72.クエスト終盤
パナギアは大剣を振り回して、向かって来るモンスターを切り飛ばしている。ガブリエルも、魔法で召喚した剣を自分の周りで周回させてモンスターを倒している。ガブリエルのあれいいな。俺も出来たらしてみようかな?二人は広範囲型の戦い方をしてないから打ち漏らしがこっちに来てるな
「打ち漏らしをどうするか…」
「それなら、私がします」
そう言ってラミエルは魔法を唱えた
「光線」
ラミエルの体の正面に光の球体が出現してそこから、魔法の通りにレーザービームが敵の1体1体に向かって飛んんで行って倒している
「威力高いな。というか、広範囲殲滅用だな」
「でも、この魔法は維持するだけでもかなり魔力を消費するので今のでほとんど全部持ってかれました」
「そうか、ならMPポーション飲むか?」
俺は、ポーションをラミエルに差し出した
「いただきます。これ苦いですね」
「しょうがない。改良してないからな」
ラミエルは嫌そうな顔をしながら前足で器用に飲んでいる
「倒し終わったよ~」
「ご主人様褒めて褒めて」
「よくやったな」
俺がガブリエルの頭を撫でてやると
「ずるい。私も褒めて褒めて」
「お前もかよ…」
「いいでしょ」
「はいはい」
パナギアの頭も撫でてやると、とても嬉しそうな顔をしている。髪サラサラだな。現実でもこうなのか?
「お二人さん、どうやらモンスターの波は止まったみたいやで。というかなんで………」
「ポリティス、なんか言ったか?」
「なんでもないで。それよりもランキングを見てみ」
「いつの間にか一位になってるな」
ランキングのには
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討伐数ランキング
Ⅰ:オリンポス 人数4人 567体
Ⅱ:ケルベロス 人数15人 205体
Ⅲ:アタリメ 人数12人 179体
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この討伐数を元に報酬が渡されます
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これで、いい報酬が貰えそうだ。ふふふふふははははははははは
俺とポリティスは顔を見合わせて笑っていた。そうすると、
パナギアが
「二人とも顔が怖いし、どっかの悪代官みたいだよ」
いかんいかん。すっかり緩んでいた
「元の先頭場所に戻るか」
「そうやな」
「どんな反応をされるんだろ…」
俺たちが、元の場所に戻ってみると
「こいつらは誰なんだ?」
「いつの間にこんなに倒してるんだよ」
「四人パーティーなんて見てないぞ」
かなり大変なことになっている草原を見て、パナギアが
「わー、やっぱり大変なことになってるね」
「そうやな。これはなかなか…」
俺たちが驚いていると
「ポリティスさん、どこにいたんですか?」
そう言って、前に俺と戦ったヤンスカがポリティスに声をかけてきた
「こことは離れた場所で敵を倒しとったで」
「どういうことですか?敵が出てくるのは、この草原だけじゃないんですか?」
「そんなことは誰も言っとらんかったで。だから、わいらはここの近くにある森の近くのところでスタンバってることに、そこのソフォスがしたんや」
俺に振るなよ。ヤンスカがやっと俺たちのほうを見た
「ソフォス君ですか?君がこのパーティーのリーダーなんですか?」
「一応はそうなってますよ。昔からの付き合いだし」
「そうですか。それで、この討伐数になったんですか?一回は死んでもすよね?」
「誰も死んどららへんで、何せ一人メンバーおらへんけど、ソフォスの獣魔もおるしな」
「それなら、納得ですね。でも、次は負けませんよ」
「こっちもや」
そうして、ヤンスカとポリティスは握手をした。そのヤンスカの後ろにはカリンカさんがいつの間にか来ていた
「ギルマス、そろそろ神殿から話があるそうですよ」
「わかった。皆さんも一緒に行きましょう」
「そうですね」
俺たちはカリンカさんの案内で移動していった
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