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新曲発表にたまゴジラ誕生

ファイブピーチ - 新曲歌詞


雪の街角


雪が舞う白い街角で

手袋をつけたまま君と歩く

僕らのぬくもり伝い合って

凍える指先が優しく溶ける


ほら イルミネーションに包まれて

君の笑顔がもっと暖かくなるよ


冬の風が歌う二人のラブソング

白い世界に響く未来の誓い

君といれば どんな寒さも怖くない

このまま時よ止まれ 愛を奏でて


聞こえる吐息は君のメロディー

静かな夜にふたりだけのハーモニー

雪道に残るは僕らだけの足跡

永遠を夢見るこの瞬間を閉じ込める


寄り添う温もりに包まれながら

夜空に誓うよ 君だけを守ると


冬の風が歌う二人のラブソング

手を繋ぐぬくもりが心を溶かす

この光あふれる街で君と一つになりたい

二人の未来をこの胸に刻んで





地球讃歌


第1楽章「大地の息吹」


森のざわめき 風が運ぶ声

川のせせらぎ 命のリズム

大地が育む 恵みを感じて

僕らはここで 息をする


青い空 白い雲

太陽の光 すべてにありがとう

ひとつひとつの命 つなぐ奇跡

大地に手を合わせ 讃え歌おう


第2楽章「生命の輝き」


森も海も 空も山も

僕らの家 地球の宝

守りたい この星の未来

戦いはやめて 平和を選ぼう


子どもたちの笑い声 希望のメロディ

生きる喜びが 世界に響くように

手と手を取り合い 心をつなぎ

地球を讃え 愛を奏でる


第3楽章「平和への祈り」


空を焦がす火も 戦の悲しみも

二度と起こさぬ 誓いを胸に

未来に歌おう 平和の賛歌

誰も傷つけぬ 優しい世界を


私たちの歩みが 地球を守る力

祈りと感謝を 声に乗せて

命を育む星に 永遠の讃歌を

手を取り合い 希望を描こう




2034年冬――


ファイブピーチ★の新曲「地球讃歌」がついにテレビで初オンエアーされた。光子、優子、小春がボーカルを担当し、バロック風にアレンジされた壮大な旋律が画面いっぱいに広がる。


放送が始まると、瞬く間にSNSは「泣ける」「胸に響く」「歌詞の意味が深すぎる」といった声で溢れ、リアルタイムで視聴者がコメントを投稿。特に第3楽章「平和への祈り」で描かれた、争いの悲しみを二度と繰り返さないというメッセージには、子どもから大人まで、多くの共感と感動の声が寄せられた。


テレビ局には視聴者からのメールが殺到し、公式ホームページでは「教育現場での教材として使いたい」という要望も届く。ファンだけでなく、環境問題や平和活動に関わる団体も注目し、ニュース番組でも取り上げられることになった。


放送終了後、スタジオでは光子と優子、小春が感極まって涙をこぼす。美香もトロンボーンを手に、家族やスタッフに向かって微笑む。


「やっぱり、私たちの声で伝えられるんやね……」


優子がつぶやくと、光子が頷き、3人は手を取り合った。その瞬間、画面の向こう側の人々もまた、地球への感謝と平和への願いを胸に刻んでいた。




2034年12月、真珠湾攻撃の日に合わせた特集番組――


「歴史を振り返り、平和を考える夜」と題された番組内で、ファイブピーチ★の新曲「地球讃歌」が採用された。光子、優子、小春が紡ぐ澄み切ったボーカルは、映像に映し出される過去の戦争の記録映像や、平和への祈りのメッセージと重なり、視聴者の胸に深く響く。


第1部では自然や環境への感謝を込めた旋律が、映像と重なり優しく広がる。第2部では地球を育んでくれた人々への想いを歌い上げ、画面には子どもたちや研究者、ボランティアたちの姿が映し出される。第3部「平和への祈り」では、戦争の悲惨さを描きつつ、二度と繰り返さないという強いメッセージが、視聴者に直接語りかける。


放送中、SNSは瞬く間に反響で溢れた。「涙が止まらない」「歌声が心に染みた」「この特集、忘れられない夜になった」といった感想が殺到。歴史の重みと未来への希望を同時に伝える歌声に、多くの人々が心を打たれた。


番組終了後、光子、優子、小春はスタジオで抱き合い、互いの手を握りながら微笑む。美香もトロンボーンを持ってそっとその輪に加わり、家族の温かさと音楽が繋ぐ絆を改めて感じた。


「私たちの歌で、少しでも平和を考えるきっかけになれば……」


優子がつぶやくと、光子も頷き、三人の視線は画面の向こうの視聴者に向けられていた。過去の悲しみを胸に刻みながら、未来への希望を歌に乗せて届ける――それが、七人の奏でる「地球讃歌」の力だった。




たまゴジラ誕生


東京での特番収録を終え、平和と未来への想いを胸に博多へと帰ってきた小倉一家。空港からタクシーに乗り、自宅に戻ると、どっと安堵の空気が広がった。


リビングで荷物をほどきながら、美鈴が冷蔵庫を開けて言った。


美鈴「あちゃー!たまごじらが切れとったばい!」


光子「……え?たまゴジラ?怪獣?」


優子「お母さん、多摩に住んどるゴジラのこと?多摩ゴジラ?」


二人が顔を見合わせて首をかしげると、優馬が吹き出す。


優馬「いやいや、たまごが切れたっちゅう話やろ!『たまごじら』て、なんか新怪獣みたいやん!」


美香「うわ、出た!小倉家の新語認定やね。今日から“たまゴジラ”採用!」


双子がすかさず手を叩きながら声を揃える。


光子&優子「お母さん、それもう完全に“卵不足界の怪獣”やん!ツッコミ待っとったやろ!」


美鈴「ち、違うっちゃ!素で言ったとよ!」


優馬「素で怪獣生み出す嫁って、そうおらんばい!」


その瞬間、リビングは大爆笑。疲れも緊張も吹き飛び、たまゴジラという新たな伝説のギャグが、小倉家に正式に認定された夜であった。




たまゴジラ爆笑トーク


博多の小倉家。新語「たまゴジラ」が誕生した夜。

光子と優子は面白すぎて、すぐに家族LINEのグループ通話を発信!


通話相手:

•東京:アキラにいちゃん

•山口:湯田温也&郷子夫妻+泉ちゃん

•博多:美香お姉ちゃん&友達の環奈お姉ちゃん&恋人の塁くん


画面が次々に繋がり、全員の顔が並ぶ。



光子「聞いて聞いて!今日から小倉家の新キャラ誕生したっちゃん!」


優子「その名も――たまゴジラ!」


(全員、一瞬きょとん……からの爆笑)


アキラ「なにそれ!?卵食べ過ぎて巨大化した怪獣かと思った!」


温也「いやいや、多摩川に潜んどるゴジラやろ?だから“たまゴジラ”!」


泉ちゃん「ちょっと待って〜!『たまごじらが切れた』って、おばちゃん言ったってことでしょ?おもろすぎ!」


(郷子も笑い転げながら)

郷子「そのまま映画作れるやん。“たまゴジラ対ウインナー怪人”とか!」


美香「待って待って、もう頭の中に主題歌流れよるけん。“たまゴジラ〜♬”って!」


環奈「やばい、イラスト描きたくなってきた!」


塁「ていうか、次のファイブピーチのMCで絶対ネタにされるやつやろ、これ!」



光子と優子は満面の笑みで、両手をバンザイしながら叫ぶ。


光子&優子「全国デビューやー!たまゴジラぁーーーっ!」


(通話の画面、爆笑でみんなが画面から消えるほど笑い転げる)




 

ギャグコント『たまゴジラ襲来!』


【舞台設定】

博多南の商店街。にぎわう街の中に、突如「たまゴジラ」が現れる!

※たまゴジラの役は、優子がぬいぐるみパーカー着て演じる。



光子(商店街のおばちゃん役)

「あらまぁ〜、またたまご切れとるばい!これで三日連続、目玉焼き食べられん!」


優子たまゴジラ

「グワァ〜ッ!!(卵を欲しがる仕草)」


光子「きゃー!なんねアンタ!?もしかして卵に飢えた怪獣!?」


優子たまゴジラ

「そうばい!わしは“たまゴジラ”!冷蔵庫の卵が切れた時に現れる恐怖の怪獣たい!」


(観客、すでに爆笑)



光子(慌てて)

「誰か助けてぇ〜!卵屋さん呼ばんと大変や!」


(そこに別のキャラで優子が早着替えして登場)


優子(卵屋さん役)

「おばちゃん、落ち着かんね!卵あるけん、ほらっ!」


(卵パックをたまゴジラに渡すフリ)


優子(たまゴジラに戻り)

「グワァ〜!ありがたかぁ〜!(卵を抱えて泣き崩れる)」



光子ツッコミ

「泣くんかい!襲ってこんで最初からスーパー行けーっ!」


(観客ドッカーン爆笑)



最後にふたり並んで手を挙げて、


光子&優子(声を揃えて)

「平和は冷蔵庫の卵から守られるとばい!」


(幕が閉じる。拍手喝采!観客は腹筋崩壊)




ファイブピーチ★ライブ in PayPayドーム(冬の特別公演)


(中盤のMCコーナー。観客と和やかにトークしている最中…)


光子(MC)

「いや〜、今日のライブ、すごか盛り上がっとるね!ありがと〜!」


優子

「ほんとほんと。…て、あれ?なんか舞台袖にデカい影が…?」


(ドドーン!というSEと共に「たまゴジラ」登場。巨大着ぐるみで優子の従姉妹が演じている設定。)


観客「キャー!たまゴジラやー!」(大爆笑)



光子(慌てて)

「きゃー!平和なライブが襲われるー!」


優子ツッコミ

「平和やないと困るっちゃけど!」


(たまゴジラが観客に向かって「グワァ〜!」とポーズ。観客ノリノリで拍手。)



美香(マイクを持って冷静に)

「はいはい、ちょっと皆さん。これね、実は“お母さん発”のギャグなんよ。」


(観客「ええーっ!?」とざわめく)


美鈴(お母さん・舞台袖から顔出し)

「冷蔵庫ば開けたらね、卵がなかって思わず言うてしもうたとよ。“あちゃー、たまゴジラが切れとったばい!”って」


(観客 → ドカーン爆笑!!)



優子ツッコミ

「いや“たまゴジラ”て!多摩に住んどるゴジラやと思うやん!」


光子ボケ

「いや、ほんとはスーパーの卵コーナーにおるとよ。買ってほしくて!」


(観客 → 爆笑と拍手)



美香まとめ

「というわけで、今日から“たまゴジラ”はファイブピーチ★公式キャラになりました〜!」


(観客大歓声。「たまゴジラ!」コールまで起きる)


光子&優子(声を揃えて)

「平和は卵から守られるとばいーー!!」


(観客スタンディングオベーション)




ファイブピーチ★たまゴジラ・グッズ展開


(ライブ翌日。ファイブピーチの公式SNSに新商品情報がアップされる)


公式発表

•「たまゴジラTシャツ」 → お母さん美鈴デザイン!背中には“グワァ〜!”の文字入り。

•「たまゴジラぬいぐるみ」 → 会場で即完売。次回入荷未定。

•「たまゴジラ缶バッジ」 → ガチャガチャで展開。

•「たまゴジラ卵パック(農協コラボ)」 → 1パック買うと限定ステッカー付き。



美鈴(お母さん・インタビューで)

「まさか私の“たまゴジラ”が、こげん全国デビューするとは思わんかったばい。

もう私のほうが本家アイドルっちゃない?(笑)」


(観客 → 大爆笑)



光子

「いやいや、お母さんが一番売れとるやん!」


優子

「ほんとに“ファイブピーチ★ with たまゴジラ”になりそうやん!」


(観客 → 大拍手)



ニュース記事見出し

「博多発!たまゴジラ旋風 農協との異色コラボで全国進出」

「ファイブピーチ★母の一言がグッズ化、Tシャツ即完売」

「卵パック買うと推し活できる時代が来た!」



美鈴(満足げに)

「たまゴジラ、最強やん。卵も平和も守るんよ〜!」


光子&優子(声を揃えて)

「いや、守るん卵だけやろ!」


(また爆笑の渦)






博多南小の体育館。児童集会の日。

はなまるツインズ(ひなた&さくら)、元気いっぱいで登場!



ひなた

「今日はみんなに、新怪獣ば連れてきたばい!」


さくら(胸を張って)

「その名も!たまゴジラ〜!!」


(どーん!と卵パックを背負った着ぐるみ姿で登場… しかし背丈が小さいので、迫力よりも「ころん」としててかわいい)



全校児童

「かわいーーーっ!!」



ひなた(精一杯、低い声で)

「グワァ〜!博多を征服するぞ〜!」


さくら(ツッコミ)

「いやいや、征服する前に牛乳こぼしとーやん!」


(卵パックがぐらぐら揺れて、牛乳パックを落とす演出)



観客:小学生たち

「ぎゃはははは!」

「かわいすぎて怪獣やなか〜!」



先生(涙流して笑いながら)

「こりゃ“癒し系怪獣”やな、腹筋鍛えんと授業どころやなか!」



ひなた(照れ笑いしながら)

「たまゴジラは戦わんけん。卵守って、みんなに笑顔配るっちゃん!」


さくら

「ほら、今日も卵1パックずつお土産〜!(農協提供)」


(児童 → どよめき&大歓声!)



PTA新聞の見出し:

「博多南小に“たまゴジラ”現る!はなまるツインズの癒し系コントで爆笑と卵が飛び交う一日」





2035年 元旦・博多の地元神社の社殿前

しめ縄と門松に彩られた境内に、人だかり。

「初笑い公演・たまゴジラ豪華共演」と書かれた幕がドーン!



司会のおじさん

「皆さん!新年早々、笑いの怪獣がやって来ますばい!」



はなまるツインズ(ひなた&さくら)

(卵パック背負ってちょこちょこ登場)

「たまゴジラちびっこバージョン、参上〜!」


→ 子どもたち歓声「かわいいー!!」



本家・双子ちゃん(光子&優子)

(こちらは全力で“本格的な怪獣風”衣装、卵パックに加えて段ボールで作った“怪獣アーマー”付きで登場)

「おおっと!こっちは“本家たまゴジラ”ばい!」


→ 観客「うわぁ!でかっ!」



怪獣合戦コントスタート

•光子ゴジラ「グワァ〜!卵1年分よこせぇ〜!」

•優子ゴジラ「おせちも食うぞぉ〜!」

•ひなたゴジラ「だめ〜!お雑煮は守るっ!」

•さくらゴジラ「福袋も守るっちゃん!」


(卵パックをバコーンとぶつけ合う → 卵が飛び出すギミック → 中からミニ鏡餅が出てくる)



観客、初笑いの渦

「卵から鏡餅!?なんやそれ!」

「腹筋崩壊するー!!」



地元のおじいちゃん

「いやぁ、新年早々こんな笑いの神様が来てくれるとはありがたか〜」



最後は全員で

「♪笑いの怪獣たまゴジラ〜 みんなの心を守るばい〜」

(手拍子とともにエンディングソング。拍手喝采!)



翌日の新聞記事

「博多に笑いの怪獣襲来!?元旦の神社で“初笑いたまゴジラ共演”。老若男女が腹筋崩壊!」





2035年元旦・初笑い公演@博多の神社


美鈴(お母さん)

「え〜、みなさん!実は……このたまゴジラ、私が生みの親なんです〜!」


→ 観客「えぇぇーー!?」「お母さん発やったと!?」



光子&優子(双子ちゃん)

「……お母さん、急に作者ヅラすなや!」

「うちがキャラ育てたんやけん!」


(観客大爆笑)



美香(長女)

「お母さん、クリエイター気取りしよるけど、最初は“卵切れとった”しか言ってなかったやん!」



美鈴

「それがここまで発展するとは思わんやったっちゃん!

ほら見て、この卵パックTシャツ!私デザインやけん!」


(ババーン!とTシャツ披露 → 観客から拍手と爆笑)



優馬(お父さん)

「ちょ、ちょっと待て!たまゴジラがここまで人気出たん、ワシがネタにされて“お菊さん”呼ばわりされたのも関係あるけん!」


→ 会場「ギャハハハハ!」



美鈴

「じゃあ今日は“たまゴジラ vs お菊ゴジラ”で決戦やね!」


(美鈴が卵パック持って優馬に突進 → 優馬が皿持って応戦)



観客、腹筋崩壊

「大人まで参戦してきたー!」

「お父さんがお菊ゴジラとか反則やろ!」



はなまるツインズ

「ちょ、ちょっと!うちらの出番なくなるやん!」

「ちびゴジラ隊も混ぜて〜!」


(全員入り乱れて「怪獣大戦争」状態)



最後は全員で

「たまゴジラ〜 家族で育てた 笑いの怪獣〜」

(大合唱で初笑い締め!)



翌日の新聞見出し

「博多に“笑い怪獣一家”現る! 親子三世代参戦のたまゴジラ、神社を揺らす大爆笑」




小倉家ギャグキャラクター展 in 博多南公民館


会場に入ると──


入口にはドーンと等身大パネル

「たまゴジラ」や「お菊ゴジラ」、さらに「うにゃ〜あじゃぱー」のポーズを決めた双子ちゃんの立像。



展示コーナー

•ファンクラブ限定グッズ(Tシャツ、缶バッジ、卵パックコラボ、ぬいぐるみ)

•「爆笑名言集パネル」 → 双子ちゃんやお母さんの迷言が書かれてて、押すと録音音声が流れる

•「ギャグ体験コーナー」 → 実際にステージに立って、光子&優子のツッコミをVRで浴びられる



公民館の駐車場

常に満車!溢れた車は近隣の商店街の駐車場まで…



近所の初老夫婦インタビュー

「いやぁ、あの子たちはいつも楽しませてくれるけんね〜」

「わしら、もう“うにゃ〜あじゃぱーTシャツ”買ったとよ」


→ 記者「え!?ご夫婦でペアルックですか!?」

→ 老夫婦「もちろんたい!ウォーキングの時着とると、みんな笑ってくれるけんね!」



子どもたち

「たまゴジラのぬいぐるみ抱いて寝よる〜!」

「学校でも“あじゃぱー!”って言い合いよるんよ!」



地元ニュース

「博多南公民館で開催中の『小倉家ギャグキャラクター展』に、老若男女が押し寄せています。ファンクラブグッズはすでに完売状態。地元の経済効果は数千万円にのぼるとも!」



締め

双子ちゃん(公民館のステージで)

「……あのさ、お母さんの“たまゴジラ”一言から、こんな特別展まで発展するとは思わんやったね!」

「ほんとに……笑いは地元の宝やん!」


(観客、温かい拍手と爆笑の渦)





博多南コンビニ限定コラボ商品

1.たまゴジラアイス

•見た目は卵型のバニラアイス

•中に苺ソースが入ってて、割ると“爆笑がはじける”をイメージ

•パッケージには「うにゃ〜あじゃぱー」の吹き出し付き

2.あじゃぱースナック

•一口サイズの揚げスナック

•食べるとサクサク止まらない!

•レアパッケージには「双子ちゃんのギャグカード」封入(集めたら特典あり)

3.うにゃ〜ソーダ

•博多名物のあまおうイチゴ風味炭酸

•開けると「ぷしゅ〜!」の効果音が“あじゃぱー”に聴こえる遊び心



公共交通機関連動キャンペーン

•電車・バスの ICカード利用明細を提示すると、コンビニレジで グッズ1割引!

•「環境にも優しいし、安くなるし、一石二鳥!」と利用者が殺到。


お母さんたちの声:

「子どもとバスで行ったら安くなるし、環境にもええやん」

学生の声:

「電車代で浮いた分、スナックもう1個買ってもうた〜!」



地元ニュースの特集


アナウンサー:

「博多南地区でしか買えない限定商品がSNSで話題になっています。“たまゴジラアイス”は、連日完売。公共交通機関の利用促進にもつながっており、まさに地域ぐるみの笑顔の連鎖となっています」



双子ちゃんコメント(記者会見風)


光子「いや〜、あたしたちのギャグが、まさかアイスになって食べられるとはね!」

優子「でも食べすぎたら“たまゴジラ”になっちゃうかもしれんけん、気をつけてね〜!」


(会場、大爆笑)






JR九州 × たまゴジラコラボ

1.たまゴジラ電車(博多〜小倉間)

•車体にドドーンと「たまゴジラ」が卵パックを抱えて描かれてる。

•車内放送も双子ちゃんの録音ボイス!

•光子「次は〜、博多ぁ〜!たまゴジラも腹減ったぁ〜!」

•優子「いやいや、駅弁食べるんやろ!」

•車内吊り広告も全部ギャグ仕様。

2.限定きっぷ「たまゴジラ乗車券」

•使用後はステッカーになるデザイン。

•コレクターが殺到して即完売。



西鉄バス × たまゴジララッピングバス

•バスの前面に「たまゴジラの顔」!

•後ろには「追いかけるたまゴジラ」。

•車内アナウンス:

•「次は〜博多南小学校前〜。たまゴジラもここで降りるばい!」

•運転士さんの制服にも、ちっちゃく“うにゃ〜あじゃぱー”の刺繍入り。



地元の声


高校生:

「朝から“次は〜たまゴジラ前〜”とか言われたら、眠気吹っ飛ぶっちゃん!」


サラリーマン:

「通勤が一気に楽しくなった。出張で東京から帰ってきたら“おかえりんしゃい、たまゴジラ電車です!”やけんね。癒されるわ〜」


おばあちゃん:

「わし、この電車で孫とアイス食べに行ったんよ。たまゴジラが見守ってくれとる気がするねぇ」



ニュース特集


アナウンサー:

「地域の子どもたちのギャグから生まれた“たまゴジラ”が、今や鉄道やバスを彩る存在に。公共交通の利用者が増加し、地元経済も活性化しています」



双子ちゃんインタビュー


記者「どうですか?自分たちのキャラが電車やバスに?」

光子「いや〜、毎日自分が走っとる気分やね」

優子「でも寝坊して電車に遅れたら、“たまゴジラ遅延”ってニュースなるけん、気をつけんとね!」


(会場、大爆笑)





鹿児島本線の門司港駅から荒尾駅まで、そして日豊本線の小倉駅から宇佐駅までを縦断する「たまゴジラ電車」。福北ゆたか線全線、筑肥線全線、地下鉄空港線、香椎線、九州新幹線全線、一部区間では新大阪駅まで運行される特別列車となった。


車体には、たまゴジラが卵パックを抱えて勇ましく描かれ、子どもたちの目を釘付けにする。車内では光子と優子の録音ボイスがアナウンスされ、次の駅を知らせるたびにギャグを交えた軽快なトークが流れる。


「次は〜、博多南小学校前〜!たまゴジラも降りて遊ぶばい!」

「いやいや、光子、まだバスに乗らんといかんやろ!」


このユーモアあふれる演出に、乗客たちは思わず笑顔になり、親子連れや通学途中の子どもたちは毎日この電車を楽しみに待つようになった。


駅ごとに限定ステッカー付きの「たまゴジラ乗車券」が発売されると、コレクターやファンが殺到。地元の経済活性化にもつながり、ニュースでも取り上げられるほどの話題性となった。


福岡県内の子どもたちにとって、「たまゴジラ電車」はただの交通手段ではなく、笑いと遊び心を運ぶ特別な存在となり、双子ちゃんのギャグは今や街中を駆け巡る伝説になっていた。




「たまゴジラ電車」の車内アナウンスは、光子と優子、奏太、小春、美香、そしてはなまるツインズのさくらとひなたが担当している。駅ごとに違うギャグやボケツッコミを盛り込み、乗る列車によって内容が変わるため、乗客は毎回どんな笑いが飛び出すのか楽しみにしている。


「次は〜、香椎線、にゃんにゃん駅ばい!たまゴジラも降りたそうですばい!」(光子)

「いやいや、ひなた、それ降りたらたまご割れるやろ!」(さくら)


親子連れや学生、通勤の大人まで、思わずクスッと笑う。笑い声が車内に広がり、自然とみんなの顔がほころぶ光景は、日常の中のささやかな幸せそのものだった。


さらに、列車によっては奏太のギターに合わせて小春がボケをかまし、美香がツッコミ、優子と光子が絶妙なタイミングで笑いを挟む。はなまるツインズは小さな体を駆使してドタバタギャグを展開。乗客はどの列車に乗っても飽きることなく、毎回新鮮な笑いを楽しめるのだった。




2035年三学期、博多南中の落語研究会。新年初の高座に光子と優子が立つ。光子は新作落語「たまゴジラ」、優子は「うにゃだらぱー」を発表することになっていた。


会場には先生や部員たちが座り、静かに高座を見守る。


光子が高座に上がり、ギュッと両手を握りしめて言う。

「みなさん、お正月ば迎えて、たまゴジラも福を持って来たばい!」


優子も続けて、「そいで、うにゃだらぱーの怪獣も登場やけん、笑いながら見とってね〜!」とにこやかに観客を煽る。


ネタが進むにつれ、光子のボケと優子のツッコミが縦横無尽に飛び出す。部員たちは声をあげて笑い、腹筋が痛いと顔をしかめる。八幡先輩も枝光先輩も、思わず机に手をつきながら肩を揺らして笑う。


「いや〜、この2人には毎回腹がちぎれるばい!」と白石先生。

「ほんまに…昨日の夜寝とったクマも、これでますます膨れそうやわ」と藤原先生も苦笑い。


光子と優子は息を切らしながらも、最後のオチで一気に観客の笑いを頂点に持っていく。


「たまゴジラ、今日も街ば救ったばい!」

「うにゃだらぱー、これでみんな笑顔に〜!」


教室中に爆笑が渦巻き、笑い疲れた生徒たちは息を整えながらも、まだ頬が笑いで引きつったまま。新年早々、博多南中には笑いの怪獣たちが現れたのだった。






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