Ⅳ 旬も外れ、桜花添えて。
【まえがき】
夏ではありません。
秋です。
どうぞ。
一日目。
木陰を飛び出せば、そこはまるで別世界。
紺碧の海、純白の砂浜、豪華で味のあるログハウス、そこまでは完璧だと思った。
季節というものを無視したかのように照る太陽が、そこはかとない違和感を演出していて不安極まりなかった。この場所の近くには超大型モールがあるらしく、それもまた非合理さに一役買っていた。
そもそも、ここへ来るまでの道のりすらも道理が立っていない。
第一に、合宿メンバーが集められた場所。
リゾートに行くと言うのだから港だろうと想像していたのだが、それは今の時代、もはや先入観でしかなかった。
僕、リズ、アリス、ノア、ルリ会長、アレンの六名が集められたのは、紛れもなく学校の屋上だった。朝起きて、支度をしてその後、僕はなんと、登校したのだ。道中、見慣れ過ぎた風景に何度首を傾げただろうか。
第二に、ビーチに到着するまでの道程。正しくは歩いていないから、道程というにはあまりに事足りないけれど。
そう。僕たちは、歩かずにしてここまで来てしまったのだ。
疑心暗鬼になりながらも一人一本ずつ屋上の木に入り、サクラに言われる通りに目を瞑って眠ることおよそ二時間。僕の目を覚ましたのは、聞き慣れないカモメの鳴き声だったわけだ。
そして、それがつい十五分前のこと。
初めて海を見て燥ぐリズとノアの眩しさよりも僕は、矢鱈に熱視線を注いでくる太陽が気になって仕方がなかった。
「すごーい!! ホント綺麗っ!! まじすごー!」
「海って、本当に大きい……」
「りずも可愛いとこあるのう。のあも瞳がきらきらじゃ。やっぱり旅行はこうではなくてはのう」
「サクラちゃんっ! これは旅行じゃなくて、合宿だからねっ! 遊びもほどほどにねっ?」
「一人だけ水着のあんたが言うのね。生徒会長さん」
「綺麗なビーチだなぁ。でも、俺が見たことないってことは……西の方か?」
皆、非日常に慣れ過ぎてはいやしないだろうか。何となく溶け込めないのは、僕に環境適応能力が足りていないということなのだろうか。
とりあえず僕が言えることは一つしかない。
「ここ、どこ……」
太陽が沈んでくれるかどうかも怪しいこの空間で、僕は皆についていけるかどうかすらも不安だった。証明された胡散臭さをもつ、あのサクラが管轄する場所なわけだし、気を抜いてはいけないだろう。
早速泳ごうとしている人もいるし、ログハウスの方に探検しに行こうとしている人もいるし、確実に皆の箍は外れていると見える。
とりあえず目を離さないように注意しなければ。色々な意味で。
あちこちに視線を配っていると、熱中症でたちまち目が回ってしまいそう。時折吹きぬける潮風も、涼しい顔をしてあっさりと僕の意志を刈り取ろうする。はっきり現実との差異を意識していないと帰れなくなる、なんて設定があってもおかしくはなさそうだった。サクラはそういうことを、終わった後に言うタイプだから、一分一秒も油断ならない。
きょろきょろと辺りを見回しても、風景は変わらない。砂粒も、暑さも、本物だ。
ふと気になって、ここへ来たときの木の方を見た。
ビーチには場違い過ぎる桜は何本かあって、もう、どれだかわからなかった。
途端に怖くなって、僕はサクラを探す。
いつも通り、サクラはいて欲しい時にいない。それを安堵する気持ちと懸念する気持ちが、同じだけあって、僕はますます、ここがどこだかわからなくなった。
ここはこういう場所なのだと割り切るにも割り切れず、どうにかして理解しようとしてしまう。違和感を理解しようとすればするほどに、不条理が募って、僕の意識は空ろになっていく。
こんな状況の中、信頼できるのはサクラだけなのだけれど。それは皮肉だろうか。
ふわふわと目の前が揺らいで、足元も覚束なくなってきた。砂浜が本物だからだろうか。この暑さも本物だからだろうか。
体に力が、入らない。視界がぐらついて、砂浜が僕を飲み込んで――
「ルートさん!? だ、大丈夫ですか!?」
崩れかけた足場を支えてくれたのはサクラではなかった。
「様子がおかしいなって思ってはいましたけど……。倒れるなんて……。あ、とりあえずそこの木陰に避難しましょう! 歩けますか? 肩、貸します」
アレンの言葉にも肩にも甘えて、木陰まで移動する。
そうして、力なくその場に腰を下ろしたところで、自分が暑さにやられていることに気付いた。
「どこか痛いですか? 気持ち悪くないですか?」
「……うん。大丈夫。ただの熱中症だと思うから。もう大丈夫だよ」
何の根拠もないけれど、そう言ってみる。
誰かに心配されているという安心は、密かにあったかもしれないけれど。
「ダメです。ちゃんと休んでてください。俺、水とタオル持ってきます。あと、何か欲しいものありますか? さっき、何か探してたみたいですけど」
「あ、うん。サクラを探してたんだ……」
それには帰り道という意味合いも、強くあったと思う。
それを感じ取っていたにしろいないにしろ、アレンは心優しい男の子なのだと思う。
「サクラさんって、よく食べるあの……。わかりました。それじゃ、サクラさんも呼んできますね」
「アレン君、ごめん……」
「全然です。ルートさん、女の子なんですから。頼ってください」
ダッシュでログハウスの方へ向かって行ったと思うと、数秒で出てきて、また僕のところへと戻って来た。
「どうぞ」と、水と冷えたタオルを僕のもとに届けると、今度は砂浜の方へ走って行く。アレンの走った軌跡をなぞるように白い砂が飛沫いていて、そのうちの必死さは僕にまで飛んできていた。
僕はと言えば、相も変わらず立ち上がれなくて、根拠のない強がりを独り言ちるくらいしかできなかった。できれば、皆にも気付かれたくない。
「女の子……」
水を飲んだ後の息継ぎに出た言葉だった。そこに特別な感情というものは無かったと思う。ただ単に、アレンの言った言葉を想起して真似ただけで、これという意味も無い。
冷たいタオルで顔を覆いながら、アレンの走る姿を見て、僕は何も思わない。
あるとすれば“等身大の感謝”。それだけ。
「優しいやつじゃのう」
「うわっ! サクラっ!?」
僕の探していた人は、唐突に木の上から飛び降りてきた。僕の胴を跨ぐようにして立って海を眺めている姿は、まさに場を支配できそうなほど様になっていた。
何やらぶつぶつ呟いているが、後ろを向いているから、あまり聞き取れなかった。それどころか、横になっている僕からすると、サクラのお尻が喋っているように見えて滑稽なのが気になって仕方がない。
ただその、ペールグリーンのビキニボトムから伸びる白々とした二本の脚が、確りと制服を着こなす硬派サクラにしては、少し露出が多いなと率直に感じた。視線を上に持っていくと、桜色のラッシュガードが対峙していて、そこで改めてサクラらしいなと気付けるのだけれど。
そんな絡繰りに感心していると、サクラが振り向いた。尚も僕を跨いで。もしかしたらサクラは、僕を跨ぐのが好きなのかもしれない。
「のう。お主もそう思うじゃろ?」
腰を折って、僕に顔を近づけるようにいて問うてくる。
大半を聞いていなかったから、とりあえず聞こえた部分にだけ返答する形で頷いた。
「じゃよなぁ。そんなやつにコクハクされるなんて、幸せものじゃの」
「えっ。何で知ってるの?」
そういえば、あの告白は桜の木の下でだったような。どこの木の上にも家がある、というようなことを言っていた記憶も確かにある。
それはつまり。
「さっき、ここに着いたとき、皆に言っておったぞ。聞いとらんかったか?」
「あ。そうだったんだ……。僕、全然――えっ?」
「熱とかは無さそうじゃな」
一瞬だけ視線を逸らしたのを戻すと、サクラの顔がすぐ目の前にあった。
サクラは何の躊躇も無く額と額をつけて、どこかで見たようなオカルトまがいの生兵法を僕に施していたようだった。
それこそ、僕の強がりと同じで意味を成すものでもない。
それなのに、不思議と気分は軽くなった。サクラの『魔法』のせいだろうか。
「サクラ、今のって――」
それを尋ねようとしたら、人差し指で口を塞がれてしまった。また、どこかで見たような光景だった。感触は、少しだけ違ったけれど。
そのままサクラは何も言わずに頷いて、僕の上から退いた。そして、「どっこらせ」と僕の真横に腰を下ろして、海の方を見ていた。僕も、何も言わずにそれを目で追って、サクラが落ち着いたところで、視線を海に移した。
浜と対称の青は、沖へ行くほどに黒く、水平線へと辿り着くまでに刻むグラデーションは無限に相違ない。ちょうど白と青を足して水色というところに、幾つか肌色が奇を衒っていて、自然、視線はそこへ向いた。
違和感は確かにあるけれど、同じだけ幸せもあった。
サクラはそれを見つけるのが、とても上手かった。
「こういう場所は苦手かの?」
「ううん。そんなことないよ。ごめんね、サクラにまで気を遣わせちゃって……」
「いいのじゃ。それより、わしに何か用でもあったかの?」
「あ、いや、大したことじゃなかったんだけど」
本当は大したことなのだけれど、皆がそれを気にしないのはサクラを信頼しているからなのだ。おそらくこの場で一番サクラを信頼しているはずの僕が、聞くのもおかしいことだと思った。
でも、言わないも言わないで、またサクラに気を遣わせてしまいそうだったから。
「実は、家に忘れ物をしちゃって……」
僕は、サクラのために嘘をつくことにした。
「そうなのかの? 大事なものか? それがないと夜寝られんとか、いつも使ってるのじゃなきゃだめとか、そういうアレか? それならすぐに戻すが……また二時間くらい眠らんとじゃ」
「いや、うん。大丈夫。筆箱忘れただけだから。リズの支度手伝っておきながら、自分の忘れちゃうなんてだらしないよね」
「なるほど。そういうことか。わしも持っとらんから、あとで一緒に買い物にでも行くか」
「なんで持ってないの……」
「ぬははは」と流されてしまったが、その流れで、気になることが一つ聞けそうだった。
「そのさ。モールがあるって聞いたけど、人ってちゃんといるの?」
栄えているのかと言う意味ではなく、存在しているのかという意味で尋ねた。
何となく、この場所には僕たち以外に誰もいないような気がしてしまったから。世界から隔絶されたような、いつしかの生徒会準備室のように世界から浮遊しているような、圧倒的な不和感とともに。
「いるわい」というサクラの自信は、どうにもこの場所の雰囲気に溶け込んでいて、それがまた不思議だった。
まあでも、後で行ってみればわかるだろう。
だから今は、わかった後に僕がどうすべきかを考えている方が有意義なのかもしれない。
僕は重い上半身を起こして、木に背凭れた。多分、一人でも起きることはできたのだろうけど、途中、サクラが背中を支えてくれた。
「もう大丈夫なのかのう?」
「うん。まだちょっとだけくらくらするけど。こうしてた方が風が涼しいから」
「そうか。無理は禁物じゃぞ」
「ありがとう、サクラ」
「好きになったか?」
「うん」
海の方を向きながら言ったので、すぐに冗談だとわかった。
だから、僕も海の方を向いていた。
サクラの横顔は満足気に縁取られていたけれど。
「嬉しいのう」
「うん」
「のう。るーと」
「うん?」
「わしも好きじゃ」
「うん。僕も嬉しいよ」
「だから、今日は一緒に寝るのじゃ」
「え、えっと?」
冗談に冗談を被せたようなやり取りの中、唐突に現実味を帯びた話が飛び出したので、口ごもる。これは、いつものサクラの常套手段だと気付いた。というよりこれは、サクラの性格なのだと言った方が近いかもしれない。
冗談と現実の境界を曖昧にして自分の説得力を増すという、なんともサクラらしい生き方だ。特に、悪い意味は無い。
話すサクラの口調はすでに、冗談と現実の境目がわからなくなっていた。
「言ってなかったかの? べっどが三つ足りないのじゃ。そのろぐはうす」
「言ってないね……多分。でも、三つもか……」
「ま、ありすとのあは同じ布団でも大丈夫じゃろ」
「そんな勝手に……。あ、でも、それなら僕はソファとかで寝るよ」
「木の椅子しかないのじゃ。連休中ずっとはさすがに腰を悪くするじゃろ」
遊びに関して抜かりないサクラのミスではないだろうから、アレンが来ることを直前連絡にしてしまった僕の過失と言って相違ない。
それならば、その責任を取って、僕が別の場所で寝るべきなのは自明だ。体調を崩しておきながら言える立場でもないが。
「ちなみに、ベッド対部屋割りはどうなってるの?」
最悪、誰かの厚意に甘えるにすると、それは重要になってくる。
誰も疚しいことはないにせよ、「個室で」しかも「同じベッドで」というシチュエーションはさすがに一悶着ありそうでならない。
それに、今回はアレンもいる。
アレンはそんなに悪い子ではないから僕は気にしないけれど、アレン自身、女子に囲まれて眠るというのは気まずい話だろう。サクラの言う通り、連休中ずっとは応えると思う。
「部屋割りは、べっど一つの部屋が四つあるのじゃ」
「なるほど……」
「うち一つはわしの部屋じゃ」
「うーん……」
それを踏まえて、誰も損しない振り分けを頭の中に想い描いてみる。
サクラとアリスを同室にするというのは小規模戦争のようなものを想起させるが、二人とも常識はあるから大丈夫だと思う。ノアとだと、サクラがちょっかいを出しそうだ。リズとも……というか、サクラは誰にでもちょっかいを出しそうだ。合うとすればルリ会長か、やはり僕なのだろうか。
アリスとノアなら無問題で、サクラとだと喧嘩が、リズとだとアリスが気疲れしてしまうだろうか。ルリ会長はOKしそうだけれど、さすがに顔見知り程度の関係で一夜を共にすることをよしとはしないだろう。僕とは……、アリスは気にも留めないのだろうけど、僕自身が変に緊張してしまいそうだ。
ノアは文句一つ言わないかもしれないけど、色々無理をしそうだ。本人もアリスとがいいと密かに主張するだろうし。
ルリ会長はどうだろう。基本的に誰でも歓迎そうだけれど、リズやアリス、ノアと言った親交の浅い人との相室は避けてあげた方がいい気はする。
リズも、基本的には分け隔てなく対応してくれるだろうけど、考えてもみれば年が離れていたり学校も違ったりと、何かと距離を感じる点も多い。
女子同士では絶対的に仲が悪い組み合わせというのは無いと思うので、誰かと必ずペアを組まなければいけないという条件は特に問題なさそうだ。
問題はアレンだ。
僕は同室程度なら平気だけど、その他各人はそれもNGを出しそうだ。サクラはどこまでOKかわからないけれど、逆にアレンが気を遣ってしまいそう。
そうなると、アレンは一人部屋に寝てもらうのが最善そうだ。
残るはサクラの部屋ともう一部屋。
サクラの言う通り、アリスとノアなら誰も文句は言わないだろうから、そのペアは確定か。あの二人なら個室でもよさそうな気がするが、個室はサクラが使うようなので、自然と部屋は決まる。
あとは、余った僕とリズとサクラ、それからルリ会長の中からツーペア抽出しなくてはならないわけだ。
「あ、あれ?」
「どうじゃ。わしと寝たくなってきたじゃろ?」
あくまで、サクラは嬉々として提案してくる。
胡散臭さを感じはするが、それを超える説得力というものも確かにあるから困る。
「寝たい……というか、選択肢がそれしかないような……」
僕がルリ会長と一緒に寝ること自体は問題ないのだが、その選択をすることによって出来上がってしまうサクラリズペアに頓着せずにはいられない。何というか、娘を嫁に出す親の気持ちに近いと思う。
だからと言って、僕とリズが同じ布団で寝ることも好ましくない。
昔はそうしていたけれど、今そんなことをすれば、また、アリスの毒舌が炸裂してすぐに致死量に達しそうだ。加えて、文化祭劇でのキスの一件もあるわけだし、皆きっと、よからぬ夜伽話に花を咲かせるに違いない。
それは僕としても、願い下げなわけで。
「なんじゃ、そんな照れなくても。わしと一緒に寝たいならそう言えばよいのじゃ」
「いや、そういう意味じゃなかったんだけど……。でも、サクラがいいなら。うん。一緒で」
まあ、良いと言われているのだから断る理由もないだろう。僕とサクラ、ルリ会長とリズ、アリスとノア、アレンが一人部屋、という割り振りも理に適っていると言えば理に適っているのだ。サクラにはめられたような気がしないでもないが、そこはいいだろう。
自若として海を遠目に見ると、「ぬははっ」と笑うサクラの表情が間近にあった。そんな静謐を反芻しながら僕は、ひっそりと不思議にとらわれる。
――僕とリズが同じ布団で寝れば、これに勝る選択は無い。
そうすれば、少なくとも連休中の課題の半分は無くなってくれるかもしれないのに。どうして僕は躊躇してしまうのだろうか。そんなにも簡単なことを。
不思議でならない。
第一、昔はそうしていたわけだし、今だって、それをすることが直接悪事に繋がるわけでもない。倫理的禁忌に近い環境になるのは確かだけれど、血縁であるという建前も無くはない。
だからと言って、不躾もこの論理の正当性を主張するのは変だと思う。
そして、それを吟味して辿り着くのは、愛情恋慕の念に換言されるであろう「現実と理想の巨大な隙間」で、言うなれば「関係性の脆弱さ」、だったりする。
口語すると、保護するものだったり保護してくれるもの、証明するものだったり証明してくれるもの、そういう自然の風除けが無く、ただ微かな主張をするしかないのだということ。
いや、主張をできればいい方だと思う。それは主張が主張となる前に淘汰されてしまうほど脆く、しかも悪なのだから、仕方がないことではあるけれど。
結果として、諦めるか隠すかしかなくなるわけだ。
その二者択一の葛藤の中で、不思議にも僕は温かさを求めていた。
逡巡で浪費した部分を満たそうとして、無意識のうちに心を紛らわせる刺激を欲してしまうのかもしれない。
だからなのだろう。
僕がサクラを「好きになるかもしれない」と思うのは。
***
それから皆が遊び終わるまで、サクラはずっと僕の隣にいてくれた。
相変わらずアレンは戻ってこなかったけれど、「やつなら大丈夫じゃ」とサクラが笑うから、本当にそんなような気がした。
もし、隣にいるのがアレンだったら、リズだったら、アリスだったらと、色々考えた。
でも、わかりたいことは、一つもわからなかった。
わかったのはせいぜい、目の前にいる一人の女の子が僕を想ってくれているということ。
そして、その間は僕も、その女の子のことを想っているということ。
大切なのは、“時間”と“告白”。
昼間の太陽に、そう教わったのだった。少し厳しめに。
連休明け、果たして僕は答えられるだろうか。
いや。
〈どう答えるだろうか〉、か。
【あとがき】
ルーモスにもようやく肌色成分が。
温泉会とか水着会って、アニメだと結構大事みたいですけど、こういうところでもやっぱり大事に思います。想像が膨らみやすいというか、ゆめがいっぱいというか。
でも、書いていて気付いたのは、私自身がほんわかオンリーが苦手ということですかね。やっぱりどこかに、不安が匂ってないと逆に心配になります。
うん。渋い! 太陽怖い!
でも、読者の皆様もそれだけだと疲れると思いますので、努力します。水着会、温泉会ができるということは、掘り下げができるくらいは続けられているということなので、それを励みに。
癒しの四章になりますように(黙祷)。
次回、癒します。




