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美香のファーストステージ。家庭訪問etc




福岡交響楽団・定期演奏会本番


会場:アクロス福岡シンフォニーホール

客席は満員御礼。ファイブピーチ★&はなまるツインズは揃って中段の席でわくわく。



プログラム

1.童謡唱歌メドレー「夏は来ぬ」ほか

 柔らかく涼しげなフルートの音色に、会場は初夏の空気に。

 観客席でひなた&みずほが小声で一緒に歌い出し、周囲の人も思わず笑顔。

2.ムソルグスキー「禿山の一夜」

 低音の重厚な響きで、客席がぐわっと揺れる。

 美香のトロンボーンが不気味な空気を作り出し、迫力満点。

 → 光子「わぁ…お姉ちゃん、かっこよすぎる!」

 → 優子「家でギャグかましよる人と同一人物と思えん…」

3.ポップス・アレンジステージ

 クラシックとポップスの融合。

 「Summer Splash!」(ファイブピーチ★の曲)をオーケストラVer.で演奏。

 → 自分たちの曲がクラシックアレンジされてて、ファイブピーチ★の4人は客席で思わず立ち上がりそうになる。

 → 小春「え、これ私らの曲やん!鳥肌やば!」

 → 奏太「うぉぉぉ、サビのストリングス、めっちゃエモいやん!」

4.フィナーレ:中村あゆみ「翼の折れたエンジェル」オーケストラVer.

 ヴォーカルなし、純粋にオーケストラでアレンジ。

 力強いブラスと美香のトロンボーンが主旋律を担い、会場がどよめく。



演奏後のアンコール


指揮者がアンコールを告げ、美香が少しにやっと笑ってトロンボーンで「ブフォー!」と一発ユーモラスな音を。

→ 客席、大爆笑&大拍手。

→ ひなた「お姉ちゃん、やっぱり最後に笑い取るんかーい!」

→ みずほ「シメのトロンボーン最高〜!」



終演後


観客席でファイブピーチ★&はなまるツインズがスタンディングオベーション。

•光子「お姉ちゃん、サイコー!」

•優子「クラシックなのに笑いもとるとか反則やろ!」

•奏太「俺、鳥肌立ちっぱなしやったわ」

•小春「絶対CD出たら買う!」

•ひなた「私サイン欲しい!」

•みずほ「サインどころか一緒に写真撮りたい!」




終演後・楽屋にて


美香が汗を拭きながら楽屋で片付けをしていると、

楽団スタッフに連れられて ファイブピーチ★4人+はなまるツインズがどやどやと入ってくる。



楽屋でのやり取り


光子(満面の笑み)

「お姉ちゃんっっっ!めっちゃカッコよかったぁぁぁ!」


優子(爆笑しながら)

「でも最後の“ブフォー!”はなんね、反則やろ!クラシックの定期演奏会であんなことする人おらんばい!」


美香(ちょっと照れ笑い)

「いやぁ…ちょっと場が固かったけん、サービスサービス♪」


小春(キラキラした目で)

「鳥肌立ったー!もう私、あれCD欲しいもん!」


奏太うなずきながら

「生のオケで“翼の折れたエンジェル”とか、胸にズンって来た。あれマジで神アレンジやろ。」



はなまるツインズの反応


ひなた(手をブンブン振って)

「お姉ちゃんサイコー!あのトロンボーン、ほんとに吹きよったん!?人間じゃなくてロボットみたいやった!」


みずほ(すかさずツッコミ)

「ロボットがあんな最後に“ブフォー”なんてやらんっちゃ!」


全員:



ちょっとしたエピソード


すると、楽団のホルン担当・桐生拓海が楽屋に顔を出す。

「小倉さん(美香)、今日のアンコール…反則でしたよ。僕、吹きながら笑いこらえるの大変でした」


→ それを聞いた双子ちゃんがすかさず、

光子「先生〜!本番中に笑いこらえとるホルン奏者ってどんなですか〜!」

優子「“ぷっ”てなってベルから変な音出たら、もつ鍋吹き出す音にしか聞こえんばい!」


楽団員たち:大爆笑。



最後は記念撮影


ファイブピーチ★&はなまるツインズ、そして美香を中心に記念撮影。

•双子ちゃんはピースサインで変顔。

•小春は感動してちょっと泣きそう。

•奏太は「今日の音響とアレンジの勉強になるな」と真面目顔。

•美香は花束を抱えて満面の笑み。




打ち上げパーティー


福岡の居酒屋を貸し切って、福岡交響楽団のメンバーや美香の家族、ファイブピーチ★の仲間たちも参加。



会話のやり取り


美香(グラスを手に、笑顔で)

「皆さん、今日もお疲れさまでした!そして…乾杯!」


優馬(娘の成長に目を細めつつ)

「おお〜、お姉ちゃん、初の定期演奏会、ほんまに頑張ったなぁ!」


美鈴(グラスを重ねながら)

「お疲れ様、美香!お姉ちゃんのトロンボーン、めちゃくちゃカッコよかった〜!」


光子&優子(小声で)

「お姉ちゃん、カッコよすぎて鼻血出そうやった〜!」


小春(奏太の隣でニコニコ)

「いや〜、お姉ちゃんが本気で演奏してる姿、めっちゃかっこよかとです!」


奏太

「オレも、あのホルンとの掛け合い、めっちゃ勉強になった」



ビールで乾杯


美香(グラスを掲げながら)

「じゃあ、みんなで!お疲れ様でした!カンパーイ!」


全員

「カンパーイ!」


グラスを合わせる音が響き、笑顔と歓声が飛び交う。



爆笑エピソード

•光子と優子はすでにジュースで酔ったフリをして、グラスを高々と掲げながら「お姉ちゃん、酔っぱらうとどげんなると?」とボケをかます。

•美香は「もう、双子ちゃんは…」と笑いながらも、ついツッコミ。

•家族の優馬はビールを一口飲んだ瞬間、むせて鼻から泡を少し飛ばし、皆で大爆笑。



楽団メンバーの和やかトーク

桐生拓海ホルン

「ミカさん、今日のブフォーは忘れられませんね(笑)」

北川紗里サックス

「笑いながら演奏するの、案外集中力いるんですよ〜」


美香

「そうでしょ?これも、あの瞬発ギャグトレーニングの成果です♪」


全員:クスッと笑う





爆笑エピソード:優馬お父さんのビール事件


打ち上げの最中、優馬はビールを口に含み、

「いや〜、お姉ちゃんの演奏、ほんまによかったなぁ!」と感慨に浸る。


しかし、そのタイミングで、双子ちゃんがジュースで酔ったフリをして奇声をあげたものだから、


優馬(咳き込みながら)

「うわっ…ゴホッ、ゴホッ!」


次の瞬間、勢い余って鼻からビールが噴射


光子&優子(大爆笑)

「お父さん、鼻からビール〜!」「あははは、なんちゅうことばしよると!」


美鈴(手で口元を押さえつつも笑いをこらえきれず)

「もう、優馬!鼻から噴射するなんて、全員びっくりやん!」


小春&奏太も思わず吹き出し、ファイブピーチ★メンバーは未成年組なのでジュース片手に大爆笑。


美香(ツッコミながらも大笑い)

「お父さん、鼻からビールって…まるでコントのワンシーンやん!」


その後、ティッシュで鼻を押さえながら、優馬は苦笑い。

しかし、この瞬間、居酒屋中が笑いの渦に包まれ、家族も楽団メンバーも、爆笑しながら温かい雰囲気で打ち上げは続いた。




学校ギャグコント:鼻からビール事件再現


翌日、博多南中学の教室にて、光子と優子は昨日の優馬お父さんの“鼻からビール”事件を再現ギャグコントにすることに。


光子(お父さん役、空きペットボトルで再現)

「うわっ…ゴホッ、ゴホッ!」


優子(双子の実況役、笑いをこらえつつ)

「お父さん、鼻からビール〜!あはは、どうするんですか〜!」


光子(ビール噴射の動きを大げさに演じる)

「ヒュ〜ッ!ビュワ〜ッ!」


クラスメイトたちは大爆笑。


光子&優子(息ぴったりで)

「再現度100%!」「鼻から噴射、まさにコント!」


数学の授業中にやっていたが、担任の高橋先生も思わず吹き出す。

高橋先生ツッコミ

「おいおい、授業中に腹筋崩壊させる気か!俺の腹筋、今日持つやろうか?」


優子(さらに追い打ち)

「先生、昨日のお父さんの鼻からビール事件もこんな感じだったんです〜!」


教室中が笑いに包まれ、授業そっちのけの大盛り上がり。


光子(ラストの決めポーズ)

「鼻からビール、二度と忘れんばい!」


優子(ツッコミ締め)

「いや、ほんまに、家族ネタで腹筋崩壊や〜!」





高座ネタ:優子の「鼻からビール」落語


落語研究会の会場、区民会館の小さな高座に優子が一人で上がる。

観客は先輩落語部員や同級生たち。


優子(にっこり笑顔で)

「皆さ〜ん、今日の噺は題して、『鼻からビール』でございます〜」


観客、ざわざわと期待感が高まる。


優子(動作を交えつつ)

「先日、うちのお父さんがビールを飲んどりましてね。もう冷たくて、うまか〜!って飲んだら、あら大変…」


手で顔を覆い、顔を赤くする仕草。


優子

「むせたとです!ゴホッ、ゴホッ!あれまぁ、鼻からビールが、ヒュ〜ッ!ビュワ〜ッ!」


観客爆笑。


優子(小道具のコップを振りながら)

「皆さま、ご覧ください。鼻からビール、家中が大騒ぎ、母も姉も、もちろん私も、キャーキャー!」


動作で家族全員が飛び跳ねる様子を表現。


優子

「鼻から噴射しとる時の父の顔…それはもう、茹でたカニみたいに真っ赤っか!」


観客、息を止めて笑いをこらえつつ、あちこちで吹き出す。


優子

「結局、家族全員で大爆笑!これぞ家庭内ドタバタ落語!鼻からビール、覚えて帰ってくださいませ〜!」


最後にぺこりと一礼し、観客は手拍子と笑いの嵐。




高座ネタ:光子の「博多豚骨ラーメン」落語


光子が高座に上がると、会場には小学校時代の担任・赤間先生と東郷先生、さらに古賀純子先生と別府温子先生も観覧している。


光子(元気に頭を下げて)

「みなさま、こんにちは〜!今日は博多ラーメンの噺をお届けします!」


観客、にこにこと期待の眼差し。


光子

「先日、お店に行ったとです。もう、豚骨の香りがプンプン!目の前にラーメンが来て、フーフーせんと熱か〜!で、ズズッとすすると…あれまぁ、スープが跳ねる跳ねる!」


小さな手でラーメン鉢を抱える動作を再現。


光子

「それで店主さんと目が合いましてね、『お嬢ちゃん、熱くないと?』って。わたし、『いえ、ぜんぜんです!』って言ったけど、顔はもう真っ赤っか!」


観客クスクス。


光子(急に声を変えて店主の真似)

「『こらこら、ラーメンを前にして泣いとると?』

わたし『いえいえ、涙は熱さで自然と…』」


動作で両手を目に当てる仕草をし、コミカルに演じる。


光子

「ふーふー、ズズッ、フーフー、ズズッ…もう汗だくで、店内は私一人の汗祭り!店主さんと爆笑!」


観客、笑いを堪えきれずに拍手と声。


光子

「結局、豚骨スープと私の汗で、ラーメン店は温泉気分!これぞ博多の夏、熱さも笑いもフルコースでございます〜!」


ぺこりとお辞儀して、高座を下りる。


会場には笑いと拍手が渦巻き、赤間先生や東郷先生も満面の笑顔で頷く。



高座ネタ:優子の「真夏のもつ鍋」


光子の落語が終わり、次は優子が高座へ。


優子(大きく手を振って)

「みなさま、こんにちは〜!わたくし、夏真っ盛りのもつ鍋の話をいたします!」


観客、すでに笑いを期待してニヤリ。


優子

「暑か〜!暑すぎる夏!それでもどうしても、もつ鍋が食べたくなったとです。汗が滝のように流れる中、グツグツ煮えた鍋と対峙!」


動作で鍋をかき混ぜる仕草。


優子(恋人の拓実くんの真似)

「『なんでこのクソ暑か中で、そんなクソ熱いもん食べよると?』」


優子(慌てて)

「『う、うまかけん、しょうがなかとです!』」


会場、大爆笑。


優子

「でも、結局拓実くんも一緒に座り、ふたりで汗だくになりながら、もつ鍋を完食。ピリ辛も汗も、全部笑い飛ばす勢い!」


客席からも笑いと拍手が沸き上がる。


優子

「夏のもつ鍋、食べると笑いも倍増!暑さも辛さも、全部笑いに変えてしまうのが、博多の夏の味でございます〜!」


観客、大喝采。




高座ネタ:光子&優子「博多の夏ギャグトリオ…いや、デュオ!」


光子と優子が高座に並ぶ。客席には小学校時代の担任・赤間先生、東郷先生、そして他校勤務の古賀純子先生、別府温子先生も見守る中、スタート。


光子(まずは切り出し)

「皆さん、こんにちは〜!わたしは光子。今日は、博多豚骨ラーメンの話をば!」


優子(手を振りながら)

「んで、私は真夏のもつ鍋!熱さと汗で身体はグッタリ〜、でも笑いは満点!」


光子(大げさにフーフーしながら)

「ラーメン屋に入ったら、もうドキドキ!『何食べようかな』で頭いっぱい。注文するときに、ウーロン茶って言おうとしたら…」


優子(小声で)

「『うーりょんぢゃ』て言っちゃったと〜!」


光子(振り返って)

「拓実くん、目が点で…思いっきり笑うとです!」


優子(大げさに)

「私も鍋食べよったら、恋人の拓実くんがやってきて、『なんでこのクソ暑か中で、そんなクソ熱いもん食べよると?』」


光子

「それに負けず、汗だくでラーメンすする!フーフー言いながら、麺と笑いが絡む絡む!」


優子

「鍋と笑いが絡む絡む!最終的には拓実くんも参戦!ふたりで汗も辛さも全部笑い飛ばすとです!」


二人そろって大きく手を広げる動作。


光子

「ラーメンももつ鍋も、博多の夏は笑いが止まらんばい!」


優子

「そして、笑いのあまり鼻水と汗とスープが…あら、大丈夫、ちゃんと笑いで流しちゃった〜!」


観客、大爆笑。拍手喝采。


光子

「今日も夏は熱く、笑いは倍増!皆さん、次はどんな笑いが飛び出すやろか〜?」


優子

「私たち、まだまだ止まらんとですよ〜!」


客席、再び大拍手。高座は笑いの嵐で終了。



高座が終わり、光子と優子が幕の裏でほっと息をついていると、観客席から見守っていた先生たちが楽屋にやってきた。


赤間先生にこにこしながら

「いや〜、光子、優子、今日もやったね!先生の腹筋、もう崩壊寸前やったばい!」


東郷先生(肩を叩きつつ)

「ほんと、あんたたちのネタで笑いすぎて、授業中に腹筋痛なるかと思ったわ!」


古賀純子先生(目を丸くして)

「いやいや、これはもう教育の一環として推奨したいくらい。笑いと学びの融合やね。」


別府温子先生(くすくす笑いながら)

「わたしも高座で見ながら、思わずメモ取ろうかと思ったもん。授業ネタに使えるかも〜。」


光子(得意げに胸を張り)

「先生方も笑ってくれて、嬉しか〜!」


優子(顔を赤らめながら)

「でも、鼻からビールやった話は…ちょっと恥ずかしかったとです。」


赤間先生(大笑いしつつ)

「いや、それがまた笑いのアクセントになっとったばい。全部、ネタとして完成しとったと。」


東郷先生

「これからも二人で笑いをどんどん広げて、先生たちの腹筋崩壊案件、増やしてくれんね?」


光子と優子、二人そろって

「もちろんです〜!任せて〜!」


こうして、先生たちも含めた楽屋の空気は笑いに包まれ、次の高座やネタの相談に花が咲くのであった。




落語研究会のステージを無事に終えた光子と優子は、笑顔のまま家に帰った。


「いや〜、今日も笑わせたった〜!」

「鼻からビールネタ、ウケたばい!」


家ではお父さんの優馬とお母さんの美鈴がにこにこ見守っている。


「ほんと、あんたたちのギャグ、毎日腹筋崩壊やね」と優馬。

「でも、楽しそうで何よりやわ」と美鈴。


その日の午後、ピンポーンとチャイムが鳴る。家庭訪問の時間だ。

光子と優子が「え〜、先生来ると?」と顔を見合わせる。


訪問してきたのは、中学の担任の高橋隆一先生(光子担当)と有田孝允先生(優子担当)。

「あら、こんにちは〜」と笑顔で入ってくる先生たち。


「いや〜、光子さん、優子さん、毎日学校での様子を聞いてますが、今日は家庭でも元気いっぱいですね」と高橋先生。

有田先生もにこにこしながら「笑いの絶えないお家で、私たちも安心しました」と続ける。


光子が胸を張って「今日もギャグいっぱいやったばい!」

優子も「鼻からビールや、真夏のもつ鍋ネタまでやったとよ〜」


先生たちは思わず大笑い。「いや〜、家庭でもネタ作りとは、才能ばい」と高橋先生。

有田先生も「光子さん、優子さん、学習とギャグの両立、素晴らしいですね」と感心する。


こうして、家庭訪問は笑いに包まれながら和やかに進み、先生たちも子どもたちの元気な様子を喜んで見届けていった。




家庭訪問の応対に、美鈴が切り出す。


「二人の学校での様子、先生方どうですか?やっぱり毎日元気にやっとりますか?」


高橋先生(光子担当):「はい、光子さんは授業中も積極的で、発表もよく手を挙げますね。もちろん、笑いのセンスも抜群で…毎日、こちらの腹筋が持つか心配です(笑)」


有田先生(優子担当):「優子さんも負けずに元気いっぱいです。数学の授業で問題を出すと、面白いボケを入れてくるので、教室が笑いに包まれます。ほんと、授業中に腹筋崩壊の危機です(笑)」


美鈴は目を細めて笑う。

「やっぱり〜。家でも毎日笑わせてくれるけど、学校でもそんな感じなんですね。うちは、双子ちゃんのサービス精神が止まらんとです(笑)」


光子と優子はニヤリと顔を見合わせる。

「うちらのサービスばい!」


二人はそのまま即興コントに突入。


光子:「先生、今日の数学、問題がチーズみたいに溶けよった〜!」

優子:「あんた、食べ物で例えるな!数字は溶けんとよ!」


美鈴もくすくす笑いながら、「ほら、これが日々の様子ですよ」と、先生たちに微笑む。


こうして、家庭訪問は笑いと和やかな雰囲気の中で進んでいった。




家庭訪問も終盤に差し掛かり、美鈴がふと話題を変える。


「そういえば、双子ちゃん、学校のこと以外にも忙しいと聞いとりますけど、最近の活動はどうですか?」


光子はにこりと笑って、ちゃっかりPRを開始。

「うちは、今度県民ホールでコンサートをやるとよ!みんな来て欲しかばい。もちろん、お笑いも演奏も盛りだくさんで!」


優子も勢いよく加わる。

「そうそう、夏の歌からクラシック、ポップスまで!お姉ちゃんの美香お姉ちゃんもトロンボーンで出るとよ〜!」


赤間先生も東郷先生も思わず笑顔に。

「ほう、それは楽しみですね〜。どんな演奏やギャグが飛び出すんでしょう(笑)」


光子:「だから、先生方もぜひ見に来て欲しかとです!」

優子:「そうばい、笑いと音楽のダブルサービス!」


美鈴もニヤリとしながら先生方に向かって言う。

「ほら、これがうちの双子ちゃんのPR力です(笑) 学校でも家庭でも手を抜かんとですよ」


こうして、家庭訪問は笑いに包まれつつも、しっかりと次の県民ホールコンサートの告知もできたのであった。




博多南小学校の一年生コンビ、「はなまるツインズ」の家庭訪問の日。




日曜日の午後、博多南小学校の一年生、八幡ひなたと枝光みずほの家庭に、担任の先生方が家庭訪問にやってきた。


まずはひなたの家。応対するのはひなたのお父さん。


「いや〜、今日はよろしくお願いします」

赤間先生がにこやかに挨拶すると、お父さんは少し緊張気味に返す。


「うちの子、学校でどげんなっとーか、教えてもらえますかね?」

「はい、ひなたちゃんはもう、毎日ギャグ全開で、クラスの皆を笑わせとります。時には先生も腹筋崩壊寸前で…本当に元気いっぱいです」

お父さんは目を丸くし、吹き出す。

「うちの子がそんな…毎日腹筋持っとるやろうかって、思いよったとですわ」


一方、みずほの家では、お母さんが対応。

「立石です。みずほちゃん、学校ではどんな感じですか?」

「はい、みずほちゃんも負けじと毎日笑いを巻き起こし、クラスのムードメーカーになっています。宿題もきちんとこなして、友達とも仲良くしています」

お母さんは微笑みながら、「そげなに元気で明るか子やったんか…うちも安心しました」と感心。


すると、二人ともふと顔を見合わせ、にやり。

「お父さん、お母さん、学校の話ばかり聞いとったら、私たちの秘密のコントもバレちゃうとよ〜」

「今度のコンサートにも来てくださいね〜」

即興ギャグでさらに笑いをとり、先生方もお父さん・お母さんもつい笑みがこぼれる。


こうして、はなまるツインズの家庭訪問は、笑いと和やかさに包まれながら無事終了。先生たちも、「一年間、腹筋崩壊案件は続きそうやな」と思わずつぶやいたのであった。




6月初めの土曜日・県民ホール ファイブピーチ★コンサート


昼過ぎ、県民ホールの大きな扉が開かれ、ファンたちの期待に包まれた空間に、明るい歓声が響く。ステージには、ファイブピーチ★のメンバー5人が揃い、光子と優子、小春と奏太、そして美香お姉ちゃんが、それぞれの楽器やマイクの前に立っている。


「さあ、今日は特別ゲストも来てくれています!」

MCの美香が呼びかけると、客席から歓声が上がる。


その声に応えて、はなまるツインズの八幡ひなたと枝光みずほがステージに登場。初めての大舞台に、少し緊張した面持ちだが、笑顔ははじける。


光子がステージ袖で囁く。

「ひなたちゃん、みずほちゃん、楽しもうね!」

優子もにこりと笑い、二人を励ます。


演奏が始まると、ファイブピーチ★の楽曲に合わせて、はなまるツインズもギャグネタや振り付けで参加。観客席からは笑いと拍手が絶えず、会場は熱気に包まれる。


途中、美香がトロンボーンでソロを披露し、双子ちゃんや小春、奏太も息の合った演奏で盛り上げる。ひなたとみずほも、フレッシュな魅力を存分に発揮し、ファイブピーチ★のメンバーと息を合わせてパフォーマンス。


コンサートの最後には、全員で手をつなぎ、観客に向かってお辞儀。ステージの明かりが落ちると、会場は大きな拍手と歓声に包まれ、特別ゲストのはなまるツインズも、晴れやかな笑顔でステージを後にした。


こうして、ファイブピーチ★と、これから舞台に立つはなまるツインズの絆が深まった、記念すべきコンサートの一日が幕を閉じたのであった。




コンサート後のステージ裏・ファイブピーチ★とはなまるツインズの謎かけ問答





ファイブピーチ★×はなまるツインズ コンサートラスト・観客参加謎かけコーナー


県民ホールの舞台は、ラストの演奏が終わり、ステージ上は明かりが落ち着いた雰囲気。光子がマイクを握る。


「みなさーん、今日は最後に、ちょっと遊びの時間ばい!謎かけ、やってみようかね!」


優子もにこやかに

「おーし、会場のみなさんも、一緒に考えてみてね!せーの、やるばい!」


小春が元気に手を振る。奏太も軽く頭を下げる。ひなたとみずほも、観客席に目を向けてにっこり。


光子が最初の謎かけ。

「『夏の花火とかけまして、ファイブピーチ★のステージと解きます』」


優子が続ける。

「その心は?」


光子、笑顔で答える。

「どちらも『ドキドキとワクワクがいっぱい』でしょう!」


観客席から笑いと拍手が沸き起こる。


次にひなたが挑戦。

「じゃあ、『アイスクリームとかけまして、双子の笑顔と解きます』」


みずほが問い返す。

「その心は?」


ひなた、にこやかに

「どちらも『見てるだけで幸せ』です!」


観客席から「おおー!」と歓声が上がる。


続けて優子。

「『夏祭りの金魚すくいとかけまして、みんなの応援と解きます』」


小春が考え込む。

「うーん、どげんな心やろ?」


優子

「どちらも『心が弾む』でしょう!」


最後に光子が締め。

「じゃあ、最後はみんなでいっしょに!『ファイブピーチ★とはなまるツインズとかけまして、今日のコンサートと解きます』」


会場も舞台上も一体となって、全員で答える。

「どちらも『笑いと感動がいっぱい』です!」


観客席からは拍手喝采、歓声と笑顔が溢れ、ステージは大成功で締めくくられた。






ファイブピーチ★のコンサート終了後、舞台のライトが落ち着いた頃、会場内にアナウンスが流れる。


「皆さま、ファイブピーチ★公式ファンクラブからのお知らせです! 本日の特別ゲスト、はなまるツインズのグッズが販売開始されます!」


観客席のファンたちは早速スマホを手に取り、オンラインショップを確認したり、物販ブースに目を向ける。


光子がにっこり手を振りながら、ステージから告知。

「缶バッジとクリアファイル、かわいかけん、ぜひゲットしてね!」


優子も続ける。

「学校やおうちでも、はなまるツインズと一緒に毎日を楽しく過ごしてばい!」


ひなたとみずほも舞台上でポーズを決め、観客に手を振る。


会場のグッズブースでは、缶バッジやクリアファイルがずらりと並び、ファンたちは笑顔で列を作る。


缶バッジは、二人の元気いっぱいのイラスト入りで、ひなたがピースサイン、みずほがウィンクするポーズ。背景はパステルカラーで、虹色のフチが付いており、机やカバンに付けると華やかに光るデザイン。


クリアファイルは、二人が元気に走り回る校庭のイラストが全面に描かれ、片面には「はなまるツインズ」のロゴ入り。教科書やプリントを入れると、中の文字が透けて見える仕様で、学校でも実用的。


「今日の記念にぜひ手に入れてね!」と光子。

「はなまるツインズと一緒に、毎日をもっと楽しく!」と優子。


グッズブースでは、缶バッジを指差して「これ、めっちゃ可愛い!」と声を上げる小春や、クリアファイルを手に「学校で使おうっと」と微笑む奏太の姿も。


こうして、コンサートと謎かけの余韻に包まれながら、はなまるツインズのグッズ販売も大盛況でスタートした。




グッズブースでは、ファンたちが列を作り、缶バッジやクリアファイルを手に取りながら歓声を上げる。


「これ、めっちゃ可愛い〜!」と女の子のファン。

「僕もクリアファイル全部そろえたい!」と男の子も嬉しそうに並ぶ。


その様子を見たひなたとみずほは、舞台袖から笑顔で登場。スタッフに促され、二人はサインペンを手にグッズの前へ。


ひなたが缶バッジに「ひなたより」とサインし、みずほはクリアファイルに「みずほより」と添える。

ファンたちは目を輝かせ、サインされたグッズを受け取ると、思わずハイタッチ。


光子と優子もステージ横から手を振り、

「わー、みんな喜んどるね! これで毎日もっと元気に過ごせるね〜!」

とコメント。


小春や奏太も「コンサートの思い出として、これ絶対欲しいな」と笑顔。


こうして、はなまるツインズのグッズはサイン入りでさらに特別感が増し、ファンの手元に届けられ、コンサートの余韻とともに大盛況で幕を閉じた。





ファイブピーチ★公式SNS


「6月初めの県民ホールコンサート、大盛況ありがとうございました!

はなまるツインズも特別ゲストとして登場、謎かけや爆笑ネタで会場は大盛り上がりでした

グッズも大好評!サイン入り缶バッジとクリアファイルはお早めにゲットしてね」


コメント例

•「今日のコンサート最高でした!はなまるツインズも可愛すぎて泣けた」

•「光子ちゃんと優子ちゃんの落語も面白すぎ!爆笑しました」

•「サイン入りグッズ、買えて幸せ!ありがとうございました!」



ファンクラブ公式SNS


「県民ホールでのコンサート、皆さまありがとうございました

はなまるツインズ初登場に会場大盛り上がり!缶バッジ&クリアファイルも完売必至です

今後の活動もお楽しみに!」


コメント例

•「双子ちゃんの謎かけ問答、予想外で笑いが止まらなかった」

•「次は絶対ライブ会場でグッズ買う!」

•「ファイブピーチ★+はなまるツインズの組み合わせ最高!」



美香の個人SNS


「今日は福岡でのコンサート、ファイブピーチ★&はなまるツインズで楽しい時間を過ごしまし

双子ちゃんの落語もすごく面白くて、私もステージ袖で爆笑

サイン入りグッズも可愛すぎてテンション上がった〜!」


コメント例

•「美香お姉ちゃん、ステージ裏で爆笑してるの見て私も笑った」

•「双子ちゃんの落語、最高でした!録画して永久保存します!」

•「福岡でのコンサート行きたかった〜次回も絶対行く!」



全体として、コンサートの笑いと感動がSNS上でも大きく広がり、ファイブピーチ★とはなまるツインズの人気がさらに加速した様子がうかがえる。












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