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はなまるツインズ全国デビュー

三年生の修学旅行と光子・優子の期待


秋も深まり、博多南中の三年生たちは長野県への修学旅行に出発した。紅葉の上高地、善光寺、木曽の宿場町など名所を巡る旅だ。長野までは鉄道で移動し、県内の移動はバスで行う。


光子と優子はまだ中学一年生。修学旅行には参加できず、教室や自宅で出発の話を聞く。


「うわぁ、紅葉めっちゃきれいやろうねぇ」と優子がつぶやく。

「うん、バスで移動とかも楽しそうやし……うちらもいつか行きたかね」と光子も笑顔を浮かべる。


帰宅した三年生から旅行の話を聞く光子と優子は、思わず目を輝かせる。美香も隣で、懐かしそうに話す。

「うん、うちが卒業旅行でここ来たときも、同じ紅葉がきれやったばい」と美香。

「お姉ちゃん、迷子になりかけた話、聞かせて!」と優子。

「そしたら、絶対笑いながら歩いた記憶ばい」と美香は微笑む。


自宅や教室で聞く話だけでも、光子と優子は景色を想像し、自然や歴史、旅の楽しさに思いを馳せる。

「いつかうちらも行けるっちゃね!」と光子。

「そしたら、お姉ちゃんの懐かしか話も聞けるし、もっと楽しかろうね!」と優子も興奮気味に答える。


こうして、まだ一年生の双子ちゃんたちも、三年生の修学旅行の話を通じて、秋の旅への憧れを胸に抱いた。




光子と優子のギャグ妄想・修学旅行


教室の窓から差し込む秋の日差しを浴びながら、光子と優子は三年生の話を聞きつつ、自分たちが旅行に行ったらどうなるか、勝手に想像を膨らませる。


「ねえ、光子。うちらが行ったら、まずバスで寝すぎて、上高地着く前に運転手さんに怒られるっちゃね」

「そしたら、拓実も添乗員役でバスの前に立たされて、『シートベルトしてー!』って大声で叫ぶとよ」


優子は机に顔を埋めながら、笑いをこらえる。

「で、善光寺行ったら、うっかりおみくじ全部ひっくり返して、くくりつけてる人の頭に落とすとかね」

「ぎゃはは! 光子、そしたら、光の戦士ポーズで逃げ回るばい!」


「木曽の宿場町では、忍者修行体験で、忍者衣装着たまま川に落ちるとか…」

「そんで、川の水で服びしょ濡れになって、拓実に『姉ちゃん、笑いすぎて落ちたん?』って言われるとか!」


二人は机の上で身をよじり、声をあげて笑う。周りのクラスメイトもつられて笑い出す。光子は想像しながら、机の上で手をヒラヒラ動かして「飛ぶぞー!」と叫ぶ。優子も「やめてー! 忍者はここまで強くないと!」と身をよじる。


「うわー、うちら、旅行行ったら絶対迷惑かけるばい!」

「でも、絶対楽しすぎて、お土産より思い出いっぱいになるっちゃね」


こうして光子と優子は、現実にはまだ行けない修学旅行を、笑いと妄想で思い切り楽しんだ。窓の外の秋風が、二人の笑い声に混ざって揺れているかのようだった。




光子と優子の妄想・特急とバスで大騒動


教室で、三年生が修学旅行に出かけた話を聞きながら、光子と優子は机に顔を押し付け、目をキラキラさせて想像を始めた。


「ねえ、光子。もしうちらが特急に乗ったら、まず車内放送で案内するばい」

「『次は松本でーす! 荷物は網棚にのせてねー!』って、優子がめっちゃ大声で言うとよ」

「うわー、そしたら拓実も車掌役で、『切符見せてー!』って叫ぶばい」


優子は机の上に両手を広げ、案内のマネを始める。

「『車内販売はアイスとジュースだけど、私は全部食べたいと思いますー!』ってやると、車内が大騒ぎになるっちゃね」

「ぎゃはは! 光子、そしたら光の戦士ポーズで通路を走るとよ!」


名古屋を出発した特急が山間に差し掛かると、光子の妄想はさらに加速する。

「窓の外の景色、紅葉とか見えるばい。そしたらうちら、双子で『落ち葉集め対決』始めて、他の乗客に落ち葉ぶつけるとか!」

「うわー、怒られるやつやん!」


次にバスでの移動。光子が声を張る。

「『次は善光寺でーす! 参拝の準備はできてますかー?』って、優子がガイドするっちゃね」

「でも、うっかりバスの天井に頭ぶつけるとか…」

「ぎゃー! そのまま転がって後ろの座席に落ちるやつやん!」


二人は机に突っ伏して大爆笑。

「うちら、修学旅行行ったら絶対迷惑かけるばい!」

「でも、絶対楽しすぎて忘れられん思い出になるっちゃね」


光子と優子の妄想は、現実にはまだ経験できない修学旅行を、特急とバスの車内での大騒動に変えて、笑いとワクワクで教室中を明るくした。






「修学旅行土産でわちゃわちゃ」


三年生の修学旅行が終わり、部活の先輩たちが戻ってきた。光子と優子も、まだ一年生ながらも、楽しみにしていた土産話を聞きながら、机の上に置かれた小さな包みやお菓子に目を輝かせた。


「うわー、これ、松本名物のおやきやん!」

「ほら、光子、見てー! 善光寺のお守りもあるばい」


二人は大事そうに土産を抱えて家に帰る。玄関で美香お姉ちゃんに会うと、すぐに手に持った土産を見せた。


「お姉ちゃん、見て見て! 三年生の先輩が買ってきた土産ばい!」

「わー、すごかねー! どれどれ、これはおやき? 善光寺のお守りもあるやん」

「うん、光子と優子用に選んでくれたとよ!」

「ありがとー、嬉しか〜。みんな、うちらのことも思ってくれとったとね」


二人は嬉しそうに包みを開けながら、次々と味見したり、お守りを触ったりして、家族みんなで笑顔が広がる時間になった。美香も、双子の喜ぶ顔を見て、心の中でにっこりと微笑んだ。


「さて、次は誰に何見せて笑わせよっかな〜」

光子と優子は、今日のわちゃわちゃ土産タイムでも、ギャグと笑いを忘れず、家の中を明るくしていた。




「農業祭りでの大荷物騒動」


木枯らしが吹き抜け、初霜の便りがちらほら聞こえる季節。11月23日、光子と優子は美香お姉ちゃんと一緒に地元の農協で行われる農業祭りに向かった。


「うわー、新鮮な野菜ばい! しかも安い〜」

「ほらほら、これ見て! かぼちゃば丸ごと一個200円ばい!」

「お姉ちゃん、これも買いよっちゃろ?」

「もちろんよー。今日は二人のギャグパワーに負けんくらい、野菜も積むばい!」


両手いっぱいに抱えた大きな袋や箱を、美香のコンパクトカーに押し込む。車は小さいながらも5人が乗れる広さがあり、荷物をぎゅうぎゅうに詰め込んでなんとか収まる。


「お姉ちゃん、ぎゅーぎゅーやん! 荷物で押し潰されるばい!」

「大丈夫、大丈夫。わたしも免許取ったし、運転は任せとき!」

「でも、ハンドル握ると、やっぱちょっと緊張するね〜」

「そげんことないよ。ほら、うちらギャグ飛ばして笑わせるばい。緊張も吹っ飛ぶっちゃ!」


車内は双子ちゃんの爆笑ギャグで満たされ、まるで小さな劇場のよう。途中、美香が運転するコンパクトカーは、木枯らしを切り裂きながら進む。


まずは美香のマンションに荷物を下ろし、整理が終わると次は小倉家へ。


「ふぅ〜、今日も一仕事ばい。裁判のことも、ちょっと忘れて楽しめたね」

「そーねー、お姉ちゃん、ギャグのおかげで心もぽかぽかやん!」

「よし、次は家族にこの新鮮野菜見せて、大笑いさせるばい!」


こうして、双子ちゃんと美香の賑やかな午後は、笑いと野菜の香りに包まれながら過ぎていった。




「優馬の苦労、父親の背中」


優馬は、双子ちゃんが生まれる前から、家族を支えるために必死に働いてきた。

工場勤務で早朝から深夜まで働き、休みの日も家庭のことを気にかける日々。


「今日も帰りが遅なるけど、飯はちゃんとあるけんね…」

美鈴が笑ってうなずく。二人の間には、言葉にせずとも分かり合う信頼があった。


双子ちゃんが幼い頃、体調を崩した日もあった。

「光子、優子、大丈夫か…?」

熱にうなされる二人を抱きしめながら、仕事で疲れ切った体も忘れて、夜通し看病した。


ある時は、事故や病気、思わぬ出費で家計が火の車になったことも。

「うぅ…こげんなら、給料いくらあっても足りんばい…」

それでも、優馬は決して弱音を見せず、毎日を懸命に生き抜いた。


双子ちゃんが成長し、学校で笑いを振りまき、少しずつ自分の世界を広げていく姿を見て、優馬は胸の奥でほっと息をつく。

「おい、お前ら…こんだけ元気に笑うと、親としての苦労も報われるばい…」


裁判やネット上の問題で、双子ちゃんが苦しむ日々もあったが、優馬は影から支え続けた。

「まだまだ親として未熟やけど、二人の笑顔のためなら、何でも耐えるばい」


こうして、優馬は静かに、しかし確かに、家族を守る背中を見せ続けた。






ファイブピーチのメンバー5人と、はなまるツインズの2人は、新幹線で東京へ向かっていた。東京駅に降り立つと、久しぶりに訪れる音大へ直行。そこにはファンクラブの本部と物販事務所があり、スタッフたちが笑顔で迎えてくれた。


「おかえりなさい!」

懐かしい声に、メンバー全員が思わず笑顔を交わす。光子と優子も、はなまるツインズも、キャンパスを歩くたびに胸の奥がくすぐったいような、不思議な誇らしさを覚えた。


一息つく間もなく、その日のメインであるテレビ収録へ。

スタジオの照明がぱっと灯る。ファイブピーチはすでに慣れた様子でギャグ満載のコントを繰り広げる。観客の笑い声がリズムのように響き、舞台裏まで届いてきた。


はなまるツインズの二人は、最初こそマイクを握る手が小刻みに震えていた。

「ど、どうしよう……」

「うち、噛んだら終わるやんね……」

とお互いに囁き合っていたが、光子が横から

「大丈夫たい! 噛んでもツッコめば笑いになるけん!」

と一言。


その言葉に背中を押され、舞台に立った瞬間、二人のテンションが一気に弾ける。


「東京のお客さん、笑う準備できとーと!?」

「今日は帰さんばい!」


次第に緊張は笑いに変わり、持ち前のテンポでドタバタコントを展開する。客席は拍手と爆笑の渦に包まれた。


トークコーナーでは、ファイブピーチのボケに、はなまるツインズが鮮やかにツッコミを入れる。逆にツインズが暴走気味にギャグを連発すると、ファイブピーチが即座にフォローを入れる。息ぴったりの掛け合いに、司会者も大笑い。


収録後、スタッフが思わず口にした。

「いやぁ……これ、次からレギュラー確定やろ」


光子と優子はステージ袖で小さくハイタッチした。

「うちら、やったばい!」

「次はもっと笑わせちゃろうね!」




コントタイトル:


「未来から来た配達員」



(舞台中央に光子と優子。宅配便の制服を着ている)


光子「お届けもんでーす!2034年から持ってきましたー!」

優子「はいはい、未来便でーす!サインくださーい!」


(観客クスクス笑い)


(そこに小春と奏太が登場。受け取り役)


奏太「おー、待っとった!未来から何が届いたん?」

光子「こちら!“2034年式・しゃべる冷蔵庫”です!」


(段ボールを開ける仕草。中から美香が飛び出す)


美香「ピーピーピー!冷蔵庫のドアはきちんと閉めてください!」

(観客爆笑)


優子「うわぁ…しゃべる上に説教までしてくる!」

光子「しかも勝手にトロンボーン吹きよる!」


(美香がいきなりトロンボーンを吹き鳴らす。効果音でブフォー!)

(会場大爆笑)


(小春が困惑しながら)

小春「えっ、冷蔵庫がジャズセッション始めたやん!?」


(優子がツッコミ)

優子「そげん冷やす気ゼロやんか!」


(観客さらに爆笑)


(次に優子が未来便の箱を開ける。今度は拓実が飛び出す)

拓実「ピンポーン!未来からのお届け物、卓球ロボでーす!」

(いきなり卓球ラケットを振り回す)


光子「おぉ!?ボールなしで素振りばっかり!」

優子「しかも空振り100連発!エコやね!」


(奏太がツッコミ)

奏太「いや!未来感ゼロやろ!」


(観客大爆笑)


(最後に優子が決めゼリフ)

優子「未来は便利になるっちゃけど…ボケは増えるだけやった!」


(光子がすかさず)

光子「お届けしたのは…笑いと混乱でしたー!」


(全員でポーズ)

全員「ありがとうございましたー!」


(観客、拍手と大爆笑)




ネタ①:お弁当ネタ


光子「優子、今日の弁当、めっちゃ豪華やったね!」

優子「そうそう!唐揚げに、卵焼きに、ハンバーグまで入っとった!」

光子「で、なんで最後に“梅干し1粒だけ”弁当箱の真ん中にどーんて鎮座しとると!?」

優子「それがメインやけん!」

光子「いや、副菜どころか、“副・副・副菜”やろ!」


(観客笑い)



ネタ②:未来のテスト


優子「ねぇ光子、もし未来のテストってあったらどんな問題が出ると思う?」

光子「そりゃあ、“未来人の挨拶は?”って出るっちゃろ?」

優子「いや、それ選択肢が“おはようございます”“こんにちは”“ワープします”とかやん!」

光子「で、正解が“ピコーン!”やろ?」

優子「いや、正解が効果音てどういうことよ!」


(観客爆笑)



ネタ③:恋バナ


光子「優子、最近どう?拓実くんと仲良しね?」

優子「あぁもう順調すぎてヤバいと!」

光子「昨日LINEで何しよった?」

優子「『明日、テストやけん、寝ろ』ってきた」

光子「…それ、保護者からのLINEやろ!」


(観客さらに爆笑)



ネタ④:ツッコミ暴走


優子「光子、最近なんか怒ってばっかやね」

光子「だってツッコミばっかりやらされよるけん!」

優子「でもツッコミがないと笑いにならんやん?」

光子「じゃあ今日は交代する?」

優子「おっしゃ!」

光子「優子、今日顔パンパンやん!」

優子「……はい、すみませんっ!」

光子「なんで謝ると!?ツッコミ下手すぎやろ!」


(観客大爆笑)





はなまるツインズ・小1ギャグネタ


ネタ①:九九の勉強


ひなた「さくらちゃん、九九覚えた?」

さくら「もちろんばい!いちいちが…いちご!」

ひなた「それ果物やん!」

さくら「ににんが…ニンニン!」

ひなた「忍者か!」

さくら「さんさんが…サンサン体操!」

ひなた「もう九九ちゃうやん!全部NHK幼児番組やん!」


(会場爆笑)



ネタ②:ランドセル


さくら「ねぇひなたちゃん、ランドセル重たくなか?」

ひなた「うん、もう鉛のかたまり入っとるみたいやけん!」

さくら「それたぶん教科書じゃなくて、鉄アレイやろ!」

ひなた「あ、昨日お父さんが筋トレしよったけん入れとったかもしれん」

さくら「なんでランドセルをスポーツジムにするんよ!」


(会場さらに爆笑)



ネタ③:将来の夢


ひなた「さくらちゃん、大きくなったら何になりたい?」

さくら「わたしねー、大きなケーキになりたい!」

ひなた「人間やめると!?」

さくら「そしたらみんなに食べてもらえるっちゃ」

ひなた「いや、それ自己犠牲の精神すごすぎやろ!」


(会場爆笑)



ネタ④:お父さんのこと


さくら「ひなたちゃん、うちのお父さんさー」

ひなた「なに?」

さくら「朝起きたら『今日からダイエット!』って言いよったんよ」

ひなた「へー、すごいやん!」

さくら「で、夜には『ご褒美!』ってケーキ食べよった」

ひなた「どんなスピードでダイエット終わっとるんよ!」


(会場大爆笑)





ギャグコント:


「ファイブピーチ音楽教室 ~先生は小1!?~」


(舞台にファイブピーチ★のメンバーが並ぶ。そこへランドセルを背負ったひなたとさくらが登場)


ひなた「今日から、わたしたちが音楽の先生ばい!」

美香「え、小1が先生!?」

さくら「そう!まずはドラムからいくよ!」

(優子がドラムセットに座る)


さくら「はい、ユウコ先生、どんどんどんって叩いて!」

優子「はい、どんどんどん!」(普通に叩く)

ひなた「違う!もっと気持ち込めて、『おやつまだ!?』って気持ちで!」

(優子、真剣に「おやつまだー!」と叫びながら叩く)

光子「なんばしよーと!? ドラムでおやつ要求って新しいな!」

(会場大爆笑)



小春(ベースを持ちながら)「じゃあ次は私の番かな?」

ひなた「はい、ベースは低い音が命!」

さくら「だから小春ちゃん、声も低くせんとダメばい!」

(小春、無理に低い声で)「……どぉもぉ……小春でぇす……」

奏太「いや、もはや怪談やん!」

(会場爆笑)



美香(トロンボーンを構える)「次は私かな?」

ひなた「美香先生は、トロンボーンでしゃべってください!」

(美香、トロンボーンで「ワン!」と犬の鳴き声を吹く)

さくら「おー!犬になったー!」

ひなた「じゃあ、次はニャンってやって!」

(美香、必死にニャンを表現するが、どう聞いてもブーブー音)

優子「それ、猫やなくてブタやん!」

(会場大爆笑)



光子(キーボードに座る)「じゃあ次はうちやね!」

さくら「光子ちゃんは、ピアノで九九を弾いて!」

光子「えっ、九九!? ……いちいちがいち♪ ににんがに♪」

(軽快に弾く)

ひなた「さんさんが…サンサン体操~♪」

(勝手に歌い出す)

優子「出た!またNHKやん!」

(会場ドッカン大爆笑)



奏太(ギターを持って)「じゃあ最後は俺か!」

ひなた「奏太先生はイケメンやけん、ギター弾きながらプロポーズしてください!」

(奏太、照れながらコードを弾いて)

奏太「……君に、一生ついていきます」

さくら「ごめん、今宿題しよるけんまた明日!」

(奏太、膝から崩れ落ちる)

小春&双子ちゃん「フラれとるやん!!」

(会場大爆笑&拍手)



最後は全員で即興セッション

•ひなた:タンバリンで「おやつまだー!」

•さくら:カスタネットで「ランドセル重たいー!」

•ファイブピーチ★:ガチ演奏


→ 子どもらしい無茶ぶり × プロの演奏力 × 即興ツッコミで、会場は 大爆笑の台風状態




ステージ構成(秋バージョン)


① ギャグコント終了後


(観客は大爆笑。笑いの余韻が残る中で照明が少し落ち、舞台に柔らかいオレンジの光が広がる)


美香「いっぱい笑ってもろーたけん、最後は秋の歌で癒されて帰ってほしいっちゃん」

ひなた「はい!今度はちゃんと歌います!」

さくら「ギャグなしやけん、安心してね~!」

(観客から笑い混じりの拍手)



② 「木枯らしに抱かれて」

•奏太のアコースティックギターからイントロ。

•小春がしっとりと歌い出し、美香のトロンボーンが切ない間奏を添える。

•双子ちゃん(光子・優子)がハモり、透明感のある声で彩る。

•はなまるツインズ(ひなた・さくら)はコーラス隊に回って、小さな声で「ラララ~♪」と重ねる。

→ 会場の空気が一気に静まり、しっとりと秋の夜のムードに。



③ 「紅葉もみじ

•ピアノ(美香)とキーボード(光子)で穏やかに伴奏。

•7人全員で声を合わせて「秋の夕日に~♪」と歌い上げる。

•途中で子どもひなた・さくらがソロを担当し、会場から「かわいい~!」の声。

•最後は全員で大合唱、舞台スクリーンに紅葉の映像が映し出される。



④ 「故郷ふるさと

•静かなピアノから始まり、奏太のアコギと小春のベースが寄り添うように重なる。

•美香のトロンボーンが「帰りたい気持ち」を音で表現。

•双子ちゃんがソロを交代しながら歌い、はなまるツインズが後ろで口ずさむ。

•最後の「こころざしをはたして いつの日にか帰らん~」は全員が手を取り合い、大ハーモニー。



⑤ エンディング


(歌い終わると観客から温かい拍手。会場は涙ぐむ人も多い)


優子「たくさん笑って、さいごはちょっぴり泣いて……これが私たちの秋ライブたい!」

光子「また会える日を楽しみにしとるけんね!」

ひなた&さくら「ありがとーございましたー!!」

(深々とお辞儀、観客スタンディングオベーション)





さんまのまんま収録・大爆笑展開


(スタジオ。さんまさんがソファに座っていて、ファイブピーチ★5人+はなまるツインズがずらっと並ぶ)


さんま「今日はなんや……人口密度高いな!詰め込みすぎの回やないか!」

(観客爆笑)


光子「わたしたち、狭いとこでもギュッと詰めて座るの得意やけん!」

優子「修学旅行のバスでもな、座席1人分に2人入れるっちゃん!」

(観客「えぇー!?」「ムリやろ!」)


さんま「お前らミカンやないねんから!つぶれるで!」



大爆笑エピソード①:美香の免許取得


さんま「美香ちゃん、免許とったんやて?」

美香「そうなんです。最初に運転した時は、心臓ばっくばくで……」

優子すかさず「いや、車がバクバクしよったっちゃん!」

光子「エンジンかけたら、車が『緊張する〜!』って!」

(観客大爆笑)


さんま「車に緊張させんな!どんな呪いの免許やねん!」



大爆笑エピソード②:はなまるツインズのギャグ


ひなた「わたしたち、さんまさんのためにギャグ考えてきました!」

さくら「いきます!……『さんまのまんま』じゃなくて、『さんまの焼きまんま』!」

(自分で爆笑して転がる)


さんま「自分でこけるんかい!……でもちょっと食べたいなそれ!」

(観客爆笑)



大爆笑エピソード③:ファイブピーチのステージ話


小春「ライブで秋の歌を歌ったんですけど、途中でひなたちゃんが舞台袖で大声で『おやつまだー!?』って叫んで……」

ひなた「だってお腹すいたんやもん!」

さんま「秋の静かな歌の途中で『おやつ』はあかんやろ!」

(観客爆笑)



まとめ


収録は終始大爆笑。

さんまさんが最後に一言――


さんま「いや〜、みんなおもろすぎて、おじさん体力もたへんわ!今日来てくれてありがとうな!」

(観客大拍手、番組は笑顔で終了)



SNSでの反応まとめ


#さんまのまんま #ファイブピーチ #はなまるツインズ



@peach_love34

ファイブピーチとさんまさんの掛け合い、神回すぎた

光子&優子の博多弁ツッコミで、さんまさんが完全に翻弄されとったやん!



@koga_0923

はなまるツインズ、まだ小1やのに度胸ありすぎ。

「さんまの焼きまんま」で爆笑した。 #天才子役かよ



@musicfan88

美香お姉ちゃんの「免許取り立てエピソード」最高やった。

車が緊張するってどんな状況

でも真面目に運転気をつけてね!



@idol_otaJP

今回の放送、笑いあり涙ありでめっちゃ良かったな。

ファイブピーチ、歌もできて漫才もできるとか最強すぎる。

はなまるツインズも将来ヤバそう。



@fallinlove_5P

秋の歌コーナー、しっとりした「紅葉」のハーモニー、鳥肌立った。

その直後に「おやつまだー!?」で腹筋崩壊www

緩急すごすぎwww



@sanma_love

さんまさんが「体力もたへんわ!」って言うの珍しい気がする。

ほんまに笑いの台風やったんやな



@fivestaridol

ファイブピーチ+はなまるツインズで「7人組ユニット」組んでほしい!

笑いと歌の最強チーム誕生





博多南小学校 ― 教室にて


翌週の月曜日。

はなまるツインズ――ひなたとさくらは、教室に入るや否やクラスメイトに囲まれた。


「見たよ〜!さんまさんに突っ込んどったやろ!」

「小1が全国ネットでギャグかますって前代未聞やけん!」


ひなたは胸を張って、得意げに言った。

「テレビん中で、『さんまの焼きまんま〜!』て叫んだら、さんまさんがイスから転げ落ちたっちゃん!」


さくらも負けじと加勢する。

「それから、光子お姉ちゃんと優子お姉ちゃんが、博多弁でまくしたてて、さんまさんが『通訳呼んで!』って言ったとこで、爆笑ドーンたい!」


クラス全員が「ぎゃははは!」と机を叩いて大笑い。



先生の悲劇(?)


授業が始まると、担任の先生も必死に板書をしていたが……。

「えー…ここは算数の……えっと……」


と、チョークを持ったまま、ふと昨日のテレビのシーンを思い出してしまう。


「……さんまの焼きまんま……ぷっ……ふはははっ!!!」


黒板に書いた「3+2=」の「=」が震えてガタガタになる。

生徒たちは一斉に机をバンバン叩きながら大爆笑。


「せんせー!授業にならんやん!」

「せんせーまで腹筋崩壊しとる!」


はなまるツインズは前に出て、調子に乗って再現コントを始める。

「はい、さんまさん!ここは笑うとこやけん!」

「ちゃうねん!そんなん仕込まれてへんねん!」(←さんまの真似)


再び教室は爆笑の嵐。まさに「笑い台風」再上陸であった。





教室にて


担任の先生は、涙をぬぐいながら笑いをこらえきれずに言った。


「はぁ〜……お腹痛かぁ……。

 おまえら、光子ちゃんと優子ちゃんのコンビに引けを取らんぞ。

 マジで、この2人も将来 M-1優勝 するんじゃなかろうか?」


クラスは一気に大歓声。

「うわー!はなまるツインズ、芸人デビューやー!」

「いやいや、小1でM-1出場は反則やろ!」


ひなたがすかさず両手を腰に当てて仁王立ち。

「うちは小学生代表でM-1行くけんね!」

さくらも調子に乗って、ツッコミポーズで叫ぶ。

「ちょっと待たんね!まだ九九も全部言えんのに、どげんして優勝するんよ!」


再び大爆笑。

先生は黒板に「九九」と書こうとして、また思い出し笑い。

「はぁ……授業にならん……。あんたら、もう芸能事務所入っとるっちゃろ?」


はなまるツインズはそろって胸を張る。

「はいっ!ファイブピーチさんと一緒に活動しとります!」


クラス全員が「ひぇぇぇぇ!すごーー!」とどよめき、

またまた教室に笑いと歓声の波が押し寄せた。




博多南中学校・教室にて


放課後、光子と優子はクラスに入るやいなや、テレビ出演の話で持ちきりになった。


「昨日テレビに出たっちゃけど、もう、ギャグ満載やったとよ!」光子が手を叩きながら叫ぶ。

「そうそう、ひなたとさくらと一緒に漫才して、めっちゃ爆笑やったと!」優子も笑顔で補足。


するとクラスメイトたちが一斉に、「えええ!どげんしたと?見たかったー!」と盛り上がる。


光子は身振り手振りで、テレビ収録でのドタバタシーンを再現。

「そん時、さくらがコップの水をぶちまけて、ひなたが床でスライディングやったと!」


優子は続けてツッコミポーズで演じる。

「『ちょっと待たんね!濡れたら滑って骨折するやろがー!』って叫んどったとよ!」


クラスは一瞬で大爆笑の渦に。

「はぁ、笑いすぎて腹筋痛かぁ……」と、一部の男子が床に手をつきつつ悶絶。

「はぁ、もう、笑いすぎてしんどい……」女子も同じく涙を浮かべながら息を整える。


光子が得意げに胸を張る。

「まぁ、うちらはまだ中学一年生やけど、テレビでも通用するギャグ力ば持っとるとよ!」


優子もにっこり。

「次は絶対、M-1も目指すけん、覚えときー!」


教室中が再び笑いに包まれ、笑い疲れと興奮で、みんなの心がぽかぽかと温かくなるのだった。




博多南中学・教室ギャグバトル開戦


光子と優子は、お互いに目を合わせると、ニヤリと笑った。

「じゃあ、ここで即興ギャグバトル、始めるばい!」光子が宣言。

「よーし、負けんけんね!」優子も意気込む。


まず光子が、教室の窓にかかるカーテンを使って、幽霊役のボケを始める。

「うわーっ!わたしは教室の幽霊やけど、宿題忘れたやつだけ見えるとよ!」


優子はそれにツッコミを入れながら、さらにオチを付ける。

「おいおい幽霊、そがんこと言うなら、先生の頭の中も見えてまうやん!」


次は優子のターン。マスクを逆さにして顔を変形させ、声色を変えて叫ぶ。

「ぎゃー!給食のカレーが俺の机に突撃してきたばい!」


光子が即座に突っ込む。

「どげんね?机が戦場になっとるやん!ちゃんとスプーンで戦えー!」


クラスメイトたちは立ち上がり、椅子にしがみつきながら爆笑。

「もう無理、腹がよじれる!」男子生徒が転げ回る。

「声出して笑ったら、涙が出る〜!」女子も机に伏せて笑い泣き。


光子と優子は互いに即興ギャグを繰り出し、息の合ったボケツッコミでクラスを完全制圧。

「よーし、これで今日の授業、ギャグ満点やね!」光子が胸を張る。

「みんな、腹筋鍛えたやろ?今日だけで一週間分やったばい!」優子が笑顔で締める。


教室は笑い疲れで静かになったが、空気は温かく、みんなの顔には笑顔が残っていた。

この瞬間、光子と優子の“ギャグパワー”がクラス全体に伝わったのだった。





教師陥落!整骨院送りコント


光子と優子の教室ギャグバトルは、もはやクラスの常識を超えていた。

笑いの余波は教師陣にも襲いかかる。


白石彩先生が黒板に向かって説明を始めた瞬間、光子が即座にボケる。

「先生〜、黒板のチョークがしゃべっとーばい!『授業中に笑うなー』って怒っとる!」


優子も素早くツッコミ。

「ちょ、先生、チョークに説教されとるやん!しかも博多弁で!」


白石先生は思わず笑いをこらえようとしたが、腹筋が悲鳴を上げ、ついに椅子から転げ落ちる。

「うわっ、ぐえっ!もう…無理っ…!」


そこに藤原梨花先生も参戦。優子が椅子をくるくる回して、藤原先生の後ろに忍び寄り、声色を変えて叫ぶ。

「ぎゃー!宿題の山が先生を襲うー!」


藤原先生は叫びながら机にぶつかり、転倒。

「もうっ、やめてーっ!」


教室の生徒たちは爆笑のあまり、立ち上がったまま椅子にしがみつき、笑いの渦に飲み込まれる。

光子と優子は息を切らしながらも、満面の笑み。

「先生たちも、整骨院送りやね!」光子が勝ち誇るように言う。

「これで今日の授業、笑いの100点満点やろ!」優子もニッコリ。


こうして、白石先生と藤原先生はギャグに巻き込まれ、整骨院送りとなった――笑いと爆笑の“授業崩壊”劇は、博多南中学の伝説となったのであった。




整骨院での反省(?)タイム


白石彩先生と藤原梨花先生は、整骨院のリクライニングチェアに横たわりながら、あの日の光子と優子のギャグコントを思い返していた。


「また、あの双子ちゃんのギャグですか…?」白石先生は弱々しく呟く。


藤原先生も息を整えつつ、肩を揉んでもらいながら答える。

「うーん…あの日のあのキレッキレのボケツッコミを見て、腹筋が無事な人、たぶん…いなかったと思うわ…」


白石先生は苦笑い。

「ほんと、笑い過ぎて腹筋も背筋も限界だったわ。授業中に思い出し笑いして、教壇で転げ落ちそうになったもん…」


藤原先生も苦笑い。

「ねぇ、あの二人、まだ中学一年生やろ?信じられんパワーやね。あんな小学生…いや、中学生に笑い殺されるとは…」


整骨院の窓の外では、少し風が冷たく吹いていたが、先生たちの頭の中はあの日の爆笑の余韻でまだ熱かった。


「でも、あれだけ笑わせてくれるなら、まあ…次も覚悟しとかんとね…」白石先生が弱々しく言うと、藤原先生も頷く。

「ええ…次は整骨院の予約、増やさんといかんかもね…」


こうして、笑いの余波は授業だけでなく、教師たちの体にも影響を及ぼしていた――双子ちゃんのギャグ伝説は、まだまだ続くのであった。







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