表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
23/52

カラスとツルのギャグコント

《光子と優子のギャグコント:黒VS白 in 美香お姉ちゃんち》


(舞台は真夏の夜。美香お姉ちゃんのマンションのリビング。テーブルを片付けて即席の舞台に。光子は黒マントをまとい、優子は白ストールを肩に掛ける。観客はソファに座った美香とアキラ。)



【冬のシーン】


光子(ドヤ顔で登場)

「見てん!俺の真っ黒ボディ!冬でも太陽当たったらポッカポカやけん!言うたら俺、歩く“コタツ”たい!」


優子(すかさず一閃)

「電気代払えや!」


(美香、早くも吹き出す)


光子(胸を張って)

「しかも高級感あふれとーけん、俺のあだ名は“漆塗りフェラーリ”!」


優子ズバッと

「いや、ただのカラスやろ!」


(アキラ「ぶっ!」と咳き込みながら笑う)


光子(さらに暴走)

「逆にあんた真っ白やけん、雪ん中じゃ保護色やろ?つまり存在感ゼロ女!」


優子(冷酷に)

「言うたな?その存在感ゼロに毎日ツッコまれとるのは誰や?」


光子(小声で)

「……俺です」


(美香、腹抱えて笑い転げる)



【夏のシーン】


(セミの鳴き声を口真似で再現しながら光子登場。)


光子(汗だくで)

「あっつぅ~~~!黒ボディ、太陽で丸焼き!今の俺、完全に“焦げたせんべい”やん!」


優子(冷たく)

「誰が食うか、そんなゲテモノ!」


光子(床に崩れ落ち)

「あぁ~もう、ダメや…俺は避暑地に行くばい!軽井沢とか那須高原とか…」


優子(客席=美香とアキラに向かって)

「ここ北海道やろ!ここが避暑地やないと、どこが避暑地やぁーー!」


(美香、ソファに崩れ落ちて「やば…腹痛い!」と笑い泣き)


光子ふらふらしながら

「じゃあ北極に移住するばい!ペンギンと仲良う暮らすっちゃん!」


優子(即ツッコミ)

「ペンギン南極や!!」


(アキラ、椅子からずり落ちそうになりながら爆笑)


光子めげずに

「ほんならシロクマと友達になる!氷の上で寝転んでアイス食うっちゃん!」


優子(鋭く一閃)

「いや、お前、シロクマのエサやろ!」


(美香、笑いすぎて顔真っ赤に)


光子(さらに妄想)

「北極行ったら俺の黒ボディ、“モノトーンの貴公子”って呼ばれるっちゃん!」


優子ズバッと

「ただの“的”や!」


(アキラ、腹押さえて「ぐふっ、死ぬ死ぬ!」)


光子ぐったりしながら

「……やっぱ北極もダメやったか。ならもう、月にでも引っ越すしかなかね」


優子(大声で一閃)

「宇宙規模で迷惑かけんな!!」


(美香とアキラ、笑いすぎて顔が引き攣る)



【ラスト】


光子(まだ立ち上がろうとして)

「でも黒って痩せて見えるんよ?今日の俺、スマートに見えとるやろ?」


優子(最後の一閃)

「いや、それ、ただの“着痩せカラス”や!」


(観客=美香とアキラ、同時に崩れ落ちて笑い転げる)


二人そろってポーズ決めて


光子「黒でも白でも…」

優子「ボケでもツッコミでも…」

二人「結局、笑いすぎて顔が引き攣るってことやね!」


(美香「腹筋崩壊したぁぁ!」アキラ「もう笑えん!顔引きつっとる!」)


カーテンコール。



爆笑ギャグコント:ポッキーとスルメイカ


(光子、猫の真似してスリスリしながら登場)

光子:「にゃ~ん♡ あたしが伝説の猫ポッキーやけん!毛の色がマーブルポッキーに似とるって妹に名付けられたとよ!」


優子:「いやいや、妹のセンスどうなっとーと?お菓子から取るなや。ポッキー怒るばい!」


光子:「最初は『ジジ』って名前になりかけたっちゃけどね~、黒猫じゃないけん却下やったとよ!」


優子:「そりゃそうやろ!黒猫じゃなかったら『ジジ』詐欺やん!」



(光子、神棚を見上げて鼻をひくひくさせる)

光子:「くんくん…おや?なんかええ香りするばい?…うわぁ~、正月に神棚にスルメイカが飾ってあるやん!」


優子:「飾るもん間違っとるやろ!普通は鏡餅とかみかんやん!」


光子:「いやいや、うちの神様はビールのつまみ派なんよ!」


優子:「どんな居酒屋の神様やねん!」



(光子、イカを食べるジェスチャー)

光子:「いただきま~す!モグモグモグ…うまぁ~!ゲプッ!もうお腹いっぱいでご飯いらんわ!」


優子:「食いすぎやろ!お前、神様に捧げたもん全部持っていくな!」


光子:(苦しそうに横になる)「うへぇ~、気持ち悪い~…動けん…」


優子:「ほら見ろ!イカで消化不良やん!人間でも腹壊すやつを猫が食うな!」



(光子、母親の真似)

光子:「あんた!イカ食べたやろ!バカやない?獣医さん行くよ!」


優子:「母ちゃんもツッコミキレキレやん!」



(光子、車に乗せられる猫の真似)

光子:「にゃ~…救急車ば呼んでくれ~…いや違う、タクシーか?いや動物病院カーやろか!?」


優子:「どれでもよか!はよ行け!」



(光子、薬を飲む仕草をしてピョンと跳ねる)

光子:「あっ、治った!もうイカは見たくもなかぁ~!」


優子:「学習したならよし!でも翌年からイカ見ただけで拒絶反応て、トラウマ強すぎやろ!」



(光子、餌をねだるポッキーの真似)

光子:「ごはんちょうだい♡ にゃ~ん」


優子:「可愛いかね~。でも母ちゃんが一言――」


(光子、母の声真似)

光子:「さーて、人間どもの“エサ”ば作るか~」


優子:「待て待て待て!人間がエサで猫がご飯って、逆転現象起きとるやん!」


光子:「あたし猫の勝ち組~!」


優子:「黙れバカ猫!」



(最後に2人でポーズ)

光子:「イカ食べてグロッキー♪」

優子:「人間はエサでショッキー!」


\ドッカーン大爆笑!/



そしてこのネタを美香お姉ちゃんのマンションで披露したら――

美香とアキラ、笑いすぎて顔が引きつりながら床を転げ回る。


美香:「あははは!お腹痛いってば!」

アキラ:「やべぇ…筋肉つる…!救急車呼ぶの俺らやんか!」




拡大版ギャグコント:ポッキーとスルメイカ事件 in 美香お姉ちゃん宅


(光子、猫耳カチューシャ装着して四つん這いで登場)

光子:「にゃにゃーん!あたしは伝説の猫ポッキー様!妹が“マーブルポッキーに似とる”って名付けたんやけど~!どう?お菓子感あるやろ?」


優子:「お菓子感とかいらんけん!てかお前、完全にコスプレ暴走列車やん!」


(美香、笑いながら止めに入る)

美香:「ちょ、あんたら!マンションで猫化するなって!」


アキラ:(吹き出しながら)「しかもネタがマーブルポッキー由来て!センスどうなっとーと!」



(光子、神棚を見上げるポーズ)

光子:「ん?なんやこの香りは……!くんくん……うぉぉぉお!スルメイカやーん!神様、酒飲みすぎやろ!」


優子:「いや神棚にスルメ置くな!神様を居酒屋マスターにすんな!」


美香:(腹抱えて)「あはは!うちの神様もつまみ派やったら毎晩宴会やん!」


アキラ:「しかもスルメ全部食われる神棚とか、罰当たりすぎやろ!」



(光子、食べる真似)

光子:「いただきまーす!もぐもぐ!……ゲフゥ!お腹パンパン!もう人間のエサはいらんわ!」


優子:「エサ言うな!お前が猫になりきるせいで、俺らまでエサ扱いやろ!」


美香:(笑い泣きしながら)「あはは!人間がエサって!双子の世界観ぶっ飛びすぎ!」


アキラ:(床に倒れて)「腹筋崩壊するけんやめてくれ~!」



(光子、倒れ込みながら苦しむ)

光子:「うへぇ~!気持ち悪い~!救急車~!……いや違う!獣医呼べぇ~!」


優子:「どっちでもええわ!とりあえず保険証持っとけ!」


美香:「猫に保険証いる!?」


アキラ:「てか獣医で受付したら“飼い主は双子です”って言うんか!?」



(光子、母の真似で立ち上がる)

光子:「あんた!イカ食べたやろ!バカ猫!動物病院行くよ!」


優子:「母ちゃんツッコミも最強やけん!」


(美香、涙拭きながら)「ちょ、笑い死ぬ!やめてほんと!笑いすぎて呼吸困難!」


(アキラ、肩つりながら)「俺もうダメ!筋肉つる!サックス吹けん!」



(光子、薬を飲む真似して急に元気に)

光子:「よっしゃ治った!もうイカは拒絶反応よ!イカ見ただけでブルブルするけん!」


優子:「完全にトラウマ!ポッキーの猫人生ハードモードやん!」



(光子、猫ポーズで餌をねだる)

光子:「にゃ~ん♡ ごはんちょうだい♡」


優子:「母ちゃんは人間のことエサ扱いするけん、覚悟せぇよ」


光子(母の声真似):「さーて、人間どものエサ作るか~」


美香&アキラ:「ぶはははははは!!!」


(美香、ソファから転げ落ちる)

美香:「あっはっは!苦しい!やめて!腹筋がもう死ぬー!」


(アキラ、顔引きつりながら)

アキラ:「助けてくれ!この双子、笑いで人殺す気やろ!」



(ラスト、双子がポーズ)

光子:「イカ食ってグロッキー!」

優子:「人間エサでショッキー!」

光子&優子:「ありがとーございましたー!!」


\ドッカーン大爆笑/





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ