76.対ドラゴン戦
新章開始です
さてと、このドラゴンはどうするか。倒すのは当たり前としてステータスがHPとMP以外全く分からんからな。パナギアが
「私が初撃貰うよ」
と言って攻撃しに行った
「気を付けろよ」
「了解」
パナギアはドラゴンに向かって大剣を垂直に振り下ろした。すると大剣は深々とドラゴンの体に刺さった
「グラァァァァァァ」
「きゃっ!」
ドラゴンが体をねじってパナギアを吹き飛ばした。大剣が付けた傷は直ぐに修復された。そこにポリティスが矢を放った。矢は飛んで行ってドラゴンの胴体に刺さるかのように見えたが直前で弾かれた。ポリティスは
「ちっ、飛び道具はあかんのか。ソフォス、魔法を試して見てや」
「OK。光矢三倍」
俺が放った魔法は綺麗に真っ直ぐ飛んで行って、ドラゴンの体に突き刺さった
「ギャグゥァァァァァァァ」
綺麗に突き刺さった光の矢が体力を奪っているようだか、全然HPが減ってない。しかも、だんだんと矢が抜けてきてる
「せいやーーー」
バナギアが矢とは反対側の体を切りつける。さらにポリティスは、魔力を込めた矢をぶつけることで弾かれないで体に刺さるようになっている。ガブリエルとラミエルも、攻撃に参加して、魔法を使っている。俺も魔法をどんどんとぶつけているが、本当にやつのHPが減らない。というかダメージを与えてもほとんど回復してる。原因はやつが持っている【神聖魔法】のせいなんだろう。それで体力を回復して、さらに【MP自動回復】で永久に回復し続けられているんだろう
「ソフォス。これやったら、キリがないで。このままやとジリ貧や。ワイらのポーションにも限界があるし」
「そうだな。それにガブリエルとミカエルが参加しててもこれだからな」
「それに、なんかオーラが体から漏れ出て来てない?」
パナギアがそう言った瞬間
「ガッァァァァァ。グラァァァァァァ」
俺達が攻撃を緩めたタイミングで、やつが咆哮を上げて纏っていたオーラが体内に取り込まれずに体の表面に模様のようになった
「ソフォス、なんかやばくなったで」
「そうだな。ポリティス【鑑定】は?」
「見れるけど変わらんで、たぶん見えていないところで反映されとる」
「なんか、ブレスみたいに口元に集まってきてるよ」
「全員取り合えず俺の後ろに入れ」
やつがブレスらしきものを放とうとしている間に俺の後ろに来た二人+二匹を守るように
「〈女王の守護〉」
俺がそう唱えた瞬間にドラゴンからのブレスが放たれたのは、同時だった。ブレスが守護の結界に当たった瞬間ものすごい光を放った。ブレスの長さと結界の耐久がなくなるのが先か…こっちの分がかなり悪そうだ。どうするか……そうだ!
「土壁三倍」
俺は結界の前に土壁を出して少しでも結界の耐久を持たせることにした
「土壁三倍 土壁三倍 土壁三倍 土壁三倍 土壁三倍 土壁三倍 土壁三倍 土壁三倍 土壁三倍……」
土壁は一秒も持たずに崩壊するから何度も何度もかけ直す。連続で作ればさらに耐久できる時間が増えるけど、やばいなMPが先に切れそうだ
「はい、ソフォス、MPポーション」
「サンキュー」
俺はパナギアから受け取ったポーションを飲んでさらに土壁を作り続けた
それから、何分経っただろうか。俺的には十数分にも感じられたが実際はほんの五分だったが…
「あいつのMPがほとんど枯渇しとるで」
「一気に畳かけろ」
「「「「了解」」」」
俺たちはどんどんと攻撃をしていく。MPがほとんど枯渇しているからか傷が再生しない。が、徐々にMPは回復してきているし、しっぽや爪で攻撃してきていてかなりパナギアも攻撃を受けている。回復しているみたいだがその間は一時的に攻撃力が下がってしまう。どうにか、ならないんだろうか…
「せめて、もう一人いれば」
俺がそうつぶやいた時
「私も参加する」
その声とともに、ドラゴンに新しい傷ができた
次回の投稿は2/20 17時です
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