27.商人とのトーク
店の看板には、
『商店ユユカト たくさんのアイテムを適正価格で買取販売しております。皆さんに損はさせません』
と書いてある
「どっかの怪しい会社が使いそうなフレーズだな」
「なんやて、しっかりと適正価格で買っとるわ」
「まあ、昔からだから大丈夫だ思ってるけどな」
「ならいいんやけど。ソフォス昔から、いじってくるからな」
「そんなことないだろ。その役、パナギアだろ?そういや他のメンバーは?」
「せやったな。他のやつについては中で話すわ」
そう言って、ポリティスは店の中に入って行った
「おかえりなさいませ、オーナー。お客様ですか?」
「ただいま。いや違うんやけどな。今、奥の部屋空いてる?」
「はい、大丈夫ですよ。お茶をお持ちしますか?」
「ええわ。商談じゃないからな。誰かわいに話があるって来たら、少し待たせといてくれ」
「わかりました」
「ほな、お願いな」
奥の部屋に入ってから
「まあ、そこに座ってくれや」
「ありがとう。よく、店買えたな」
「大変やったんやで。3週間分のゲームで貯めた金が飛んで行ったんやから」
「そりゃ、ご愁傷様でした」
「ま、店を構えたおかげで商売が楽になったし店員も確保出来たからチャラやな」
「お前は、サービス開始時からやってるのか?」
「せやで、そう言うソフォスはいつからなん?」
「昨日からだな」
「昨日?それでそんなにステータス高くなるか?」
「レベルと装備を見ろ」
「ふむふむ、なるほど装備の効果も入っとんのか」
「てか、スルーしたけどどうせお前俺を【鑑定】してるんだろ」
「もちろん、わいは【鑑定】はレベル10やからな」
「ところで、この杖は【鑑定】出来るか?」
「どれどれ、って普通の杖やろ」
「ホントか?」
「むむむむ、あーなるほどな。これ、アーティファクトか」
「そうだ。そしてお前も持ってるんだろ、1点物のアーティファクト」
「あぁ、持ってるで2つ。ひとつは『全能神の目』を」
「効果は?」
「なんでも鑑定出来る能力や。たとえ、ステータスを偽装していてもな。で、その杖の効果はなんや」
「魔法の威力増加と見た目の偽装、あと魔法操作性の向上だ」
「ほんとにチートやんけ」
「人の事言えんのか。もう一個持ってるんだら」
「そらな、神さん直々に貰ったんやから。やっぱお前も『適合者』か」
「お互い様やろ。ほんで何人の神さんに会ったん。わいはゼウスだけやったけど」
「俺は、最初にヘルメス、途中でアテナ、アルテミス、アフロディーテに会った。あとペルセポネにもあったぞ」
「それもはや、崇拝レベルやろ他のやつからしたら」
「どうかな~」
「まあええわ、ソフォスといれば会えそうやしな。剣をくれへんか」
「OK。ここに出すぞ」
「すまんな。あぁこれやこれ。助かったわ。注文入っとたから。で、相談なんやけどポーション作ってくれへんか」
「なんでだよ。街の中にNPCがポーション売ってる店あったよな」
「そうなんやけどな、そこは1日に売ってくれるかずが限られてんねん。それに、一回1人1本やしな」
「それで、俺に作れと」
「頼む(-人-)」
「いいけどさ……じゃあその前に情報を来れ。それと交換で今やってるクエストが終わったら作るよ」
「ありがとうな。情報ってどんなやつや?」
「この街の近くのモンスターが出てくるところでボスがタカ、ワシ、ヘビ、クマの所あるか?」
「それなら、四方の森やな。でもなんでや?」
「この紙に書いてあるんだよ」
そうやって俺はカメリアちゃんからもらった箱の中に入っていた紙を見せた
「なんやこれ?!ほとんどヒント無いに等しいやんけ」
「まあ、ある程度予測は立つしな」
「で、森に行く根拠は?」
「広場にこの4種類の動物の像があったから」
「なるほどな。確かに森のボスはその4種類やな」
「だろ、だから聞いたんだよ」
「ホント、その推理力はどっから来るんだか。普段はそうでも無いのにクエストの時だけ名探偵ばりになるからな」
「そりゃ、どうも。森の情報を教えてくれ」
「わかったわ。北のボスはワシ、東のボスはクマ、南のボスはタカ、西のボスはヘビや。普通のモブは、オオカミとハチがどこの森にも出る。んで、森によって属性が違うんや」
「そうか…わかった。とりあえず行って来るわ」
「ちょと待て、あそこ推奨レベル20やで」
「ステータス底上げされてるし、大丈夫大丈夫。それに、レベルが上がった理由が…」
俺は、ポリティスに今までのことを話した
「ソフォス……さすがに濃すぎるやろ。ま、それなら、大丈夫やな。一応忠告しておくと、普通はボスは1つのパーティーが10分で倒すもんだから、気を付けや」
「わかった。サンキューな。このクエスト終わったら、ポーション作るよ」
「頼むで。でも、ソフォスならすぐ終わりそうやな。行ってら」
そうして俺は、店を出た
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