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スポットライト  作者: タカヤ マサト
第2章: 山梨 豊 編
9/10

第9話 偽りの友達



友達作りを計画した俺は

まず初めに家に呼ぶ事にした。


※何回も言うが、俺は金持ちだ。


家にはカラオケ、体育館、

庭にはプールと外国では当たり前だが

日本ではまず珍しい事だ。


その知識を持ってる事で

家を拠点に友達作りを始める。



学校が終わるとクラスの皆に呼びかける。


「家にプールあるから遊びにこない? 」


そう皆に話かける事で

皆は好奇心で来る事を豊はわかっていた。


そして、皆を引き連れて家に向かう。



「スゲェー!! 家も凄いけどプールはやべぇーよ!!」


「・・・・ユ タ カ ク ン 凄いね!! 」



「だろう!? 皆で楽しむべ〜!! 」



数時間経つと飽きる人、帰る人が増えていく。


「楽しかったわ! またな〜!」


「俺も楽しかったよ〜! またな〜! 」



「…………はぁー」


深く長いため息を吐く。


「本当は、なんか言い合ったり、お互いの趣味を話したり、喫茶店でくつろいだり、出かけたりしたいんだ! 」



友達と一緒に居るのは楽しかったが

本当の友達ではないため、いつも心は独りだった。


・・・・心の中ではいつもそう思っていた。



学校が終わると毎日の様に

偽りの友達が家に遊びに来る様になった。





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