に向かい、羽ケ崎は車両の扉を軽くノックした後、認証キーで中に入る。


「お疲れ様、矢崎くん」


買ってきたお弁当と飲み物の袋を置いて電気をつける。

 薄暗い車両で作業していた矢崎はびっくりして近くにある毛布に隠れるが、声が羽ケ崎だと知って恐る恐る這い出てくる。


「は、羽ケ崎さん...すみません...まだ色々...出来て...」

「作業時間のことを聞きにきたわけじゃあないよ。休憩時間だから差し入れ」

「で、でも作業が――」


何か言う前に羽ケ崎は矢崎の口におにぎりを詰めた。


「そういうスケジュール管理も私の仕事。今は休む時間だから休んで」

「ひぎゃい(はいっ)」


そのまま黙々とおにぎりを食べた矢崎は羽ケ崎が買ってきた差し入れにも手をつけモグモグと美味しそうに食べる。

 作業が長引いたこともあり、食事がおろそかになっていたため、まともな食事がより美味しく感じる。


「矢崎くんはブリンガー以外で働くこととか考えたことないの?」

「ゲホゲホ!」


唐突な羽ケ崎の言葉に矢崎はこの世の終わりみたいな表情をする。

 自分の作業が遅いせいで羽ケ崎に迷惑がかかりそれでクビ...そんなネガティブを通り越して最悪な状況を想像している彼の頭に手を置いて羽ケ崎は言葉を続ける。


「ごめん、今のは私が言葉足りなかった。さっきrasaさんとひと悶着あった時...録音とかしてる旨を話したらすんなり引いたから。矢崎くんの能力はすごいし、能力の使い方もうまいから、引く手あまたなのにって思って」


実際彼も矢崎の能力の一部を聞いてだけで表情を変えた。

 矢崎の能力ネットワークは本人の負担がとても大きく、繋げた人の五感全てを一度自分に情報として知覚してしまうため、能力を上手く制御出来なかった頃の矢崎は能力を使うことをせず生きていた。

 能力開発にもかなりの時間がかかり、現在の最適解にたどり着いたのは本人の努力と発想の勝利と言える。

 矢崎の能力の対象は基本的には人が対象だが、情報をアウトプットする際にはPC等の機械を使用する。

 矢崎は自分の血液を含めて作った特殊なUSBメモリーを差し込むことで特定のPCを能力の演算装置として利用している。

 本人が自作した独自のプログラムで得た情報を矢崎に伝達する前に全てデータとしてアウトプットすることで、能力の弱点を大幅に克服するだけでなく処理速度、精度もPCスペックに比例して成長可能に。

 専用化したPCはインターネットには接続できない上、USB含めて生産コストがとんでもないという点はあるが、それを差し引いても有り余る有用な能力。


「僕は...」


矢崎 智也...彼は高校を卒業して大学に入ったが中退し、部屋に引きこもっていた。

 高校の時は映像関係の仕事をしたいという思いはあったが、彼の情熱は1つの出来事で消えてしまう。

 能力を使って撮影をする時、複雑すぎる彼の能力は制御が難しく、他人が感じたものを一度全て自分も知覚してしまう。

 矢崎は写真や動画を作品だと考え、オリジナリティをとても大切にする。

 だが、ほとんどの人はその作品は手段であり...その先にあるのは――


『有名になりたい』

『お金持ちになって...』

『あの有名人と――』


聞こえてくるのは欲望の塊、ほとんどの人にとって作品は手段であり、それ自体は踏み台。

 目標のその先があることは悪くない、誰もが欲望を抱えて生きているため、当たり前のことだ。

 その決して悪でない欲望こそが、矢崎を大きく狂わせた。

 仕事や何かをした時でもずっと聞こえてくる欲望と黒い本音...人間関係が複雑に絡み合う世界と密接に関わることで、矢崎は人という生き物に絶望し、自分もまたその人であることに途轍もない拒否反応を示した。

 全部誰かが終わらせてくれればいい...そんなことを考えながら過ごしていた矢崎に転機が訪れたのは――コンビニで店員と客が争っているのを見た時だった。

 万引き騒動で、客側はお金を払った主張するが、店員は機械が認識していないためまだ会計が完了していないと言う。

 怒声が飛び交う中...矢崎は早く買い物を済ませたかったため、客と店員両方に能力を繋げた。

 店員が言っていることも真実で、客側も機械にお金を入れているのが確認できる。

 矢崎精算機の近くに向かいお札を入れるところとは別のところにお金が挟まっていることに気づいた。


『どうかされました?』


2人の声が店の外まで聞こえ、近くをパトロールしていた警察が気づいて店に入る。

 店員は事情を説明し、万引きだと言うが、客側はお金は払ったと言う。

 埒が明かないと感じた警察が客を一度署に連れて行こうとするが、その行動はあまりにも理不尽で...一方的に店側の意見を認めているようなものだった。

 客は怒りだし手を離すように振り払うが、暴れ出したと判断した警察2人は急いで客を取り押さえ、パトカーに乗せてしまう。


『あ...』


勘違いが大きくなってしまい、矢崎はどうすることも出来ず困惑していると、店員が矢崎を精算機に案内し、その時お金が別の場所に挟まれているのを目撃した。

 だが、店員は何食わぬ顔でお金を隠し事が大きくなったことを隠そうとする。

 人は...自分の都合しか考えない。

 自分がどんだけ頑張って作った作品も、全て数字でしか評価しない。

 再生数、評価点、お金...全部全部そんな数字に支配された人たちが溢れているこの世の中が大っ嫌いだ。

 この店員だって...客の無実より自分が怒られるかどうかしか考えていない。

 人は、自分のために平気で人を犠牲に出来る最低な生き物だ。


『お、お疲れ様です!』


パトカーが発進しようとした時、誰かがパトカーに近づいてそれを止めた。

 1人の女性が警官と話して、パトカーで待機するように言う。

 そして店に入ってくると、店内を見まわし監視カメラの配置を確認し、データを見せるように告げた。


『いや、でも業務中でして――』

『はい、だからお願いしてます。業務ですので』


店員の言葉を遮って彼女はバックヤードに入りすぐに事件の詳細を判明させた。


『途中で気づいたなら何故止めなかったのですか?』

『いや..その...大事になると店長に怒られるし...』


店員がお金を精算機から取る場面もバッチリ映っていたため、彼女は店員に注意したのち、映像のコピーと一緒に報告書を作成すると告げた。

 その報告書はもちろん店長にも渡され、店長を通して運営本部に渡るだろう。


『お2人、一方からの話を聞くのはルール上間違った対応です。コンビニ内部なら監視カメラがあるので、手っ取り早いという点なら何故確認しなかったんですか?』

『いや..急に暴れ出して...』

『ルールで決められている行動を行ないのは、問題が発生した時に責任を取れないということです。もし、このままお客さんが連行され有罪などになった際にあなたたちはどういう責任を取れますか?』


彼女の言葉に誰もが沈黙していると、彼女は彼らを真っ直ぐ見つめて続けた。


『誰も責任を取れないんいです。だからルールで決められている運用であなたたちを守っているんです。もし間違いが起きてもそれが間違っていたのはルールだからです。この後の対応は決められたとおりに行ってください』


彼女は拘束されていたお客を解放し、その客から怒鳴られながらも誠心誠意謝罪した。

 それが上官である彼女の仕事だから...それに対して彼女は何一つ文句を言うことなく自分の役割を全うした。

 それこそが羽ケ崎と矢崎の初めての出会いであり、矢崎が自分の役割について真剣に考え直した切っ掛けとなった。

 あれだけ嫌っていた人たちだが...引きこもって何もしていない自分はその人たち以下ではないのか?

 自分は他の人を語れる程の何かをしているのか?お札に気づいた自分も何も出来なかったのなら、他と変わらないのではないか?


「僕は...お金を沢山もらって働くより...生き方に納得したいです...今の環境はそれが出来ているので...ブリンガー以外....羽ケ崎さんの下以外てば働きたくないです...!!」


羽ケ崎の姿を見て、全てに絶望していた自分が恥ずかしくなった矢崎。

 だが、どうしても普通の仕事には就くことが出来ず、人と接することもかなり難しい。

 そこで知ったのがブリンガーという制度....自分に立ち上がる機会と目を覚まさせてくれた羽ケ崎のため、彼は今ここにいる。


「まあ...矢崎くんがそう言ってくれるなら私は安心かな。でも、矢崎くんの仕事を評価してるのは私だけじゃあない...私だけが矢崎くんの仕事の全てじゃあないんだよ」

「...?」

「メール、見てないでしょう。色んな部署から矢崎くんの能力で厄介事にならずに済んだってお礼が届いているの。矢崎くんは私とか第6班のために仕事してるかもしれないけど。それは警察で一生懸命働いている他の人たちもすごくいっぱい助けてるってことは忘れないで」


羽ケ崎は矢崎の頭を撫でながらそう告げた。

 人と関わるのは今でも嫌で、人間嫌いを克服できる見込みはないと思っている。

 だが、それ以上に...自分はこれからもこの仕事で沢山の人を助けられると、彼は確信している。


「私もちょっとここで休ませてもらうから、矢崎くんも作業中断して休憩してね」


朝礼開始からずっと気を張っていた羽ケ崎は少し目を閉じて車の入り口付近に座った。

 矢崎も羽ケ崎の言葉をちゃんと守り携帯で趣味のゲームをしているが――


「(羽ケ崎さんに...服似合ってるって話出来なかった...)」


なんて後悔をしながら1時間の休憩をゆっくりと過ごした。

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