うにゃ〜 あじゃたらぱ〜謎かけ
お風呂の湯気がもくもくと立つ中、光子と優子はせっせと頭をひねる。
光子「よーし、今日はこのボケ、どげんやってツッコむか考えよか」
優子「うんうん、そんで、最後にオチば決めると。観客が腹抱えて笑うやつね」
光子「この間の“鼻からビール”のネタ、もう一回バージョンアップできんやろか?」
優子「ほんなら、次は“鼻からカレー”ばい!辛さで涙も出るけど、笑いも倍増やけん」
光子「ぎゃはは、それ面白か! オチはなんにする?」
優子「カレーが顔に飛び散って、隣の兄ちゃんに『なんでそこに飛ばすと?』ってツッコまれるとか」
光子「最高やん!そいで、次の漫才のテーマは夏祭りか?」
優子「うん、花火のネタば使おう思っとる。火薬の匂いでうっかりボケるとか」
湯気に包まれた脱衣所は、二人の笑い声で溢れる。たとえ高校や大学進学のことを考えても、やっぱりここでのひとときは、二人のギャグの原点であった。
放課後の落語研究会。光子と優子は湯気の中で考えたネタを手に、高座に上がる。
光子「はい、皆さん今日は、鼻からカレーのお話です!」
優子「えー、鼻からカレーって、どげんなるとですか?」
二人の息ぴったりの掛け合いに、会場はクスクス笑いから大爆笑に変わる。
鼻からカレーが飛び散り、観客役の先輩を巻き込むドタバタの展開に。
八幡凛先輩は手を叩いて笑いながら、「なんその斬新な展開!笑える!」
枝光さくら先輩も目を丸くして、「うわー、予想外やけどめっちゃ面白い!」
二人のギャグとボケ・ツッコミのコンビネーションは、先輩たちも思わず拍手。
光子「やっぱり、湯気と汗で考えたネタはパワーあるばい!」
優子「うん、次は花火ネタばい!爆笑させたるけんね」
先輩たちも興奮気味に、「こりゃ次回も楽しみやね」と声を揃える。
こうして、光子と優子の新ネタは落語研究会の大ヒットとなり、二人の自信もますます増していく。
【落語研究会の部室、高座】
光子「え〜、今日のネタは『ビーナスは美の焼酎』でございます!」
優子「いきなりおかしかタイトルばい。ビーナスって星やろ?なんで焼酎が出てくると?」
光子「ことの始まりは、四年前。うちらが県立博物館の星空観察会に行ったとき…」
優子「はいはい、宵の明星って言うて、キラキラしとったやつね」
光子「そうそう!母ちゃんが『あれが金星。別名ビーナス。美の象徴たい』って説明してくれて」
優子「ほぉ〜、ロマンチックやん」
光子「ところが!うちの父ちゃんが横から言い出したと」
(わざと父の声マネで)
光子「『ビーナス?それは“美の焼酎”やな!』」
優子「ちょ、なんねそれ!」(手を叩いてツッコミ)
光子「さらに父ちゃん続けるとよ。『うちの美鈴は美人やろ〜?ワシはもう毎日、母ちゃんに酔いしれとるんや〜!』」
(会場爆笑)
優子「もう完全に惚気やん!天体観測の場で何ば言いよーと!」
光子「それで母ちゃんもポカンてしとったけど、うちらは『星より父ちゃんが眩しい』て思ったもんね」
優子「いや、眩しかと違う!恥ずかしかばい!!」
(会場から拍手と笑い)
光子「以上、『ビーナスは美の焼酎』でございました〜!」
優子「ご清聴、ありがとうございました!」
(先輩たち → 「なんちゅうネーミング!」「ご両親ネタ、最強やん!」と大爆笑)
【落語研究会の部室、高座】
優子「え〜、ここでわたくし優子がお届けするのは、『うにゃ〜あじゃたらぱ〜爆誕物語』でございます」
(会場ざわざわ「タイトルからもうおかしい」)
優子「ことの始まりは、ある夏の日。父ちゃんがテレビでホークスの試合中継を見とったとです」
(父の声マネで)
優子「『よしよし、今日はいけるぞ!』ってビール片手に、めっちゃご機嫌やったんよ」
優子「ところが9回裏。ツーアウト満塁、相手バッター打ったー!!」
(バットの音マネ カキーン )
優子「ボールはレフトスタンドへ逆転満塁ホームラーーーーン!」
(父の声マネで絶叫)
優子「『うにゃ〜〜あじゃたらぱ〜〜〜!!!』」
(会場大爆笑)
優子「その瞬間、うちらはポカーン。母ちゃんは味噌汁吹き出しそうになっとった」
(光子が横から入って)
光子「いや、父ちゃん日本語捨てたやろ!!」
優子「ほんとよ。日本語というより、地球語でもなかったとね。完全に新しい言語の誕生の瞬間やった」
(間を取って、ニヤリと)
優子「で、それが後にファイブピーチ★の決め台詞『うにゃ〜あじゃたらぱ〜!』になるなんて…」
(会場「そこから来たんかい!!」と大爆笑)
優子「以上、『うにゃ〜あじゃたらぱ〜爆誕物語』でございました〜!」
光子「ご清聴ありがとうございました〜!」
(八幡先輩と枝光先輩 → 「お父さん天才やろ!」「普通そんな言葉出てこんて!」と涙流しながら笑ってる)
◆鉄板ネタとして定着する流れ
•落語研究会で披露したあと、八幡凛先輩や枝光さくら先輩が「それ、マジで定期的にやって!絶対ウケるけん!」と太鼓判。
•他の部員も「出た!あじゃたらぱ〜」「ビーナスの焼酎きた!」とネタの合いの手を入れるほど浸透。
•SNSにアップされた一部動画が「#あじゃたらぱ #美の焼酎」でバズる。
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◆双子の落語 “鉄板ネタ” 構成
1.光子ネタ「ビーナスは美の焼酎」
→ 父の惚気と金星を掛け合わせた、ベタ甘&爆笑の天体ロマン落語。
2.優子ネタ「うにゃ〜あじゃたらぱ〜爆誕物語」
→ 父の絶叫から生まれた摩訶不思議ワードが、まさかのファイブピーチ★必殺技へ。
3.まとめの二人掛け合い
光子「父ちゃん、星に酔って」
優子「試合で言葉失って」
光子・優子「結論、うちらの家はギャグでできとる!」
(会場→大爆笑&拍手喝采)
謎かけ問答(お題「うにゃ〜」)
•光子:「“うにゃ〜”とかけまして、“飼い猫にごはん忘れた日”と解きます」
その心は……「どっちも“鳴き声が止まらん”!」
•優子:「“うにゃ〜”とかけまして、“お父さんが阪神戦でサヨナラ負け見たとき”と解きます」
その心は……「どっちも“叫んで伸びとる”!」
•美香:「“うにゃ〜”とかけまして、“徹夜明けのテスト勉強”と解きます」
その心は……「どっちも“眠気で崩壊寸前”!」
•ひなた(はなまるツインズ):「“うにゃ〜”とかけまして、“お風呂あがりのアイス”と解きます」
その心は……「どっちも“とろける幸せ”!」
•みずほ(はなまるツインズ):「“うにゃ〜”とかけまして、“好きな人の前”と解きます」
その心は……「どっちも“顔がゆるむ”!」
(会場爆笑&「かわいい〜!」の声✨)
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謎かけ問答(お題「あじゃたらぱ〜」)
•光子:「“あじゃたらぱ〜”とかけまして、“マジシャンの種明かし”と解きます」
その心は……「どっちも“意味わからんけど楽しい”!」
•優子:「“あじゃたらぱ〜”とかけまして、“お父さんのダジャレ”と解きます」
その心は……「どっちも“聞いた瞬間に力が抜ける”!」
•美香:「“あじゃたらぱ〜”とかけまして、“SNSでの推し活”と解きます」
その心は……「どっちも“謎の熱量で盛り上がる”!」
•ひなた:「“あじゃたらぱ〜”とかけまして、“はじめて自転車乗れた日”と解きます」
その心は……「どっちも“転んでも笑顔”!」
•みずほ:「“あじゃたらぱ〜”とかけまして、“新しいギャグの誕生”と解きます」
その心は……「どっちも“伝説になる予感”!」
(観客:爆笑と大拍手!)
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これでラストは全員そろって――
「結論! うにゃ〜もあじゃたらぱ〜も、うちらの人生を明るくする魔法のことば〜!」
(音楽キュー → 大盛り上がりフィナーレ!)
落語研究会での謎かけ大会
(部室・ちゃぶ台囲んでみんなで正座)
•八幡凛先輩(クール系女子)
「“うにゃ〜”とかけまして、“夏休みの宿題”と解きます」
その心は……「どっちも“後から困る”!」
(部員:「確かに〜!」)
•枝光さくら先輩(ほんわか女子)
「“あじゃたらぱ〜”とかけまして、“たこ焼き器で作るホットケーキ”と解きます」
その心は……「どっちも“形はバラバラでもおいしい”!」
(部員:「可愛い例えや〜!」)
•光子
「“うにゃ〜”とかけまして、“お母さんのカラオケ十八番”と解きます」
その心は……「どっちも“妙にクセになる”!」
•優子(テンポよくツッコミ調)
「“あじゃたらぱ〜”とかけまして、“お父さんの寝言”と解きます」
その心は……「どっちも“意味不明やけど元気でる”!」
(部員大爆笑「それ本当やろ!」)
•部長(3年男子)
「“うにゃ〜”とかけまして、“先生の突然の小テスト”と解きます」
その心は……「どっちも“心の準備できんまま来る”!」
(部員「ぎゃはは!確かに!」)
•1年の男子部員
「“あじゃたらぱ〜”とかけまして、“給食のカレーにレーズン入ってた時”と解きます」
その心は……「どっちも“え、なにそれ!?ってなる”!」
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最後はみんなで声を揃えて:
「結論! 博多南中落語研究会の合言葉は――
“うにゃ〜あじゃたらぱ〜!”」
(全員で手を突き上げ、部室が拍手と爆笑の渦に)