7.これを初戦闘と言っていいのだろうか
初戦闘?です
9/7 脱字を修正しました
「準備出来たか?兄ちゃん」
もう5分たったのか
/大丈夫です。何とかなります\
よしじゃあ、いっちょ頑張りますか
「えぇ、大丈夫ですよ」
「OKOKじゃ、始めようや」
俺とベックは向かいあった。アニックとコックはベックの斜め後ろに陣取ってる
「こっちから、行くっす」
そう言いながら短剣を抜いてこっちに向かってきた
「火球」
魔法を使うと杖の先から一直線に、直径10センチぐらいの火の玉が前に飛んで行った
「うわっと、危ないっすね。かすったっすよ」
「ほう、魔法使いか…」
「これじゃ倒せないか」
「お前凄いッスね。今のでHPが10も減ったっす。直撃したら20ぐらいはくらいそうっすね。次はこっちから行くっす……よっと」
「わっ危ない」
「よく今の避けたっすね割と全力でいったんすけど」
短剣は近くに来るから魔法が使いにくいな。自分にダメージが来そうだ。はやくしないとこっちが不利になるな。そうだ、杖の効果を試してみよう。
「じゃあ、行きますよ。火球3倍」
出てきた火の玉はさっきと変わらないサイズだった
「なんすか。普通じゃないっすか。厨二病じゃあるまいし。無視して行くっすよ」
そしてそのまま火球3倍に突っ込んだベックは
「ぎゃぁぁーーー」
「うっそ、何これ」
「なんだこれは!」
「ベック大丈夫か!!!」
そう火球3倍はベックにぶつかった瞬間やつを包み込んだ
/プレイヤー〔ベック〕を倒しました。戦利品を獲得しました\
「お前何をした。レベル差のあるやつをどうやって初級魔法で倒した?まあいい、殺せば分かる。おいコックやるぞ」
「わかりました、兄貴」
やばい殺気立ってる。どうすっかなMPは残り16。突っ込んできたところに?
/水壁威力の3倍ならきっと彼らを押し流せると思いますよ。でもその前に球系のどれかで牽制を\
わかった試してみる
「火球威力2倍」
「当たんなきゃ意味無いんだよ。」
「それでいいんだよ。風球3倍」
「うわぁーー」
「コック!あの風はなんだ?ベックと同じでコックのHPを一撃で0にするなんて。てめぇタダじゃ終わらせんぞ」
「こっちだってログインして直ぐに殺されてたまるか。水壁威力3倍」
「ただの水の壁なんてこうやって強引にいけゃいいんだよ」
目の前に高さ6メートルの水でできた壁が出現した
「させませんよ。水壁解法」
解放した水壁はTSUNAMIのようになってアニックに襲いかかった
「くそっ覚えとけよ。今度あったら殺してやる……ゴボゴボ」
/〔アニック〕〔コック〕を倒しました。戦利品を獲得しました\
/レベルアップしました LV.Ⅰ→LV.Ⅴ\
/称号[下克上]を獲得しました\
なんとか倒せたな。ありがとうソフィア
/いえいえ。お疲れ様です\
ところでレベル差があったプレイヤーを倒したのにレベルの上がりが悪いのは何故?
/それは基本的にこのゲームはPKを推奨してないからです。そんなことが出来たら、新しいプレイヤーのレベルを上げ放題になりますからね\
そりゃそうか。レベルが上がったことでステータスポイントを割り振らないと
/レベルが1上がるごとに5ポイント貰えます\
そっかじゃあポイントを割り振って
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ソフォス LV.Ⅴ
HP:150/150
MP:27/27
装備:冒険者の服(上下)普通のローブ
武器:神女王の王笏(普通の杖に偽装中)
物理攻撃(FE):15
物理防御(FA):15
魔法攻撃(ME):20
魔法防御(MA):15
素早さ(TA):20
運(TY):15
スキル
【全属性魔法】LV.Ⅰ 【片手剣】LV.Ⅰ 【調合】LV.Ⅰ 【鑑定】LV.Ⅰ
【技能収納】:収納中のスキル 【採取】LV.Ⅰ 【鍛冶】LV.Ⅰ
称号:[下克上]
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称号の説明は
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称号:[下克上]
説明:レベル差がⅩ以上の敵を単独で倒した場合に獲得
特殊効果なし
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普通だ。
/さあ。冒険を始めましょう\
なんでお前が言うんだ?
/1回言ってみたかったことなので\
明日も15時に投稿したいと思います
拙作ですがよろしくお願いします