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第4話 禁忌の怒り

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 ツカ………ツカ………


(ん?入り口の方から足音が聞こえてくるぞ?………何か面倒な事が起きそうな気が………)


 クラはそう思い、入り口の方を向く。


「ほ、ほ、ほ………やっぱりそやつじゃあ無理だったか、仕方ないのう………」


 入り口からは威圧を発しながら老人が会場に入ってきた。


(何だ?このじいさんは?まぁ………どう見ても、おっさんより遥かに強いな)


 すると、受付嬢が急いで入り口から入ってくる。


「もう!ギルドマスター!いきなり会場でラッソルさんがぼろ負けしてる………………て!?ラッソルさん!?」


 受付嬢は倒れているおっさん(ラッソル)に近くずく。


「ほれ、ワシが言った通りじゃろ?あやつはラッソル程度では話にならんと」

「でも………ラッソルさんはAランクですよ!?」

(うーん、完璧に置いてきぼりにされてるな、これはギルマスと戦いになりそうだから逃げるか………目立つの嫌だし)

「あ!試験が終わったのでAランクって事で帰らせてもらいます!」

(さっさと逃げるが勝ちだな)

「まて、ワシが直々に相手してやるからまだおれ」

「お断りします、Aランクに成れれば十分ですので」

「なら、ワシと戦かわなかったら試験そのものを無効にするぞ?」

(めんどくさいじいさんだな、じゃあ、アイツ呼ぶか………)

「召喚した奴が相手でも良いか?負けたら俺の負けって事で」

「ぬぅ………まぁ戦えれば良いと思っとるし、それでもいいじゃろ」

(とんだ戦闘狂だな………まぁ、この程度の実力ならアイツには勝てんだろ)

「じゃあ呼ぶぞ………我が名の元に現れろ!【ゴブリン】!」


 クラの目の前に紫に光り輝く魔方陣が現れる。


「へ?ゴブリンじゃと?お主舐めとるんか?」

「まぁまぁ、戦ってからのお楽しみだ」


 すると、魔方陣からお馴染みの緑色の体じゃなく、緑色の髪をした少年が現れた。


「どこをどう見たらゴブリンになるんじゃ!」

「元はゴブリンだから、ゴブリンなんだよ!」


 そうクラが言うとゴブリンが一あくびしてから喋り始める。


「ふわぁーー………ん?ボス、なにようで?お昼寝の真っ最中だったのに………」

(全く………こいつはいつも昼寝しかしてないな………)

「今日は目の前のじいさんが相手だ、間違っても殺すなよ?じゃあ、場所でも変えるか………【転移】!」


 周りの景色瞬時に会場から草原へと変わる。


「おおおお!これは転移魔法!古代魔法の一種の筈じゃが………ますますお主と戦いたいのう………それにワシをただのじいさんと一緒にするなよ?小わっぱが!」


 じいさんの周りから大量の魔力が渦巻き始める。


「ボス?もうはじめていいんですか?」

「ああ………だが、じいさんが攻撃してきてからだ」

「了解です!」

「まずは様子見ということか………ならば最初から最大魔法を食らわせてやるぞ!くらえ!【星落とし】!」


 辺りが暗くなり、遥か上空に隕石ではなく、星がこちらに向かってきていたのであった、


(このじいさん!星ごと俺達を潰すきか!?アホか!?この惑星がぶっ壊れるぞ!?、まぁ………で?って話なんだが)

「ゴブ、やっていいぞ」

「了解ですボス!」


 クラのゴブリンは背中に付けてある真っ黒な槍を手に持つとそれを遥か上空の星に向かって投げる。


「オリャアアアア!!」


 槍は星に当たると、槍の形からぐねぐねと形を変えて星を包み初めて、やがて包み終わると収縮し初めて、やがて一メートル程の球体状になったら、また形を槍へと戻っていく、すると槍に完全に戻ったらゴブリンの手に舞い戻っていく。


「な!?………なんじゃ!?その槍は!?生きておるのか!?」

(そうなるよなー、まぁ説明してもどうせわからんだろうし)

「この槍にはある物と融合してある槍だ、それ以上は教えられん」

「く!?お主は恐ろしい奴じゃな、元はといえ、召喚され、勇者であったこのワシの魔法を簡単に破るとは………お主は何者じゃ?」

(てか、勇者かよ!通りで人間にしちゃあ強い訳だ。それにしても、うーん………どうするか、まぁ言っても良いけど、この世界を破壊しないといけなくなるからな………)

「聞きたいのか?この世界がどうなっても良いと言うなら、教えても良いぞ」

(さぁ………どうするかな?)

「ぬ………それなら止めとくかの、嫌な予感しかしないしの………ざんねんじゃ、それと………ワシが元の世界に帰る方法を知らんかの?長年探しても全く見つからんし………転移魔法は今は全く文献に載っておらんし、お主は転移魔法を使っておったから帰り方をしらんかの?」

(それなら別に良いか………)

「知っているぞ、何なら帰してやっても良いぞ」

「ほんとか!?マジか!?」

「キャラ変わってんぞ!?」

「おっと………すまんこれが素だ、気が付けば爺いになっていたので、じいさんぽく振る舞っていたんだ、それより!ほんっっっっっとうに!帰れるのか!?地球に!」

(じいさんの見た目でその言動はシュールだな。それと………やっぱり地球か、最近、シルが言うには『地球から色々と人が召喚されている』と、言っていたな、俺の転移は気分で転移しているから基本ランダムでしているが、初めて地球出身の勇者に会ったな。地球で生活していた事で少し地球に関しては気になっているので、色々と変な事をされると苛立ってくるな………クソ!あーイライラしてきた!)

「あっやべぇ、ボスがイライラしてきてる、んじゃさっさと逃げる!」


ゴブリンはこっそり帰っていった。


「おい!お前は何て名前なんだ?」

「ん?わし………おっと、俺の名前か?俺は大蔵たいぞう 庄平しょうへいだ、あんたは?もしかして地球人?」

「俺はクラ・ソウルだ、名前の通りで地球人ではない、少し暮らしていただけだ、これ以上は言わん、あと帰すときにこっちに来た時の年齢に戻してやるよ、時間もな、記憶はあるから安心しろ、じゃあ、送るぞ」

「え!?ちょ、ちょっとまて!時間も!?お前もしかして………か………」


 ヒュン


(行ったか………さて………くっっっっっっっそが!?好き勝手に召喚しやがって!おい!シル!聞こえてるだろ!返事しろ!)

『ど、どうしたの?そんなに怒って?』

(召喚とかに手を貸した奴は誰だ!?)

『それは、自称で神って言っている、下級の神の事?』

(下級の神の癖に堂々と神だと!?イライラさせやがって、もういいやこの世界も召喚などをする、糞な世界って事はよーく分かった………んじゃあ消えろ………この世から消え去れ!)

『ちょっと!力出しす………ぎ………』


 シルとの連絡が切れると同時に、クラから破滅の闇があふれ出てくる、それはこの世界を包みながら消滅させ、近くの数種類の世界も消滅させるのであった。

お読み頂きありがとうございました!

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