52.また、協会
/実は、なぜか緊急のメンテナンスが入ってしまったんですよ。連絡もないのでアシスト出来なかったんです。すみません\
「いいんだけど」
「緊急のメンテナンスなんて今まであったのか?」
/特になかったんですけどね。だから、ダウンロードしたファイルを保留してるんですよ。どうしたらいいでしょうかね?\
「私たちに聞かれても……」
「神に聞けば?アテナとか」
/神様方は忙しそうですから……\
「いや。あそこにいる奴らは忙しくないはず」
/どこですか?\
「『ルルディ』だ」
俺達は、『レイモーン・ホリィオ』に移動した。ソフィアは俺達が呼び掛けたら出てくるらしい
「エリアの移動が簡単ですね」
「そういや、パナギア」
「なんですか?ソフォス」
「お前はログインした時に神に会ったか?」
「はい、会いましたよ。アフロディーテさんに。綺麗な人だったよ。私にソフォスがこの世界にいることを教えてくれましたし」
「そうか」
「この協会綺麗ですね。リアルで家の近くにありますけどそこと遜色ないぐらい」
「そういや……」
俺がここに初めて来た時のことを話そうとした時
「おや?またお会いしましたね」
「やっぱりか……」
また、狂信者だ
「それと、初めての方ですね。おぉ!あなたも加護を持っていらっしゃる」
「な、なんですか?」
「パナギア行くぞ」
「うん」
「待ってください、旅人さん。お茶して行きませんか?」
「予定があるので大丈夫です」
そう言い俺はパナギアを連れて教会を出て、『ルルディ』に向かっている
「あいつはなんなの?」
「狂信者だよ。前と変わらなかった。押しが強くなったと言うよりも纏うオーラが少し変わった気がする。【鑑定】の結果見るか」
「あれ?【鑑定】って保留出来るんですか?」
「なんか出来る」
「そうなんですね。それで結果は?」
「あぁー、これなんかヤバそう」
「どんな感じに?」
「こんな感じ」
俺は【鑑定】結果を見せた
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クタービ LV.Ⅹ
年齢:40
職業:テオス教司祭
スキル:【看破の目】LV.Ⅵ【祈祷】LV._【清潔】LV._【回復魔法】LV.Ⅲ【精神魔法】LV.Ⅴ
称号:〔狂信者〕〔テオス教洗礼者〕〔∈∧∋∬∪〕
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「これはなかなか酷いことになってますね」
「前とレベルが変わってないのに、スキルと称号が増えてる」
「この文字化けが、称号?」
「俺の【鑑定】のスキルレベルが足りないんだろ」
「なるほど」
「こんなことなら、ポリティスを連れてくればよかった」
「ポリティスに会ったの?」
「さっきのとこにいたぞ。置いてきたけど」
「ポリティスはまた商売してるの?」
「かなり稼いでるみたいだ」
「変わらないね」
「そうだな。あいつ、神器持ってるし正確に分かったろうな」
「私も持ってるし。これ」
そう言いながらパナギアが取り出したのは綺麗な青色をした大剣だ
「海王の大剣です」
「デカイな。さすが神器」
「でも、これ軽いんだよね。もう一本大剣が欲しい」
「もしかしなくても、物理攻撃に全振りか?」
「まさか、素早さにも少し振りましたよ」
「昔と変わってないな」
「それは、ソフォスもでしょ?全パラ均等でしょ」
「そうだけど」
「ついでに魔法スキルと剣系のスキルを取ってるでしょ」
「もちろん」
「同じじゃん」
何も言い返せなかった
次回の投稿は12/5 16時です
日曜か月曜に短編小説を投稿すると思います
追記:12/3に『勇者と魔王の二重奏』を投稿しました
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