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ファーストキスはギャグチュー。

日曜日の朝〜午前中


双子ちゃんは午前中、宿題をきちんと片付ける。

光子は翼と、優子は拓実と、それぞれデートの約束をしている。

•光子と翼

光子は、宿題を終えると翼と待ち合わせの公園へ。小鳥のさえずりと初夏の陽光を浴びながら、二人でアイスクリームを頬張る。光子は翼の前でわざとおどけて、アイスをちょっと飛ばして笑いを誘う。

•優子と拓実

優子は拓実と海の見えるカフェで待ち合わせ。二人はジンジャーエールを飲みながら、真夏のもつ鍋ネタの話や学校での笑い話をシェアして爆笑する。

•美香とアキラ

美香は福岡の自室からアキラとビデオ通話。お互いの近況を話しつつ、先日のコンサートや練習の様子を見せ合い、スクリーン越しに笑い合う。



午前中いっぱい、双子ちゃんも美香もそれぞれ楽しみながら、しっかり宿題や勉強も済ませる、充実した休日のひとときであった。




光子と翼のデート


光子:「翼〜、アイス食べよーっ!」

翼:「お、いいね。何味にする?」

光子:「んー、バニラにしようか…いや、翼の笑顔味で!」


翼:「え?笑顔味ってどうやって食べんの?」

光子はアイスを小さく飛ばし、翼の手にちょんと当てる。

光子:「ほら、舐めてみ!…って違う、違う!飛ばす方じゃなかった〜!」


翼:「光子、そんなんばっかりやん!」

光子:「ほら、翼の笑いがアイスに染み込むと美味しくなるとよ〜」


二人は大笑いしながら、木陰のベンチでアイスをフーフー。光子は思わず冷たいアイスを鼻に近づけてしまい、鼻水ならぬ“アイス水”がちょびっと飛ぶ。

翼:「光子!鼻からも味わってどうするん!」

光子:「あっ、味わいすぎた〜!」



優子と拓実のデート


優子:「暑い日でももつ鍋食べたいとよね〜」

拓実:「え、クソ暑い中で?頭おかしくなるやろ!」

優子:「頭より先にお腹が燃えてしもうと〜!」


優子は手で汗を拭きながら、熱々のもつ鍋をフーフーする。

拓実:「お前、火事場の馬鹿力みたいになっとるやん…」

優子:「そげん言うたら、拓実も一口食べてみ?」


拓実が箸をつけると、優子のフーフー攻撃が思いっきり飛び、二人で大爆笑。

優子:「もー、拓実、辛さで涙目になっとるやん!」

拓実:「光子と違って、俺は泣かんとよ!」

優子:「あら、そうなん?でも、涙出ても笑っとるやろ〜」


結局二人とも汗だくになりながら、真夏のもつ鍋を完食。

優子:「これが夏のもつ鍋デートってやつやね〜」

拓実:「いや、もはやサウナ&グルメ体験やん!」



両方とも、ギャグ・ボケ・ツッコミ満載で、読んでいるだけで思わず笑いがこぼれるデートになっている




光子と翼の場合


県民公園のベンチでアイスを分け合いながら、光子は「んー、めっちゃ冷たい〜!」とフーフー。翼も「こっちもフーフーするばい」と応じる。


フーフーしてるうちに、二人の顔が近づきすぎて…


光子(心の声):「あれ、これ…鼻と鼻、ぶつかっとる…?」

翼:「ごめんごめん、冷たかけんつい…」


光子、思わず吹き出して笑い、「んもー、翼くん、鼻までアイスつけよるやん!」とツッコミ。

翼も照れ笑いで、「いや、鼻アイスは初めてやろ?」


笑いながら顔をそらす二人。しかし光子が目をぱちぱちさせて、「…え、もしかして…」と小さく前に傾く。

翼も同じタイミングで顔を近づけ、ついにふたりの唇が軽く触れた。


光子(小声):「わ、わ、笑い止まらんけど…これが…チュー…?」

翼:「う、うん…ドキドキやね…!」


鼻にアイスついたままのチュー、二人して大爆笑。

光子:「翼くん、次はアイスなしでお願いね!」

翼:「そ、それは無理かも…でも次は真面目にチューばい!」



優子と拓実の場合


夏のもつ鍋屋で汗だくになった二人。優子が辛さにむせて「ひー!熱い熱い!」と手で顔を拭こうとした拍子に、拓実の手とぶつかる。


拓実:「あ、手…つないでしもうた…?」

優子(赤面):「ちょ、ちょっと待って、もつ鍋の汁まで…!」


二人して顔を見合わせ、もつ鍋の湯気の向こうで笑いあう。

優子:「あんた、こういう時、どうすると?」

拓実:「そりゃ…手を離すんじゃなくて…」


そう言いながら、ふっと優子の顔に顔を近づけ、ほんの少し唇が触れる。


優子(心の声):「ぎゃー!熱いけど…ドキドキ…!」

拓実(心の声):「これが…初チュー…!」


汗と湯気の中、二人とも恥ずかしさと笑いで顔を真っ赤にしながら、でも自然に唇を離す。


優子:「…あんた、もつ鍋のせいにせんでよ!」

拓実:「いやいや、もつ鍋最高の演出やろ?」


二人してまた大爆笑しつつ、チューの余韻を感じる。




ファイブピーチ★宅のリビング


光子と優子、翼と拓実がリビングで座り、まだ顔を赤くしながらお互いを見つめる。


光子:「うちら、今日…やっとチューしたったね〜」

優子:「あんたもかい?拓実くん?」

拓実:「そ、そうや…でも、優子のもつ鍋パワーで、頭真っ白になったばい」

翼:「光子は、鼻アイスつけたままチューとか…もう笑いすぎて…鼻水出るかと思った」


光子(鼻をすする仕草をしながら):「いやいや、鼻水ちゃう!アイスやけん!」

優子:「ふたりとも面白すぎるやろ…私の方は汗と湯気で地獄やったばい!」

拓実:「でも、あの熱さとドキドキで、逆に忘れられん思い出やね」

翼:「鼻アイスと湯気チュー、どっちが笑えるか…悩むな〜」


光子、優子も爆笑しながら、「うちら、こうして報告会せんと、胸のドキドキ消えんね」と同意。


優子:「次は絶対、冷たいものとか熱いものは置いといて、普通にチューせんと!」

翼:「いや、それもまたギャグのネタやろ〜」

拓実:「せやな、次のデートもドキドキギャグ満載やな」


全員大笑いしつつ、初チューの思い出を反芻しながら、家族団欒のようにリビングでのんびりと時間が過ぎていく。




リビングに美香登場


光子と優子、翼と拓実が初チュー体験で大盛り上がりしているところに、美香が入ってくる。


美香:「あんたら、もうちょっとロマンチックな雰囲気でできんかったんか…」

光子:「お姉ちゃん、どういうこと?」

美香:「私とアキラは、夕日に染まる海岸線でファーストキスしたとよ?鼻アイスとか、汗と湯気とか…そんなギャグみたいな状況じゃなくてよ」


優子:「でも、お姉ちゃん、それ普通にやると絶対笑けるやろ?」

翼:「うちも光子も、鼻アイスとか、湯気とか…それはそれで青春の思い出やけん!」


美香、軽くため息をつきながらも、笑みをこぼす。


美香:「まぁ…あんたらの笑いながらチューする姿も、見てて微笑ましいけどね」

拓実:「やっぱりお姉ちゃんとアキラは、映画みたいなファーストキスやったと?」

美香:「そうやけん、もう二人のギャグチューは…観察して笑う対象やね」


光子・優子・翼・拓実、思わず大爆笑。


光子:「じゃあ、うちらはうちらの青春ギャグ路線でいくばい!」

優子:「うん、それぞれのスタイルで楽しむと!」


美香も微笑みながら、「しょうがないな…まあ、それも青春やね」と許す形で、リビングは笑いとほんのりのロマンチック感で包まれる。




ビデオ通話で由美と詩織登場


光子と優子、翼と拓実がリビングでチュー体験の話に花を咲かせているところに、スマホが震え、由美と詩織からビデオ通話がかかってくる。


美香:「あ、ちょうどいいタイミングね。由美、詩織、出てきて」


由美:「みんなー、元気ー?チュー体験の話、聞こえたばい!」

詩織:「ちょっと聞いただけで爆笑しそうになったよー」


光子:「お姉ちゃんたち、もう少しロマンチックにって言うけど、私たちは私たちのギャグ路線で行くばい!」

優子:「鼻アイスチューとか、汗ダラチューとか…」


由美:「うわー、それ、絶対面白い状況やん!」

詩織:「そりゃ笑うわ。うちらも経験あるけど、笑いは青春のスパイスやね」


美香:「…あんたら、ほんとギャグセンス抜群やな。でも、由美と詩織、あんたらの経験談も聞かせてみて」


由美:「私たち?私も詩織も、初デートは真面目にロマンチックに行こうとしたんやけど、結局ちょっとしたドジで大爆笑になったことばっかりやね」

詩織:「そうそう、途中で食べ物こぼしたり、笑いすぎてセリフ飛んだり…」


翼:「やっぱりみんな、同じ道を通るとやね!」

拓実:「笑いながらの恋愛も悪くないかも」


光子・優子:「うん、うちらのギャグチューも青春やし!」


美香も画面を見ながら微笑む。「まあ、笑いと恋愛が一緒なら、楽しい思い出になるばい」と一言。


ビデオ通話の中で、みんな笑顔で話が盛り上がり、リビングには笑い声とほのかな初恋トークが混ざった温かい雰囲気が広がる。




お父さんとお母さんの初チュー体験


しばらくして、優馬お父さんとお母さんが買い物から帰宅。リビングに入ってくると、光子と優子はにこにこ顔で迎える。


光子:「お父さん、お母さん、どんな買い物してきたと?」

優子:「んで、初チューの話も聞かせてー!」


お父さん:「え、いきなりそれかい…まぁ、しゃーないな。ほんなら話すか」


お母さん:「私たちの初チューなんて、ギャグ満載やったけんね」


優馬:「ほら、あれは俺が酒にむせて鼻から噴射した日と同じくらい大騒ぎやったばい」

光子・優子:「うわー、それ、また笑い話になるやつやん!」


お母さん:「うちらの場合は、デート中に犬が飛びついてきて、二人ともバランス崩して…鼻にアイスクリームぶつかって、もはやチューどころやなかったんよ」

優馬:「ほんで、その瞬間に周りの人も巻き込んで、周囲全員で大爆笑やったと」


光子:「そげんことあるとね!やっぱり笑いがないとチューも怖いよね」

優子:「うちらも、鼻アイスチューとか汗ダラチューとか、なんか似とるね」


お母さん:「まあ、ギャグありきの恋愛は後で思い出しても笑えるけん、結果オーライやね」

優馬:「おう、そうそう、笑いは青春のスパイスやけん」


光子・優子:「わー、やっぱ家族って最高ー!」


家族全員、爆笑しながらそれぞれのチュー体験を語り合い、笑いとほのかな恋愛の思い出でリビングは賑やかに包まれた。




家族チュー体験ギャグコント


舞台はリビング、観客は翼と拓実。


光子ボケ:「さっきお父さん、お母さんの初チューの話聞いたと?」

優子ツッコミ:「聞いたよー!鼻にアイスクリームぶつけてどうするっちゃ!?」


光子ボケ:「でもね、よーく考えたら…アイスが冷たすぎて、お父さん、鼻からチューまで凍ったって話やろ?」

優子ツッコミ:「な、なにそれ!?鼻チュー凍結やん!」


翼(観客、ツッコミの横から小声で):「そ、それでキスできたんですか?」

光子:「できるわけなかろーが!むしろ周りの犬もビックリして、みんなで雪合戦状態やったんや」

優子:「うちらも汗ダラダラチューの時、まるで滝に打たれてるみたいになっとったやん」


光子:「そいで、思い出したんやけど、うちの家族、みんなチューすると何かしらギャグ入っとる」

優子:「お父さんは鼻噴射、母さんはアイス直撃、光子は汗ダラ…私も夏のもつ鍋で口の周りヒリヒリ…」


翼・拓実(観客、声揃えて):「もう笑いが止まらん!」


光子:「ほら、これが家族のチュー伝説やけん、恋愛もギャグ満載でええんよ!」

優子:「真面目なキスなんてつまらん!笑いながらするチューが本番!」


最後は二人で息を合わせて、**「チューは笑いのスパイス!」**と決めポーズ。観客席は爆笑。




デートチューギャグコント


登場人物:光子、優子、翼、拓実


光子ボケ:「ねえねえ、今日のデートでチューしたんよね?」

翼(焦りつつ):「あ、ああ…まぁ…」


優子ツッコミ:「そんなん、顔真っ赤やろ!顔色は茹で蛸やったばい!」

拓実(恥ずかしそうに):「いやいや、そんな赤くなかったって…多分…」


光子ボケ:「ふーん、じゃあ私の初デートみたいに、鼻からコーヒー牛乳噴射したりせんやろね?」

優子ツッコミ:「そげな危険なチュー、普通せんやろ!」


翼(観客ポジションで小声):「いや、あの…鼻は無事でした…」

拓実:「でも、光子ちゃんの『うーりょんぢゃ!』事件思い出して、笑いこらえるの大変やった」


光子ボケ:「ねえ、あんたら、チューのタイミング、もっとロマンチックにできんやったと?」

優子:「うちらは真夏のもつ鍋やったけん、汗と辛さで頭真っ白やったと」


翼:「でも、笑いながらのチューって、案外忘れられんもんやね」

拓実:「そうやな、恥ずかしくても笑いながらやる方が、なんか距離近なる」


光子&優子(二人で息を合わせて):「ほら、笑いも愛情もダブルでチューのスパイス!」


最後に、**4人揃って手をハート型にして「チューも笑いも全開!」**で決めポーズ。観客席(家族や友達)は大爆笑。




雷と停電!お風呂ギャグコント


雨と雷がゴロゴロと鳴る夜。

双子ちゃんは仲良くお風呂に入っていたが――


光子:「ひゃー!雷が落ちたみたい!停電やん!」

優子:「ぎゃー!真っ暗で何も見えんばい!」


二人は泡だらけのまま、湯船から飛び上がる。


そこへ、優馬が懐中電灯を手に登場。

優馬:「おーい!懐中電灯、脱衣所に置いとくぞ〜!」


ガチャ、懐中電灯の光が脱衣所にパッと灯る。

光子と優子は泡だらけの姿で、ホラー映画の幽霊のように立ちすくむ。


光子ボケ:「うわっ!幽霊や幽霊や!」

優子ツッコミ:「あんたら、幽霊ちゃうわ!自分らやろ!」


光子:「いや、ほら…光の影が…めっちゃ怖かと!」

優子:「この影の作り方、監督賞もんやろ、パパ!」


優馬(爆笑しながら):「せっかくの雷と停電、ネタに変えるとは恐るべし双子!」


二人は泡だらけのまま懐中電灯の光で体を拭き、服を着る。

その姿はまるでホラー映画の幽霊コメディ。


光子:「でも、こういう時も笑えるって、うちら最強やん!」

優子:「うん、停電ホラーもギャグに変えるスキル、半端ない!」


家族はみんな大笑い。停電騒動も、双子ちゃんギャグコントの新ネタに昇格するのであった。



停電の夜、蒸し風呂で眠れぬ夜


雷と大雨で始まった停電は、意外にも長引いた。

懐中電灯の明かりだけでお風呂ギャグコントを繰り広げたあと、双子ちゃんたちは布団に入る。


光子:「はぁ…暑か〜。まるで蒸し風呂やん。」

優子:「しかも真っ暗で、目が覚めるばっかりやん!」


クーラーも扇風機も動かず、部屋の中はムンムンの蒸し暑さ。

双子ちゃんは汗だくになりながら、寝返りを打つ。


翼と拓実も同じく寝付けず、暑さと停電に苦しむ。

光子:「ねぇ、明日学校で寝不足にならんやろか…」

優子:「絶対なる。クマ、目の下にできるやろうな〜」


朝になる頃には、家族全員が大きなクマを目の下に作ってしまった。

優馬:「昨日の雷と停電は、笑いと汗だけじゃ済まんかったな…」

光子:「でも、うちらのギャグネタにはなったばい!」

優子:「うん、ホラー蒸し風呂体験コント、これは次の落語ネタに決定やね!」


こうして、停電で眠れぬ夜も、双子ちゃん家族のギャグパワーによって、笑いとネタに変わるのであった。




落語研究会での発表


翌日、双子ちゃんは落語研究会の高座に上がるため、学校の音楽室に集合。

昨日の停電での「蒸し風呂ギャグ」を即ネタに取り入れ、光子は「真っ暗で汗だくになった夜」、優子は「目の下クマを作って寝た話」を披露する。


光子:「みなさん、昨日は雷と停電で、我が家はまるで蒸し風呂!汗だくで…えーっと、寝返り打ったらクマが増えまして…」

優子:「そのクマ、今ここに出現!あ、いや、顔に出てるわけじゃなかですよ!」


観客の生徒たちは大笑い。先輩の落語部員たちも、双子ちゃんの自由すぎるボケとツッコミに夢中になる。


先輩落語部員A:「おいおい、今日の双子ちゃん、昨日の停電ネタをここまで面白くするとは…!」

先輩落語部員B:「クマを見て笑わせるとは、発想が斬新すぎる…!」


光子と優子は笑いながらも、観客や先輩の反応を楽しみつつ、ギャグを重ねて高座を盛り上げる。

観客席には、昨日の蒸し暑さも、雷も、すべて笑いに変わった空気が漂う。


こうして、双子ちゃんは先輩たちも夢中にさせる落語を無事に披露し、研究会の雰囲気を一気に明るくしたのであった。




先輩落語部員の発表


双子ちゃんが高座を終えると、次は八幡凛先輩と枝光さくら先輩の番。


凛先輩は、落語特有の間と抑揚を駆使し、学校での「忘れ物事件」をテーマにしたネタを披露。


凛先輩:「ある日、僕が机に教科書を忘れてきたら…帰り道、ランドセルの中身が全部消えてしまうんじゃないかと、心臓バクバクで…」

生徒たち(爆笑):「えー!?どうなったの?」

凛先輩:「結局、机の中には消しゴムしか入ってませんでした~!」


枝光さくら先輩は、ボケとツッコミを交えた「部活の珍事件」ネタを披露。


さくら先輩:「吹奏楽部でトランペットを持ったまま階段を降りたら…」

光子(小声で優子に):「想像するだけでコワッ!」

さくら先輩:「後ろの子が滑って、僕のトランペットに直撃!音は出るし、笑いは取れるし、結果オーライ!」


双子ちゃんも先輩たちのネタに釘付け。光子は「うわー、先輩ってやっぱり安定感あるなー」、優子は「笑いの引き出し、多すぎる~!」と感心する。


観客も大爆笑。落語研究会の空気は、双子ちゃんの自由なギャグネタと、先輩たちの落語の安定感が混ざり合い、笑いの渦に包まれる。


こうして、双子ちゃんは先輩落語のテクニックを間近で学びつつ、自分たちのギャグとの違いを体感することができたのであった。




落語研究会・大喜利大会


双子ちゃんの高座と女子先輩たちの落語が終わると、部長が声をかける。


部長:「さあ、次は全員参加の大喜利だ!今日のテーマは…『学校でやらかした爆笑事件』!」


全員が前に出て、それぞれ順番にネタを披露する。



参加者の一例


光子:「授業中に椅子を回してたら、先生の机に激突!…いや、先生より椅子の方が先に謝ってました!」

優子:「給食の牛乳をこぼして拭いたら、自分の靴下まで白くなって、まるで雪だるま!」

八幡凛先輩:「美術室で絵の具を踏んで滑ったら、全身カラフルになって、『新作ファッションショー』って言われた」

枝光さくら先輩:「図書館で寝てたら、隣の本棚が倒れて『知識の雨だー!』と大騒ぎ」



新入部員も挑戦


木村颯太フルート:「リコーダー吹いてたら、猫が横切って変な音が…その猫、プロデビューしました」

北川紗里サックス:「吹きながら階段を降りたら、音符が空中で踊ってるみたいで、みんな拍手」

宮川紗英パーカッション:「ドラムのスティックを落としたら、後ろの子の顔に直撃!でも本人爆笑」

桐生拓海ホルン:「ホルンのベルに風が入って、音がハトの鳴き声みたいに…部員全員で鳩マネ大会」



双子ちゃんも先輩も、新入部員も、ボケとツッコミで次々に笑いを取り、部室は大爆笑の渦に包まれる。


最後は部長がまとめる。

部長:「いやー、今日も腹筋崩壊案件多すぎ!…俺の腹筋、持つやろか?」


双子ちゃん:「大丈夫!笑いの伝染力で先輩たちの腹筋も崩壊させました~!」


こうして、落語研究会はギャグも落語も入り混じった、大盛況の大喜利大会で幕を閉じたのであった。





土曜日の午後・はなまるツインズ来訪


土曜日の午後、光子と優子の家の玄関チャイムが鳴る。


光子:「ん?あ、ひなたとみずほや〜!」

優子:「今日は漫才見せてくれるとよね、楽しみや〜!」


二人は元気いっぱいに、手にはノートと小道具を持ってやってきた。


ひなた:「お邪魔しまーす!今日は漫才披露させてもらいます!」

みずほ:「笑ってもらえるように全力でやります!」


光子と優子はリビングに座り、さっそく観客席スタイルでスタンバイ。



はなまるツインズの漫才スタート


ひなた(ボケ):「あのね、今日、学校で新しい給食のメニューが出たんよ」

みずほ(ツッコミ):「あんた、またそげなボケから入るん?」

ひなた:「うん、だってカレーにスイカが入っとったとよ!」

みずほ:「えー!誰がそんなこと考えたと?!」


光子:「うわ〜、もう最初から爆笑やん」

優子:「ひなた、面白すぎてツッコミ追いつかんやろ!」



ひなた(ボケ):「それでね、ぼくの席の隣の子が…」

みずほ(ツッコミ):「なんで急に『ぼく』になるとね!」

ひなた:「そげん、気分で男子にもなるとよ!」

光子と優子:「ぎゃはははは!」


みずほ:「あんた、何やっても面白いね〜」

ひなた:「でしょ?でしょ?」


光子:「こりゃ、ファイブピーチ★のコンサートにも特別ゲストで出せば、絶対盛り上がるわ」

優子:「うん、あの二人の漫才、観客席が腹筋崩壊すること間違いなしや〜!」



こうして、土曜の午後ははなまるツインズの漫才で爆笑に包まれ、光子と優子も思わず拍手喝采。







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