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フロアボス





あれから、ついに10 層まで俺達はきていた。

下の層に降りれば降りる程、硬くなっていくスケルトンにうんざりしながら、何とか10層までたどり着くことができた。


その分経験値もなかなかおいしく、俺もフクシアもそれなりにレベルアップすることができた。



名前ブラッド

レベル136

HP1246+311

MP∞

攻撃952+95

防御968+387

魔防962

魔攻1023+204

スキル

【格闘】レベル6

【剣術】レベル7

【回避】レベル7

【攻撃強化】レベル2

【耐久強化】レベル8

【生命力強化】レベル5

【魔攻強化】レベル4

【無詠唱】レベル7

【全属性魔法】レベル10

【衝撃耐性】レベル2

【火耐性】レベル3

固有スキル

【不死】

【不老】

【死神の魔眼】

【再生】

呪い

【マネーロスト】




名前フクシア

レベル93

HP921+322

MP253

攻撃837+292

防御846+253

魔防812+162

魔攻314

スキル

【剣術】レベル8

【回避】レベル7

【攻撃強化】レベル7

【生命力強化】レベル5

【耐久強化】レベル6

【魔防強化】レベル4

【HP回復速度上昇】レベル4

【腕力増加】レベル6

【脚力強化】レベル4

【敏捷強化】レベル4

【威圧】レベル3

【先読み】レベル3

【衝撃耐性】レベル4

固有スキル

【不老】

加護

【ブラットの加護】



フクシアは、もう立派な戦士としてできあがっていた。

剣術なんてもう俺をこえたんだぜ。

今、フクシアと剣のみで勝負したら負けちゃうかもしれない。


地上で買ったこのダンジョンのマップにようと10層には、スケルトンナイトというフロアボスがいるそうだ。

Eランクダンジョンのゴーレムのように簡単には倒せないだろうが、フクシアも強くなったし負けることはまずないだろう。


その後順調に進んでいき、11層につながる通路を見つけることができた。

その通路の前には大剣をもった、今までのスケルトンよりひとまわり大きいスケルトンナイトが立っている。

いかにも、ここを通りたければ俺を倒していけって雰囲気を出してる。


「……フクシア、一人でやれそうか?」


「……多分、大丈夫。」


俺が魔法を使うと一発で倒しちゃうだろうから、今回はフクシアに任せることにした。

また魔石まで消滅させちゃったらもったいないし、フクシアにも経験値を稼いで貰いたいしね。


「……行ってくる。」


そう言い残してフクシアはスケルトンナイトと距離を詰める。

スキルの脚力強化で強化されたフクシアは、一瞬でスケルトンナイトに接近した。

上段から普通の人間では視認できないほどの速度で、ミスリルの剣を降り下ろす。


スケルトンナイトはなんとか、大剣でガードすることに成功したようだかなかなか攻撃に出られず、防戦一方といった感じだ。

フクシアというと攻めて攻めて、攻めまくっている。

とても楽しそうに剣を振るっている。


フクシアは普段は見せないような笑みを浮かべながら、剣を降り続ける。

少し前までは、ゴブリンと戦ったこともない少女だったんだけどなぁ。


徐々にスケルトンナイトはフクシアの動きについていけなくなり、少しづつ体を壊されていく。

そしてついに限界を向かえ、スケルトンナイトの体はバラバラに砕け散った。

フクシアがスケルトンナイトの魔石をもってこちらに駆け寄ってくる。


「……ブラット、どうだった?」


褒めて褒めてって感じの雰囲気で、そう聞いてきた。


「圧勝だったな、凄かったぞ。

フクシアも強くなったな。」


本当に強くなったものである。

なんせ10層のとはいえ、Cランクダンジョンのフロアボスに単独で完勝したのだから。


「……ありがと。」


満面の笑みでフクシアはそういった。


「さて、11層に行くとするかっ。」


11層はどんな感じになっているのかな。

フロアボスの後の層だし、なにか大きく変わっているかもしれない。

そんなことを考えながら下へと降りていった。


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