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ロサンゼルス公演決定

記者会見 ― YOSHIKIプロデュース正式オファー


会場は満員。記者とカメラマンがひしめく中、YOSHIKIが姿を現す。

その横には光子と優子、美香が並んで立つ。


YOSHIKI:「私はこれまで数多くのアーティストを見てきましたが、こんなにも幅広く、しかもユーモアを音楽に融合できる人たちは初めてです。だから正式に、私が彼女たちをプロデュースします。」


会場はざわめきとフラッシュの嵐。


光子:「え、マジで!?YOSHIKIさんがうちらを!?ドッキリじゃなかと?」

優子:「ドッキリなら今すぐカメラ探すけん!」

(会場、爆笑)


美香(深々とお辞儀しながら):「本当に光栄です。私たちの音楽を、さらに大きな舞台へ広げたいです。」



作成される楽曲

1.ラブバラード

タイトル仮案:「光の約束(Promise of Light)」

•美香の透明感ある歌声と、光子&優子のハーモニー。

•ピアノはもちろんYOSHIKI本人。弦楽器もフルオーケストラ。

•静かに始まり、最後は圧巻のクライマックスへ。

2.ヘビメタ曲

タイトル仮案:「爆笑ジェラシー(Laughing Jealousy)」

•ギターリフは超高速。ドラムはYOSHIKIの魂のダブルバス。

•光子がシャウト担当、優子が低音グロウル。

•歌詞には「洗濯機プリン」「股間チーン」「うにゃだらぱ〜」までメタル化して盛り込まれる。

•観客は笑いながらも、頭を振らずにはいられないカオスステージに。



記者会見のオチ


最後に記者からの質問。

「双子さん、YOSHIKIさんにお願いしたいことは?」


光子:「YOSHIKIさん、うちらの“洗濯機プリン事件”を交響曲にしてくれませんか?」

優子:「タイトルは《Symphony of Pudding》で!」

YOSHIKI(沈黙……からの爆笑):「……わかった。次のアルバムに入れよう。」

(会場、爆笑と拍手の渦)




YOSHIKI ディナーショー in 帝国ホテル


会場は豪華絢爛、シャンデリアの光が反射してキラキラと輝く。

観客はセレブから熱狂的ファンまでぎっしり。


第一部:YOSHIKIのソロステージ


YOSHIKIがピアノで「Forever Love」を弾き始める。

会場はうっとり…空気は荘厳そのもの。


観客(心の声):「ああ…これが神の音…」



第二部:ゲスト登場 ファイブピーチ★


司会者:「ここで、特別ゲストをお呼びしましょう!ファイブピーチ★のみなさんです!」


光子:「どーもー!ビーナスは美の焼酎で〜す!」

優子:「おい、ディナーショーにそのネタぶっ込むな!」

(会場、緊張と爆笑が交錯)


小春:「今日は、YOSHIKIさんに合うようにシックに決めてきました!」

奏太:「けど、ギャグ魂は隠せんけどな!」



コラボ演奏


YOSHIKIのピアノ伴奏で、ファイブピーチ★が「恋は秋色」を披露。

普段はギャグ満載の彼女たちも、このときばかりは本気のラブバラード。


観客:「え…うますぎる…」

YOSHIKI(微笑みながら):「こういうギャップがあるからこそ、彼女たちは無敵なんです。」


続いて、「爆笑ジェラシー」を全員で演奏。

会場中がヘドバンと笑いの渦に。

ドレス姿のマダムまで「うにゃだらぱ〜!」と叫ぶカオス展開。



ディナータイムの一幕


メイン料理のステーキが出されると、光子がナイフを落としてカン高い音。

「すみませ〜ん、ギャグの音程外しました〜」

優子が即ツッコミ。

観客テーブルも巻き込んで爆笑コント状態。



フィナーレ


YOSHIKIとファイブピーチ★が揃ってピアノの前に座り、アンコールで「Endless Rain」を合唱。

最後は観客も総立ちで合唱。


YOSHIKI:「今日のディナーショーは、音楽と笑いの奇跡の夜でした。」


観客:「ブラボー!!」





優子、爆笑ジェラシー・ドラムソロ


スポットライトが優子に当たる。

小柄で華奢な体に、ドラムスティックを握る姿。観客の間からはヒソヒソ声。


観客A:「えっ…あの細い腕で、本当に叩けるの?」

観客B:「正直、見た目はアイドルの子みたいだし…せいぜい可愛いパフォーマンスやろ?」


YOSHIKIが意味深に笑い、合図を送る。

「レッツ、ジェラシー!!」


次の瞬間、優子の腕がしなやかに振り下ろされ、ドラムが轟音を響かせる。

バスドラは心臓を直撃し、スネアは鋭い稲妻のように弾ける。


観客C:「う、嘘やろ…!?音の破壊力がヤバすぎる!」

観客D:「あの子、ほんまに人間か!?小柄な身体からどうやってあんなパワー出とるん!?」


シンバルが炸裂するたびに、会場のシャンデリアが震え、客席のグラスが微かに揺れる。

優子の髪は汗と照明で光り、まるで炎のように舞う。


そして間奏に入ると、優子はドラムスティックをクルリと回し、ニヤリと笑う。

「かかってこんかい、ドラムの女王やけん!」


会場は爆笑と感嘆の渦。

観客は完全に彼女のギャップにノックアウトされた。




本番後の舞台裏 ― YOSHIKIの問いかけ


演奏が終わり、歓声と拍手に包まれたステージ。

優子は汗をぬぐうでもなく、肩で息をすることもなく、飄々とした顔でスティックを置いた。

その様子に観客は驚き、仲間たちは「やっぱり優子やな…」と呟いた。


ステージ袖で待っていたYOSHIKIが、ゆっくりと歩み寄り、メンバーひとりひとりを見渡す。


YOSHIKI「素晴らしい演奏だったよ。でもね――ひとつだけ確認させてほしい。手首から先のケア、指先のケアはちゃんとしてる?」


その問いかけに、光子も優子も、さおりも、そして美香も、そろって真剣な表情でうなずいた。


光子「はい。私たち、先生方からも“手のケアを怠ったら命取りになる”って、ずっと言われてきましたから。」


優子「どんなに若くても、無理して続けたら数年後に響くんですよね。だから毎日ちゃんとケアしてます。」


美香「私もプロ楽団に入ってからは、リハ後に必ずアイシングとストレッチ。それと、爪の長さや角度も注意しています。」


YOSHIKIは深くうなずき、微笑んだ。


YOSHIKI「その心がけなら安心だね。音楽は一生ものだから。技術も大切だけど、身体を守ることも同じくらい大切なんだよ。」


その言葉にメンバー全員が胸を打たれる。

緊張から解放された涙がにじむ者もいれば、未来に向けた決意を強める者もいた。






ディナーショー本番:クラシックからの大転換


豪華ホテルのシャンデリアが煌めく会場。

YOSHIKIさんが優雅にピアノでラブバラードを弾き終え、観客は拍手喝采。


そこへマイクを持った光子と優子が、そっとステージ中央へ。



鼻からコーヒー牛乳噴射事件


光子「みなさま〜、クラシックとロックの狭間で…コーヒー牛乳事件、いってみよ〜!」

優子「いやいや、なんでディナーショーでそれやねん!」


(光子がマウスピースを持ち出し、コーヒー牛乳を飲んだフリ → ゴポッ!)


光子「ぶふぁっ!」と盛大に噴射ジェスチャー。


観客「ぎゃはははは!」

YOSHIKIさん「楽器に入れるなよ!(笑)」



洗濯機プリン事件


今度は、舞台袖から運ばれてきた段ボール“洗濯機”がステージに登場。


優子「続きまして〜!ホテルの厨房でも真似できないスイーツ!」

光子「その名も――洗濯機プリン!」


(観客が「え?なにそれ?」と前のめり)


優子が“脱水ボタン”を押すと、スタッフがぐちゃぐちゃになったプリンを登場させる。


光子「脱水1200回転の力を見よっ!」

優子「新感覚スイーツ、食べられません!」


会場は爆笑と拍手で大揺れ。



YOSHIKIさんのリアクション


ステージ脇で見守っていたYOSHIKIさん、腹を抱えて笑いながらも感心。


YOSHIKI「……ピアノの余韻が全部吹き飛んだ(笑)。でもこれ、アメリカでもウケるよ。」


観客総立ち、笑いすぎて椅子から転げ落ちる人まで。



ラスト


光子と優子は深々とお辞儀。


光子「クラシックもロックもギャグも、音楽と一緒に世界に届けまーす!」

優子「以上!プリンチン事件、ディナーショーバージョンでした〜!」


観客「ブラボー!」の声と笑いが混じり合い、拍手が鳴り止まない。




ホテルを出た客たちは、エントランスの大理石の上で立ち止まり、口々にささやいた。


「みんな…あの子たち一体何者なん? クラシックからバロック、ポップス、ジャズ、ロック、ヘビメタ、コント、漫才、落語までって……範囲どうなっとると?」

「しかもドラム、あの華奢な子が叩いとったやろ? 音圧エグかったばい。」

「“洗濯機プリン”で泣き笑いして、“恋は秋色”で普通に泣かされた。情緒が忙しい…」


その夜、SNSは感嘆と検証で埋め尽くされた。


「YOSHIKIディナーショーに出てきたファイブピーチ★、多芸多才すぎ。

バロック装飾音型→メタルブレイク→寸劇のつなぎが自然とか、何者?」


「優子のドラム、手首の使い方が完全にプロ。終演後にケアの話までしてて本物感がすごい。」


「“鼻からコーヒー牛乳”はバカバカしいのに、と発声が芸術。笑いの作法をわかってる。」


翌朝、音楽誌とエンタメ誌が一斉に“正体”を掘り起こす。紙面には太い見出し。


彼女たち、経歴がバグってる件(編集部調べ)

•ファイブピーチ★:美香(プロ楽団・ソリスト/編曲)、光子・優子(福岡高校声楽科/M-1最年少優勝の伝説“8歳”組)、小春(Pf. 作編曲)、奏太(Gt./Ba. 作曲)。

•芸域:クラシック基礎(合唱・管弦・室内楽)、バロック装飾→近現代、ポップス/ロック/HR/HM、ジャズ・ラテン、漫才/コント/落語を日常運用。

•ステージ実績:地元TVレギュラー、学校公演、合唱コン&吹奏楽で上位常連。

•社会活動:グッズ売上の一部をNZの災害孤児施設/カナダの戦争孤児支援へ寄付。

•家系の“笑い遺伝子”:小倉家の日常がコント。代表ネタ「洗濯機プリン」「うにゃシリーズ」「ビーナスは美の焼酎」。

•新局面:YOSHIKIプロデュース決定。新曲はラブバラード「光の約束(仮)」とメタル「爆笑ジェラシー」。優子はDr.で参加、光子はVo.&Tubaギミック。


音楽評論家の短評も並ぶ。


「声楽科仕込みのブレスと共鳴が、笑いの“間”の精度を底上げしている。

彼女たちのステージは“総合舞台芸術”。ジャンルでは括れない。」(評論家・A)


「YOSHIKIのピアノに割って入る形でコントを置く胆力。

でも不思議と不敬にならないのは、音楽的礼節を守っているから。」(舞台演出家・B)


「優子のドラミングは“見た目とのギャップ”で語るべきではない。

ストロークの軌道、リバウンドの回収、可動域の節約。合理の塊。」(ドラマー・C)


そして最後に、匿名の観客の一言が切り取られていた。


「笑いすぎて腹筋やられたのに、心はずっと軽い。

あの子たち、人を生かすエンタメをやっとる。」




 


YOSHIKIさんディナーショーからの帰宅



ホテルから福岡空港へ

ショーが終わり、会場のホテルを出るときには、観客やファンに囲まれ、光子と優子は「え、うちら今日ゲストやったよね!?」と驚きながらも、手を振って笑顔で応える。

YOSHIKIさんから「また必ずコラボしよう」と言葉をかけられ、楽屋を出るときには、全員が夢見心地の状態。


春介と春海はすでに眠気マックスで、美香の腕の中でウトウト。アキラは「この子らだけはショーの爆笑ネタにも動じんのやな…」と苦笑。



福岡への帰り道

飛行機の中でも、双子ちゃん(光子と優子)は、CAさん相手に軽い即興コントを披露。

「機内アナウンスまねしていいですか?」と光子が言えば、優子が「ただいまから機内は爆笑乱気流に突入しまーす!」とボケ、CAさんも吹き出してしまう。

周りの乗客も巻き込まれて、博多に着く頃には「この便、めちゃくちゃ楽しかった!」とSNSに拡散される。



帰宅後の小倉家

夜遅くに自宅へ戻ると、優馬と美鈴が待っていて「おかえり〜!大活躍やったね!」と拍手。

でもそこは小倉家。お祝いムードかと思えば、

•優馬:「俺も次はディナーショーで『美の焼酎』歌おうかね?」

•美鈴:「あんたは焼酎持って回るだけにしときんしゃい!」


と、早速ボケツッコミが始まる。


光子と優子は「いやいや、帰ってきてすぐそれ!?」と笑い転げるし、春介と春海は眠りながらも、うちなる声でツッコミを入れているかのような寝顔。



余韻の夜

布団に入っても、光子と優子はスマホを握りしめ「やばいよね…YOSHIKIさんの前で爆笑ジェラシーとか…」とニヤけて眠れない。

一方で、美香は「ほんと…うちの家族、ギャグも音楽も世界規模になってきたなぁ」としみじみ。


こうして、ディナーショーの熱狂と、家族の日常ギャグが繋がる夜は更けていくのでした。




YOSHIKIさん公式SNSでの大反響



投稿の内容

ディナーショー後、YOSHIKIさんの公式SNSに、ファイブピーチ★と小倉家の面々のステージ写真と動画が公開されました。

添えられたコメントはシンプルですが強烈な一言。


「クラシックからメタル、そしてコントまで。

彼女たちは新しい芸術のかたちを作っている。

Next project… stay tuned.」


この言葉にファンもメディアも大騒ぎ。特に「Next project」の部分は大きな憶測を呼びました。



注目ポイント

•爆笑ジェラシーの衝撃映像

優子のドラムプレイと、コント「洗濯機プリン事件」のギャップに世界中のファンがコメント。

「これが日本のギャグ魂か!?」「ドラムから即コントって何事!?」と海外ファンも大爆笑。

•ハッシュタグ祭り

#爆笑ジェラシー #うにゃだらぱー #プリン事件 #FIVEPEACH がトレンド入り。

海外ファンからは「#ComedyMetal」「#NewXJapanCollab」など新たなタグも誕生。

•メディアの反応

日本のワイドショーはもちろん、米・欧・アジアの音楽メディアも速報記事を配信。

「ギャグと音楽のハイブリッド」「日本の次世代スーパーエンタメユニット」と絶賛。



小倉家の反応

•優馬:「おいおい、俺も『美の焼酎』ラッピング電車SNSに載せてくれんかいな?」

•美鈴:「はいはい、あんたは焼酎持って走り回る係やけん!」

•光子&優子:「やばっ!世界がうちらのギャグに気づいてしまった〜!」

•美香:「もう引き返せんね…(でもちょっと誇らしい)」

•アキラ:「俺はもう毎日整骨院行きコースやな…」




冬休みロサンゼルス公演決定!



YOSHIKIさんからのオファー

全国大会での金賞受賞とディナーショーでの衝撃的な共演をきっかけに、YOSHIKIさんから「本場アメリカで一緒にやろう」と直々のオファー。

こうして冬休みに、ロサンゼルスでの公演が正式決定しました。


「夢みたい…」

光子と優子は、スーツケースを前にまだ信じられない様子。

美香は「まさか、私が東京から世界に出て、今度は妹たちも一緒になるなんて」と感慨深げ。



出発までのドタバタ

•優馬:「おいおい、パスポートどこやった?あれ、期限切れとらんやろな!?」

•美鈴:「はいはい、もう準備リスト私がチェックしとくけん!」

•光子:「お父さん、パスポートよりまずはチューバの輸送どーすんのよ!」

•優子:「うちのドラムスティックならバッグに突っ込めるけどね〜」


アキラは春介と春海の世話でバタバタ。二人は空港でまたやらかす未来がすでに見えている…。



公演の内容

•クラシック×メタルコラボ

YOSHIKIのピアノとストリングスに、光子のチューバ、優子のドラム、そして美香のトロンボーンが融合。

•爆笑ジェラシー再演

優子ドラム+光子のボケ煽りで海外ファンを腹筋崩壊させる。

•ギャグコント・英語版

「洗濯機プリン事件」や「モレモレマン」が英語で披露され、YOSHIKIも爆笑。



海外ファンの期待

SNSではすでに盛り上がりを見せていて、

•「#ComedyMetal in LA」

•「#爆笑ジェラシー」

•「#FIVEPEACHxXJAPAN」


がトレンド入り。チケットは即日完売。追加公演の要望まで飛び交っている。





ロサンゼルス到着 ― 爆笑ドタバタ劇の続き



ロサンゼルス国際空港(LAX)にて

長時間フライトを終えて、ようやくLAXに到着。

ところが、疲れ切っているどころか、機内で繰り出したギャグの延長戦が空港で大爆発。

•光子:「あれ?うちのトランク、歩いて逃げよるやん!」

 → タグの紐が伸びて、転がるスーツケースを必死に追いかける。

•優子:「ちょ、みっちゃん!それ税関職員のカートやけん!」

 → 職員も巻き込まれ、空港の床を爆笑ダッシュ。


春介はベビーカーから脱出しようと企み、春海がジト目で「やめんしゃい」と止める。だが止まるどころか、二人でベビーカーを「ドリフト走行」し始め、アメリカ人観光客が大拍手。



ホテルチェックイン

ホテルに着くとさらにドタバタ。

•優馬:「予約したのはツインルームやったよな?…なんでベッド一個しかないんや!?」

•美鈴:「まぁ、お父さんが床でええやろ」

•光子&優子:「ちょ、パパの扱い、アメリカに来ても雑ぁ!」


フロント係も笑いをこらえきれず、「You are… very funny family!」と一言。



公演リハーサル前夜

リハーサルスタジオに入ると、現地のスタッフも最初は緊張気味。

しかし、双子ちゃんが「アメリカン風モレモレマン」を披露した瞬間、大爆笑。

•光子:「モレモレマン、in America!オーマイガー!」

•優子:「No more coffee spill!But milkshake ok〜!」


スタジオの床は笑い転げるスタッフでごった返し、リハどころじゃない。

YOSHIKIさんが額に手を当てて、「頼むから本番では音楽に集中してくれよ…」とぼやくが、顔はニヤけっぱなし。



ハリウッドでの夜

せっかくなので観光も。

ハリウッドのスター通りで写真を撮るはずが、

•春介が女性観光客に投げキッス → 大騒ぎ。

•春海が「やめんしゃい!」と英語ツッコミ → “STOP IT!!” と叫び、また大爆笑。


観光客のSNSに一瞬で拡散され、翌朝には「謎の日本人双子&双子キッズ」としてローカルニュースに取り上げられる始末。




公演前のロサンゼルス・ドタバタ劇



ビバリーヒルズでのお買い物騒動

光子と優子、そして春介と春海を連れてのショッピング。

豪華ブランド店に入るなり、光子がキラキラした目で一言。

•光子:「うひょ〜!うち、これ着たら、ハリウッド女優っちゃろ?」

•優子:「いやいや、値札見んね!ゼロがひとつ多かやん!」


その横で春介は美女に向かって投げキッスを連発。

春海はすかさずジト目でツッコミ。

•春海:「あんた、どこ行ってもそればっかやね。やめんしゃい!」


店員さん大爆笑で、ついに「You should be comedians!」とコメント。



ハリウッドのファストフードで

昼食に立ち寄ったバーガーショップ。

光子がハンバーガーを持ち上げて…

•光子:「見てん!こげん分厚かバーガー、日本の洗濯機に入れたらプリンの二の舞やね!」

•優子:「誰がハンバーガー脱水機にかけるとよ!新しい事件ば起こす気か!」


春介がポテトを口にくわえ、美女の前で「ウィンク+ポテトローズ」なる新技を披露。

外国人観光客からスマホで撮られ、またもSNSで拡散。



リハーサルスタジオでYOSHIKIさんに相談

ドタバタをやりながらも、本番前の打ち合わせで光子と優子が真面目な顔に。

YOSHIKIさんへ、博多弁で語りかける。

•光子:「YOSHIKIさん、うちらね、カナダの戦災孤児の施設と、ニュージーランドの災害孤児の施設に、グッズの売り上げの一部ば寄付しよるっちゃ。」

•優子:「そうそう。音楽と笑いで、ちょっとでも幸せば届けたいっちゃん。ロサンゼルスにも、そげん施設とかあると?」


YOSHIKIさんは少し驚き、そしてにっこり微笑む。

•YOSHIKI:「あるよ。ここにも家庭を失った子どもたちを支える団体がある。君たちの気持ちは、必ず届くはずだ。」


その場にいたスタッフも「Amazing…」とつぶやき、スタジオの空気が一気に温かくなる。





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