25.次の街へそして……
1章のエピローグです
24話の武器に等級を追加しました
「こんにちは」
「いらっしゃい。ご要件はなんですか?」
オリクトさんじゃないな
「オリクトさん、いらしゃいますか?」
「大将ですか?少々お待ちください。大将、お客です」
そうすると奥から
「あ、ありがとうございます。来て頂いて」
「いえいえ、ついでですから」
「では、この剣の束をお願いしますね」
「わかりました」
用意されていた剣の束を、神々の箱に閉まった
「じゃあ、行ってきます」
「こちらの紙に商人さんのお店のだいたいの位置が書いてあるので。よろしくお願いします」
「わかりました」
そうして、俺は店を出た。すると…
「ソフォスお兄ちゃん、待って」
後ろから声がして、振り向くとオリクトさんの娘のカメリアちゃんがいた
「どうしたの?」
「あのね、次の街に行くんでしょ」
「そうだけど……それがどうしたの?」
「これあげる」
そう言って、差し出されたのは木の箱だった
「これは?」
「前に、友達と遊んでてはぐれた時に助けてくれたお姉ちゃんから貰ったの。今度、誰かに助けて貰ったらお礼にあげなさいって」
「貰っちゃっていいの?お礼ならおじいちゃんとお父さんからもらったけど」
「いいの私からのお礼だから。ソフォスお兄ちゃんが剣を見つけてくれたおかげでみんな笑顔になったから」
「それなら、貰っておくね」
「うん、後で開けてみてね」
「わかった。ありがとう。じゃあ、またね」
「またね~」
俺は、次の街の門に向かって歩きながら、箱を開けると
鍵と折りたたまれた紙が入ってた
「なんだこれ?」
紙を開くと
____________
タカ→ヘビ→クマ→ワシ
____________
と書いてあった
「イタズラか?」
すると、突然
/クエスト〔知恵の女神の試練〕を開始します\
唐突にクエストが始まった。なんでだ?
/疑問にお答えしますと、これは神々が設定していた条件を満たすと始まるクエストです\
「ソフィアか」
/そうです。お久しぶりという程ではありませんが、今回は状況説明のために出てきました\
「そうなんだ」
/このクエストは限りなく、ヒントが少ないので頑張ってください。ソフォスさんには簡単かもしれませんが\
「そんなことないと思うけどな」
/頑張ってくださいね\
「わかった。のんびり頑張るよ」
/それでは、また\
「消えるのはやいな」
さてと、そろそろ門だ。森に行く時は基本的に走ってたからな、ゆっくりと行こう
=オリクト視点=
俺はオリクト、この『レイモーン・ホリィオ』で唯一の鍛冶屋の大将をやっている。親父が盗賊に殺されて剣が紛失していたが、ソフォスさんのおかげで取り戻すことが出来た。今はしっかりと店に飾ってある。俺がソフォスさんを送り出して親父の打った剣を眺めていると
「お疲れ様です。オリクトくん」
「お疲れ様です。リノンさん。どうされたんですか?」
「ソフォスさんは行ってしまわれましたか?」
「はい、剣を何本か持って行って貰いました」
「次の街までだいたい三時ですが……」
「彼なら、一時ぐらいで着きそうですね」
「まあ、あの森まで一刻で行けるのですから」
リノンさんと雑談していると
「すんません、オリクトはんいらっしゃいますか……って近くにおった」
「お久しぶりですね、商人さん。どうされたんですか?」
「いや、剣が気になってな。ところでその隣の人は?」
「この村で服飾店を営んでいるリノンさんです」
「こんにちは、リノンです」
「こんにちは、リノンはん。わいはしがない商人です。今度うちの店と取引してくれませんか?」
「いいですよ」
「よっしゃ。ありがとうございます。ほんで剣はどうなりましたか?まだ解決してないんやったら、わいが探しますけど」
「それなら、リノンさんに紹介して頂いた旅人さんが、解決してくださいました。半日で剣を見つけていただきました」
「それはよかった。でその旅人どんなやつなんですか?」
「髪は群青色で目はダイヤモンドのように透き通っている、魔法使いさんです」
「彼は、かなり魔法を使えますよ。私がウサギ達に襲われている時に一撃で全員倒してくださいましたから。彼は一応【片手剣】のスキルも持っていますよ」
「髪は群青色、目はダイヤモンドのよう、まほ使いなのに、【片手剣】を持っている……」
「あと、彼はアーティファクトのおかげで強いと言ってましたね」
「アーティファクト?!どんなんなんですか?」
「杖のアーティファクトですよ。ヘラ様の武器ですね」
「そうなんですか。だから親父が送った剣が杖にもなるようになってるんですね」
「なんなんや、そのチートは。そいつは今どこにおるんですか?」
「私が商人さんのお店に剣を持って行って貰いましたが。一刻前にここを出ましたよ」
「一刻ならまだ余裕があるな」
「そうでもないですよ。彼は【疾走】を持ってますから、一時ぐらいで着くんじゃないかと」
「そんな、アホなそれが出来たらバケモンや」
「実際に、剣を探しに行くために行った森まで半刻で行ってますし」
「ほな、はやく戻らんと。ほんで、そいつの名前なんで言うんや?」
「ソフォスさんです」
「あっはっはっはっは」
すると、急に商人さんは笑いだした
「どうしたんですか?」
「なるほどな、あいつやったんか。なら納得やな」
「何が納得なんですか?」
「あいつは、困ってる人を放っておけんのですよ」
「それは、旅人さんの元の世界でですか?」
「どこでもやな。まあ、ええわ。ほなわいはあいつよりも先に街にいるために転移門を使うて帰りますわ。ほなまた」
そう言い残して、商人さんは店を出ていった
「エネルギッシュな人ですね」
「そうですね。いい人ですから」
「そのようですね。私は仕事に戻りますね。オリクトくんも、フリソスを超えれるように頑張ってください」
「頑張ります」
リノンさんは帰た
さあ、俺も頑張りますか
1章終わりました
新キャラも登場させつつ2章へ
次の更新は明後日です
13時頃になると思います
ブクマなどよろしくお願いします




