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施設の子供たち来日決まる

冬休みが明け、博多南中学・博多南小学校では、光子と優子の海外の子どもたちとの取り組みが紹介された。教室や校内放送での発表を受け、先生たちも感心しきりだった。


藤原先生(光子の担任):「みんな、光子と優子の取り組み、すごかろ?海外の子どもたちも、あんたたちのおかげで笑顔になったとよ。」


白石先生(優子の担任):「これば学校全体で国際協力や交流の一環として、取り入れていきたいね。」


放課後の会議では、校長先生も加わり、具体的な活動計画が話し合われた。


校長先生:「冬休みば終えてから、学校全体でやれることば考えよう。光子、優子、あんたたちの経験ば、みんなに伝えていこう。」


光子と優子も、自分たちの活動が学校全体に広がることを嬉しく思った。


光子:「ほんと?うちらのギャグや活動が、みんなの勉強や交流の役に立つと?」


優子:「うん、学校全体でやるって!もっとみんなで楽しくできそうね!」


こうして、博多南中学・博多南小学校では、光子と優子の取り組みをきっかけに、国際交流や協力活動が学校全体で広がり始めた。子どもたちは笑顔で、世界に目を向ける学びを楽しむ日々を迎えることになった。




冬休み明け、博多南中学では光子と優子が中心となり、海外の子どもたちとのビデオ通話やギャグ・落語活動の報告会が開かれた。授業中や昼休みには、生徒たちが興味津々で質問をした。




光子:「みんな、結婚した美香お姉ちゃんとアキラお兄ちゃんがニュージーランドで見たことや、海外の子どもたちとやったこと、ちょっと聞いてほしいっちゃけど。」


優子:「ほんと、あっちは台本なしで、その場でギャグや落語をやって、子どもたちも参加して笑顔になったと。」


生徒たちは目を輝かせながら話に聞き入った。


男子生徒:「え、海外の子どもたちも笑ったって、本当ですか?」


光子:「うん、戦争や災害で笑うことが少なかった子たちが、楽しそうに笑う様子をビデオで見せてもらったと。」


一方、博多南小学校では、ひなたとみずほが中心となり、低学年の生徒たちに活動を伝えた。


ひなた:「わたしたち、ニュージーランドの子どもたちに笑顔が広がったこと、伝えたいと!」


みずほ:「ギャグや歌、落語で、みんなが笑顔になれると!」


小学生の男子:「うわー、うちらもやってみたい!」


小学生の女子:「ひなたちゃんたちと一緒にギャグや歌、やってみたい!」


ひなたとみずほは、低学年でもできる簡単なギャグや歌を紹介し、みんなで体験しながら楽しむ授業を進めた。


こうして、中学では光子と優子、小学校ではひなたとみずほが中心となり、日本からの参加でも海外の子どもたちとの国際交流を実感できる活動が広がっていった。生徒たちは笑顔で、世界に目を向ける学びを楽しむ日々を迎えることになった。





冬休み明け、博多南中学では光子と優子が中心となり、海外の子どもたちとのビデオ通話やギャグ・落語活動の報告会が開かれた。授業中や昼休みには、生徒たちが興味津々で質問をした。


光子:「みんな、結婚した美香お姉ちゃんとアキラお兄ちゃんがニュージーランドで見たことや、海外の子どもたちとやったこと、ちょっと聞いてほしいっちゃけど。」


優子:「ほんと、あっちは台本なしで、その場でギャグや落語をやって、子どもたちも参加して笑顔になったと。」


生徒たちは目を輝かせながら話に聞き入った。


男子生徒:「え、海外の子どもたちも笑ったって、本当ですか?」


光子:「うん、戦争や災害で笑うことが少なかった子たちが、楽しそうに笑う様子をビデオで見せてもらったと。」


一方、博多南小学校では、ひなたとみずほが中心となり、低学年の生徒たちに活動を伝えた。


ひなた:「わたしたち、ニュージーランドの子どもたちに笑顔が広がったこと、伝えたいと!」


みずほ:「ギャグや歌、落語で、みんなが笑顔になれると!」


小学生の男子:「うわー、うちらもやってみたい!」


小学生の女子:「ひなたちゃんたちと一緒にギャグや歌、やってみたい!」


ひなたとみずほは、低学年でもできる簡単なギャグや歌を紹介し、みんなで体験しながら楽しむ授業を進めた。


こうして、中学では光子と優子、小学校ではひなたとみずほが中心となり、日本からの参加でも海外の子どもたちとの国際交流を実感できる活動が広がっていった。生徒たちは笑顔で、世界に目を向ける学びを楽しむ日々を迎えることになった。





個人の挑戦から地域の活動へ


光子と優子が始めた海外の子どもたちとのビデオ通話プロジェクトは、最初は二人だけの小さな試みだった。しかし、その笑いと交流の輪は徐々に広がり、やがて学校全体、地域全体の取り組みへと発展していった。



博多南中学の教室では、光子と優子がプロジェクトの中心となり、生徒たちに進行役として指導する。


光子:「みんな、覚えとる?向こうの子どもたちにウチらのギャグを見せたとよ。あの笑顔、めっちゃ良かったやろ?」


優子:「うん、せやけん、今度は学校のみんなで一緒にやってみようや。小さな笑顔から、みんなの笑顔にしていくっちゃけん!」


教室の生徒たちは興味津々で、光子と優子の説明に耳を傾ける。次第に、生徒会やクラス委員も参加し、学校単位でプロジェクトを行う体制が整っていった。



一方、博多南小学校でも、ひなたとみずほが中心になって活動が広がる。小学生たちは最初、画面越しの外国の子どもたちに少し緊張していたが、ひなたとみずほが率先して笑顔を見せることで、次第に楽しむことができるようになった。


ひなた:「せっかくの交流ば、みんなで楽しもうや!」


みずほ:「そうそう、ウチらの落語やギャグも披露して、向こうの子どもたちにも笑顔を届けるっちゃけん!」


低学年の生徒たちも、自分たちの言葉やジェスチャーで積極的に参加し、海外の子どもたちと一緒に笑い、歌い、手拍子を合わせる。画面越しに見える笑顔の連鎖は、学校中に伝わっていった。



この取り組みは、次第に学校の行事や地域のイベントに組み込まれるようになった。

•文化祭では、海外の子どもたちとのビデオ通話を使ったライブコメディショーを開催。

•学校のホームページや地域の広報誌では、光子と優子、ひなたとみずほの取り組みが紹介され、地域全体で国際交流のモデルケースとして注目される。


光子:「個人で始めたことが、こんなに広がるなんて…夢みたいやね!」


優子:「せやろ?笑顔は連鎖するっちゃけん、ウチらももっと頑張ろうや!」


こうして、光子と優子の取り組みは、個人のやり取りから学校、そして地域全体にまで広がり、笑顔の輪は国境を越えて、ますます大きくなるのだった。




地域から市議会へ


光子と優子、ひなたとさくらを中心に広がった学校・地域での国際交流プロジェクトは、ついに地域の広報や新聞にも取り上げられるようになった。ビデオ通話を通じて海外の子どもたちと笑い合う様子や、笑顔が地域に広がる取り組みは、市民の関心を集めた。



地域の公民館では、住民たちが集まって報告会が開かれた。


光子:「みんな、向こうの子どもたちが笑顔になったとよ!ウチらのちっちゃなギャグでも、世界の笑顔につながるっちゃけん!」


優子:「せやけん、学校だけやなく、地域でも続けていきたいっちゃ!」


住民たちは拍手を送る。子どもたちの発表に、地域の大人たちも感動し、活動の意義を再確認した。



この報告は、市議会でも取り上げられることになった。議会では、プロジェクトの教育的価値や国際交流効果、地域活性化への影響について議題に上った。


議員A:「光子さん、優子さんたちの取り組み、地域にとっても非常に価値がありますね。」


議員B:「学校単位だけでなく、地域や市全体でサポートできる制度を検討すべきです。」


傍聴席には、光子と優子、ひなたとさくらも座っており、少し緊張した面持ちで議員の言葉に耳を傾ける。


光子(小声で優子に):「こんなに広がるなんて…びっくりやね。」


優子(小声で):「せやろ?でも、もっと頑張ろうや、笑顔の輪を広げるために!」



議会での討議をきっかけに、学校や地域の国際交流プロジェクトは、正式な支援制度や補助金の対象となる可能性も出てきた。光子と優子の小さな試みは、地域全体の教育・文化活動として認められる段階にまで成長していた。


こうして、二人の挑戦は、個人の取り組みから学校、地域、そして市政のレベルにまで広がり、笑顔の輪はさらに大きく、深くなるのであった。




ソフィーとライアンの来日決定


光子と優子は、お父さん・優馬とお母さん・美鈴の前で、地域や市議会での国際交流プロジェクトの進展を報告した。


光子:「お父さん、お母さん、聞いて!ウチらのビデオ通話での取り組み、地域だけやなくて、市議会でも取り上げられたと!」


優子:「せやけん、もっと大きく広げていくことになったとよ!」


優馬:「ほんなら、お前らすごかやん!小さいことからここまでつながるとはなぁ〜。」


美鈴:「ほんと、二人の頑張りに感動やわ。海外の子どもたちと笑顔を共有するなんて素敵やね。」


二人は胸を張りながら話を続ける。


光子:「それでね、3月末に、ソフィーとライアン、それぞれの施設にいる子どもたちが来日することが決まったと!」


優子:「わーい!みんなで直接会って、ギャグや歌も一緒にできるっちゃね!」


優馬と美鈴は目を丸くして驚きながらも、嬉しそうに頷く。


優馬:「ほんとに?向こうの子どもたちまで連れてくると?こりゃ、家も賑やかになりそうやなぁ!」


美鈴:「おもろいことになりそうやね〜。お正月のギャグオリンピックに続く、新しい思い出ができるね。」



こうして、光子と優子の国際交流プロジェクトは次のステップへ。3月末、海外の子どもたちと支援者が日本に来ることになり、地域全体での交流イベントが本格的に動き出すのであった。





福岡での国際交流プラン


光子と優子は、お父さん・優馬とお母さん・美鈴に、来日するソフィーとライアン、それに施設の子どもたちの福岡滞在プランを報告した。


光子:「お父さん、お母さん!今回の来日は、福岡市の教育予算からの支出で、国際貢献の一環として招待されると!」


優子:「せやけん、みんなホテルに泊まるけど、福岡市の名所も巡る予定やと!」


優馬:「ほう、それは楽しみやなぁ〜。観光もできて、文化交流もできると?」


美鈴:「そうよ〜。しかも、ギャグコントやミニコンサートも計画されとるっちゃけん、ウチらも手伝わなね。」


さらに光子が続ける。


光子:「それだけやなかと!福岡交響楽団も協賛してくれるけん、演奏会も開けると!」


優子:「そいに、ホークスとアビスパ福岡の試合にも招待されとると!ウチら、小倉家も公式応援隊として一緒に応援するっちゃね!」


優馬:「ほうか、スポーツ観戦まで!こりゃ、忙しかけど、めっちゃ楽しそうやなぁ。」


美鈴:「家族みんなで、笑いと音楽とスポーツ、フルコースの体験になるっちゃね〜。」


光子と優子は目を輝かせながら、計画書を広げる。福岡市内の名所巡り、ギャグコント、ミニコンサート、スポーツ観戦――すべてが詰まった1週間のスケジュールは、子どもたちにとって忘れられない体験になること間違いなしだった。




迎え入れ準備の慌ただしい日々


福岡での国際交流イベントを迎えるにあたり、迎え入れの準備は慌ただしく進んでいた。


ファイブピーチ★のメンバーは、披露する曲の選定や練習に追われていた。


光子:「ねえ、あの曲も入れたほうが、外国の子どもたちにウケると思わん?」


優子:「そやね〜。でもあのギャグも入れとかんと、せっかくの国際交流が面白くならんばい。」


奏太:「ギターのパート、ここちょっと盛り上げて弾いたほうがええね。」


小春:「キーボードも、そのタイミングでアクセントつけるよ〜。」


美香とアキラも、福岡交響楽団で演奏する曲の最終選定に追われる。


美香(赤嶺):「この組曲に合わせて、みんなのパートも少し変えてみようか。」


アキラ:「うん、ニュージーランドで感じたあの星空や自然の美しさを表現できるようにしよう。」


学校側では、子どもたちが訪れるルートの作成や安全管理、交流のタイムテーブルを細かく決めていく。


光子:「ここの美術館、絶対に外せんばい。あとは科学館のプラネタリウムも見せたい!」


優子:「お弁当の時間も忘れんごとね。みんなで楽しく食べよう。」


さらに宿泊先や移動手段、通訳の手配、記念撮影のタイミング――やることは山積みだった。


小倉家や関係者全員が、忙しさの中にも期待に胸を膨らませながら、訪問者たちを笑顔で迎える準備を着々と進めていた。




福岡の味覚を楽しむ準備


迎える子どもたちに、福岡の文化だけじゃなく、食も楽しんでもらいたい――そんな話が学校側や小倉家、ファイブピーチ★メンバーの間で持ち上がった。


光子:「ねえねえ、海外の子たちにラーメンば食べさせてみたかぁ。屋台の本格的なやつ。」


優子:「そやね〜。あとは明太子使った料理とか、筑前煮もええばい。」


奏太:「デザートもやね。福岡の新鮮なイチゴを使ったスイーツとか、絶対喜ぶと思う。」


ただ、宗教的な理由で牛肉や豚肉を食べられない子もいる。そこで、九州で親しまれている鶏肉料理や、魚料理を提供することが決まった。


小春:「鶏の炊き込みご飯とか、魚の煮付けとかも用意しとくと、みんな食べられるし、福岡っぽさも出るね。」


光子:「おお、それなら安心ばい。どの子も楽しめるもんね。」


美香とアキラも、料理の内容を確認しながら、ニュージーランドで感じた「誰もが楽しめる工夫」を思い出す。


美香(赤嶺):「みんなが笑顔で食べてくれるのが一番やね。」


アキラ:「そう。食事も文化の一部やけん、楽しんでもらわんと。」


こうして、福岡の食文化も存分に味わえるよう、準備は着々と進んでいった。




海外の子どもたち、福岡に到着!


3月の終わり、福岡空港国際線到着ロビー。光子と優子、両親の優馬と美鈴、ファイブピーチ★のメンバー、そして小倉家の親戚たちが勢揃いして、到着ゲートの前で待っていた。


光子:「もうすぐ着くよ〜!わくわくするね!」


優子:「あの子たち、どんな顔して出てくるんやろ〜、ドキドキばい。」


到着ゲートの自動ドアが開き、カナダからのソフィー、クライストチャーチで出会ったライアン、そして彼らの施設の子どもたちが次々と現れる。


ソフィー:「Hello! We’re here!」

(こんにちは!私たち、到着したよ!)


ライアン:「It’s great to be here in Fukuoka!」

(福岡に来られて、本当に嬉しい!)


光子と優子は大きな声で手を振る。


光子:「よーこそ、福岡へ〜!」


優子:「いっぱい楽しもうね〜!」


子どもたちは少し緊張した面持ちだったが、光子と優子の明るい声に、すぐに笑顔がこぼれる。周りの大人たちも、温かく拍手を送る。


美鈴:「みんな、よー来たね〜。疲れとらんね?」


優馬:「こがんに遠いとこから来てくれて、ほんと嬉しか〜。」


ファイブピーチ★のメンバーも紹介され、互いに笑顔で挨拶。小倉家の家族も、子どもたちの手を取りながら、空港の到着ロビーは和やかで賑やかな雰囲気に包まれた。


こうして、福岡での国際交流イベントが、ついに幕を開けるのであった。










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