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A&A World~クエストキラーは疾走す~  作者: UReI
Ⅰ:賢者がゲームにログインしました
12/83

12.効果は幻想の様に…

新キャラ降臨です



「すみません、荷入れまで手伝って頂いて」


「いえいえ全然大丈夫です。これで最後ですね」


「はい、ありがとうございます。商品の入れ忘れはありませんね。本当にありがとうございます。では、ようこそ『カタスティマ・リノン』へ。どうぞ中に」


「何を売ってるんですか?」


「基本的に雑貨と服飾関係ですね。旅人さん達向けではありませんね。基本村人が買いに来ます」


「そうなんですか」


店の中を見渡すと色々な物が売られている。服などはいかにもゲームの村人の服だが、装飾品例えばペンダントとかはプレイヤーにも人気が出そうだ


「この辺の物は俺なら普通に買いますけどね」


「それですか。これと言って特殊な効果は着いていませんし、村人が森に行く時なんかにお守りに持っていくんです」


「それ用ですか。持ってみてもいいですか?」


「はい、どうぞ」


俺はペンダントを手に取って、【鑑定】を使うと


************

アステリ・メダヨン〔装飾品:ペンダント〕


等級:一般級


素材:プロトス・レイモーン・コウネリの角


説明:一般的な素材で作られた星型のペンダント


効果:素早さ+10


************


普通に良くないか序盤のアイテムにしては破格の効果だと思うが……


「素早さ+10は普通に強いと思いますよ」


「そんなことはありません。もう少し良い素材なら効果が2つは付くんですよ」


「そうですか」


「そうなんです。おっといけない、助けて頂いたお礼をしなければ」


「でしたらこのペンダントをください」


「それだけでは対価になりませんよ」


「これで十分です」


「しかし……」


この後数分押し問答を続けていると


「リノンさん、かえってきたのかい?店に入るよー。なんだい?お客さんかい?」


「いえ、私を助けてくださった旅人さんです」


「ソフォスと言います」


「そうかい。私はこの近くで花屋をしているトゥリアンダだよ。で、何を言い合ってたんだい。外まで声が聞こえてたよ」


「実は…………」


リノンさんがトゥリアンダさんに状況を話して


「なるほどね…ソフォスは、あっ呼び方はこれでいいかい?」


「はい。大丈夫です」


「ソフォスは助けたお礼はそのペンダントでいい。で、リノンさんはそれじゃ足りないと押し問答になったのか。はーー。どうするか……そうだ!リノンさん確か前に作ったけど店に出せないローブがあるって言ってなかったっけ」


「はい、ありますが?それで」


「それを渡したらどうだい。売れないならあげればいいじゃない。彼見たところ魔法使いみたいだし」


「あぁ、そうですね。ありがとうございます、今取ってきます」


「これで一件落着かな。ソフォスはどうだい」


「それがどんな物かによりますけど……」


「素直に貰っといた方がいいよ。昔から知り合いだけど、あの人お礼を受け取らないと断った分だけどんどん、増えていくよ」


「なんですかそれ、怖っ。どんどん増えたら不味くないですか?」


「そうだよ。だからここの村の人はあの人に何かした時は最低限のお礼だけ直ぐに貰うようにしてるんだよ。あっ、帰ってきた」


「これです。前に久しぶりに服を作ったら出来てしまって【鑑定】《見てください》」


「わかりました」


目の前のローブを【鑑定】すると


************

オフサルマパティ・クライナ〔装備品:ローブ〕

LV.Ⅰ

等級:幻想級


品質:特定不能


説明:偶然出来たローブ。作者の想いがこもった結果と思われる。そのため効果は計り知れない。この防具はレベルアップによって進化する


効果アポテレズマ:適合者のステータスを大幅アップ 自身のスキルを装備者に与える


スキル:【疾走】LV.Ⅰ【隠密】LV.Ⅰ【 】【 】


固有技能:【色替え】LV._【鑑定拒否】LV._【不滅】LV._


製作者:リノン


************


「幻想級ってどのくらいですか?」


「幻想級?それって等級ランクの中に入らないんじゃないかい?」


「はい。基本的に等級は下から一般級→上級→希少級→伝説級→アーティファクトの順です。幻想級はこの中にはありません。なぜなら偶然出来るものでなおかつその全てが例外無く効果が凄すぎるのです」


「やば過ぎません?」


「だから売れないのです。これはたぶん幻想級の中でも最上位に値するものと思われます」


「そりゃ売れないね。しかし、私はこのローブ【鑑定】出来ないね」


「そうなんですか?俺は見えますけど」


「製作者が許可したからじゃないか。一応私も【鑑定】のレベルは9なんだけどね」


「そうなんですか!!!」


「それだけこのローブは凄いんです。なのでソフォスさん貰ってください。お願いします。これを作ったのはちょうど旅人さん達がこの世界に来た最初の日なんです。きっとこれは神々の導きだと思います」


「うーん……」


これを欲しい気持ちと目立ちたくないという気持ちがせめぎ合ってる


「【鑑定】を持ってる旅人に出会った時どうすれば」


「それなら、大丈夫だよ」


「どう言うことですか?トゥリアンダさん」


「【鑑定】なんてレアスキル持ってる方が少ないんだよ。この村でも私とリノンさんあと数人だよ。それにこの村を通った旅人は【鑑定】持ってたやつは2、3人だったよ」


「それなら……いただきます」


「ほんとですか!!!うぅ、ありがとうございます」


「泣かれても、困るんですが」


「着てみたらどうだい?ペンダントも一緒に付けてさ」


「お願いします。自分の作品を来て貰えるのは嬉しいので」


「わかりました」


俺はペンダントを首からかけて、ローブを羽織った。このゲームはウィンドウからアイテムを仕舞えて楽だ。着てたローブはワンタッチでしまった


「無限収納かい?」


「はい、そうですが?」


「なかなか持ってるやつは居ないからな。旅人でもほとんどいなかったよ」


げっ、そうなのか……今度から気を付けないと


「それで、どうでしょうか?」


「いいんじゃないかい。群青色の髪とローブの淡い青色があって男前に見えるよ」


「さっきまでは、男前じゃなかったんですか?」


「そんなことはないけどね。ローブが茶色かったからさ(笑)」


「そうですね(笑)」


「ステータスはどうですか?」


「あっそうですね。確認します……


って何これ?」


「どうしたんですか?!」


「見間違いかな?いや違うな」


「見せて貰えますか?ステータス公開オープンで出来るので」


「わかりました。ステータス公開オープン


「「なっっ」」


リノンさんとトゥリアンダさんが驚いたステータスは…………

投稿1週間でpvが1000超えました


読んで下さりありがとうございます


並びブックマークもありがとうございます


明日も15時に投稿します

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