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nameless  作者:
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3.色欲

 アヴァリティアの屋敷へ借金返済に行った日から数日。

 相も変わらず街中では小競り合いが頻発し、私の治療所は大盛況である。来月の返済も余裕をもってできそうでありがたい。


 たまの贅沢にと買い求めたお高めのワインはまだ開けていない。というのも、ご馳走してやろうと思ったイーラがこの数日来なかったからだ。死んだという噂は入ってきていないので、恐らく忙しいか、私の元へ来るほどの怪我をするような襲撃に遭っていないのだろう。

 今日あたり来ないようなら一人で楽しもうと、二階の自室で今日の売り上げを計算しながら考える。つまみはチーズとドライフルーツがあったはずだが、ワインに合わせて少し奮発してしまおうか。


「随分と楽しそうじゃないか」

「ぴっ?!」


 背後からかかった声に思わず肩が跳ねて手の中の硬貨がテーブルに落ちた。


「そんなに驚くなんて……俺のことなどもう忘れてしまった?」


 酷いな、と甘やかな毒のような声が耳元で私を詰る。

 気配もなく背後から近づくなとか、治療所はともかく自室の鍵は閉めたはずだとか、色々と言いたいことはあるが言葉にならないほど驚いた。完全に気を抜いていた。たぶん鼻歌とか独り言とか言っていた。

 濃い血のにおいを纏ったイーラがテーブルに両手を着く。背後から覆いかぶさるようにしてテーブルと彼の腕の間に閉じ込められた形だ。椅子に座っていたのも敗因か。


「なぁジェーン、そんなに楽しそうにして……誰か来る予定でもあるのか?」


 ギシ、とイーラの手が置かれたテーブルが悲鳴を上げる。私も思わず声を上げたかったが、以前にも感じた冷たい殺気が喉を凍り付かせてひゅっ、と鳴っただけだった。


「話せない? それとも、答えたくないのか?」


 ひたり、と長い指先がテーブルから離れて私の首に絡みつく。まずい。本能的にこのままでは死ぬと思った。

 イーラがその気になれば、いや、ほんの少し力加減を間違えただけで私などあっさりと殺される。それを成すだけの超常的な力を持つ相手だと、私は彼と会う前から知っている。


 ほぼ無意識で私は頭を左右に振った。

 その途端、ふっ、と世界が変わったように空気が軽くなる。イーラの手がするりと首筋を撫でて肩に置かれ、軽く擦られた。自分が震えていたことにそこで気付く。


「寒いのか? 今日は良い赤ワインを持ってきたんだが、温めてやろうか?」


 猫撫で声が頭上から落ちてくる。


「……、ちょうどいいわ。あんたと飲もうと思って、白もあるの。飲み比べしましょ」


 深く息を吐いてから、何事もなかったように顔を上げてこちらを睥睨するイーラを睨みつけた。せっかくの良いワインをホットにしてしまうなんてもったいない。


「俺と? それは楽しみだ。あぁ、どうせなら食事も持ってくれば良かったな。うん、買ってくる」


 軽く目を見開いたイーラは、一度瞬きをする間に驚きを消し去り、代わりに目を細めた。

 そのまま身を起して出ていこうとする彼の手を掴んで止める。


「その前に、まずは治療!」


 相も変わらずこの男は常人なら痛みでまともに身動きできないような大怪我をこさえて来た。おざなりとはいえ止血をするようになった点だけは褒めてあげても良いかもしれない。



 結局、治療を終えたイーラは足取り軽く家を出て、宣言通り食材を買い込んできた。

 赤と白のワインに合わせたせいか、到底二人で食べきれる量ではない。というかこの金があれば今回の治療費も払えたのではないだろうか。

 いつものごとく前回治療代だけを支払った男は機嫌よく向かいに座ってワインの栓を開けている。


「……まぁいいか」

「どうした?」


 支払いについては一応きちんと支払われているわけだし、と考えない事にした私のつぶやきを、耳聡く拾ったイーラが首を傾げる。

 仕草は可愛いはずなのに、この男がやると直視が躊躇われるほど色気がある。ひとつひとつの仕草には品があるが、彼自身の持つ雰囲気のせいかやたらと色を感じてしまうのだ。

 なんでもない、と答えながらグラスを差し出せば、それ以上聞かれることなくワインが注がれた。


 深い色合いのワインは香りも豊潤でとてもおいしい。食事もよく合ってお酒が進んでしまう。二本のワインが空になるまで取り留めもない会話や軽口を交わしているうちに夜は更けていった。


 

 金貸しこと、強欲(アヴァリティア)の元へ毎月の返済に行くほか、私には他にも仕事上、定期的に往診で訪れる先がある。

 その一番のお得意様である奴隷商こと、色欲(ルクスリア)の店が今日の往診先だ。


 本名はもちろん、年齢、性別までも不詳の彼(彼女)は恐らく魔法によるものだとは思うが会うたびに骨格から姿が違っていて驚かされる。

 本人と判別するためにはどんな姿でも唯一変わらないマゼンタの瞳で判断するしかないのだが、とりあえず挨拶代わりにベッドへと誘う癖――というよりもはや習性があるので最近はそちらで判断している。


 ルクスリアの商品である奴隷はもちろん人であるから、体調を崩したり怪我をする事だってある。そういった()()達の定期メンテナンスが主な仕事だ。


「いつものメンテナンスの前にぃ、新品を直してほしぃなぁ♡」


 ルクスリアの語尾を伸ばした特有の話し方にももう慣れたが、最初は戸惑いを隠せなかった。その時は筋肉質で厳めしい巨体の男性姿だったのもある。ちなみに今日は私の胸元くらいまでの身長で長い髪をツインテールにした少女の姿をしているので口調との差がない。


「隷属前なの?」

「そぉなのぉ。昨日入荷したんだけどねン♡ ちょーっと傷みが激しくってぇ、今やると死んじゃうかもー? って☆」


 きゃは、と明るく笑っているが、言っている事はなかなかひどい。隷属魔法に耐えられないほど瀕死の状態という事に無意識に眉を寄せた。

 隷属魔法は魔法と言ってはいるが、実際には魔法ではない。細かな原理は知らないが、焼き鏝(これが紋章となる)を使って心臓の上に焼き印を付け、その火傷を魔法の付与された特殊なインクでなぞることで奴隷の精神や思考を縛るのだという。どちらかと言えば呪術に分類される技法である。

 考えただけで痛い。


 もちろん精神や思考を無理やり縛り付けるわけなので、肉体的な痛みだけでなく精神的な苦痛も伴うのだとか。抵抗するほどその苦痛は増していき、そのせいで廃人になってしまう奴隷もいるらしい。もちろんそうなればその奴隷の価値は下がる。

 さらに生き物なので当然病気やケガのリスクもあって、価値を高める上で健康管理は重要だ。予防のための食事による栄養管理や清潔に保つ衛生管理、私のような治癒師だけでなく、薬師による薬の処方も必要になる。しかし手をかけ金をかけても売れるとは限らない。

 動く金の大きい奴隷売買にアヴァリティアが手を出さないのはそのせいだろう。ルクスリアとの競合を避ける意図もあるのかもしれないが。


 ルクスリアの部下(調教師)に案内されたのは店の地下にある調教用の牢の奥、カビと鉄錆の臭いが充満した薄暗い通路から鉄格子の向こうを覗き込めば、鎖に繋がれたみすぼらしい姿の奴隷がいた。

 端切れのような服は元の色も分からないほど薄汚れ、傷だらけの手足はひょろりと不健康に細長い。やせ衰えて骨と皮だけのような顔を覆う髪と伸び切った髭はボサボサで脂ぎっていた。起き上がる力はないようで、身を起こそうとしてそのまま潰れてしまう。それでも皮脂と埃で汚れ固まった髪の隙間から、落窪んだ眼窩にハマった目がぎょろりと警戒と怯えを映してこちらを睨み付けていた。

 この状態で意識を保っていることに驚かされるほど、弱っている様子だった。


「水分と食事は?」

「与えてます」

「全然足りてない。とりあえず水だけでも飲ませて。

 あとすぐ治療するから清潔にしてあげて」


 ここまで衰弱した状態で、自己治癒力を高める通常の治癒魔法なんてかけたらそれこそ干からびて死んでしまう。

 手早く調教師に指示をしながらポーチから注射器を取り出し、自分の左腕から採血する。

 私の指示を受けた調教師が部下を呼んで牢の中へ入っていくのを見ながら準備を進めた。

 自己治癒力を使えない場合、代わりに治癒師本人の体力や治癒力を使って回復させるしかない。そのための媒介として自分の血が必要になる。


「綺麗にしたら治療室へ運んで」


 必要なだけの採血を済ませ、改めて奴隷の様子を観察して必要になる薬を脳内でリストアップしてから、一足先に治療室へ向かった。

 治療室にはルクスリアが契約している薬師から納品された薬の在庫が豊富にある。そこからリストアップしたものを必要なだけ取り出し、すり鉢へ入れて擂る。よく乾燥されていたおかげでさほど時間はかからなかったが、粉末を容器に移し替えたところで調教師たちが奴隷を運んできた。


 汚れでわかりにくかったが、元は淡い金髪と濃い肌色を持つ異国の民らしいと、まだ濡れたままの彼を見て気づいた。

 どういう経緯でこんなところまで流れ着いてルクスリアが買い取ったのか知らないが、少なくとも他の奴隷商よりはマシだろう。ルクスリア本人は色々とアレだが、商品は丁寧に扱う。

 やせ細った身体とぺたりと張り付く髪と髭がまるで濡れた猫みたいな彼に、擂り潰した薬と水を差しだす。


「まずはこれ飲んで。苦いから一気にね」


 思わずと言った風に受け取った彼は目を瞬かせて戸惑っているようだったが、構わず急かした。私と手元の薬との間を視線が彷徨い、最後に調教師へ向けられた。隷属前とはいえ奴隷らしい反応である。


「いま、この場では私の指示が絶対よ」


 調教師へ向けられた視線を私へ戻させるためにあえて硬い声で窘める。こんな状態では売れ残りそうなので、ルクスリアの元にいる限りは定期的に顔を合わせることになるだろう。今のうちから治療中の優先順位を明らかにしておく方がいい。

 治療室内、及び治療中は調教師はもちろん、ルクスリアであっても私の指示に従うことが定期往診の際の契約に含まれている。もちろん指示できる範囲は治療行為に限定されているが。


「言葉はわかるのよね? なら早く飲んで」

「は、い……、ぅっ……」


 言われるままに薬を一気に煽った直後、小さく呻きながらなんとか飲み込んだ彼は、きちんと命令に従ったと若干青ざめた顔で口を開けて見せた。苦いとは言ったけど、想像以上だったようで、目じりに涙が滲んでいる。


「ん、いい子ね。じゃあ横になって、これから肌に薬を塗るけど、なるべく動かないようにね」

「わ、かりました……」


 先ほど採血した私の血液に、特殊な魔法薬を混ぜた薬液を指でかき混ぜながら指示をする。仰向けになった彼の身体にとろりとした薬液で指先で文様を描いていくのだが、この時に私の魔力を流し続ける必要があり、なかなか集中力を要する作業だ。


 魔力と共に薬液が身体に浸透する際の痛痒感に患者が動いてしまうと、文様が崩れて効果が得られなくなることもある。隷属前の奴隷がどこまで我慢できるか不安だったが、どうやら彼は相当に我慢強い質らしく、歯を食いしばり時折ちいさく呻きや呼気を漏らすぐらいだった。


「ん、よし。よく我慢したわね。これから治癒魔法をかけるけど、私の生命力をこの文様を通じて送り込むことになるから、今度は違和感、熱、痛みを感じると思う。動いても良いけど、拒んだり私の手を払ったりはしないで」


 最初に説明をしておかないと、文様から入り込む私の生命力に拒否反応を示したり、酷く暴れられたりして失敗する危険性がある。普通の治癒魔法と違って手間がかかって面倒なうえ、疲れ果ててしまうのでなるべくやりたくないのだが仕方がない。

 なにせ特殊治療という事で通常の治癒の三倍の金額設定である。


 請求金額を思い浮かべて気合を入れ直し、描いた文様を辿るように治癒魔法をかけていく。ずるずると体内の魔力や体力が引き抜かれていく感覚に吐き気がこみ上げるけど途中で止められないので無理やり意識を逸らした。

 彼もうめき声をあげて身を捩るが、言いつけ通り拒む様子はない。

 滲んだ汗が目に入っても気にせず全身の文様を魔力で辿り終えた頃には私は立っているのもやっとな状態だった。ふらつく私を、部屋の隅で待機していた調教師が慌てて椅子に座らせてくれて深く息を吐く。疲労感と魔力不足でへろへろだが、処置は完了した。奴隷の彼は気を失ってはいるものの、自然と目覚める頃には体力も回復しているだろう。


「はぁぁぁ……疲れた……。あー、彼はこのまま寝かせて、起きたら食事をさせれば大丈夫よ」

「了解しました、ありがとうございます」

「他の人はちょっと休んでから診るから……」


 調教師にこの後について指示をしながらも身体から力が抜けて椅子の背もたれにぐったりと身を預けた。


「休憩用に部屋を用意してあります」

「……ルクスリアめ、最初からこのつもりだったな……」


 感謝の言葉より先に悪態が口をついて出てしまう程度にはしんどい治療だったので許されたい。



 結局、用意された部屋で一時間ほど仮眠と軽食をとって少しだけ回復したあと、当初の予定通り他の奴隷たちの健康診断と治療を終えれば外はすっかり日が暮れていた。

 最初に治療した異国の奴隷は私が帰る頃になっても目覚めなかったが、やせ細っている事を除けば状態は安定していたので問題はないだろう。もしも何かあれば家まで呼びに来てもらうことにして、私は帰宅の途に就いた。


 ――はずだった。


 気が付いたら見知らぬ廃屋の一室で手足を縛られ床に転がされていた。明らかに誘拐されている。

 言い訳をするのであれば、体力も魔力も限界まで消費して、気力だけで歩いている状態で背後から忍び寄る気配に気づけなかったし、襲われても抵抗する力が出ず、気付けば薬を嗅がされ意識を失い、今に至る。


 意識を失っていたのはそれほど長い時間ではなかったようで、疲れ果てた身体は重く、魔力不足で頭も鈍く痛むままだ。どうせなら体力魔力ともに回復するまで寝ていたかったが、そうもいかないらしい。

 埃っぽい部屋の扉の向こうから足音が聞こえ、すぐにその持ち主が部屋へ入ってきた。


「目が覚めたようだな」

「うーん、予想通り過ぎるし、また押し問答しなきゃいけないの面倒臭すぎるからもう一度寝ていいかしら」


 部屋に入ってきた男――予想通り、チハータの幹部・ロッシは私の返答に顔をしかめた。顔に出過ぎていてこんな奴が幹部という組織が心配になる。


「自分の状況わかってねェのか、テメェ!」

「私を金儲けの道具にしたい悪い人に誘拐監禁されて、これから脅迫や暴行を加えられるってところかしら。

 ちなみに言っておくと、治癒師の治癒魔法は自分に使えないから、暴行の加減を間違えるとせっかく拉致した私は死ぬわよ」


 ロッシはどうも私が怯えたり助けを求める普通の女だと思っているようだが、この街で生きていればこの程度の危機はすでに何度か経験済みである。

 慣れているわけではないが、怯えたところで相手を喜ばせるだけだといい加減学んでいるし、相手が私を殺せないのだから多少の暴力は我慢してやり過ごせばいい。

 やるならさっさとやれ、とばかりに無抵抗に床に転がり目を閉じた。王都の女性相手では見たこともない反応だったのか、狼狽えるロッシを見ていたら笑い出してしまいそうなのだ。さすがにそれは煽りすぎだろう。


 我慢すればいいと割り切ってはいるが、できる事なら痛い思いなどしたくはない。治癒師が自分に治癒魔法をかけられないのは事実なので、私は自分の怪我を治せないのだ。


「く、くそ……! 舐めやがって……ッ!」


 思いがけない反応に狼狽えはしても、王都の裏社会では名の知れた組織の幹部、と自分で言っていただけあって暴力を振るう事に対して躊躇いはないらしい。

 ロッシの汚れが目立つ革靴のつま先が私の腹にめり込んだ。

 体勢的にそう来るだろうと思って備えてはいたが、息が詰まる。

 心構えだけではどうしようもない力の差だ。


「舐めやがって……っ、舐めやがって舐めやがってこのクソアマァァ……ッ!!」


 ロッシのしつこい勧誘に対し、散々煽りコケにしてきたのは私だ。こうなる可能性もわかったうえでやっていたのだから後悔などない。

 思い出した怒りで顔を真っ赤にしたロッシの足が幾度となく身体に振り下ろされる。


 後悔はないが痛いものは痛いし、魔力が尽きているいま、身体を小さく丸めて拘束された腕で頭を守りながら痛みに耐えるしかできないのは少し情けないが。

 靴底が私の身体を踏みつけるたび、噛み締めた唇から呻き声が零れ出る。

 それに気を良くしたのか、それともそういう性癖でも持っているのか、ロッシは悦に入ったように声を裏返らせながらいかに私が愚かであるかを叫ぶ。

 これが性癖だとしたらドン引きの最低野郎だな、と思ったけれどそうじゃなくても割と初めから最低野郎だったと思い直した。


 余裕ぶってはいるが、たぶん腕の骨と肋骨の何本かはひびが入っている。()()()()()()()()()()()()だが、肋骨が折れて肺に刺さってしまうのは避けたいところなので()()()()()()()

 などと思いながらきつく目をつぶったら、痛みで生理的に滲んだ涙が零れ落ちた。


 ――突如、破裂音にも似た、大きな音が響き渡る。


 音とともに廃屋を揺らした衝撃は、まるで家に大砲でも撃ち込まれたようだった。そんな経験はさすがにないが。


 驚いたロッシの動きが止まる。

 詰めていた息を吐きながら目を開ければ、先ほどロッシが入ってきた部屋の扉が周囲の壁ごと吹き飛んでいた。音の正体はこれらしい。


 扉をぶち抜いたよく磨かれた黒い革靴が下ろされる。

 そのまま長い脚を優雅に動かしながら室内に入って来る()()は、暴力の化身と称する他になかった。

閲覧・評価などありがとうございます。

励みにさせていただいています。

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