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A&A World~クエストキラーは疾走す~  作者: UReI
Ⅰ:賢者がゲームにログインしました
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20.魂との会話による疑問

「そうだそうだ。そこから、川の方を向いてくれ。あぁそっちじゃねぇ。こっちだこっち。そうそう。でこっちに来てくれ。足元には気をつけろよ 」


こんな感じで俺は指示を受けている。どこへ行くんだろうか?川辺を進んでいくと河原に出た。(当たり前か)そこで辺りを見回すと


「うわぁ」


そこには、白く光るものが浮いていた。人っぽい形をしているだけに、びっくりした


「いやーありがとな、俺の呼びかけに答えてくれて。助かったよ」


「それは良かったです。ところでお名前は?」


「おっと自己紹介がまだだったな。俺の名前はフリソスだ」


「ソフォスです」


「あれだろ、お前俺の隠した剣を探しに来たんだろ?」


「はい、そうですよ。オリクトさんも探したそうですけど見つからなかったので」


「そりゃそうだろ。古い箱に入れていたおかげで盗賊たちには、盗られなかったけど、他のやつに見つかったらやばいから剣をこの河原に向かって投げて死んだからな」


「ところで、ご自分が死んでいること分かっているんですね」


「そりゃな、体がなくなって魂だけになったのは、すぐ分かったし。あと、教えて貰ったからな」


「誰が教えてくれたんですか?」


「ペルセポネ様だよ。半日ぐらい前にいらっしゃってな。そん時にな。選択肢として直ぐに冥界に行くか、ここに留まるか選ばせて頂いたんだよ。まあ俺は剣が無事しっかりとした誰かに渡るまでは、冥界には行けないって言ったんだ」


「そうなんですね」


「地縛魂?になってるらしく剣から離れた所には動けないとも言われたよ。そういや、ペルセポネ様が帰る時に『多分、あなたの心配事は直ぐに解決すると思いますよ』と言ってらしたな。だから、お前が近くに来た時、言ってた意味が分かったんだよ」


やはり、俺の行動は予測されてんのか。てか、ペルセポネも知ってたんだな。1回俺の情報どこまで出回ってるか、聞こう。神に会ったら


「それでだ、剣を回収しにきてくれないか?誰かに取られたくないんでね」


「わかりました」


「んじゃ、ついてきてくれ」


そう言って、フリソスさん(光の塊だけど)は動き出した


「どこら辺に、あるんですか?」


「そんなには遠くないんだ。俺が死んで葬式が終わった後に大雨が降ってな剣が最初あった場所から離れちまってな。なんんとか、俺も流れないようにしたんだけどな。魂だけの状態じゃほとんど効果がなくてな。流れに乗せて、安全な所に剣を動かすことしか出来なかったよ」


「いやいや、十分だと思いますけど。普通は魂の状態で、そんなことできないと思いますけど…」


「そうなのか?小石ぐらいなら持ち上げられるけどな~」


小石が俺の目の前でふわふわと浮いた


「絶対にできないと思います。というか、フリソスさんだんだんしっかりと姿が分かるようになってきましたよ」


「そうか?俺からは普通に見えているからな。剣に近づいて来ているからだろ」


鮮明になってきたフリソスさんは、オリクトさんと同じく赤い髪に赤い目だ。ただ、髪をオリクトさんより短く切っていて、鍛冶場の親方という感じがする。そんなことを考えながら河原を歩いていると、洞窟の前に着いた


「この奥に剣があるんだが……」


「どうしたんですか?急に歯切れが悪くなって」


「奥にゴブリンが住み着いちまったんだよ。どうやら剣は使えないようなんだが、奴以外のモンスターは剣のオーラのせいで近づくことも出来ないらしい」


「なるほど…ゴブリンを倒さないと剣は手に入らないんですね」


「そうなんだ。すまんな剣を探しに来てくれてさらに持って行って貰うのに、討伐までさせてしまって」


「それはいいんですよ。そう言う依頼ですし。あと、この世界に来てからウサギとしか戦って居ないので、やっとモンスターらしいやつと戦えますから。ゴブリンは、1匹ですよね?」


「そうなんだが、奴はリーダー格のゴブリンだ。下っ端はどうやらこの前の大雨で流されて死んだみたいだ」


モンスターは、ポップするもんじゃないのか


「ところでモンスターは繁殖で生まれるんですか?」


「そりゃそうだろ。それ以外に何があるんだ?」


「そうなんですか……」


プレイヤーがそこまで多くないからとはいえリソースは足りるんだろうか?これも髪に聞いてみよう


「まあ、下っ端が居ないなら大丈夫です」


「そう言う問題ではないと思うが、頼んだ」


「頼まれました」


そうして俺は洞窟の中に入っていた


~10分後~


「そろそろ、奥に着くぞ。それにしても光球フォス・グローボにこんな使い方があるのか…洞窟の明かりにするとは、それで魔力は減らないのか?」


「アーティファクトのおかげで威力は上がってますし、魔法の操作も簡単になってますから」


人工神器アーティフィシャル・アーティファクトを作ったが本物のアーティファクトを見るのは、久しぶりだな」


「見たことあるんですね」


「うちと懇意にしてくれている商人が持ってたな。唯一のもんだと言ってたな」


きっと商人も『適合者』だな。多分会えるだろう


「そうですか。俺のも唯一無二ですから」


「そうか。ここを曲がったら急に広いところにでる。そこにゴブリンがいる」


「わかりました」


さあ、やっとRPGらしいモンスターとの戦闘だ

戦闘は直ぐに終わります


明日も同じ時間に投稿します

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