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語り部屋  作者: こせ よしこ
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3/3

外伝 3時は甘さ控えめミルクティーは如何ですか?

セリフが多いです。

嫌な人は回れ右でお帰り下さい。


「美味しいミルクティーは如何ですか?」

男は目の前のテーブルにティーカップを置くと、自分もミルクティーを一口飲んだ。

「ようこそ語り部屋へ。私めは、ここの主人である・・・まぁ、名前はお好きにお呼び下さい。好きな人の名前でもなんでも構いません」

男は、艶やかな黒髪に黒い瞳、色白な肌に整った顔に銀縁眼鏡を掛けている。黒いスーツが周りの暗さに溶け込んでいる様だ。

周りは真っ暗で、テーブル上のの天井?からの明かりしか光が無い。

男は長い足を組んで椅子に座っている。

「今回は、私めが語りましょう。特例中の特例です。ここは、まぁ、どんな場所かと聞かれたら、企業秘密と答えてはいますが、私めにもよく分かってないというのが正直な話しです。意外ですか?」

男はクスクスと笑う。

「本当なんだから仕方がないじゃありませんか。考えるに、何か悩み事や語りたい事がある人が1人選ばれて、ここに現われるというシステムであると思います。あなたは違いますか?これは失礼致しました」

男は足を組みかえる。

「私めには名前が無いというわけではございません。敢えて秘密にして、ミステリアスな空間を演出しております。・・・意味が分からない・・・ですか?」

困った様に考え込む男。

「意味などここではあって無いようなものです。語り語られるそれだけの場所でございます。考えてはいけません、感じるのでございます!」

少し興奮気味の男は、ミルクティーを飲んで落ち着きを取り戻した様だ。

「夢の中なのかもしれませんね。ここは。私めも不思議に思う事はあります。私めは、ここから出た事が無いので、ここ以外の世界・・・現界(うつつ)の事は分かりませんが」

少し寂しそうに言う男。

「だからこそ、現界の事を聞くのかもしれませんね。私めの心を満たす為に。自己満足と言われればそれまでですが、私めの役目は聞く事だけですから」

そこで、男ははたと止まる。

「なら、今何故語る側に居るか?でございますか?たまには語りたいじゃないですか」

いたずらっ子の様に笑う男。

「そろそろお時間です。何のって?次のお客様をお迎えする時間でございます」

言うと、男は目の前に現れた影に問いかける。

「美味しい飲み物でも如何ですか?」

はじめましての方もそうでない方も、読んで下さりありがとうございます。

加筆しようと読み返したら、これはこれでありかな?と思いまして、今のとこは加筆は無しでいきます。

この世界は何なのでしょう?(笑)

一応これが多分、語り部屋最後の作品ですね。

続きは書く気になったら書きます(笑)

では、また次の作品でお会い?しましょう。

ここまで読んで下さりありがとうございましたm(_ _)m

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