51.起きた
3章に入ります
「ほんで、こいつどうするか」
「どうするか…」
俺が考えている間にポリティスがムネーメーとカタグラフィに何かをこそこそ言っていた。すると
「兄さんが運んできたんだから、兄さんが見てたら?」
「いやいや、同性のムネーメーが見てくれよ」
「いえいえ、ここはソフォスさんが見てください。我々は外にいるので」
「いや、ちょっと待てよ」
「じゃ、わいらは外におるから、パナギアが起きたら呼んでくれや」
そう言いながら、3人は部屋を出て行った。(ちなみに、ラミエルとガブリエルはもともといなかった)どうすりゃいいんだ。まあ、起きるまでこの部屋の椅子に座って待ってるか
椅子に座ってしばらくぼーーっとしていたが暇になったので、窓の外を見ているとだんだんと眠くなてきた。そして、そのまま俺は眠ってしまった
そして、しばらくして
「すみません。ここはどこですか?あなたは、ぁぉ……なんでもありません」
そう言いながら起こされた
「おはよう。ここはシークレットエリア神々の隠れ家だ。パナギア」
「なんで私の名前を?」
「【鑑定】したからな」
「そうなんですか」
「スキル【鑑定】持ってるか?」
「いや、持ってないんですけど」
「なら、ステータスオープン」
俺は、ステータスをパナギアに見せた
「久しぶりだな。お前が最後だぞ」
すると、急にパナギアの目には涙が溜まってきた
「ど、どうしたんだ」
「うぅ、やっと、やっと会えました!!!!ソフォス。怖ったですーーーーー」
そう言って泣きながらパナギアは俺に抱きついてきた。妹を慰めたことは会ってもほかの異性を慰めたことなんてないしどうすりゃいいんだ。そうこうしていると
「ソフォス…慰めたりしてくれないんですか?」
「いや」
「いやってなんですか?かわいい女の子が泣きながら抱きついて来ているという展開なのに」
「リアルで妹以外の異性を慰めたことない俺には、ハードルが高い」
「なら、妹にやったことをしてくださいな。それで、大抵の女の子は泣き止むと思いますよ」
「えー。あれやんのか」
「はいはい、やってください」
あれやるのは物凄い恥ずかしいんだよな〜。とか思ってたらパナギアの目から生気が抜けてきた。しゃーない
「ふぇ?」
「これでいいか?」
俺が昔、妹を慰める時に良くしていたのは頭を撫でてやることだった。しかし、これを他人にやるのはなかなか恥ずかしいな。しばらく、やってから
「こんなもんでいいか?」
「はい……ありがとうございます」
「なんで、顔赤くしてるんだ?」
「自分で、頼んでおいてかなり恥ずかしかったんだよ。それより、さっきの『お前が最後』ってのは?」
「それはな、OOで組んでたギルドメンバーでこのゲームに来てなかったのはお前だけだったんだよ」
「そうなの?私いつも最後な気がする。ギルドに入るのもゲーム始めるのも。初期生産分の抽選にハズレるし」
「いや、それ俺もハズレてるから。俺も始めたの1週間ぐらい前だし」
「それなら良かったです。そこまで、乗り遅れてませんね」
「そういや、なんでプレイヤーに追われたんだ?」
「長くなるので座っていいですか?」
「俺も座る」
パナギアはベットに腰掛けて俺は椅子の背もたれを前にして座った
「追われてた理由を聞く前に、なんで追われてたの知ってるの?」
「それはな、ソフィアから聞いたからだ」
「誰ですか〜?それ。恋人なの?絶対そうでしょ!!!」
「なんで怒ってるんだよ。ソフィアはアシスタントAIだ。色々とお世話になってるんだよ。まあ、いつも唐突に出てくるけど」
/呼びましたか?\
「頭の中に突然声が」
/こんにちはパナギアさん。先程アシスト出来なくてすみません\
「どういうこと?」
/実は……\
次回の投稿は11/30 16時です
別の話も書いているのと、テスト期間のため短くなります




