小学一年ギャグコンビ爆誕
中学生になった双子ちゃんは、落語研究会に入部。小学校時代のギャグやコントで培ったセンスを落語に応用し、オリジナルネタを磨き上げる。
同時に、博多南小学校の新一年生、八幡ひなたと枝光みずほにギャグの手ほどきを開始。双子ちゃんの軽妙な掛け合いやタイミングの取り方を間近で学ぶ二人は、「ギャグの女神様〜!」と憧れのまなざし。
落語研究会では、先輩たちの間の取り方、仕草、抑揚の付け方を真剣に吸収。光子と優子の落語は見る見る上達し、1ヶ月で部の公式SNSに「新星落語家として注目の中学一年生」として紹介されるほどに。
部員たちも「短期間でここまで吸収するとは……!」と驚き、先輩も認める腕前に。双子ちゃんは、ギャグと落語の両輪で中学生活をさらに充実させていくのであった。
ある日の午後、枝光さくらと八幡凛が、小学校一年生の妹たち、みずほとひなたを連れて、双子ちゃんの家にやってきた。
「師匠〜!会いたかったです!」
ひなたとみずほは、光子と優子に駆け寄り、手を握って目を輝かせる。
「わぁ、うれしか〜。ちゃんとギャグの手ほどきしよーね!」
光子はにっこり笑いながら、優子も「まかしとき〜!」と応える。
一方、さくらと凛も「私たちも双子ちゃんのセンス、盗みたいんよね〜」と目をキラキラさせながら到着。
すると、早速リビングは爆笑の渦に。
双子ちゃんがボケを放ち、ひなたとみずほがツッコミを返す。さくらと凛も混ざって、テンポよく掛け合う。
その瞬間、双子ちゃん以外の大人たちは腹筋がつりそうになるほど笑い転げた。
「やばい、腹筋がもう限界やん!」
美鈴も手を押さえながら声をあげる。
「でもこれが本物の笑いっちゃね!」
光子は胸を張って言い、優子も「笑いの連鎖、止められんばい!」と高らかに宣言。
リビングは、笑い声とコントの掛け合いで、まるでお祭りのような盛り上がりとなった。
こうして、小学生から高校生まで世代を超えたギャグ修行が、双子ちゃんの家で密かに行われるのであった。
八幡姉妹と枝光姉妹は、それぞれの家に帰ってもまだ腹筋が痛いと悶えていた。
「何やったと?なんでこんなに腹筋痛いと?」
両親が尋ねると、二人は少し照れながらも、光子と優子の家に行って撮影した動画を見せる。
画面には、光子と優子が炸裂ギャグやコントを繰り広げる姿。中学生とは思えないテンポの良さ、独特のボケとツッコミの掛け合いに、姉たちも妹たちも巻き込まれた瞬間が映し出される。
「これを見たんかぁ……」
両親は呆れつつも思わず笑い、声を押さえながら画面を食い入るように見る。
「もう、この子たち、博多の有名人やからね〜」
「うちの子たちの家にまで行ったんやな……」
感心と驚きが入り混じった表情。
すると……動画を見た両親も笑いすぎて腹筋が攣り、翌日の土曜日には全員で整骨院送りに。
「あぁ、もう、腹筋限界や!」
「ほんま、笑いすぎた……」
家族そろって笑い転げながら、痛みと笑いの両方を味わうのであった。
教室に入ると、小学一年生のひなたとみずほは、目をキラキラさせながら双子ちゃんを見つめる。
光子:「よーし、今日はうちらのギャグの極意、伝授するばい!」
優子:「まずは、ボケとツッコミのタイミングを体で覚えるとよ〜。」
ひなたは少し緊張している様子。
みずほは元気いっぱい、でもまだ間の取り方がわからない。
光子:「ほれ、ひなた。例えば『なんで教室に象がおると?』ってボケてみ?」
ひなた:「えっと…なんで教室に象がおると…?」(間)
優子:「そりゃ、算数の授業で足し算の練習ばしよるけんたい!」
みずほも挑戦。
枝光みずほ:「せ、先生、なんで黒板にカレーが書いてあると?」
光子:「そりゃ、カレーを勉強しよるけんたい!」
二人はまだぎこちないが、笑いながらボケとツッコミを繰り返すうちに、自然と間や抑揚が身についてくる。
優子:「おおっ、もう少しで一人でもギャグ回せそうやね!」
光子:「ほんと、うちらのギャグの弟子入り第1号やけん、しっかり覚えんとね!」
教室中に小さな笑い声が響き、先生たちも思わずニヤリ。
教室に戻ったひなたとみずほは、息を整えると、いよいよ自慢の持ちネタを披露し始める。
ひなた:「せーの! うちの名付けて“パンツが空飛ぶ日”!」
みずほ:「え、またそんな…?」
ひなたが両手を広げ、宙を指さすと、みずほが「そのパンツ、どこ行くと!?」とツッコミを入れる。
ひなた:「飛んだー! あ、校長室に落ちたー!」
みずほ:「校長先生、今日はパンツ指導日ですかー!」
教室中が笑いに包まれる。
続けて、みずほの持ちネタ“消えた給食の謎”。
みずほ:「給食が消えた! えーっと…誰の仕業?」
ひなた:「そりゃ、うちの猫が食べたー!」
みずほ:「猫、牛乳まで飲むんかーい!」
ツッコミのリズムもばっちりで、間の取り方も光子と優子直伝の成果が見える。
光子:「ほーら、うちの弟子たち、もう一人でも笑わせられるやん!」
優子:「次はこの勢いで、姉さんたちも巻き込んで爆笑ギャグ合戦たい!」
小さな教室に、大人顔負けのテンポのいいボケとツッコミが炸裂し、先生たちは思わず腹筋が攣りそうになる。
八幡ひなたと枝光みずほのネタで教室が笑いの渦に包まれると、次は光子と優子の番。
光子:「じゃあ次はうちの“光の戦士 vs 宇宙怪人”!」
優子:「ちょっと光子、それ戦隊ヒーローか何か?」
光子:「いや、戦士たい! 宇宙怪人がやってきたー!」
優子:「宇宙怪人って、見た目は…机の上の消しゴムかーい!」
光子が大げさに消しゴムを取り上げ、優子が「それで人類滅亡せんばい!」と叫ぶ。
光子:「ちょっと待って! 光の必殺技、コーヒー牛乳噴射!」
優子:「ぎゃー、鼻から噴射やー! うちの顔面に直撃ばい!」
教室中に笑い声が響く。先生たちも、思わず腹筋が攣りそうになりながら、「もう腹筋がもたんばい…」と顔を押さえる。
光子:「次は優子の得意技、“やさしか子のハートパンチ”!」
優子:「ふふん、受けてみんしゃい!」
光子:「うわー、ハートパンチで笑い死にしそう!」
優子:「それも狙いやけん!」
一年生コンビのひなたとみずほも、負けじと声を合わせて笑いを盛り上げる。
光子:「うちと優子、まだまだ負けんばい!」
優子:「南小学校の先生たち、今日も腹筋崩壊確定やね!」
八幡凛:「それでは、私たち二人も高座に上がります。八幡凛、柳名は 三遊亭凛月 です!」
枝光さくら:「私は 笑福亭さくら姫 でございます! 二人でオリジナル落語をお届けします!」
観客(光子・優子・一年生コンビ・先生たち)はワクワクしながら注目。
凛月:「さて、話の舞台は博多のとある小さな居酒屋。お客さんは…」
さくら姫:「注文したのはラーメン…いや、ラーメン屋やけん、当然ラーメンばい!」
凛月:「そこへ、宇宙人がやってきて『このラーメンの味、地球人の心に効くか?』と聞くと…」
さくら姫:「店主が『効きますとも、効きますとも!』って、もうラーメンと宇宙人の会話が止まらんと!」
二人のテンポの良い掛け合いに、光子と優子も負けじとリアクション。
凛月:「すると宇宙人、間違えてコーヒー牛乳を飲んでしまい…」
さくら姫:「鼻から噴射やー! もう地球の味覚、完全に破壊やー!」
教室は爆笑の渦。先生たちは再び腹筋が攣りかけ、笑いすぎで倒れそうに。
凛月:「さあ、最後はオチです。宇宙人が地球の笑いの力に感動して…」
さくら姫:「『また来るばい、博多の笑い、最強や!』と言い残して去って行きましたとさ!」
観客たちは総立ちで拍手喝采。光子と優子も「すごい、さすが先輩ばい!」と感嘆。
教室の前に、観客は小学校の先生たちと新一年生の子たち。
光子:「じゃあ、今日は打ち合わせなし、アドリブだけでやるばい!」
優子:「よっしゃー、覚悟しときんしゃい、笑いの嵐ば起こすけん!」
ひなた:「光子さん、優子さん、あの…私、持ちネタあるんですけど…」
みずほ:「光子さん、優子さん、私も一緒にやっていいですか?」
光子:「ほいじゃあ、二人ともボールネタばぶち込んでみ!」
優子:「うおー、さすが小学校一年生でもやる気満々やん!」
ひなた:「えっと…ボールを顔に当てて…あれ、私が転がっちゃった(笑)」
みずほ:「わ、私も負けんと…次のボケやります!」
光子:「ひなたさん、顔にボール転がすとはなかなかやね!」
優子:「みずほさんも、笑いの旋風巻き起こすばい!」
凛:「さくら姫、私たちも参戦するばい!」
さくら:「ほいほい、宇宙人ネタで行くばい!」
全員:「キャーキャー!(爆笑)」
光子:「次は鼻からジュース噴射ネタ!」
優子:「やっぱ、恒例行事ばいね!」
ひなた:「わ、私の顔にも…ジュースが!」
みずほ:「ぎゃー、光子さん優子さん、すごすぎます!」
凛:「私もお尻からボール飛ばすネタ…いや危なすぎ!」
さくら:「爆笑やけど、もう腹筋限界やん!」
観客は笑いすぎて涙目。先生たちは完全に腹筋が攣り、椅子から転げ落ちる勢い。
光子:「はい、全員まとめてオチばい!」
優子:「せーの、ギャグ最強! 南小・博多コンボ!」
6人:「イエーイ!!」
教室は爆笑と拍手で大盛り上がり。小学一年生のひなた・みずほも、中学一年の光子・優子の即興力に尊敬の眼差しを送る。




