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爆笑地区運動会



春の地区大運動会。

青空の下、校庭には紅白ののぼりと応援席。地区全体が参加する恒例行事で、小学生から社会人まで入り混じった「世代混合リレー」が大目玉。



スタートライン。

スターターのピストル音とともに、 第一走者の小学生たちが一斉に飛び出す!


「ひなたー!いけーー!」

「みずほ!負けるなー!」


はなまるツインズは別々のチーム。スタート直後からお互いに振り返って変顔でけん制。観客席から笑い声が起こる。ひなたは勢い余ってコースアウトしかけ、「あじゃぱーッ!」と叫びながら戻ってくる。



次は中学生の番。

光子がバトンを受け取り、颯爽と走り出す。後ろからは優子も迫る。

「負けんけんねー!」

「そっちこそー!」


二人のデッドヒートに会場大盛り上がり。途中で光子が一瞬つまずいてバランスを崩すが、ギャグTシャツにプリントされた「転んでもただじゃ起きん!」を指差しながら笑顔でリカバリー。拍手喝采!




中学生男子区間

翼(光子チーム)と拓実(優子チーム)がバトンを受け取り、全力疾走!


翼はスピードに乗って颯爽と走るが、途中で髪が邪魔になり、「うわっ、目に入ったー!」と片手で髪をかき上げながらも抜群のスピードを維持。

拓実は気合十分で走るが、バトンを握りすぎて手が痛くなり、「痛っ!痛いばい!」と叫びながらも前を追う。


二人のデッドヒートに観客席は大盛り上がり。小学生も「がんばれー!翼兄ちゃん!拓実兄ちゃん!」と声援。


途中で翼が転びそうになるが、ギャグTシャツに書かれた「転んでもただじゃ起きん!」を指差して立ち上がり、さらに加速。拓実も「俺のギャグパワーで負けんばい!」と声を張り上げ、二人とも笑顔でゴールへ向かう。





高校生区間

高校生たちは力強く走るものの、ギャグTシャツに書かれた文言を意識して、つい動きがコミカルに。

「転んでもただじゃ起きん!」と叫びながら跳ねるようにバトンを渡す。

観客席からは「さすが高校生、キレッキレやん!」と笑いと拍手が飛ぶ。



大学生・社会人区間

大学生や社会人は体力こそあるが、笑いの魔力に翻弄される。

優馬お父さんは光子チームで、フルスピードで走るが、途中でお母さん・美鈴チームの優子に抜かされそうになり、「うにゃ〜あじゃぱー!」と叫びながら追いかける。

美鈴お母さんは優子チームで、ギャグTシャツをフリフリしつつ、笑顔で抜き去る。

はなまるツインズのひなたとみずほも小学生ながら社会人区間に参戦。二人は小さな体で全力疾走し、「はなまるパワー炸裂やー!」と叫びながらバトンを渡す。



爆笑珍プレー続出

•社会人の一人がバトンを落とし、拾おうとしたら横の同僚とぶつかって二人で転ぶ。

•大学生が途中で靴ひもを結び直そうとして、バランスを崩し、そのままゴールまでスライディング。

•翼と拓実の中学生コンビも、応援に気を取られてコース外に少し飛び出すが、ギャグTシャツの文句を指差しながら立ち上がる。



最後は全員ゴール。息切れと笑いで混ざった表情のまま、観客も選手も拍手喝采。

光子と優子は「今日の運動会、腹筋痛なること間違いなしやね〜!」と笑顔。

翼と拓実も「これ、普通のリレーより楽しかったかも」と大満足。



オタマピンポン玉競争・スタート!


スタートの合図とともに、低学年から大学・社会人まで混成チームが一斉にオタマを手にピンポン玉を乗せて走り出す。

•光子チームは慎重派。ピンポン玉を片手で抑えつつ、もう片方の手でバランスを取る。「あ〜落ちんでね〜」と小声で祈る。

•優子チームは大胆派。全力ダッシュで前へ進むものの、玉が揺れまくり、「うにゃ〜あじゃぱー!」と叫びながら必死で手を震わせる。

•翼は中学生らしく集中力MAX。真剣な表情で玉を乗せ、旗を目指して一直線。

•拓実も中学生。途中でピンポン玉が小さく弾んで、焦ったが、「どげんしよ…!」と慌てながらも落とさずにゴールへ。


珍プレー続出

•大学生チームの一人、玉を持つ手が滑り、仲間の肩に玉をパスするハプニング。「おおおお!?」と全員が笑いながらもリカバリー。

•はなまるツインズ・ひなたとさみずほも低学年ながら、二人で協力してオタマを押さえながら走る。途中で転びそうになるが、お互いに支え合って旗まで到達。

•美鈴お母さんは「落としたら私のせいやけんね!」と叫びつつ、優子チームを引っ張る。


ゴール直前の大接戦

•光子チームと優子チーム、最後の数メートルで玉が揺れる揺れる。

•観客から「がんばれ〜!」の声援が飛び、玉が落ちそうになった瞬間、光子が機転を利かせて両手で支え、ぎりぎりでゴール。

•優子チームも負けじと最後の力を振り絞り、旗に手を伸ばすが、一瞬だけ玉が弾んで惜しくも光子チームの勝利。


勝利チーム歓喜

•光子は「勝ったばい〜!でも腹筋痛なるやろね〜」と笑顔。

•優子も「うちも負けんかったばい!ギャグパワー炸裂やけん」とにっこり。

•小春、ひなた、みずほも「楽しかった〜!次は絶対負けん!」と声をそろえる。




運動会ラスト・ミカの爆笑珍プレー


みんながゴールを決めて歓声が収まったところで、司会役の先生が「さあ、最後に今年のスペシャル珍プレーを見せてくれるのは…美香さんです!」と呼ぶ。


ミカ(美香)はにっこり笑いながら、手にはオタマとピンポン玉を持ち、スタート地点に立つ。

•「あたしの最後の一発、見とってね〜」と博多弁で宣言。

•スタートの合図で走り出すや否や、ピンポン玉を片手で持ちながら、もう片方の手でギターの弾きポーズ。

•しかも途中で軽くジャンプして回転しながら走る!ピンポン玉は揺れるが、なぜか落ちない。

•観客席から「おおお!?」と歓声が上がり、低学年から高校生まで大爆笑。


さらにラスト、ゴール手前で玉がやや弾んだ瞬間、ミカは片手を上げてピースサイン。玉は奇跡的にオタマの上に戻り、ゴールに到達。

•「ほらね〜、これがプロの技やけん!」と笑いながら言うミカ。

•光子と優子は肩を抱え、涙を流しながら笑う。

•小春、ひなた、さくらも「すご〜い!」「もう笑いすぎてお腹痛い〜」と大喜び。


解説

•この珍プレーは、ただの競争じゃなく、ギャグとアクロバティックなパフォーマンスを組み合わせた奇跡の瞬間。

•観客全員が「今年の運動会ナンバーワンの笑い」を認定する拍手喝采。





大玉転がし・珍プレー続出!


グラウンドに大きなカラフルな大玉が置かれ、各チームが整列。

光子と優子が、マイクを持って実況開始。


光子「さあ始まったばい!今日も大玉転がし、誰が勝つとかな〜?」

優子「みんな必死ばい!あっ、翼と拓実が力いっぱい押しよる!」

•スタートの合図で、一斉に大玉を押し出す。

•高校生チームは力強く進むが、玉が思わぬ方向に回転。観客席に向かって小さく弾む。

光子「うわっ!玉が客席に!?でも誰も巻き込まれんで良かった〜」

優子「ほんとに〜!あぶなか〜!」

•小学生チームは、玉が途中で横滑り。ひなたがバランスを崩して転倒、さくらが必死に支える。

光子「あ〜ひなたちゃん転んだ〜!」

優子「でも、みずほちゃんがナイスフォローばい!」

•中学生チームは、翼が大玉を押している途中で、拓実が前に出て力を入れすぎ、玉が横転。

光子「あ〜っと、翼と拓実がぶつかって大玉大回転ばい!」

優子「もう笑いすぎて腹が痛くなる〜」

•大人チームは、優馬お父さんと美鈴お母さんが息を合わせて押す。途中でお母さんが「うりゃ〜!」と叫びながら方向を変えると、玉が一気にコースアウト。

光子「お母さん、反則級の動きばい!」

優子「でも見事に元のコースに戻したけん、拍手ばい!」


見どころ

•小学校低学年チームは、ひなたとみずほが息を合わせて玉を押すも、途中で手を放して玉がゆらゆら回転。

•観客席から「キャー!」と歓声と笑い声が上がる。

•ゴール目前で、翼と拓実が最後の力を振り絞り、なんとか全チームがゴールラインを通過。


光子「いや〜今年も爆笑の連続ばい!」

優子「誰も怪我せんで良かったけど、明日は腹筋が痛くなる人多そうやね〜」






イントロ早押しクイズ・スタート!


はなまるツインズ、ひなたとみずほが実況席にスタンバイ。

二人ともマイクを手に、声を揃えて実況開始。


ひなた「さあ、みなさん、お待ちかねのイントロ早押しクイズばい!音楽が流れたら、誰が一番早く曲名を言えるか競うばい!」

みずほ「間違えたらアウト!笑いもいっぱいあるけん、楽しみばいね〜!」

•スタートの合図で音楽が流れる。

•小学生チームからスタート。光子が瞬時に反応してボタンを押す。

ひなた「おっと!光子ちゃん、早いばい!」

みずほ「正解〜!さすがばい!」

•高校生チーム、翼が挑戦。しかし曲が変わった瞬間、ノリノリで手が空振り。

ひなた「おっと〜!翼くん、手が空回りばい!」

みずほ「笑いが止まらんばい〜!」

•中学生チームの拓実は、曲を聞いた瞬間「あっ!」と叫ぶが、ボタンが届かず焦る。

ひなた「届かんかったばい!」

みずほ「でも、その反応だけで面白い〜!」

•大人チームは優馬お父さんと美鈴お母さんが息を合わせて挑戦。

美鈴がボタンを押すと曲名を叫ぶ前に、優馬が横から声をかぶせる。

ひなた「お父さん、焦りすぎ〜!」

みずほ「でもナイスコンビネーションばい!」


見どころ

•小学校低学年チームのひなたとみずほも、二人で声を揃えて曲を当てる。

•イントロのちょっとしたズレや声のかぶりで、観客は大笑い。

•ゴールまで、正解・空振り・ボケ・笑いの連続で、会場は爆笑の渦に。


ひなた「いや〜今年も笑いが止まらんね!」

みずほ「誰も真剣やけど、笑いもいっぱいばい!」





頭の体操・チコちゃんに叱られるごっこ・第1問(訂正版)


光子「第1問ばい!次の地名の読み方を答えなさい!」


紙に書かれた地名は……


「特牛」



各班の回答タイム。

•小学校低学年チーム(ひなた・さくらチーム)

ひなた:「とくぎゅう!」

みずほ:「え〜牛のことばい?」

光子「惜しい〜!」

•小学校高学年チーム(光子チーム)

光子:「こっとい!」

優子「正解〜!山口県下関市にある地名ばい!」

•中学生チーム(翼・拓実チーム)

拓実:「え、特牛って読むとこあると?…えーっと、『とくぎゅう』かな…」

翼:「こっといじゃね?」

光子「翼くん大正解!拓実くん、惜しい〜!全員、ボーっと生きとったらダメばい〜!」

•高校生・大学・社会人チーム

美香:「こっといです、山口県下関市ね」

優馬お父さん:「こっといか…ややこしか〜」

美鈴お母さん:「読めた〜!こっといばい!」



みずほ「うわ〜低学年チーム、全然わからんかった〜」

ひなた「でも光子お姉ちゃんが正解しとったけん、私たちも勉強になったばい!」


光子「間違えた人はチコちゃんに叱られる〜!」

優子「…みんな、笑顔で叱られるばい!」


会場は爆笑の嵐。間違えても正解しても、みんな笑顔で楽しめる頭の体操になった。





頭の体操・チコちゃんに叱られるごっこ・第2問


優子「第2問ばい!なんで土星にはリングがあると?」


会場は、低学年から大学生・社会人まで、みんな真剣に考える顔。



各班の珍回答&ツッコミタイム

•低学年チーム(ひなた・みずほチーム)

ひなた:「えーっと…土星がベルトしとるから?」

みずほ:「土星もおしゃれしたいと?」

光子「惜しい〜!でもベルトじゃなくて“リング”ばい!」

優子「地球じゃなくて土星だけオシャレってことね(笑)」

•高学年チーム(光子チーム)

光子:「えーっと、氷とか岩とかがいっぱい集まってリングになったから?」

優子:「おぉ、科学っぽい!」

優子「正解!その通り、土星のリングは氷と岩のかけらでできとると〜」

•中学生チーム(翼・拓実チーム)

拓実:「え?土星も結婚してて、指輪かけとる?」

翼:「ちがうやろ、それは…」

光子「翼くん、斬新ばい!でも答えは科学的な理由〜!」

•高校・大学・社会人チーム

美香:「土星の重力で小惑星や氷がバラバラにならずにリング状に集まるから」

優馬お父さん:「なるほど、宇宙の力やね」

美鈴お母さん:「あら〜土星もおしゃれじゃったんね〜」



優子「全員、答えがわかってもわからなくても、ボーっと生きとったらチコちゃんに叱られるばい!」

光子「でも今日の運動会、間違えても正解しても、みんな笑っとるけん、ボーっと生きるんじゃなくて笑顔で生きとるってことでOKばい!」


会場は笑いに包まれ、低学年チームも大人チームも和気あいあい。



チコちゃんごっこ・優子のツッコミ炸裂タイム


優子「高校、大学、社会人チーム!つまんねぇやつだなぁ!」

光子「他のチームも〜、ボーっと生きとるんじゃねぇよ!」


大人チームはハッと息をのむ。低学年や中学生チームは、腹抱えて笑いながら拍手。



大人チームの反応

•美香お姉ちゃん:「わっ、やられた…!」

•優馬お父さん:「ぐぬぬ、まさか中学生にここまで言われるとは…」

•美鈴お母さん:「わはは、私たちの方がまだまだ笑いのセンスあるかも〜」


優子は両手を腰にあて、キリッとした表情で大人チームを睨みつつも、ニコリと笑う。


光子「でも、間違えたっていいっちゃけど、ちゃんと考えて答えんとボーっと生きてんじゃねぇよ、ってことばい!」



会場は再び爆笑の渦。低学年のひなたとさくらも、真似して手を腰にあて「ボーっと生きとるんじゃねぇよ〜!」と叫ぶ。

•中学生チームの翼と拓実も負けじと、「おう、ボーっとしとったらチコちゃんに叱られるぜ!」と掛け声。



光子「今日の運動会、頭の体操も運動も、笑いながら学ぶって大事やね〜!」

優子「笑いながら学ぶ、これが博多流ばい!」


観客も大爆笑で、運動会はさらに熱気に包まれた。




チコちゃんごっこ・第3問


光子「さあ、第3問ばい!宇宙の始まり、ビッグバンが起きる前、宇宙はどうなっとった?」


会場、静まり返る。みんな考え込む。低学年チームも首をかしげている。


優子「う〜ん、ここでボーっと生きとったら、大人チームもまた叱られるばい!」



珍回答が続々

•大学生チームの代表:「えっと…真空?」

•高校チーム代表:「なんもなかったんじゃないですか?」

•社会人チーム代表:「そもそも時間も空間も…」


光子「おおっと!理屈で考えよるやつがおるばい。でもな〜」

優子「ボーっと生きてんじゃねぇよ〜!ビッグバン前の宇宙、わからんやろ!」


会場爆笑。大人チーム、思わず頭をかく。



小学生チームの反応

•ひなた「え〜、どうなっとったと?」

•みずほ「きっと小さいまるまるの中に入っとったとか?」


優子、目を丸くしてツッコミ。


優子「まるまるの中!?どこのお菓子の宇宙やねん!」


ひなたとさくら、大爆笑。光子も手を叩いて笑う。



チコちゃん流オチ


光子「結局な、ビッグバン前の宇宙は誰も知らんっちゃけど、考えることが大事たい!」

優子「そやけん、ボーっと生きとったらあかんばい!」


観客、特に大人チームはまたもや叱られた気分で、でも笑いが止まらない。




最終問題の後の表彰式


イントロが鳴り終わり、会場は静まり返る。光子と優子がマイクを握る。


光子「さて、みんなお疲れさま〜!最後の頭の体操、ごっこも終わったばい!」

優子「そしたら、ここで特別賞の発表。『キングオブだじゃれ寒かった大賞』ばい!」


会場、ざわつく。小学生チームも大人チームも、誰が滑ったか期待で顔がこわばる。


光子「今回の大賞は…あの人ばい!まさかの珍回答で、全員凍りついた…」

優子「はい、翼〜!!」


翼、頭をかきながら恥ずかしそうに立ち上がる。


光子「賞品はこれ!うにゃだらぱー缶バッジ、どうぞ!」

優子「滑ったけど、笑いは取ったけん、これは名誉の勲章やね!」


翼、恥ずかしそうに受け取りつつも、顔は少し誇らしげ。

周囲は大爆笑、拍手と笑いが飛び交う。


小春「翼に勝てるやつおらんやろ〜!」

ひなた・みずほ「ほんと、めっちゃ寒かった〜!」


光子と優子も顔を見合わせてニッコリ。

優子「こうして、滑ったギャグもみんなで楽しむのが一番たい!」

光子「これで、頭の体操も大成功ってことやね〜」


会場は笑いと拍手に包まれ、和やかな雰囲気のまま閉会となる。






の地区大運動会・玉入れ編


競技開始の合図とともに、みんなが玉を持ち、カゴめがけて投げ始める。


実況・光子「さあ、玉入れスタートばい!低学年チーム、高学年チーム、みんな必死やね〜!」

優子「おっと〜、翼と拓実もかなり真剣な顔〜!」


ところが、優馬お父さん、自分の投げた玉が勢い余って隣のチームに直撃。


光子「おっと〜!お父さん、そこは味方のチームや〜!ボーっとしとったか〜!」

優子「もう、しょうがなか〜、ギャグ投球ばい!」


会場大爆笑。優馬、顔を赤くしながらも手を振って照れ笑い。


さらに、美香お姉ちゃんも玉をカゴに投げようとした瞬間、手が滑って自分の頭に直撃。


優子「お姉ちゃん、自爆やん!頭に玉が〜!」

光子「もう、これぞ珍プレーの真骨頂〜!」


周囲の観客も思わず腹を抱えて笑う。小春やはなまるツインズも笑い転げ、カゴに玉を入れる手が止まってしまうほど。


光子「まあでも、玉入れはスリルも大事たい。珍プレーも込みで楽しむばい!」

優子「来年もまた、誰がやらかすか楽しみやね〜!」


玉入れ競技は、笑いありの珍プレーありで終了。

結果はもちろん、勝敗より爆笑度で決まった気分になる会場だった。







春の地区大運動会・障害物競走


コースはネットくぐり、平均台渡り、フラフープくぐり、ミニハードルを次々にクリアする障害物競走。参加者は小学生低学年から社会人まで幅広い。


実況・光子「さあ、障害物競走スタートばい!みんな気合入っとるね〜!」

優子「おっと〜、各チーム珍プレー続出の予感ばい!」



小学校低学年チーム

•はなまるツインズ:ひなた、みずほ

•小春(吉塚中学ではなく低学年チームとして参加)

•その他低学年の子:健太、花音、拓海


フラフープでひなたが足を引っかけて転倒!さくらも同じく苦戦。小春は平均台でバランスを崩すも、ギリギリで復帰。



小学校高学年チーム

•光子(低学年チームとは別班)

•優子(低学年チームとは別班)

•翼(中学生ながら低学年高学年チームと調整)

•拓実(同上)

•花咲凛、直樹、彩乃、陸斗


ネットくぐりや平均台で珍プレー連発。彩乃がフラフープで回転しすぎて横転、陸斗はハードルで足がもつれ一瞬止まる。



中学生チーム

•翼(吉塚中学)

•拓実(同)

•葵、柚月、陽翔、琴音


翼は平均台でバランスを崩すも、片手で支えて華麗に復帰。拓実はネットに頭をぶつけるが、痛みに耐えゴールへ。



高校生チーム

•美香(福岡交響楽団メンバー、大学生兼)

•遥人、夏希、真央、颯太


ミニハードルで美香が転倒し横転するも、笑顔で復帰。颯太はネットくぐりでバランスを崩し、珍プレーに。



大学生・社会人チーム

•優馬お父さん

•佐伯先生(光子担当の担任)

•延岡先生(優子担当の担任)

•由美、環奈、浩二

•中村、健二、千夏、圭一


優馬はネットに手を引っかけてよろめき、まるでコントのように倒れる。佐伯先生と延岡先生も平均台でバランスを崩し、笑いを誘う。



ゴールシーン

•低学年ははなまるツインズが手をつないでゴール。観客席から「かわいい〜!」の声。

•中学生は翼と拓実がゴール後ハイタッチ。

•高校生・大学生・社会人も珍プレーを交えながらゴール。

•美香や優馬も笑顔でゴールして、会場全体が大盛り上がり。


光子「いや〜、大人も子供も珍プレー連発や〜!」

優子「どこ見ても笑いが絶えんばい、明日腹筋痛なるかもね〜!」





春の地区大運動会・仮装リレー対決(中2チーム中心)


会場に用意された仮装グッズが並ぶ。カチューシャ、マント、帽子、ウサギ耳や恐竜スーツ、さらにギャグ小道具まで。各チームは二人一組で、男女一人ずつを選出。


光子(中2)「ほんなこつ、ただ速く走るだけじゃ面白かけん、ギャグも忘れんごとね!」

優子(中2)「そいばい、見ときなっせ!私たちの爆笑コンビ、いくばい!」



低学年チーム(小2)

•ひなた&みずほ(はなまるツインズ)


ひなたはウサギの着ぐるみ、みずほはカラフルな恐竜スーツを着用。小さい体ながら、一生懸命ジャンプしながら走り、途中で「うさぎジャンプ〜!」や「ガオ〜!」と声を出して笑いを誘う。



中学生チーム(光子・優子・小春・翼・拓実)

•光子:ヒーローマント+巨大サングラス

•優子:魔女帽+マント

•小春:スーパーマリオ帽+赤いマント

•翼:カエルの着ぐるみ

•拓実:忍者風仮装


光子と優子はリレーの第一走者。スタートダッシュと同時に、サングラスをぐいっと下げて観客にウィンク、魔女帽を回しながら「うにゃ〜だらぱー!」の掛け声。観客も笑いながら手拍子。


小春はマリオのポーズでジャンプしながら「やっほ〜!ブロックジャンプ〜!」と叫び、翼と拓実もカエルジャンプや忍者走りでボケとツッコミを挟みながら次の走者へタッチ。



高校・大学・社会人チーム

•美香、遥人、優馬お父さん、由美、環奈、浩二


大人チームも仮装で登場。美香はプリンセスドレス、優馬は恐竜スーツ。大人らしい動きとギャグを交えて、中学生チームとのバトルが繰り広げられる。


実況・光子「いや〜大人チームも負けんばい!」

優子「でも中学生チームのギャグ連発は、観客のハートを掴みよるばい!」



勝敗と総括

•中学生チーム:光子と優子、小春の連携ギャグで笑いを取りつつ、タイムも健闘。

•低学年チーム:ひなたとさくらの可愛さと元気が、観客席の笑いを独占。

•大人チーム:力強い走りで接戦も、笑いでは中学生・低学年に軍配。


光子「ほんなこつ、みんな全力ギャグば見せたね〜!」

優子「リレーだけやなく、笑いも勝負ばい!」

小春「私もめっちゃ笑わせられたけん、楽しかったばい!」





ギャグ大賞表彰式


リレーや障害物競走を終え、観客席のざわめきが落ち着く。ステージにマイクが用意され、光子と優子が司会として登場。


光子「はいはい、続きまして、今年のギャグ大賞ば発表しますばい!」

優子「第3位からいくけんね。3位は……」


司会が笑いながら封筒を開ける。


優子「じゃじゃ〜ん!第3位は……優馬お父さんばい!」


観客席から笑いと拍手。優馬は恐竜スーツ姿で照れ笑い。


光子「お父さん、あの玉入れでの珍プレー、よかギャグば見せてくれたばい!」

優子「でも玉が頭に当たるなんて、うにゃ〜あじゃぱーやったね〜!」



第2位


光子「次は第2位!これは、うちの中学生チームから……」

優子「小春ばい!」


小春がマリオ帽のままステージに登場。ジャンプしながら手を振る。



閉会式


夕暮れの光が運動場を優しく染める中、観客席から拍手と歓声が絶えない。光子と優子がステージに立ち、マイクを握る。


光子「はいはい、みんなー!今日の地区大運動会、これで閉会ばい!」

優子「1日中、ギャグも笑いも、頭の体操もして、いっぱい体ば動かしたね〜!」


観客席から、疲れた表情の子どもたちや大人たちの笑顔が見える。小春もひなたもさくらも、額に汗をかきながら満足げに笑っている。


光子「リレーや障害物競走、玉入れ、大玉転がし、仮装リレー……みんな最高やったね!」

優子「キングオブだじゃれ寒かった大賞や、うにゃだらぱー表彰もあったし、今日は腹筋が痛なるまで笑った日やったね〜!」


ステージの上で、光子と優子は深くお辞儀。観客から大きな拍手が返ってくる。


光子「1日ギャグあり、笑いあり、頭の体操あり……ほんとに、みんなお疲れ様でした!」

優子「ほんとよか1日やったね。今日のこの笑顔、ずっと忘れんとってね!」



閉会式の後は、観客も出場者も、笑いの余韻を胸に、ゆっくりと帰路につく。春の風が頬を撫で、運動場には、今日の大騒ぎの名残として、カラフルな玉や仮装グッズが散らばっている。


光子と優子も、翼や拓実、ファイブピーチ★メンバーと肩を組みながら、笑顔で「楽しかったね」と小さく話す。


光子「次の地区大会も、もっとギャグと笑いば詰め込むばい!」

優子「うん、腹筋鍛えとかんとね〜!」


こうして、春の地区大運動会は、笑いと汗に包まれたまま幕を閉じた。




光子「小春のブロックジャンプギャグ、会場全体を笑わせたけん、2位ばい!」

優子「いや〜、めっちゃ爆笑やったね!」



栄えある第1位


場内の期待が最高潮に達する。光子と優子が少し間を置き、ニヤリと笑う。


光子「そして……第1位は……!」

優子「ひなた&みずほ(はなまるツインズ)ばい!!」


低学年チームの二人が、ウサギ耳と恐竜スーツのまま、手を取り合ってステージに駆け上がる。観客からは割れんばかりの拍手と笑い。


光子「小さい体であんなに笑いを取るなんて、キングオブギャグばい!」

優子「今日の運動会は、笑いの怪獣ば見た気分やったね〜!」



景品授与


全員にうにゃだらぱー缶バッジが手渡される。特にひなたとさくらには、ギャグ大賞の特製缶バッジが贈られる。二人は笑顔で「ありがとう〜!」と大声を出す。


光子「さぁ、みんな、明日はきっと腹筋痛になるけど、よか笑顔で終われたけんよかね!」

優子「うん、笑いが一番のご褒美やけんね!」




ファイブピーチ★の締めくくり


閉会式の歓声が落ち着きかけた頃、光子と優子が舞台中央に手を振る。


光子「さてさて、最後はファイブピーチ★からの、ちょっとしたサプライズばい!」

優子「みんな、足跡コント、準備はよかね?」


ステージ上で、翼や拓実、ジュニア・シニアメンバーも一緒に足跡コントを開始。大きな足跡マットを踏みながら、ギャグ満載の動きとボケツッコミで観客を大爆笑の渦に巻き込む。子どもも大人も、笑いすぎて涙を浮かべるほど。


コントが終わると、そのまま一曲だけのミニライブがスタート。ファイブピーチ★の元気な歌声が運動場いっぱいに響き渡る。観客は手拍子し、笑顔と歓声で応える。


美香「みんな、最後までありがとう!この歌は、私たちの原点の気持ちを込めた一曲です!」


光子と優子もマイクを握り、最後の挨拶。


光子「私たちの原点はここです!」

優子「皆さんの温かい応援に、心から感謝してます!」

全員「ありがとうございましたーー!!」


観客席からの拍手と歓声に包まれ、ファイブピーチ★のメンバーたちは笑顔で手を振りながら舞台を後にする。


こうして、春の地区大運動会は、笑いと音楽、そして感謝の気持ちに満ちたまま、無事に幕を閉じた。





小学生(はなまるツインズ・小春など)


ひなた「もう、笑いすぎてお腹痛かー!」

みずほ「光子ねえちゃんと優子ねえちゃん、すごかねぇ。マットでこけても全然平気やし!」

小春「あー、私もあんなコントできたらよかのに…やっぱり先輩はちがうなぁ。」


中学生(光子・優子・翼・拓実)


光子「はぁ〜、今日ばほんと、即席の間違いば笑いに変えられてよかったね。」

優子「うん、最初マット足らんときはどうなるか思たばってん、みんなちゃんとフォローしてくれて助かった。」

翼「いやー、腹筋つりそうやったわ。光子のギャグ、やっぱ最強やね。」

拓実「優子のツッコミも抜群やったし、これぞファイブピーチ★やな。」


高校生・大学生・社会人


高校生A「即席やったにしては、完成度高すぎやろ(笑)」

大学生B「マットでこけるとこ、ほんまに即席やったんやな!でも爆笑やった。」

社会人C「子供も大人も、みんな笑顔になれる運動会やったねぇ。ファイブピーチ★の力、恐るべしやな。」


保護者・観客


優馬お父さん「もう、あんたたちのおかげで、今年の運動会は忘れられん日になったばい。」

美鈴お母さん「見よるこっちまで楽しかった! 即席の間違いも味になっとるとね。」

近所のご夫婦「こげな運動会、なかなか見られんばい。子供も大人も笑顔いっぱいでよかったよ。」



全員共通の反応としては

•腹筋痛になるほど笑った

•即席のハプニングも全然気にならず、むしろ面白かった

•光子・優子の落語やギャグコントの技量に感嘆

•世代を超えて一緒に楽しめる空気があった


といった、満足度120%の感想があちこちで聞かれた。





閉会式が終わり、観客席から子どもから大人までがぞろぞろと帰っていく中、拍手や笑い声がまだ会場に残っていた。


「いつも応援しよるけんね。地元の宝やけん、これからも頑張って!」

「光子ちゃん、優子ちゃん、今日も最高やったばい!」


保護者や近所の人、地域の大人たちの声が、次々と二人に向かって飛んでくる。小学生の子も、両手を振りながら「光子ねえちゃん、優子ねえちゃん、また来てね!」と叫ぶ。


光子はその声を聞き、思わず目を潤ませる。「ありがと…」

優子も少し目を赤くして、胸に手を当てながら小さくうなずいた。「みんな、ほんとにありがとう…」


二人の頬にこぼれた涙は、感動と喜びのしるしだった。笑いとギャグでいっぱいだった一日が、最後は温かい応援の言葉で締めくくられる。

その瞬間、光子と優子は改めて、自分たちの活動がどれだけ多くの人に届き、愛されているかを実感したのだった。




光子の日記

今日は地区の春の大運動会。朝からワクワクして、みんなでリレーに出たり、玉入れや障害物競走に参加したりした。

特にリレーは、自分のチームのために全力で走ったばい。翼兄ちゃんと拓実くんも頑張ってて、見てるだけでも楽しかった。

オタマにピンポン玉を乗せる競技では、転びそうになりながらも笑いが止まらんかった。大玉転がしや障害物競走でも、みんなでドタバタして、笑いの嵐ばい。

仮装リレーも楽しかったばい。ギャグを振り撒きながら走るの、難しかったけど、みんな喜んでくれてよかった。

閉会式の時、みんなが「地元の宝!」って声かけてくれたとき、思わず目に涙が…。やっぱり応援してくれる人たちがいるって、すごく嬉しかった。

今日の運動会は、絶対に忘れられん一日になったばい。



優子の日記

地区の大運動会、めっちゃ楽しかった!

玉入れでお母さんと美香お姉ちゃんがやらかして、みんな大爆笑。障害物競走や綱引きも、ドタバタで笑いが絶えんかったばい。

はなまるツインズのひなたちゃんとみずほちゃんも、低学年ながら一生懸命頑張ってて、可愛かった〜。

仮装リレーは、ただ速く走るだけじゃなくて、みんな笑わせながらゴールせないかんけん、めちゃくちゃ盛り上がった。

ギャグ大賞の表彰では、自分もみんなも笑いすぎてお腹痛かったばい。

閉会式で「いつも応援しよるけんね」って言われたとき、光子と二人で目に涙が。応援してくれる人の笑顔って、本当に嬉しかね。

今日の運動会、最高に楽しい1日だった。明日は絶対腹筋痛なると思うばい(笑)。


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