80.学校にて①
教室に着くと優人と優香が既に着ていた。優人は俺たちの方を見てニヤニヤしている
「優人なんだよ」
「いやー、付き合ってまだそんな経ってないのに随分と仲がいいな~と思ってな」
「ほっとけ。少し繋がりがあったんだよ」
「大方、碧のことだからゲームのことなんだろ?」
「まあ、そうだけど」
「ソフォス……」
「優香今なんか言ったか?」
「ソフォスって言っとたな」
「!?」
「あーあ言っちゃった」
美希がそう言ってため息をついた
「隠しとくんじゃなかったの?」
「だって隠しとくのめんどくさい」
「それな、碧だけ知らんって言うのもアンフェアやしな」
「それもそうだな」
「ちょっと待て」
「何?碧くん」
俺は三人の話に着いて行けてない
「なんで俺のゲームの時のプレイヤー名を優人と優香が知ってるんだ?」
「そりゃ、簡単だろ。おんなじゲームをやってたからな」
「OOは面白かった…サービス終わって残念……」
「せやな。最後に金を全部回収できたのはよかったけどな」
「おいまて、それって……」
「そう、俺がポリティスで」
「私がドロフォノス」
「全然俺知らないんですけど」
私が驚いていると
「もちろん私は知ってました」
「なんで俺だけ知らないんだろ?」
「それは、碧が昔から鈍感だからじゃないか?」
「そうそう。ギルド内の会話から分かるのに」
「まったくわからんのだけど」
「原因はあれだな、碧が行く高校の名前をチャットにあげたことだろ」
「それだけじゃわからなくないか?」
「それだけならな。『家から一番近い高校』なんていうから」
「私もちなみその情報でこの学校の近くに碧くんがいることを確信したよ」
「あとは、私が普通にハッキングした」
「優香は何してるんだよ!犯罪じゃねえか」
「碧、碧、ばれなきゃ犯罪じゃないんだよ」
「それいったらなんでも犯罪じゃなくなるだろ」
「俺はちなみに先生から情報を聞き出した。碧が俺たちにも高校を隠すから。それを城ケ崎に送った」
「なんで、パナギアが美希と一致するんだよ」
「簡単、簡単」
「ハッキングすればいいんだよ。いや~さすが城ケ崎家。セキュリティーが硬かった。突破するのに時間かかった」
「優香がハッキングしてから父さんが意地になってさらにセキュリティーを強固にしてたよ。かなり悔しかったみたい。まあ、ハッキングのおかげで、私もその情報をもらってこの学校に入れたんだからなんとも言えないんだけど」
俺の周りってやばいやつしかいないんだろうか…
「それにしても、こんなに近いところにギルドメンバーがいたのかよ」
「そういうこと」
「もしかしてだけど、俺への美希の告白は…」
「「もちろん協力しましたけど何か?」」
「このカップルめ」
俺が優人に詰め寄っていろいろと聞き出そうとしたとき、担任が教室に入ってきて、聞くことができなかった
そして、昼………事件は起こった
次回の投稿は3/19 17時です




