79.正座と言質
「おにいぃ?どういうことか説明して!」
俺は家の前で妹に向かって正座している。結はかなり怒っている
「いや、何と言いますか…『言い訳無用』…はい」
やばいなこの怒り方はやばい。結がかなり怒ってる時の態度だな。てか、速やかに元の機嫌に戻さないと学校に遅刻する
「結ちゃん結ちゃん」
「何ですか?美希先輩♪」
俺と態度が全く違うんだけど?!
「私が碧くんと付き合い始めたのは、ほんの最近だったから言う暇がなかったんじゃないかな?」
「それはそれこれはこれです。兄妹の間では隠し事はなしなので。そうでしょ、おにい?」
「そうですね」
「全くなんで言ってくれなかったの?」
「俺が結にもしだが言ってたらどうなってた?」
「それは…まず、おにいを殴るところから始めると思うよ」
「だから言いなくなかったんだよ」
そりゃ俺にはMっ気はないんでね。それにさっき投げられたところがまだ痛い。これはなかなかきついな
「それにしても、先輩はおにいのどこが好きになったんですか?」
「全部だよ」
すごくうれしいがかなり恥ずかしいな。美希のことをこれからどんどんと知っていかないと、と思たけど俺と美希はOOで知り合いだったからかなりお互いのことを知ってるんだよな。ギルドチャットでかなりプライベートな話してたし
「結ちゃんは碧くんのこと好きなんだね」
「そ、そんなことありませんよ。なんでそんなこと言うんですか?」
「だって、今日一緒に家から出てきたでしょ」
「それはたまたま時間が一緒になったからで」
「私の妹なんて、私を置いて早く出て居ちゃうし……技をかけたりしてくれないし」
「それは普通されないと思いますけど」
二人の話が進んでいくが、段々と俺の足がきつくなってきた。しびれがきつくなってきた。腕時計を見ると
「やばい、結ぃ、朝練に遅刻するぞ」
「やばい。とりあえず行ってきます。おにい」
「なんだ?」
「帰ったら覚えといて」
そう言って結は急いで学校に走っていった。俺たちはそれを見送ってか学校に向かって歩きだした。立つとき少しふらついたが、美希が支えてくれた。その時すこし柔らかいものが腕に触れたが何とか顔には出さなかった。美希は微笑んでたけど
「学校から帰るのが嫌だな~」
「それなら、うちに来る?」
「おっ、いいかもな~」
「それなら、お父様に紹介しないと婚約者としてね」
「え!なんで!」
「なんでって、私は良くお父様についてパーティーに参加するんですけど…その時によく求婚されるんよね。でも『婚約してる人がいるんで』って言って断ってるんだよ」
「それは…本気で」
「本気と書いてマジ。それに私と約束しましたよね」
「なんて?」
「忘れたんですか?」
「いつ、そんな約束したっけ」
「昔、OOのギルドチャットで」
「そんな話した気がする」
「そうでしょ。忘れないでよ。私が頑張って同じ学校に入ったんだから」
「了解」
俺たちは他愛のない話をしながら学校に歩いて行った
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碧が美希にとられた言質
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オーディナル・オンライン
チャットルーム
ポリティス:パナギア入ってこうへんな
ソフォス:そうだな.いろいろ頑張ってるんだろ
ドロフォノス:いつもみたいに果敢に敵に向かって行ってるんじゃない?
ソフォス:うまいこと言うな
ドロフォノス:( -`ω-)どや!
ポリティス:それで今日はどこの狩りに行く?そろそろ大型クエストがあるみたいやし
ソフォス:神域は?
ドロフォノス:賛成
ポリティス:いいで
>パナギアがオンラインになりました
パナギア:終わりました.何とか説得できました.アドバイスありがとう
ソフォス:おつかれ
ドロフォノス:お疲れ様
ポリティス:うまくいってよかったな
パナギア:みんなの言葉に救われました.特にソフォスの『何があっても俺達は味方だから』って言葉が
ポリティス:よかったやんソフォス
ソフォス:ほめるなよ.照れるだろ
パナギア:改めてソフォスのことが好きになりました.リアルであったらすぐに告白したいくらいには
ソフォス:!?
ドロフォノス:おぉ~
ポリティス:良かったやんか.これはカップル成立やな.聖母と賢者なんていいカップルやな
パナギア:照れますね
ドロフォノス:末永くお幸せに
ソフォス:ちょっ,ちょっとまて
ポリティス:なんか文句あるのか?
パナギア:だめですか?
ソフォス:だめじゃないけど
パナギア:なら,絶対にリアルで会ったら私から告白します.責任とってくださいね
ポリティス:ソフォス,ファイト
ドロフォノス:ファイト
ソフォス:………
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次回の投稿は3/13 17時です
こりもなく新作を書いてるので遅れてしまうかもしれません
ちなみに新作は転生ものです




