序章
初めてなんでね。何かありましたらアドバイスください。
「かつて、神に仕えていた一人の天使がいた。天使は無垢で純粋であった。しかし、人間の無慈悲で残虐な争いを見て次第に人間を嫌っていった。やがて、人間を愛する神と意見が合わなくなり戦争へと発展していった。」
「これが神と魔王サタンの歴史だよ」
そう話すのは私の親友でありクラスメイトである富沢涼香
「へー」
私は全く興味ない。興味があるのはキリシタンである涼香だけなのだ。
「ねえ!明!しっかり聞いてよ!!」
私は感情が顔に出やすい。私の名前は沢辺 明。榛沢高校2年生である。私のスペックに関してはそれ程高くいないとでも言っておこう。強いていうのならば人よりも多少頭が良いことぐらいだ(自己評価)
「話があると聞いて心配だったから態々放課後に学校内のカフェテリアまで来て話を聞いてみたらただの宗教勧誘かよ。こっちはよ受験勉強もしてるし、忙しいんだよ!ハイ、帰りまーす。」
「あ、ちょっと待ってよ!」
私はスタスタと早歩きでカフェテリアをでた。それを追っかけて涼香もスタスタとカフェテリアをでた。
「それで、サタンがね、、、」
「あんちゃん?歩きながらもその話をするの?やめてくんなまし?」
「え~、、、」
外は雨が降っていた。もちろん私は予報を見て傘を持って来ている。しかし、私は知っていた。私を追いかける女はバカで運動音痴でのろまである為傘を絶対に持っていないことを。
「涼香、先に言う相合傘はしない。」
「え~なんでよ!いじわる、ブス、バカ、お単小茄子、童貞!」
ん?ちょっとまて最後のは、いらなくね?
「ん。ごめん今、まあ今回だけは、おまけでいいだろうと思ったけど、入れないって気持ちに変わったわ!じゃあな。」
二人はじゃれるように校門に向かった。校門まではグラウンドの横の一本道を通らないといけないがおかしなことに、傘もささずに一人の女性が棒立ちしていた。
(やっと、みつけた、、、、)
女はこちらを見つめにやけた、、、
読んでくれてありがとうございます。これからも頑張ります!