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藍夜の詩

求めている救いと本当の救い

作者: 翠夢 隷璃

なんで私ばっかり


私に取り柄なんてない


君はそんな事ばっかりだね


死にたいなんて言うなら


一つ飛び降りてみたらどうなんだい?


君は幸せ者だよ


そんな事で自分が一番可哀想だと思ったの?


ほんとはね


君なんかどうだっていいんだよ


君にとっては私は一人だろうけど


君の代わりなんて幾らでもいるのさ


そうさ!君は取り柄なんて何もない


悲劇のヒロイン気取りのその顔を見たら


誰だって虐めたくなるさ


だって誰もがそれぞれ一番「可哀想」だと思ってるんだから!


不幸自慢もいい加減に聞き飽きたの


ほら、またお得意の涙を流してよ


どうせ君は私を嫌いになれない


だから私が嫌いになるの


ほんとに離れられなくなる前に


私が居ると君は駄目になる


ねぇ怠けんなよ


助けてくれる人なんて居ないんだから


ねぇ忘れなよ


君を嫌いな酷い私なんかさ


あぁ、くだらない人だった!


君の顔さえもう見たくない!

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