第3話 新しい生活
家族が亡くなってから何もしたくなくなった私は
アルバイトを辞めいつしか引きこもる様になっていった。
そんなこんなで1週間が経った頃、チャイムがなった。
最初は、居留守を使っていたが、それが毎日続きでてみると
あの事件を担当していた警察官だった。
警察官「おい、飯食いに行くぞ!」
何も言わずに、ご飯に誘われてびっくりしたと同時にお腹の音が鳴った。
きっと心をとざしていたから今までお腹も空かなかったんだろう。
レストランに着きその警察官がいっぱい注文し始めた。
びっくりしたがお腹が空いていたので嬉しかった。
注文して届いた物を二人で無我夢中で食べた。
何か気が許せる相手だった。
次の日も車で迎えに来て警察官の家に行く事になった。
家に着くとぼんやりだが着た事がある様に感じた。
表札には「宮川」と書いてあった。家に入ると宮川さんの奥さんがいた。
「宮川奥さん」 あらいらっしゃい‼︎カナ随分大きくなったねえ〜
「私」 えーと何処かで⁉︎
「宮川奥さん」 覚えてないか‼︎幼い頃に良く遊びに来てたんだよ
バーベキューいったり。海いったり。
家族ぐるみで仲が良かった事を思い出し始める・・・
それからと言うもの、宮川さんの家にいる事が多くなった。