3.チートスキルは不可避也
説明回入ります
5話までは続くので面倒なら斜め読みしてください
9/7 誤字を修正しました
「では、この世界について説明します。いいですか?」
「なんで急に真面目になったんだ?さっきまで砕けた言い方だったけのに」
「いいじゃん。その方が雰囲気が出るでしょ」
「どうぞ続けて」
「神様に対する敬意が足りてない君には教えない」
「ハイハイ 教えて頂けますか、ヘルメス様」
「じゃあ真面目に始めよう。この世界は何をモチーフにしているでしょう、碧くん」
「説明書通りならギリシア神話をもとにしてる」
「はい、正解。さすがしっかりと予習してるね。その通りこの世界はギリシア神話をモチーフとした架空の世界を冒険するというのが目的のゲーム。
プレイヤーは冒険者となって街の人の悩みや依頼を解決したり、モンスターを倒して遊ぶことができる。」
「最初からそう説明してくれよ」
「まあまあ。この世界のシステムは説明書通りなので省くとして、基本戦闘は武器と魔法で戦うことになるけど、スキルやレベルによって戦いやすさが変わるんだよね」
「そうだろうな。スキルについて教えてくれ」
「スキルは戦闘系、魔法系、生産系の3つに別れてるよ。それぞれどんなスキルがあるかは選んでみれば分かるからさ。ほいっ」
ヘルメスが何かを俺に投げる仕草をしたその瞬間、目の前にウィンドウが出てきた
「この中から好きなのを5つ選んでいいよ」
「わかった」
ウィンドウの中を見ると
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碧くん〔ソフォス〕の選べるスキル
戦闘系
【短剣術】【片手剣】【盾術】【武術】
魔法系
【火属性魔法】【水属性魔法】【風属性魔法】
【土属性魔法】【光属性魔法】【闇属性魔法】
生産系
【調合】【鍛冶】【錬金術】【木工】
【鑑定】【採取】【採掘】【伐採】
補助系
【疾走】【ステータス強化】【幸運】
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【???】【???】
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「なんか昔使ってたキャラの持ってたスキルにめっちゃ似てるな……」
「一応、前のソフォスのステータスをもとにしてるからね」
「あー、魔法職にしたいから魔法を5つ取りたいけど魔法が効かなかったりMPがきれた時用に【片手剣】は欲しいしな~
あっ後MP回復アイテム作るために【調合】も取っておきたい。どうしようか」
「あれ?魔法系を全部統合したスキルなかった?」
「この補助系の下の文字化けしたやつか?」
「ありゃま、ほんとだ化けてる。ごめんごめん直すよっと これで大丈夫のはず」
「サンキュー」
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碧くん〔ソフォス〕の選べるスキル
戦闘系
【短剣術】【片手剣】【盾術】【武術】
魔法系
【火属性魔法】【水属性魔法】【風属性魔法】
【土属性魔法】【光属性魔法】【闇属性魔法】
生産系
【調合】【鍛冶】【錬金術】【木工】
【鑑定】【採取】【採掘】【伐採】
補助系
【疾走】【ステータス強化】【幸運】
固有技能
【全属性魔法】【技能収納】
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「あのー、ヘルメスさん。このやばそうなスキルは何?」
「あーそれぇ。君専用のスキルだから気にしなくて大丈夫だよ」
「いや、そういう意味じゃない。なんでこんなのがあるんだ」
「あれ前の時も、似たようなスキル持ってたよね?」
「そうだけど...最初から持ってたわけじゃないんだけど」
「大丈夫、大丈夫これからのことを考えると絶対いるから。詳しい説明が見たかったらウィンドウ上のスキルを長押しで見れるから」
「さっきから思うんだけどなんで英語とギリシャ語?がまざってるんだ。統一すればいいのに」
「それはさ、全部ギリシャ語にしたらわからないじゃん。楽しんでもらいたいし」
「そっか、考えてるな」
「管理AIですから」
「そうっすか。じゃ選ばせてもらいますか」
でも一回詳細を見ておかないと、と思いつつ固有技能の2つの詳細を開いてみると
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【全属性魔法】LV.Ⅰ
基本の六属性魔法を含むすべての魔法が使用できるよ
そしてスキルのレベルに応じて使える魔法が増えていくのだ
使用可能魔法
【火属性魔法】LV.Ⅰ 火球 火壁
【水属性魔法】LV.Ⅰ 水球 水壁
【風属性魔法】LV.Ⅰ 風球 風壁
【土属性魔法】LV.Ⅰ 石球 土壁
【光属性魔法】LV.Ⅰ 光球 光壁
【闇属性魔法】LV.Ⅰ 闇球 闇壁
【技能収納】
このスキルの中にスキルを収納することが出来るよ
プレイヤーのレベルによって入れられるスキルの数は変わるよ
これで君もスキルコレクターだ
収納中のスキル:0(Max2)
【 】 【 】
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なんと言うか、まあチートだろうな
魔法は全属性使いたいですよね?
そんな時はこのスキル【全属性魔法】
これであなたの願いを叶えます
というわけでまだまだ説明は続きます